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『異次元・異世界へ行った話 – 2』全10回|異世界系の本当にあった怖い話

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『異次元・異世界へ行った話 - 2』全10回|異世界系の本当にあった怖い話 オカルト
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異次元・異世界へ行った話 – 2

 

 

小学生のころ、クラスメイトの2人の男の子が急に騒ぎ出して
席の離れている二人が顔を見合わせて

「今どこいってた!?」
「お前、一緒に校庭いたよな!?」って。

今は国語の授業中なのに。
んで、先生とみんなで話をきくと

へんなおじさんといっしょに校庭を2周させられてたんだって。

先生は二人して変な夢でもみたんじゃないかっていってたけど
二人はそんなんじゃない!!って凄く否定してた。

 

□ □ □

 

中学の時だった

親戚の姉ちゃんの結婚式に家族で北海道に行った。
挙式も無事終わり、後はのんびり旅行がてら「洞爺湖」ってとこに行った。
湖の真ん中に島がぽっかりあるんだけど、直ぐ近くのペンションに泊まった晩の事。

風呂はせっかくだからってんで近くの対岸の観光ホテルで入った帰り道、俺だけ自販機でジュース買おうとしたんだ。
100円玉落して転がる先を追いかけてったら、何かさっきまでと気配が違う感じがした。
見上げるとさっきの自販機がすぐ近くにある。ジュースを買いそのまま開けて家族を探すと辺りに全く人が居ない。

ええ?!って感じで探し回ったけど人の気配そのものが無い。
半泣きになって探してたら後ろの方(湖)で声がした。

「ぼうず、ここは来ちゃダメなんだよ」

おっさん立ってた。すっげー安心するのよ。その声が。
もう俺「わ~~~」って、そのおっさんに駆け寄った。助けてぇ!みたいな感じで。
頭撫でられた感じがして瞬きしたら、いきなり自販機の前の路地にいた。
勿論ちゃんと家族や他の人間もいるこっちの自販機のそばに。

アレなんだったろ・・・

 

□ □ □

 

杣人に聞いた話。
通い慣れた山で何故か道に迷ってしまい徘徊していると、前方に小さな人影が見えた。
おぉい!と声を掛けたが聞こえた様子はなく、人影はずんずんと先へ進んで行く。
付いて行けば知った道に出られるかもしれない、と考えて後を追った。
小一時間程歩いたが、風景は異様さを増してゆくばかりだった。
尾根はぐんぐんと遠く、谷は恐ろしく深く、周囲には見た事も無い巨木が立ち並ぶ。
ふと妙な考えが浮かんだ。体が縮んでいるのではないか?
改めて頭上を見上げると、巨大な笹の葉が空を覆い隠すように揺れていた。
ピリリリリリ!突然ポケットの携帯電話が鳴った。取り出す間もなく耳元で声がした。
「お前、そんなところで何やってんだ?!」聞き間違えようの無い父の声。
次の瞬間、いつも通っている山道に立ち尽くしている自分に気が付いた。
携帯の着信履歴には、昨年他界した父の家の電話番号が残されていた。

※杣人(そまびと)・杣夫(そまふ)とも。 近世から近代にかけては、林業従事者一般を指して単に「杣」と称するようになった。

 

□ □ □

 

あれは2年前の今頃の出来ごとだった
バイク便のバイトをしてた私は荷物を予定より早く配達したので
公園で休憩することにした
缶コーヒーを飲み、煙草を吹かしながら携帯で2CHをみていた
向かいのベンチにはホームレスの男性が1人座っており
滑り台の横には犬を連れたオバサンがいた

2CHに熱中してた私がフト顔を上げると向かいに座ってたホームレスがいない
犬を連れたオバサンもいない
今まで聞こえていた蝉の声が聞こえない
公園の中だけではなく、周囲にも人影が見当たらない
車が走る音さえ聞こえない、まるで無音の世界
気味が悪くてバイクに戻ろうとすると、公衆トイレの中から1人の中年男性が出てきた
男性は私の顔を見ると「あっ」と驚きの声を上げてトイレの中に戻ってしまった
その瞬間、ミーンという蝉の声がいかなり甦ってきた
ベンチを見るとホームレスが座っている
犬を連れたオバサンが公園の出口から外へ出ていくのが見えた
私は走ってトイレまでいって中を覗いてみた
そこには誰もいなかった

トイレおじさんの顔と服装を何故か今でも
思い出す事が出来ないのである
不思議な夏の日だった

 

□ □ □

 

小学校の時、昼休みの校庭で、10秒ほど周囲が1/10秒シャッタで写真を撮ったように止まったことがあった。
パニクリながらも「あっ,止まってる」っという思考を頭の中でなんとか搾り出した頃、
再びズンと周りが動き始めた。
止まっただけなら良かったが、その前後で友人関係が変化していたからあの時は参った。
今でもあれは単なる妄想だったんだと言い聞かせている。

単に止まったと言うのは少し語弊があったかも。
止まっている映像が見える以外、一切の感覚器官からの入力は無かった。
(体が固まったとか動かないなどということなど感じ取る能力は喪失していた)
自身も含め、慣性の法則を無視して静止。
動きが戻るときも同様に体は何の違和感も無く、バランスを崩すことも無く、
事が起こる前と同様に走り続けていた。
友人関係に関しては、顕著なところでは
仲の良かった仲間3人組みが解体しており、各々友達以前の
只のクラスメートに、また一番いがみ合っていたやつは違和感無く
普通にしゃべりかけてくる、ちょっと仲のいいやつになってた。

 

□ □ □

 

幼稚園の頃だった。
あの日は運動会だった、周りには見物しに来た保護者がたくさん居たのを覚えてる。
かけっこで、スタートを意味する音が鳴った。
俺は全力で走った、今とは違いその頃はかけっこでいつも一番だった。

半分くらい走った時だった。突然視界が、目を瞑った時のような光景へと変わった。
え?って思った。速度は落としたけどちゃんと地面を蹴り続けている。
目の前を何かが遮っているのかと思ったけど、手で触って確認しようとはしなかった。
感覚的に、目の前の光景が変わっただけで目に何かが張り付いてるとは思わなかったからだと思う。
周りからは、「おおおーーー!」みたいな驚きの声があがった。
たぶん自分の事だろうと思ったけど無視した。
急に視界が開けたかと思うと、目の前にはゴールがあった。

目を何かが塞いでいたのか、それとも本当に別の空間に移動したのかよく分からない。
ただ、目を塞がれた状態でその先にあったカーブなんかを見事に走る事は無理だと思う。
目が見えなくなった時の自分がどういう状態であったか、言われなかったしなぜか聞きもしなかった・・・
いろいろ疑問が残る事件でした、おしまい。。

 

□ □ □

 

夕暮れ近く(時期は忘れました)、友達の家から帰る時に道路を渡ろうとした時の話。
ウチの近所はまぁ普通の住宅街。所々空き地があり田んぼがありみたいな風情。
反対側の歩道でおばあちゃんが手を振っており(この時も現在もおばあちゃんは存命です)
反対側の歩道に渡ろうとした瞬間
車がクラクション鳴らして走ってきたかと思うと同時に
左右両方からたくさんのバイクや自転車も同時に一気に走ってきて
さらに歩道にはたくさんの歩く人々。中には雨も降ってないのに傘さしてる人とかいるし。
その後はよく覚えていないが、気がついたら反対側の歩道に渡っていた。
すぐさま振り返ったけどそこには、走り去る車はおろか
あれだけたくさんいたバイクも自転車も歩行者もいなかった。
不思議がる私を特に気にすることも無く
おばあちゃんは私の手を引いてウチへ帰りました。

 

□ □ □

 

朝起きたら、八時半くらい。
うお、やべえ、遅刻じゃんよと慌てて支度して出勤。
妙に道がガラガラ。
まあ、普段から人通り少ないし。

でも、会社に着いてもガラガラ。
え、休み? でもドアあいてるよ?
オフィスもやっぱり無人。
何これ、と思って携帯で同僚に電話。
「うぉい、○○だけど」
「おー、おせえな、珍しい。早くこいや」
目の前には無人のオフィス。
「今、、、どこよ」
「は? 机の前に決まってんだろ。朝礼はじまるぞ」
「・・・。 悪い、今日休む。伝えといて」

すごく心臓がバクバクいっていて、なんだこれなんだこれと
ガクブルしつつビルを出ると、なんか雰囲気が
戻ってて、おばちゃんだの子供だのがそこらにいる。
なんとなくもう大丈夫だ、と思ったが結局その日は帰宅。
翌日はいつもどおりでした。

どこがトリガーだったんだろ?

 

□ □ □

 

20年以上も昔の、小学生の時の出来事
俺の実家の近くは、田舎ということもあり、だだっぴろい野原とか裏山みたいなのが普通にある。
いつも友達とドッヂボールしたり鬼ごっこしたりして遊んでた。

夏休みのある日、虫を捕まえようということになり、
自然と誰が一番大きな虫を捕まえることができるかという流れに。
俺も必死で探して、結構でかいバッタ(だったと思う)発見。
やっとのことで捕まえ、自慢してやろうと辺りを見るが友達がだれもいない。

みんな帰ったのかと思い、俺も帰ろうと歩きはじめたときに気づいた。
やけに寒いんだ。良く見ると周りも冬の風景で、捕まえたはずのバッタはいつのまにかいない。
家に帰ろうとするが、同じ所を堂々巡りしている感じだし人にも逢わない。

そうするうちに雨(雪ではなかった)が降り始めて当然ずぶぬれ。
もう、怖くて怖くてパニック状態だったところ、さっきいなくなったバッタ発見。
その時、後ろから「大きいバッタやなー」との声がするので振り返ると友達がいた。
辺りも、普通の夏の風景にもどっている。俺は安堵感で大泣きしてしまった。

家に帰ったら、親父にずぶぬれになっている事をつっこまれ
「服脱いで泳げよな」と言われたが、なぜか嬉しかった。

その後、同じ場所で何度も遊んだがおかしなことは何もなかった。
ただ、知らない子がずぶぬれになっているのは一度だけ見たことがある。
なんだか恐ろしくて声はかけられなかったけれども。

 

□ □ □

 

高校3年の時。
友達と埼玉の大宮駅近くのゲーセンで遊んでいた時です。
結構人が居る所なんですがゲームオーバーになったので席を立つと誰も居なかった。
店員も友達も他の人も。外を見ると誰も歩いてない。音も聞こえない。
後ずさりして、椅子にぶつかった拍子によろけて手をゲームの画面に手をついた瞬間
いつもと変わらない風景に戻りました。

その5年後の社会人になった時。
勤務地は千葉の海浜幕張って所なんだけど、夜10時ちょっと前に会社出て
駅に歩いていると、また同じ現象に遭った。
もともと人も車もたいして居ないんだけど、気付いたら誰も居ない。音も。
歩道の真中で振り返ったり周りを見渡していたら、後ろからクラクションが聞こえて
目を向けるといつもの風景に戻ってた。
凄く不思議な体験。

 

□ □ □

 

母が幼い頃、ある団地に住んでいた時の話。
1番上の姉(伯母)と母が外で遊ぼうと階段を降りていくと、一階の団地の入口に見知らぬオバサンがいた。
その団地には、郵便受けが並ぶ壁の向かい側に共用の手洗い場があり、
オバサンはそこで水を流してなにやら作業をしていた。

しかしなんだか様子がおかしい。
そのオバサンが異様に小汚く、紺色のモンペを履いていたらしい(当時既にモンペを履く人などいない)
母が挨拶をしても返事もせず、母達を見ようともしない。

母達は不審に思いながらも、オバサンの後ろをすりぬけ外へ出ようとすると
「もどれ」
オバサンが無愛想に言ったらしい。
そこで母がもう一つの異変に気付いた。
その頃はまだどの家も、玄関のドアを開けっ放しにしていた時代。
階段を降りてくる時も、開いたドアから物音や子供の声が聞こえていたのに、その時は何の物音も聞こえなかったらしい。
母達が立ちすくんでいると、
「もどれ!!!!」
凄い声で怒鳴ったそうだ。
恐ろしくなった二人は手を繋いで4階の自宅まで駆け上がったが、やはりさっきまで開いていたドアが
どこも閉まっていたらしい。

二人は無事に家に帰り、家にはなんの異変もなかったらしいが、あまりに不思議で恐ろしかったせいか、
伯母と母は大人になるまで一度もその話を口にしなかったそうだ。

なんだか文章にするとたいした事ないけど、子供の頃にこの話を聞かされてとても恐かった。
母は、異次元(母はそう言う)に行ったらとにかく元にいた場所に帰りなさい、と幼い自分によく言っていた。

こわいよカーチャン(´;ω;`)

 

□ □ □

 

4日前だけど、夜11時頃から自室で読書してて、気付いたら頭の中が(上手く言葉で表せないが)
モヤモヤしていて本の内容が入ってこなくなっていた。
本当にいつの間にかそんな状態になってた上に、今までそんな感覚に襲われたことが無かったから、気持ち悪くなって電気消して寝た。
で、気付いたら自分が以前通っていた中学のグラウンドの隅に立ってた。空は曇ってて他には誰も居なかった。
しかも何故か自分の中で「ああ、これは夢なんだ」ってとっさに理解した。
ちなみに夢の中で「これは夢だ」と自覚したのも初めて。
しばらく立ちすくんで校舎を見たんだけど、誰も居る気配が無いんだよね。

流石にちょっと薄気味悪くなってきたんだけど、丁度その時に2階らへんの窓から人が身を乗り出してきて、
俺に向かって「おーい!」って叫んだんだ。
自分の立ってる位置から校舎までが遠かったからよくは見えなかったけど、声はちょっと年食った男性の声だった。
で、俺も手を振って応じたんだけど、向こうはずっとこっちに向かって叫び続けてるんだよね。
埒があかないと思って校舎の所に駆け寄ろうとしたら、その時に後ろから押されるような感じ
(人に押されたとかじゃなく、後ろから強風が吹いて来た感覚)になって、気付いたら自分の部屋だった。

時計を見たら11時20分くらいで、しかも消したと思っていた電気が付いていた。
それに家族に聞いても誰も部屋に入っていないと言う。

つまらない話だけど、俺が人生で初めて味わった奇妙な体験だったから書いてみた。
夢にしてはかなり鮮明だったし、たった十数分でこんな夢(?)を観るなんて漫画みたいなことが本当にあるんだなと感じてしまったよ。

 

□ □ □

 

私は生まれつき臓器に異常があり、何度も手術をしました。
一昨年、15歳のときに臓器提供者が現れるまで、ほとんどを病院ですごしました。
ドナーとなってくれた方とご遺族には、感謝してもしきれません。

七歳の時の話。見舞いに来た姉と兄が、運動会の話をしてくれました。
二人とも、一等を取ったらしくて、うれしそうに話してくれましたが、私は小学校の運動会に出たことがありません。
思いっきり走ることもできません。待ちに待った一年生、ランドセルを背負って学校に通えたのは、ほんの1ヶ月。
でも、兄が「元気になったら一緒に二人三脚出ようね。来年兄ちゃん中学生になるけど、保護者で出るから」と言ってくれた。
それで少しは和らいでたと思う。
消灯時間が過ぎても眠れない。身体についてる機材を外してしまうし、脱走の常習犯だったから、
両手足をベッドに固定されてしまって寝返りもできない。(完全に拘束されてる)
看護師さんが見回りに来て、「今度近くの小学校で運動会があるよ。テラスから見ようね」と言って
布団をかけ直してくれたりしていた。

看護師さんが「おやすみ」と、ドアを閉めた瞬間、機械とかの音が聞こえなくなった。
今の今まで暗い病室に居たはずなのに、どこかの学校の校庭の真ん中に寝っ転がってました。
呼吸器もないのに、全然苦しくなかった。そこには私しかいませんでした。空が真っ青でした。
大きな入道雲が浮いていて、雲が動く音なのか、風の音なのか、ゴゴゴゴって音が聞こえてました。
校庭は運動会みたいで、入場門とかその周りに保護者たちの座るシートとか見たいなのがありました。
放送席とかそういうのもあった。なんか、運動会の準備をしてあって、人だけいなくなった感じでした。

怖くて「とうちゃーん、かあちゃーん」とベソをかきはじめた時に、「嬢ちゃん、何でここにいるの?」と隣で声がした。
横を見たら、おじちゃんがいた。(どっかの建設会社みたいな作業着の上を着てました。顔は谷/啓さんに似てました)
「ここ何処?」と聞くと「嬢ちゃん、迷子になっちゃったんだよ。怖かったね、ごめんね、ごめんね」と言われました。
それでも泣きやまない私に、おじちゃんが、「大丈夫だよ、戻れるからね」と抱っこしてくれました。
おじちゃんがやさしかったので、やっとで涙が止まりました。
「ここから走って、ゴールできたら、元のところに返れるよ」と、スタートラインに私を立たせて「よーいどん」とおじさん。

生まれて初めて全速力で走りました。苦しくないし、身体も痛くなかった。
ただ、裸足で踏む土の感触が、ちょっと痛かった。
でも何処まで走ればいいのかなと思って、おじさんの方を振り返ろうと思ったら、次の瞬間病室のベッドの上に居ました。
目の前には担当の看護婦さん。
ナースコールが鳴ったから、飛んできたそう。でも、私は押した覚えは無い。
「寂しくなっちゃったのかな?怖い夢でも見ちゃったかな?
でも大丈夫だからね。寝るまでそばにいてあげる」と言ってくれました。
布団を掛けなおしてくれるときに、看護婦さんが「あれ?」とびっくりしていました。
足の裏には砂と言うか土と言うかがついていました。両手両足固定されてるから、外に行ってたと言うのはありません。
あれは夢ではなかったのだと思いました。

私は今、その看護婦さんや、お医者さんたちが私を治してくれたように、
病気の子供を助けて上げられるように看護師を目指してます。
もしかしたら、あのおじちゃんは、運動会にいけなくて寂しかった私を見ていてくれたのかも知れません。

 

□ □ □

 

先日、ある店に入ろうとしたときに自動ドアが開かないということがあった。
さっき出たばかりのドアなのに、戻ろうとすると反応がない。苦笑して別のドアから回り込んで入った。
こういうときはえてして別の目撃者がいない。ある種、個人的な経験だと自嘲気味に考える。
そのとき、ふと大学時代のことを思い出した。

学生のころは、自動ドアが開かないことが日常茶飯事だった。
一人暮らしの大学生なんてものは、毎日3回以上はコンビニに行くものと相場が決
まっている。俺もキャンパス近くの学生の街といえる場所に住んでいたために、周
辺はコンビニだらけ。なにが楽しいのか朝から晩までことあるごとに時間を潰しが
てら入り浸っていた。
そんなとき、大学1回生の夏ごろからだろうか、自動ドアが開かないということが多くなった。昨日と同じコンビニに昨日と同じ服を着て入ろうとしているのに、なぜか開かない。
思わずドア上部のセンサーらしきところを見上げながら、顔を動かしてみる。
開かない。
体を前後左右に動かしてみる。
開かない。
一度離れて、まるで別人が通りがかったかのようにやり直してみる。
やっと開いた。
というようなことが、ままあったのだった。
これもまた大学生のつねで、社会のなかで自分がひどく小さい人間に感じられて、己の存在意義なんてものに悩み、鬱々としていたりするときにこんなことがあると、なにか象徴的な出来事のように思われて、少々へこむ。
ドアの前でどうしようもなく佇む俺の横を通り、ギャルが携帯でバカ話をしながらあっけなくドアの中へ消えていくのを見ると、なんともいえない敗北者の気分になったりする。

「おまえは人権5級だから自動ドアを使う権利がありません」
そんなことをいわれているような気がする。
「またドアが開かなかった」
という自嘲気味のセリフは、一時の俺の挨拶のようなものになっていた。

そんな日々も、当時の熱病のようなオカルト三昧の生活とは無関係ではなかったように思う。
そのころの俺は、大学のサークルの先輩でもある、俺にオカルトのイロハを叩き込んでくれた師匠にまるで金魚の糞のごとくついて回っていた。
ファミマに入ろうとして二人で並んで自動ドアの前に立つも、まるでただのガラスのように開く気配がない。
しばし突っ立っているが、やがて師匠が「ちょっと動いてみ」というので反応する場所を探そうと、体をあちこち動かしてみる。
開かない。
そして二人して、動いたり離れたりまた戻ったり、恐ろしく間抜けな動きを繰り返した末に、なんの前触れもなくドアがスーッと開いたかと思うと、レジ袋に100円の麦茶のパックを詰め込んだ不健康そうな男が出てきて「どいて」と言われたりする。
こんなことが生活圏のコンビニで度々あったものだった。
あるとき師匠が言った。
「コンビニの怪談に、深夜だれもいないはずなのにドアが開くって話があるだろう。
あれと逆だね」
そういえば俺も経験があった。

ある寝苦しい夜に近所のコンビニで、涼みがてら立ち読みをしていたときのこと。
いらっしゃいませ、という店員の声に何気なく本から顔をあげると、自動ドアがスーッと開いたきり誰も入ってこない。
入り口を横切っただけかと思い、また本に目を落とす。

しばらくすると今度は「ありがとうございました」という店員の声。
入り口を見るとまたドアだけがスーッと開いて、誰の影も見えない。
店内を見渡すと、立ち読み客が俺を含めて二人だけ。店員の若い兄ちゃんは、手元でなにか黙々と書いている。
顔も上げずにドアの開く音に反応しているだけらしい。
なぜか、背筋に気味の悪い感覚がのぼってくる。
もう一度店内を見回す。
深夜特有のだらけた空気が漂っている。店員も俺たちがいるせいで奥に引っ込めず、はやく帰らないかなという思いでいるに違いない。
外は暗い。学生の街だから、暗さのわりに深夜でも人通りは多い。
誰とも知れない人の影が、暗い路地を行き来する光景は、こうして明るい店内からガラス越しに見ていると不気味だった。

店員があくびをする音が聞こえた。
顔を下げたままだ。深夜、この店が一人勤務体制というのはよく知っている。
万引きされても気がつかないんじゃないか。そう思ったとき、あることに気がついてゾクリとする。
最初にドアが開いたとき、店員は見もしないで「いらっしゃいませ」と言った。
次にドアが開いたときは「ありがとうございました」。
どうして2度目も「いらっしゃいませ」ではなかったのだろうか。
店員はそちらを見てもいない。そして実際に誰も出入りはしていないのだから、どうして使い分けたのか理由がわからない。
まるで目に見えない誰かが入り込み、そして出て行ったようではないか。
ここに居たくないという脅迫めいた感じが強くなり、俺は雑誌を棚に戻して足早に店を出た。
ドアが開いて、そして閉じるとき、店員の間抜けな「いらっしゃ、ありがとうございました」という声が背中に響いた。

さて、ドアの開かない日々の中でも強烈な思い出がある。

1回生のころ、ある真夏の昼ひなかに溶けそうになりながらコンビニにたどり着いた。
その日がその夏の最高気温だったそうで、アスファルトが靴の裏に張り付きそうな錯覚さえ覚えた。
自動ドアの前に立ち、完全に開くのも待ちきれずに中に滑り込む。
さっそく、特に買うつもりもないのにデザートコーナーへ向かい、ひんやりと漂ってくる冷気を顔に浴びる。

そういえば、珍しくあっさり自動ドアが開いたな。
そう思って顔を上げると、目の前には異様な光景が広がっていた。
いつもと同じ商品配列の店内。いつもと同じ半年も先のコンサートのポスター。いつもと同じ高ルクスの照明。
けれど、人の姿がどこにもなかった。
こんな真っ昼間に客が1人もいないなんてことはまずなかった。昼時には大学生でスシ詰めになる店なのに。

なにより異常なのは、店員の影もなかったことだ。
二つあるレジは無人で、陳列や棚卸しなどの作業もしていない。
なんだか気味が悪くなり、一言声を掛けてと張り紙があったのをダシに「すみませーん、トイレ貸してください」とレジの奥に投げかけた。
10秒待ったが、なんの応答もなかった。
店内をもう一度見回す。
いつもなら常に立ち読み客のいる雑誌コーナーにも人影はなく、一冊一冊、乱れもせず綺麗にラックに並んでいる。
それが、ますますこの状況の異様さを強調していた。

体裁を保つこともなおざりになり、あからさまにキョロキョロしながら「お~い、誰かいませんか」と声をあげた。
その声がしんと沈む店内の冷たい空気に吸い込まれていった時、思わず出口に向かっていた。
そして自動ドアの前に立つ。

開かない。
おい、ウソだろと口にしながらガラスをバンバンと叩くが、ドアはぴくりとも反応しなかった。

店内を振り返るが、さっきと変わりはない。人の気配も一切感じない。
けれどそれゆえにうなじの毛がチリチリするような静かな圧迫感が、空間に満ちはじめているような気がした。

(紛れ込んでしまった)
そんな言葉が脳裏に浮かび、これは間違いだ、早くここから出なくてはという脅迫観念にかられた。

ドアの前の立ち位置を変え、体重をかけるタイミングを変え、膝のサスペンションで背を変え、
センサーらしきものの下を通るスピードを変え、とにかくあらゆる方法で自動ドアを開けようともがいた。
明日は30分立ちんぼでもいいですから、今だけは一発で開いてくれ!
そんな祈るような気持ちだった。

ドアの外では、陽炎が立ちそうな熱気の中を多くの人が通り過ぎている。誰もこちらに注意を払う人などいない。
何度も後ろを振り返るが、店内には何の気配もなく、ただ静かになにかよくわからない部分が狂っているようだった。
異様な圧迫感を無人の光景に感じ、俺は冷たい汗をかきながらドアの前でひたすらうろたえていた。
ふと、うっすらと窓ガラスに映る、反転した店内の様子が目に入った。
顔もよくわからないが、店内にうごめく数人の客が確かに映っている。誰もいるはずがないのに。

恐慌状態になりかけた時、急に何の前触れもなくドアが開いて俺は外に飛び出した。
ムッとするような極度に熱された空気に包まれたがむしろ心地良く、俺は振り返ることも出来ずにその場から逃げた。
去り際、目の端に、いつもと変わらない、人のいるコンビニの店内が映った気がしたが、とにかく逃げ出したかった。

後日、師匠にこの話をすると、笑いながら「暑すぎて幽体離脱でもしたんじゃない?」と言うのだ。
「だって、コンビニの怪談を逆さから見たような体験じゃないか」
ドアが開かなかったことをあげつらっているような感じだったので、
「意識だけがコンビニの中に入ってしまったとしても、店内に人がいなかったってのはどういうことです」と逆襲すると、
師匠はあっさりと言った。
「人間に霊が見えないように、霊にも人間が見えないことがあるんだよ」
そうして二本の人差し指を交差させ、交わらない世界、と呟いてなにが嬉しいのか
口笛を吹いた。

 

□ □ □

 

これはかれこれ1年ぐらい前の話になりますけど、ある日お昼過ぎぐらいに散歩してたら見慣れない裏路地が。
それを発見したときなんだかゾクっとしてワクワクした気分になったというのでしょうか。
そういうところに入るのが好きなのでとりあえず入ったんですよ。
で、その路地をずっと真っ直ぐいったらまぁ普通に道路に出たのですが何か周りの様子がどうもおかしい・・・
車はおろか人もいないしカラスや雀などの動物もいないんです。
ただ目の前には商店らしきものはありましたしシャッターも開いてました。
けど店員らしき人はいません。中に声をかけるのもなんだか恥ずかしいことだったので声はかけませんでしたので
本当にいなかったかどうかはわかりませんけど。。。

で、ここにいてもしょうがないと思ったのでとりあえず歩き出しました。
といってもそこは私の見知らぬところ。とりあえず最初のところに戻れるように目印を見つけながら慎重に歩いていきました。
50メートルほど歩くと見覚えのある看板がありました。”漫画喫茶”とかなんとか。
まぁここだったら人もいるだろうと思ってあいていたドアから中に入りましたがやっぱり人はいません。
ただ一台だけ電源の入ってるパソコンがありました。
とりあえずそのパソコンの前でマウスを操作しブラウザのアイコンをクリックしました。
そうしたらなんとインターネットにつながっていました。
しかし、ブラウザ上に出てくるホームページの大半は何故か『閉鎖しました』ばかり。2chも閉鎖されてたようです。。
今朝見てきたときは最低、2chはしっかりと確認しました。突然閉鎖なんて考えられません。
少し不安になりながらもそこの喫茶を出ました・・・

もしもここが俗に言う”パラレルワールド”だったら、とか色々考えましたが、まさか裏路地一本で世界が変わるはずありません。
しかし現にここは変わってます・・・閲覧する場所によってインターネットの内容が変わるなんて聞いたこともありません。

色々な考えを交錯させながらとりあえず戻ってみようと思いました。
目印の電柱やポスターを見つけながら(といってもたった50mほどのことですけど)
最初に出てきたところまで戻りました。 路地の向こうからは車の走る音が聞こえます。
あっちに帰る前にもう一度よく周りを見ましたが人がいるわけもありません。
体をくるっと回転させて路地の中に入っていきました。
路地を抜けてあたりをみまわすと車は通ってませんでしたが人はぼちぼちといます。
それで私は急いで家に帰ってこのことを書いてる次第です。。。

異世界(?)では2ch出来ないらしい・・・。

 

□ □ □

 

パラレルワールドじゃないが、周りの時間が止まった事はあったな。
信じないだろうけどさ。ちょうどバイトしていた時に、会社帰りのおっさんが足と手を振り上げた状態で止まってんのw

それで、頭がおかしいおっさんだなと目をそらしたら周りもみんな動きが止まっている。一瞬、何がおこったんだと驚愕していたら、徐々に周りの人間がゆるやかに動き出して元通りの動きある世界に戻った。どう考えても15秒は止まっていたと思う。

おっさんを凝視してから、周りを見渡したし、何が起こったんだとしばらく考え込んでいたから。

周りは止まっていたのになぜか俺だけ動けた。
信じないだろうけど本当の話だよ。もう10年以上前の話だけど。

よく、交通事故とか生死にかかわる緊急事態の時は時間がゆっくりになるというけど、俺の場合は、完全に止まっていた状態があった。
今から考えても、あれが何だったのか分からん。 そういう人いる?

 

□ □ □

 

今朝から具合が悪くて家に帰ったらベットに倒れこんだんだ

気がつくと地下鉄の駅みたいな所にいて周りには奇形な人?
〔一つ目だったり人体模型見たいな人がいた〕がいた
話かけても無視かずっと「喰われた」ばかり言ってる人しかいない
外に出ると小学校みたいな建物があり入ってみると先に男の人がいて
自分もここに知らない間にいた、よくわからないけど壁に書いたとおりにしているんだと教えてくれた。
確かに壁には布を電球みたいのに被せればここから出られると書いてある
私もここから出たいので電球に布をかけるのを手伝っていたら物音がして入り口から大きい木の
人形みたいなのがやってきた。男の人と命からがら逃げたが後ろからは電球をこわすような音が
聞こえた。さっきの地下鉄に戻ってきて男の人も「自分もここで気がついたこと出口をさがすけど
ここなら多分安全だからここで待ってること」と言い歩いて行ってしまった。

しばらく地下鉄に座り込んで泣いていたらおばあさんが話しかけて来た「なぜここにいるのか早く帰れ」と言うが
自分は泣きながら気がついたらここにいた、出口がわからないことを伝えた。
するともう一人おばさんが現れ「いるのよねそうゆう人」といって私を立たせ片方の手をおばあさんと繋ぎ
もう片方の手もおばさんと繋ぎ歩き出したずんずん歩いていくと周りの風景が白くなっていく
おばさんかおばあさんかが「たまに来る人がいるが時間が立つにつれ戻りにくくなりあんな風になるのよ」
とつぶやいた。前を見ると白い扉があり潜るとベットに寝ていた繋いてた手はゆっくりベットに吸い込まれていった

その話が本当かわからないけど、一つ質問したいことがあるんだ。
「前を見ると白い扉があり」
その扉が目の前に現れた時、周りに別の扉ってなかった?
もしあったなら、数も聞きたい。

扉はひとつだけでした。私達が近づいたら自然に開いたのか扉の音がして現実世界に戻ったようです
正直怖くて眠れません。寝たらあそこに戻るのではないかとあの男の人は無事に戻れたことを祈りたいです

 

□ □ □

 

これは俺が保育園に通っていたときの話。
俺が住んでた町には第一から第三まで保育園があり、俺は第一保育園に通っていた。
ある夏の日合同お遊戯会の劇の練習で第一の園児が第二保育園に行くことになった。
この第二保育園の園舎はCの字型になっており遊戯室はCの上の先端にある。
遊戯の練習を終え昼食をとるため俺を含む園児は遊戯室から反対側の先にある教室へと向かっていた。
距離は大体20mくらいか。幼少のころの感覚なのでもっと短いかもしれない。
俺はなにげなしにその教室に向かっていた。
だが、一向に教室にたどり着かない。端までいったつもりが元の遊戯室の前に戻ってきていた。
幼かった俺は少し不思議に思ったくらいでまた反対側へと引き返した。
しかしたどり着いたのはまたも遊戯室の前。
さっきまでいっしょに歩いていた園児達もいつのまにかいなくなっている。
というより園舎の中から人の気配がない。まるで俺だけがこの世界に取り残されたような感覚だった。
さすがに焦った俺は反対側へと走りだした。しかし到着するのは遊戯室の前。
何往復しただろう。途方に暮れた俺が遊戯室の前に着いたとき少し背の高い女の子が立っていた。

見知らぬ顔だ。第二か第三に通ってる子だろうか?
その子は泣きべそをかいてる俺に優しく
「どうしたの?」
と話し掛けてくれた。
泣きながらも俺は教室に行けないことを告げると彼女は俺の手をとり
「わたしといっしょにいこ。」
と言い俺達は教室を目指し歩きだした。
程なくして反対側に着くとそこは誰もいない遊戯室、ではなく先生数人がバタバタと慌ただしくしていた教室だった。
俺はせんせーと叫び走りだしそれを見た先生は
「どこいってたの?探したのよ!」
と俺を抱き抱えてくれた。ふと気付くとあたりは夕陽がさしており、おれは4時間近く行方不明になっていたらしい。
俺は園舎から出ていないし、さまよっていたのもせいぜい30分程度だ。
でも当時の俺はそんな事を考えている余裕もなく、あの子に連れてきてもらったのと後ろを振り返ると
さっきまでいっしょにいた女の子は姿を消していた。先生に聞いてもそんな女の子はいないと言う。

それ以来俺は不思議な体験をしていない。
今でもハッキリとおぼえている。幼少の夏の少し不思議な思い出・・・

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