『異次元・異世界へ行った話 – 9』全10回|異世界系の本当にあった怖い話

スポンサーリンク
『異次元・異世界へ行った話 - 9』全10回|異世界系の本当にあった怖い話 オカルト
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

異次元・異世界へ行った話 – 9

異次元・異世界へ行った話 – 1

異次元・異世界へ行った話 – 2

異次元・異世界へ行った話 – 3

異次元・異世界へ行った話 – 4

異次元・異世界へ行った話 – 5

異次元・異世界へ行った話 – 6

異次元・異世界へ行った話 – 7

異次元・異世界へ行った話 – 8

異次元・異世界へ行った話 – 9

異次元・異世界へ行った話 – 10

 

 

先週末に唐突に思い出したんだけど、
ちょっと混乱してる聞いてくれ。

20年くらい前の小学校の時なんだけど、
放課後に図工の工作の課題で居残りしてたんだわ。

Kって奴が喘息持ちで授業休みがちだったから
作るのが遅れてて、仲の良かった俺ともう一人が
Kに作り方を教えてあげるみたいな感じで残ってた。

その日は急に天気が悪くなって、10月くらいだと思うけど
まだ4時半位なのに真っ暗になってきて、
雷がきそうだから親に迎えにきて貰いなさいって事になって
先生が家に電話してくれたので学校で待ってたんだわ。

工作室で待ってるのにも飽きてきて
誰も居ない校舎で鬼ごっこする?みたいになって
校舎の一部に限定して鬼ごっこを始めたんだわ。

小学校の校舎は3階だてで空から見下ろすと
口の字になって居て、真ん中が中庭、それぞれの角に3階まで突き抜ける階段があるんだわ。

で、Kが鬼になって俺が逃げてる間に
(もう一人が鬼だったかも?よく覚えてない)
その階段の一つを1階まで降りて行ったら
何故かはさらに下に降りる階段があるんだよ。

学校の階段って見た目が変わらないからまだ2階だっけ?
と思ったんだけど、降りようとしたら階段の下が
真っ暗だから、違う!って気がついて
びっくりしてKを探しに行ったんだわ。

そしたらKも走ってやって来て、
「やばい!地下がある!」って言うんだよ。

俺が降りた階段と別の階段にも
一階より下へ続く階段があるって言うの。

「まじかよ!俺もだよ!」

もうビビってしまって足がガクガク震えてるんだけど、
ここからが
先週急に思い出した事で、
その場にはもう一人女子が居たはずなんだわ。

でその子が「うっそだぁじゃあ見てみようよ!」
みたいな事を言って階段の方へ走って行ったんだわ。

で俺とKはびっくりしてその子を追いかけたんだけど、
階段のところまで行くと下へ続く階段も無いし
その子も居ない。

俺とKは怖くなって泣き出してしまって
その子が居なくなった!って教務員室に駆け込んで
残ってた先生とかも騒ぎ始めて探しに行ったんだわ。

俺とKはすぐKの母親が車で迎えに来てくれてたから
帰されて、
凄い怖かったけど、飯食って寝た。

次の日、Kと一緒に学校いって、その子がどうなったか
気になってたんだけど、何故かその子が誰なのか分からない。

名前も顔も覚えてなくて、席もなくてもう???
何だけど、それが当たり前になって忘れて行った。

でも地下に続く階段の事は覚えて居て
よくKとその話をしてたんだけど、完全にその
女の子の部分だけすっぽり忘れて居て、
先週Kとあった時に酒のみながらそういえばって
階段の話をしながら唐突に思い出したのよ。

でKに「あんとき女の子居たよね?」って言ったら
Kは凄い険しい顔になって「居ない」って言うんだよ。

和やかに飲んで居て階段の話の時も
ほろ酔いで笑ってる感じだったのに、
急にわけがわかん無いくらい真面目な顔になって、
それからもう階段の話は怖くなってやめたんだけど。

あれから女の子の事を思い出そうとしてるんだけど、
全然思い出せない。

混乱してるから読みにくかったらすまない。

こういう話よく見かけるけど
やっぱりその女の子は「最初から存在しなかったこと」にされちゃったってことだろうな
神隠しとは違って本当に存在そのものが消えるってところが怖い

一緒に居たはずの女の子が女の子かどうかもいまは実はよくわからないんだ。
ただ、Kに聞いた時のKの顔は間違いなく動揺してたし
一緒に居た事を忘れるのが怖くて書き込んだ。

今日は仕事が忙しくてこのまま忘れてしまいたい
なんで思い出してしまったのか後悔してる
怖い

□ □ □

 

おお!
実況開始

どなたかいらっしゃいませんか?

ここに書き込んでいいものか悩みましたが、どうすればいいのか分からないのです、どなたか助けてください。

現在進行形で道に迷っています。
今私がいるのは家の近くのはずなのですが、もう20分以上歩いているのに全く家に辿り着く気配がありません。
こんな時どうすればいいのでしょうか?

親に電話をしたのですが、いつもならまだ起きてる時間のはずなのに、もう寝てしまったのか繋がりません。
どなたかアドバイスお願いしますm(_ _)m

スマホならマップ見れない?

ありがとうございます、位置情報を取ろうとすると何故かエラーになります…

GPSの電波飛ばせばお巡りさんが見つけてくれる
誤差数メートルくらいだとか

電波ってどうやって飛ばせばいいのでしょうか?

おまわりさんに電話しなさい

先ほど#9110には電話をしたのですが、ピーとかガガガガッという雑音?ノイズ?しか聞こえてこなくて怖くて切ってしまいました
もう一度かけ直すべきでしょうか…

何かガムとかタバコとか飲み物とか
一服(ひと休み)すれば戻れる

持っていたいろはすは全部飲んでしまいました
周りに自販機もなさそうだし…

そっちは24時間対応か地域によるから
110番に泣きつけ

そうなのですか、ご親切にありがとうございます。
とりあえず今から110番かけてみます

なんでなんでなんでどうして

何がどうしてだ

全然出ないしまたさっきのノイズ聞こえてきたし
誰かほんとに助けてください、どうしたら

どうしてどうしてこんなに東京がいいんだろー

東京じゃないです、そこそこ田舎です
でも結構広い道があるのに車も人も一切通ってないです

異次元迷いこみ系なら異次元の食べ物飲み物口にするのはヤバいんじゃなかった?

いろはすもしかして飲んじゃ駄目でしたか?

ほんと何が起こってるの

ひとまず深呼吸
柏手を打つ
いろはす一滴も残ってないのか?あればそれなめて
なければ唾のみこめーそんで出れるはず

深呼吸したら少し落ち着きました、アドバイスありがとうございます(´;ω;`)
でも唾を飲み込んでも何も起こりませんです

いや、自販機探してるって言ってたからその空間でもし見つけて買えたら飲んじゃいかんかなあ、と

自販機の飲み物は買って飲んじゃ駄目なのですか
でもここ、なぜか一度も通った覚えのない道ばかりなので自販機は見つけれないかもです
木にすずなりになってるミカンがすごく美味しそうです

おまわりさんにはメール通報もできるよ、ネットって便利ですね
地元警察サイとからでも探してみてください
一覧サイトにこんなこと書いてありました
>県によって通知方法はばらばら、携帯からしか通知できなかったり、または通知できない県さえありますので、
>通知できない県の場合で緊急の場合は、隣の県の警察宛に送ってみてもよいのではないでしょうか。
もちろんその時は他の県からの通報である旨を記載することをお勧めします。

初耳です、そんなシステムがあるとは…ありがとうございます(´Д` )
早速メール送ってみます

柏手(かしわで)打った?
勢いよくパーンて音がこもっちゃって鳴り響かなかったらうん

がんばれ

ちょっとだけパンって響きました

とりあえず警察にメールは送れました、ヨカッタ

柏手は神様への挨拶だ
不発なら鳴り響くまでやれ
ここから出してと念じながら

詳しいですね
ありがとうございます、鳴り響くまで頑張ってみます

でも急に眠くなってきました…

たぬきに化かされてるのなら、タバコが効くんじゃなかったっけ?

タバコ吸わないので持ってないです…狸なんですかね?

タヌキというかムジナ系な
一服すりゃ抜けられる
タバコじゃなくても飯食ったりでおk

食べれるもの持ってないんです(´;ω;`)

今回も緊急事態っぽいのに眠いから道端でも寝るとか馬鹿げたオチになんの?

バッテリーがもうやばいので極力OFFにしてるんです
死ぬほど眠いんですがここで寝るのはちょっと…

警察からも何も来ないー

□ □ □

 

遠くに赤っぽい光が見えました!
よかった、パトカーが来てくれたのかもです(´;ω;`)
あちら側にいってみます、アドバイス下さった方々、本当にありがとうございました!
これで助かりそうです。

また家に着いて落ち着いたら報告します。
その後

 

結果的には家には帰って来れましたが、色々あって?家に着いたのはついさっきです。この状況にちょっと混乱しています

親にはものすごく怒られました(´;ω;`)

今までに起きたことをまとめてみます。
まだ混乱してて文になってないかもですが何とぞお許し下さいm(_ _)m

結局、赤い光はパトカーではありませんでした。
近づいていったら、その光がユラユラと揺れているのが分かりました。
もう明らかにランプとか乗り物とか、そういう無機質な光じゃなくて、
ぼわーんとした、人魂という言葉がしっくりくるような、生きていると言ったら変ですがそんな感じでした。

直感的にこれはやばい、今すぐ逃げないととパニックになっているうちに、
赤い光が二つに分かれてクルクルと回りながら明らかにこっちに近づいてきました。

もう無我夢中で振り返らずに走りました。悲鳴すら出ませんでした。怖すぎで泣いてたので多分顔はグシャグシャで、鼻水まで出てたと思います、汚い。

どのぐらい走ったか分かりませんが、かなり走ったように思います。恐る恐る振り返ったら、もう赤い光はありませんでした。

胸を撫で下ろしてふっと目の前を見るとそこには山とトンネルが。
トンネルの横には、天逆?(ボロボロでほとんど見えなかったので違うかもしれません)と書かれてました。
ああ、ここを通れば何とかなると何故か思い、入りそうになったのですが、きさらぎ駅のことを思い出して踏みとどまりました。
トンネルを通るのは駄目だったはず…と。

で、よく考えたら、うちの近くにトンネルなんて無いんですよね。そもそも近くに山がない。
田んぼや建物、木はありますが、山まではかなり距離があります。

もうどうすればいいか分からず途方にくれて、このまま死ぬのかなーとか、お腹すいたなーとか思っていたらまた急に眠くなってしまいました。
それも今度のは立っていられないぐらいで、体がめちゃめちゃ重たく感じました。
そしてそのまま本当に土の上に横になってしまい。

見上げると一瞬だけ鬼の面?を被った、やったら鋭い耳の形をした人が立ってるのが見えました。
でも足音なんて聞こえなかったし、いつからいたのかも分からない。
それも見たのは本当に一瞬のことだったので、面を被った人がいたのかどうかすら怪しいですが、
私はちゃんと確認することもなく、その人に何か聞くでもなくそのまま寝てしまったようです。
それぐらい眠たかったんです。

起きたら夜でした。
随分長く眠っていた気がしましたが、あたりが暗かったので時間は全然経ってないのかなと思いました。

で、目覚めてくると同時にまたパニックに。
寝るつもりなんてなかったのに寝てしまい、何で自分が土の上にいるか理解するのにしばらく時間がかかりました。

寝てしまったのは山の前だったはずなのに、起きたところの近くにはトンネルも山もありませんでした。
それどころか寝ていたのはなんと家の近くでした。

慌てて家に入ると、玄関には鬼のような形相の父と、泣いている母がいました。
何があったのと恐る恐る聞いてみたら父に殴られました。

どうやら私は昨日の夜から丸一日行方不明だったようです。携帯には出ないし、友人たちに聞いても今日は会っていないと言われ。
もしや事件に巻き込まれたのかと、捜索願いを出すか悩んでいたそうです。

このヘンテコな事情はなかなか上手く説明出来ず、とりあえず勝手に無断で外泊をしようとしたわけではないということだけは強調しておきました。
ただの夢かと思ったのですが、やはり何か違うような気がします。
昨日の夜に私側からかけた電話の履歴は何一つ残っておらず、親や友人からの着信履歴は大量に残されてました。

昨日のあれは一体何だったのでしょう、どなたか分かりませんか?(´;ω;`)

長文失礼しました、かなり分かりづらいかもしれませんm(_ _)m
質問等あればどうぞ。

鬼火はお願いしたから迎えに来てくれただけなのかもな
案内しようと思ったのに逃げるから眠らされたとかw警察へのメールは届いてなかったのか?

鬼火、初めて聞きました…
あれは案内してくれようとしたのでしょうか?でもどちらにしても怖過ぎて逃げてたと思います…
メールの送信履歴はありました。返信がないので向こうには届いてないかもしれません。
確認してみたい気もするのですが、あの状況を説明したら完全に変な人に思われるんじゃないかとまだ確認出来ずにいます

なにこのすごい きさらぎ駅臭…

きさらぎと同系列の何かなのでしょうかね?
とりあえず無事に帰れたのがありがたいです

 

□ □ □

 

これは、私本人が昔実際に体験した話です。

私の母親は比較的大きな病院に勤めていました。
その為、幾度となく一緒に行って時間をつぶしており
少なくとも病院の内部構造については、それなりに把握していました。
当時私は小学生になったかならないかぐらいの歳だったと記憶しています。

その日の昼、母親が病院に呼び出されたのですが、小一時間もかからない
用事だったようで、一緒に行き、待っていることになりました。
最初は待合室で待っていたのですが、廊下の先のに母親の姿が見えたので
その後を付いて行く事にしました。
母親が居た廊下の先までは数十メートルあったので、そこに着いた頃には
もう母親の姿が見えなくなっていました。
廊下はT字になっており、交差地点から左に行くと突き当たり、階段がありました。
母親がそっちの方に行ったのを見ていたので、その階段を上がりました。

何度か見ている2階の景色・・・のはずなのに、すごく違和感がありました。
すごく薄暗く、オレンジ色に近い黄色い光が奥に見えます。
確かに構造的には、いつもと変わらないのですが、そこはそんなに薄暗い場所では
ありませんし、灯りもそんな色の電気ではありません。
なんとなく怖くなったものの、「この先に母親がいる」と思っていた私は
その薄暗い2階の廊下を歩き始めました。

その廊下の先もまたT字になっており、Tの字の下側から、交差する地点に向かう形です。
黄色い光がある数十メートル先の突き当たりが徐々に近づいてきます。
しかし、その黄色い光は、なんというか、電気ではないんです。
真っ黒な光沢のある黒曜石のようなものが内側から黄色い光をじわーっと放っている
そんな感じにものが、ワゴンの上に乗せられていたのです。
さすがに違和感が確信に変わりました

すると、T字の左側から看護婦さんらしき人が二人歩いてきて
その光る黒曜石のようなものが乗ったワゴンを押して右の方に移動し始めました。
でも、二人で作業をしているのに、どちらとも一言もしゃべりませんし
なんというか、明らかに普通の人間に見えるのに何かしら違和感を感じてしまうのです。

次の瞬間、二人の看護婦さんがこちらに気が付きました。
二人で何もしゃべることなく、ただこちらをじーっと見ています。
もう限界だった私は、来た廊下を引き返して階段を駆け下りました。

1階はさっきまでと何も違わないいつもの風景でした。
再び母親を待ち、その日はそれ以上何事もありませんでした。
ただ、帰りの車の中で、先ほど見たことを母親に話しました。
「階段上ったらこんなで、黒いこんなのがあったよ」
という私に、母親が
「え?うちの病院にそんなとこないよ?あんたもよく知ってるでしょ」
と言うのです。
ごもっともです。私もあの薄暗い雰囲気は初めてでしたから。
しかも、私が母親をつけることにしたあの時、1階の階段下の突き当たりに居たと言うのです。

後日、再び母親について病院に行ったときに、私はもう一度あの2階へ行ってみました。
そこは、私の知っている明るい廊下でした。
窓等の構造を今思い返しても、あんな昼間に薄暗くなりようがない廊下です。
だとすると、あの日の私が行ったのはどこだったのでしょう?
そしてそこで見たものは何だったのでしょう?
今でもわかりません。
その後も何度も行きましたが、あの風景にはもう二度と遭遇しませんでしたから。

 

□ □ □

 

子供のころにS君とG君という友達がいて、S君が異世界に迷い込んだ話をしてくれたことがある
朝早くS君が犬を散歩してたら、なぜか道に迷い
気づいたら空が真っ赤な夕焼けで、都会なのに人が一人もいない場所に出たとのこと
S君は、知らない変なおじさんに、「今から帰してあげるからこっちに来て」と、
無理矢理建物に連れ込まれて、必死に振り払って逃げたら元の世界に戻ってこれたらしい
その時、犬とはぐれてしまったのだが
家に帰ると、犬小屋が花壇に変わってて、犬はもともと飼っていないことになっていたそうだ
私の記憶ではS君は犬を飼っていなかったはず
ところが共通の友人のG君がS君の犬を覚えてて、覚えていない私は二人に責められた
そのあとS君は心臓の病気で、G君は交通事故で亡くなった

この話を当時の担任に話した所、なんと担任もS君の犬を知っていた
先日ガンで亡くなった

 

□ □ □

 

ドラッグとか幻覚扱いされそうだけど ちょっとだけ異空間に行った(多分)。
ある日就活で疲れ果てて横浜地下鉄で眠りこんでしまった。
降りるのは仲○台だが 夕方のはずなのに 車掌さんに起こされて終点で降りたら 真昼。
周りには黒っぽい服を着た似たような人達がいて終点の駅は真っ白なトンネル状に天窓がついた近代的なホーム
駅の名前は複雑で中国語みたいな旧漢字 「譬娜譌爬…」みたいな羅列になっていた。
びっくりして周りをキョロキョロした後固まった。

とりあえず外にでないで逆方向に乗ればいいはず!!と
何とか逆側の地下鉄に乗ろうとしたがホーム両脇の表示は逆方向も見知らない漢字の駅名になっていた。
外に出てバスを乗り継いだら帰れるかも、とも考えたけど勇気が出なくて
エスカレーターを降りたら駅の事務室あるかも…とエスカレーターを降りた。
するとまだ駅構内のはずなのに外に立っていた…
真冬なのに太陽が明るくて空の色ミカン色。
慌ててパニックになって就活の格好のまま走った。

走りながらケータイで自宅にかけたら「この番号は間違っています」と言われ、目の前に見えた
バスの停留所横に座って鞄の中のカロリーメイトを食べた(メープル味)。
就活がうまく行かないのと恐怖とカロリーメイトを食べた喉の渇きで涙が出てきて下を向いて泣いていた。
一時間くらいだと思う。
近所のおばさんらしき人が「大丈夫?」と声をかけてくれた。
泣きながら「うぢに帰れないんでず…」と言うと 「角を曲がって地下鉄にまた乗って!!走って乗って!!」と
背中を叩かれた

なぜか雑誌を渡され、そのまま走って走ったまま改札をぶっちぎり?乗って来たのとは違う地下鉄に闇雲に走って乗った。
地下鉄は長いトンネルをずっと走って走ってまた一時間くらい
ずっと立ちっぱなしでお祈り?してた。
ラジオの雑音みたいな音が聞こえてきてまた泣いた。
「喉渇いた」と独り言を言ったら 急に雑音から地下鉄の音に切り替えたみたいに
「次は中○ー」とアナウンスが聞こえた。
再び降りたらそこは中○駅だった。普通に日が暮れていた
終わり

すまない 全然怖い話じゃなかった。
おばさんに渡された雑誌はまだ持っているが それは20年くらい前に普通に売られてた
「オリーブ」って雑誌だったので異空間の証拠にはならない。残念だ

 

□ □ □

 

いつも通ってる駅までの道なのに、なんか変な感じ
大地震の前兆みたいな赤い空で、信号機がずっと黄色
駅にたどり着くと、駅員も誰もいなくて
駅と直結で繋がっているデパート一階が、商品もなにも無くなってて、がらんどう
なんとなく便所に言ったら、作業着のオジサンに会ったので、デパートどうしたのか聞いたら、
無言で手招きされて、ロッカールームみたいな所に連れていかれた
すごくサビくさかった。スキンヘッドの男の写真が貼ってあって
その男の両の目にそれぞれ瞳が二つずつあった。
目玉に瞳がふたつあるの。こわい
写真下部に「フトロ」「之┬」みたいな字が書いてあった。カタカナかハングルかわからん

その写真見てたらオジサンがいなくなってしまって、
急に気分が悪くなってベンチに横になったところで記憶が飛んだ
はっと目が覚めたら駅の待合室のベンチに座ってた。
ヴォイニッチ手稿は、瞑想のための本で、精神統一法や入浴剤の作り方が書いてある
破棄されたページには、植物を使って胎児を複製してる絵が描かれてる
人間は本来すべて女性であって、なんらかの科学物質に触れて男になる、すなわち神は女。
禁断の実は、トウガラシのこと。毒された人間は神に近づいている
その国で、もっと読みやすい写本が見つかる。

次の大地震がニュージーランドだったら、まずい
ムーだかアトランティスだかは、過去の話じゃなくて、これからできる島の話。

 

□ □ □

 

私が4歳くらいのときに、妹が産まれました。
私は父親に連れられて妹を見に、病院へ。沢山赤ちゃんがいる部屋を父親に抱きかかえられて見ていた。
父親は二人目の子供にテンションあがってたのか私を下ろしたあともずっと部屋を見ていて、暇だった私は院内を歩き回った。

チキンだったから階を移動したりあまり離れたりはしなかったはずなんだが、気付いたら誰もいない廊下にいた。
薄暗くて緑色で、怖くなって戻ったんだが赤ちゃんがいる部屋の前にも誰もいない。
なにより赤ちゃん部屋は蛍光灯?明るいライトだったはずなのに戻った先の部屋は緑色のライトだった。
わけがわからないし父親もいないし、怖くて泣いた。

しばらくその場で泣いてたんだが、父親も看護士もこなかった。
どうすればいいかわからなかったが、とりあえず緑色の赤ちゃん部屋の前にいたくなかったのでそこを離れた。
父親を探そうと階段を1つあがって、誰もいないフロアを歩き回った。この間も人に会わない。
しばらく歩いてるとテレビの音が聞こえた。人がいる!って思って音がする部屋のドアを開けた。

中はくすんだオレンジ色で、知らないじいさんとばあさんがいた。
木目のテーブルと古い戸棚とテレビがあって、なぜか畳の部屋だった。
テレビは白黒で、NHKのニュースみたいなのが流れてた。
じいさんとばあさんは最初びっくりしてたんだが、私が泣いてたからかテーブルまでばあさんが連れてきて座らせてくれた。
戸棚からミカンとせんべい出してきてくれた。

それからなんか聞かれたんだが何を言ってるのかわからない。ニュースも何を言ってるかわからない。
声がもごもごしてる上に、日本語っぽいけどめちゃくちゃで理解できない。
それが怖くてまた泣いた。じいさんとばあさんはよくわからんが背中を撫でてあやしてくれた。

それから落ち着くとまたなにか聞いてくるんだが意味わからなくて泣く→あやすの繰り返し。
しばらくそのやりとりしてたら、じいさんばあさんは何も聞いてこなくなった。その後は黙って三人でテレビを見てた。
相変わらずテレビの言葉も日本語っぽい喋り方なのにめちゃくちゃな言葉で何を言ってるかわからない
すると、いきなり病室のドアが開いた

ドアからは灰色のスーツを着た40~50代くらいの男の人がすごく怒った顔で入ってくると、
またよくわからない喋り方でじいさんばあさんを怒りはじめた。
じいさんばあさんはびっくりした顔で私を見てた。私はそのままスーツの男に担がれて、病室を出た。

担がれてる間もなにか言ってたんだが何言ってたのかは相変わらずわからなかった。
薄暗い廊下に降ろされると、またなにかを言ってどこかへ行ってしまった。
1人にされてしまったのと、またよくわからない場所にいるのかと思って泣いて、泣きながら人を探した。
今度は看護士が通りかかり、迷子であることを伝えたらすんなり父の元に帰れた。

父は私がいないことには気付いていたようだが、戻ってくると思って赤ちゃん部屋の前から動かなかったそうだ
意味がわからなかった。赤ちゃん部屋は緑色のライトではなく、明るい色のライトで、薄暗い緑色の廊下はどこにもない。

どこにいたんだ と聞かれたので知らないじいさんとばあさんががいる部屋にいて、ミカンとせんべいをもらったと伝えた。
でも、ポケットにいれていたはずのミカンもせんべいもない。
今思えば、出産をするような病院にあんな部屋もじいさんとばあさんがいることもおかしいよね。

ともかく子供ながらに怖い体験だったし、夢かと思ったけど迷子になっていたのは事実だったから変な世界にでも迷い込んだ気分だった。

 

□ □ □

 

小学5年生のころ学校の帰り道、突然ぐるぐると目がまわりだして
自分の時間がいわゆる走馬灯のように見えたことがある(事故にあったわけではない)
で、はっと気づいたらなんか時間が4か月ほど過ぎていた。
すごい変な気分だが家族は驚くでもなく普通だった。(4か月間俺がいなかったわけではない)
あと授業の内容とかも理解していた。(別人格の俺が授業受けてたのだろうか?)
変な話だが、その4か月間の記憶らしいものが頭の中にちゃんと存在する。
なんかありえない話だから誰にも言ってないし、自分自身でも「という夢だったのさ」で片づけていたが、
異世界の自分と入れ替わったと言われると納得できるような気がする。

 

□ □ □

 

昨日の夜の話なんだけど。
仕事が遅くなっていつもは乗らない終電で家路に向かってた。
会社最寄の駅から自宅最寄りの駅までは10分。
地方の私鉄ということもあり、車両には俺一人だけだった。
疲れてはいたけど、眠れる時間はないので、ぼーっと中吊り広告を見ていた。
そしたら三つ目の駅を過ぎたころにトンネルに入ったんだ。
でもおかしい。トンネルなんかない。あるはずない。田舎の平野を走る路線だ
狼狽していると、車両のドアが開いて男が入ってきた。
そして俺の姿を確認すると「あ!」と驚いた顔を見せた。
三秒ほど見つめあっていると男が「入っちゃったか」みたいなことを言い
踵を返した。そのまま入ってきたドアを出ていく。
するとその瞬間トンネルから抜け、間もなく四つ目の駅に着いた。
そこで二人ほど車両に乗ってきた。そのとき言いようのない安心感が俺を包んだ。

夢ではなかったと思う。不思議な体験でした。

異次元・異世界へ行った話 – 1

異次元・異世界へ行った話 – 2

異次元・異世界へ行った話 – 3

異次元・異世界へ行った話 – 4

異次元・異世界へ行った話 – 5

異次元・異世界へ行った話 – 6

異次元・異世界へ行った話 – 7

異次元・異世界へ行った話 – 8

異次元・異世界へ行った話 – 9

異次元・異世界へ行った話 – 10

コメント

タイトルとURLをコピーしました