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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 10 – 全20話

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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 10 - 全20話 笑える心霊体験
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なんか笑える心霊体験 – 短編集
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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 10 – 全20話

 

猫とおっさん

 

猫が床から十数センチ離れた空間に猫パンチをくらわせていた。近づいてみても虫すらいない。
それなのに必死に猫パンチ。いい加減に止めないとアホになるんじゃないかと心配していたら、通りすがりの弟が
鼻息を荒げている猫をその場から撤去した。
夕飯時に昼間猫が空中を殴打していたという話をしたら、「おっさんが生えてた」と弟がボソッと呟いた。
床からおっさんが顔半分だけ生えていて、猫はその控えめな頭髪に覆われた頭を叩いていた。
最初は迷惑そうだったおっさんの顔が徐々に泣きそうになってきて、かわいそうだったので猫を撤去したんだとの事。
今日も猫はおっさんが生えているであろう空間を肉球で殴打している。

 

 

猫が警戒するのは

 

2年くらい前、まだ実家に住んでた時のある冬の夜2時くらいの話。
うちで飼ってた黒猫を膝の上に乗せてビデオ見てたら、突然足音がして部屋のドアの前で止まった。
うわ、やべー。何か来た。そういやちょっと前に、霊感の強い3歳の姪っ子が俺の部屋の前で半透明の人が泣いてるって言ってたっけ。
そんな事を考えてたら、猫が起きてドアの前まで歩いてった。
そんで、俺が寝てる間に部屋から出れるようにって半開きにしてるドアを爪で引っ掛けて10cmくらいの隙間を作った。
隙間から頭だけ向こうにやって3分くらい動きが止まったかと思うと、また膝の上に戻って来た。
ドアは10cmくらいの隙間が開いたままで。
しばらくするとまた足音がする。
今度は猫も目覚めない。
猫が警戒してないって事は危なくないって事だよな。
そう思いながらも、目線はドアから離れない。
足音がどんどん近付いてきてまたドアの前で止まる。
そして、ドアの隙間から何やら白い影のような物がするりと入り込んできた。

……近所の野良猫ですた。
猫の出入り用の窓を閉め忘れてたのを思い出して、野良を追い出して窓を閉めに行った。
部屋に戻ってくるとコタツからまた何やら白い物が。
まだ野良がいたのかと思い近付くと、布団の間から白い女の腕が伸びてた。
「そっちかい!」
思わず叫ぶと腕はコタツの中に引っ込んでしまい、もう二度と現れなかった。
その時から俺はコタツに入れず、うちの猫専用になりましたとさ、めでたしめでたし。

 

 

タックル

 

親父が死んでから、俺は実家に戻りお袋と二人で暮らしている。
彼女も休みの度に泊まりに来てくれる。
一昨日の話。明け方出勤前のお袋が和室の仏壇にお供え物をしていた。
その時、俺も彼女も含め全員が和室にいた。
すると和室に面した居間の奥の方から、すたぱ…すたぱ…と音がする。

スリッパを履いている足音だ。この家には三人しかいない筈。
ただならぬ雰囲気に沈黙し足音を聞くだけの三人。
足音は徐々に大きくなり、スリッパが現れた。履いている筈の誰かの姿は…ない。まるで透明人間がスリッパを履いているみたいだ。
家族を守らなきゃ。とっさに俺はスリッパの上にあるだろう体に向けてタックルした。
正直、すり抜けてくれることを期待した。
でも確かにあったんだ。見えないけど、ヒトの感触。

俺は幽霊(?)の頭のありそうな部分を押さえ、壁にぶつけた。何度も何度も。
そして硬直しているお袋に「早く!お経!」と叫んだ。お経を唱えるお袋。
次に彼女に言う。「アキもお経!お前のうち草加なんだからお経位出来るだろ!」
…彼女は気絶していた。
タックルとお袋のお経が効いたのか、透明な肉体は俺の腕の中でまるで氷が溶けるように小さくなり、やがて腕の中の感触が消えた。

そして昨日、和室で寝ているとまたすたぱ…すたぱ…と足音が居間から近付いてくる。
あんなことがあったからスリッパは片付けた筈なのに一昨日と同じ足音。
そして一昨日と同じ場所で音が立ち止まる。
今日はお袋はもう出掛け、俺の隣では彼女がすぴー…すぴー…と鼻笛鳴らしながら寝ている。
守らなきゃ!また俺はタックルを…する筈だった。
気付いたらタックルされていたのは俺。
見えない力に押さえつけられ、頭をガンガン壁に打ち付けられる。
「昨日は痛かったぞ!どうだ!この!痛いだろ!なぁ!こんなことされたらい・た・い・だ・ろ!?ヲイ!
自・分・が・さ・れ・て・嫌・な・こ・と・は・す・ん・な。解ったか!アホ!」
そう言い残して幽霊は消えた。解放された俺は助かった安堵と恐怖でガタガタ震えた。
「でもアキが無事だったから良かった…」
彼女は先程と変わらぬ姿ですぴー…すぴー…と寝ていた。

 

 

評判の幽霊屋敷

 

昔、まだ小学生だった時の話。
近所に『評判の幽霊屋敷』と言う空き家があって
まあ、どこにでもある平屋なんだが、何でも噂では悲惨な死に方をした人が居て
それ以来、部屋の壁に苦悶の表情を浮かべた人の顔が浮かんでいるらしい

当時、馬鹿なお子様だった俺と友人数名はその顔とやらを確認するべく突入した
程なくして、それは居間らしき部屋で見つかった。
確かにその染みは物凄く苦しそうな顔に見える。
普通はここで「ぎゃー! 怖ェ!」とかなるんだろうが

生憎、俺たちは馬鹿だった。

「よっしゃ! 俺、鼻毛描く!」
「俺、眉毛!」
各々に用意していた、マジックで、その顔に思い思いの落書きを施す。
すっかり、劇的ビフォアアフターなお茶目フェイスになった怨念の顔(仮称)に満足し帰宅。
だが後日、落書きに行った友人の一人が原因不明の高熱で一週間近く学校を休んだ。

復調後、学校に来た友人は開口一番変な夢を見たと言う。

「何か夢の中で、物凄い形相をしたおっさんに追いかけられたんだ……」
俺たちはまさかと思い、まだ全快とは言いがたい友人を残し例の幽霊屋敷に向かった。
居間に行くと、落書きの下に例の『顔』が無い!
探してみるまでもなく、それは落書きの直ぐ横の壁にあった。

憤怒と言うか、怒り狂った形相に姿を変えたそれが俺たちを睨みつけている。
怒っている――霊が怒ってるんだ!

だが、俺たちは容赦なく馬鹿だった。

「なんじゃコイツ! 怒ってるのか!?」
「生意気じゃ! 落書きしたれ!」
猛攻だった。類稀に見る猛攻だった。今度は胴体も描いた。『おならプー』と屁も描いた。
俺たちは満足して幽霊屋敷を後にした。

数日後、例の魘された友人がまた変な夢を見たと言う。

「何か、前に見たおっさんが……泣いてた」

俺たちは三度、幽霊屋敷に向かった。あの染みはもう、どこにもなかった。
今思うと、何か可哀想な事をしたと思わんでも無い。

 

 

武士の忠告

 

ある日の夕方、リビングで一人うとうとしてたら枕元に武士が現れた。
ビックリして思わず正座したら向こうも正座して向かい合う形になった。
しばらく何も言わずに黙ってたので、厳つい顔だー恐いよーと思ってたら、
「アロエに水やれって言ってるだろう!あと電車の中で寝るなって何度言ったらわかるのだ!」
と言って消えた。正座したし、その後電器も付けたから夢じゃないと思う。
確かに家には母が放置して枯れかけているアロエが3鉢ほどあるし私は電車で寝るクセがある…。
後日気になって母方の家を訪ね、先祖のことについて聞くと(父方の先祖は農民だったと聞いてたので)
あの武士の着ていた鎧と特徴的な形をしていた兜、槍(柄だけだったけど)があった…。

今ではアロエにはちゃんと水あげてます。電車で寝るのは…まあ控えています。
しかし何でアロエ?まさか武士の口からアロエと電車っていう単語を聞くとは。

 

 

理系の先生

 

早く寝すぎてこんな時間に起きてしまったから体験談でも
大学付きの工業高校に通っていた時の話しなんだが
その高校で電子回路の授業を受け持つ先生がいたわけだが
良い先生で、無駄に熱くてウザイやらいい人やらでまぁ愛憎半ばな対応される先生だったんだが
ここではI先生としてよう、このI先生が結婚する事になって家を買ったわけですよ
でまぁ、生徒の数人が引っ越しを手伝う事になったのね。俺も友人に誘われて参加ですよ、おごって貰える焼き肉目当てに。
でも当日になって引っ越し先の家に着いた瞬間全員ドン引きですよ、ガチでドン引き。
二階建ての小さい庭付きの古い和風建築の家だったんだけど、どう見ても幽霊屋敷。
人が住んでいないってのを差し引いて見ても幽霊屋敷。だって窓という窓にお札貼ってるんだもん。
線の細い美人って感じの奥さんなんか家見た瞬間に泣きそうになってる。
訊いたら家選びは旦那に任せて見てなかったって、あんた自分の住む家ぐらいは自分で確認しろよと。
でもI先生は一人元気、めっちゃ元気。「俺はこういう古風な和風建築が大好きなんだ!」って、OK分かったから黙れよ的な空気。
意気揚々と玄関の扉をあけてジェスチャーでお前等こいよ!的なジェスチャー、マジうぜぇ
中の雰囲気は外見に輪をかけて最悪で奥さん顔面ブルーレイ。
俺は奥さんの顔色が最悪になる瞬間をバッチリ確認、壁一面に人間の顔みたいなシミが多数。
先生はハイテンションで空気入れ替えるぞーって言いながら、明らかに封印風に貼ってるお札をびりびり剥がしながら
窓を開けまくる、窓を開けてもあんまり家の中が明るく感じられなかった。
顔面ブルーレイの奥さんに対して、ここは将来子供部屋にしよー的な事を言ってる、奥さん無言。
肝心の引っ越し作業自体は先生の友人と俺達生徒でつつがなく終了。
奥さんはキッチンが近代的なというよりも、家の古さとは明らかに不釣り合いなシステムキッチンを見て多少顔色復活。
トイレ風呂キッチンは、ちょっと前に改装されたそうだ、不動産屋の涙ぐましい努力の跡。
報酬の焼き肉を食ってる時に、奥さんが何度か唇を噛みながら「大丈夫、大丈夫」って呟いてるのを俺含めて生徒が数人確認。

で引っ越しから一週間後。
先生が授業の中の雑談で、奥さんが幽霊を見たとか笑いながら話す。明らかにウケを取れるだろう的な感じで。
だが俺達が持ち帰った先生宅の写真を見て知っていたクラスメイトは全員ドン引き。
行った俺達は全員あぁやっぱりと思う。
更に一週間後に先生が、奥さんが実家に帰るとか言い出してると授業中にぼやく、全員あぁやっぱり的な空気。
先生の話を軽く纏めると
夜中に廊下を歩く人の足音が、夜中に目を覚ますと目の前に女やら男やら子供が、風呂場の磨りガラスの向こうに人影が
本棚の本と本の隙間から男がこちらを覗いてる、廊下を千切れた腕がはっていた、ガラス窓に張り付く女等々
を全て奥さん一人が何度も目撃しているとの事。
「そんなわけないのにねー」と先生その後にこういった事実錯誤や錯覚が脳のどういった機能による物かを延々と説明。
更に一週間後に先生、奥さんが引っ越ししないと離婚するとか言い出したけど、俺はあの家が好きだと言い出す
もちろん全員ドン引き。
あの家が好きで引っ越したくないから、幽霊なんかいないというのを奥さんに証明してあげるんだ!的な事を言い
人手がいるから誰か手伝ってくれと言うが、勿論全員がそんな家に行きたいと思うわけもなく誰も手を挙げない。
見かねた友人が手を挙げたので、仕方なく俺も手を挙げる、友情って大事よ?
で、当日ですよ当日。
引っ越しの時に見た先生の友人も来てる、声をかけると「君もこういうの好きなの?」と訊かれる
そんな訳ないだろうと答えると「こういうのって理系魂が震えない?」って震えるかボケ。
先生俺達を前に軽く演説、「この家が呪われているというのなら、呪われている物的証拠があるはずだ」その時点でなんか違う。
涙目な奥さんを無視して「それを今日は探して壊します!」と宣言、奥さん相変わらず美人。

で家捜し開始。
発見された物を覚えてる物だけ
大量の球体関節の人形の右腕だけ、十体くらいの頭のない仏像、お札で塗り固められた球体の何か、
正気の人間が描いたとはとうてい思えない絵が数枚、紐でガッチガチに縛られた上にお札が貼りまくっている小さい木箱
多分ネズミの骨と思われる物が大量に入った壺、妙な染みのある掛け軸
他にも色々あったはずだが、それらを家の天井裏や床下、まだ使ってない部屋の押し入れ等から回収し
庭に並べて先生が唸る「こんなにもガラクタを放置した物件を平気で売るなんて!」先生憤る場所が違います。
でも少し納得いくぐらいに、何か曰くありそうな物が大量に発見される。
しかしここでさすがのI先生も困る事に。
「捨てるの大変だなぁ」あーそうですか。
ここで先生の友人が提案「古そうな物は知り合いの教授に要るかどうか訊いておく、要らない時は大学で処分しとくよ」との事。
先生の友人が携帯で更に友人を呼び出し、車を持ってきて貰う。
ここで殆どの物が回収される。庭先に残った物は、ネズミの骨のような物がいっぱい入った壺と、絵。
先生おもむろに絵に火を付ける。奥さんが涙目でこっちを見るがそんな目で見られても。
「壺はどうするかなー」と言いながら壺を持とうとして先生壺を落として割る。
奥さんの顔が引きつって硬直するのを俺は目撃する、友人を見ると友人も顔が引きつっていた。
I先生は「アチャー」とか言いながら箒とちり取りで、壺の破片と骨を集める。
集め終わるとおもむろに家の中にもどり、持ってきた四角いクッキーの空き缶に破片と骨を入れる。
「燃えない日でいいのかな?」と先生の友人と相談する。
「これで良し!」と宣言。何が良しなのか理解できないまま終了。
帰りの電車で友人が、「初めて幽霊見た」と俺に告白。
友人いわく、「壺を割った瞬間に庭中が黒いモヤみたいな人影でイッパイになってゾロゾロと歩いて出て行った」だそうだ。
後日、先生が嬉しそうに「奥さんが実家に帰ると言わなくなった」と俺達に報告してくれた。
思い出しながら書いていて思ったが、これじゃぁ面白いのは霊じゃなくてI先生である。

 

 

炎に顕現

 

20年くらい前(俺が大学時代)冬の話だ。
授業にもほとんど出ずに徹マンしてた。
やたら霊感の強い奴の部屋でコタツで卓囲んでた。
コタツだけでは寒いから、石油ストーブつけていたんだが
火力の調整がおかしかったのか、いきなり炎を吹き上げた。
それだけでもびっくりだが、霊感の強い奴が「観音さまやーー」
と叫んだから、なおびっくり。
炎の中に観音様の姿が浮かび上がったらしい。(邪悪ぽかったので神ではないと
その友人は言ってたが)
するとストーブ側に座ってた奴がいきなり立ち上がり、おもむろに人差し指と中指で
目潰しのポーズをとり「ここか?目はここかーー?」と言いながら、観音様がいると
おぼしき空間に目潰し。
みんな唖然として、笑い転げてしまった。
観音様もあきれたのか、すぐに消えたそうだ。

 

 

看護師の仕事

 

携帯から

うちの親父が体験した話。
親父は看護師をやっていて、その日も夜勤だった。
夜の2時頃、疲れたので手術室のベッドで仮眠をとっていた。
すると突然、手術室のドアが開いた。なんだろうと思いそちらを見ると
血塗れの男がこちらをすごい形相で睨んでいたらしい。

親父は「なんだ、幽霊か」と言ってまた寝たそうだ。

親父曰くいちいち相手にしていたら
仕事にならないそうだ。

 

 

女の嫉妬

 

私が厨房だったころたまに部屋にでてくる女の霊がいたんだ。特に何をするわけでもなく、夜中に私を金縛らせて部屋をうろうろして帰っていくだけだったんだけど。
で、ある日の夜、また金縛って(またか・・・)とか思ってるとその女私の上に乗ってきて首に手かけて首締め出したんだ。
でさ、今回はやばいかもって思いながらその女の顔見たらけっこうかわいいの。
そんときの私ちょっと太ってて男子にいじめられてて、その女の顔見たら無性に腹がたって
「てめえちょっと顔良いからってチョーシ乗ってんじゃねえええええ!!」
って叫んだら「ごめん・・・」って顔しながら消えてった
それ以来その女の霊は部屋にでなくなりました。

 

 

畑の祖母

 

俺んちの田舎の畑は大根を主に作ってる畑でした
でも祖父が腰を痛めてから畑は荒れ放題

そんなある日
夜中に誰かが畑にいる気配がしたんだって
痛い腰を抑えながら様子を見に行くと
なんと!二年前に亡くなった祖母が
荒れた畑で残されてた大根を懸命に抜いてた光景が!
でも
婆ちゃん、隣の他人の畑を中心に抜いてた為に
祖父は複雑な心境だったとか(´・ω・`)

 

 

ゆうこちゃん

 

知人の話。
彼は夜勤有りの公務員で、職業柄かなりガタイの良い人ばかりの職場。
そこの仮眠室は、女の人の幽霊が出る。霊感あるなしにかかわらず出る。
あまりにも毎回でるので、幽霊には職場内で「ゆうこちゃん」と名前がつけ
られていた。

知人が仮眠室で寝ていると、いつもどおり「ゆうこちゃん」が現れ、何事かを
ぶつぶつ囁き始める。しかし、その日の訓練があまりにもキツくて疲れてい
た知人が、「ゆうこちゃん、ごめんな。今日俺疲れてるんだ。また聞くから」と
本音を言うと、「ゆうこちゃん」はスーッと帰っていってくれたそうだ。

職場のアイドルとまではいかないけど、男ばかりの職場に「ゆうこちゃん」は
今日もいるらしい…。

 

 

俺は一体

 

昔、俺が取った写真が心霊写真で、オカルト系サイトでチョット話題になった。
数年後、週刊プレイボーイ見てたら、その時に俺が取った写真が
「さまざまな不幸を巻き起こした写真」として掲載されてた。
ちなみにその記事によると、写真を撮ったオレは消息不明だそうだ。

 

 

本棚婆さん

 

高校の時、友人が「昨日自分の部屋で幽霊を見た!」と言いながら慌てて走ってきた
普段真面目というか冷静な子だったので、珍しいなぁと思いながらも
絵のうまい友人だったので、その時の様子を描いてくれとお願いしたら
お婆さんの絵を描いてくれた
が、本棚の本と本の間に、テトリスみたいにすっぽりはまって正座してる婆さんだった
ちなみに、絵の横に書き込まれた婆さんの大きさは縦約20cm・横約40cm
本人は怖がってたけどね・・・

 

 

愛媛のみかん

 

数年前にやらかした珍事。
部屋にクーラーがない為汗がじわじわきてて、髪だけでもと思い風呂に入ったら・・・出た。
幽霊的なものが。
よくよく考えるとただの疲れが見させた幻覚だと思うんだけど、当時の自分はそんな風に思えず、動転して、何を思ったか歌いはじめた。

「みかんはッ!いろいろッ!あーるーけーれどーォ!愛媛のッ!みかんはッ!ひーとーつーだけーぇえーッ!」

親が飛んできて叱られた。
幽霊(幻覚)は消えてた。

 

 

怖がりの幽霊

 

もうだいぶ前の話ですが、同人仲間と一人暮らしをしていた私の部屋で
イベント前合宿をしていたときのこと。
その時うちには幽霊の癖に怖い話が嫌いなI美ちゃん(20代)という霊がおり、
修羅場中はいやな予感を察知してか台所に逃げておりました。
その台所には、部屋に置くには邪魔なのでこたつを縦にして立てていた
のですが、みんな事情を知っているので当然のように怖い話をし始める
ことになり、I美ちゃんは抵抗するかのように冷蔵庫、キッチンのドア、
ガラス障子と次々蹴り始めました。(ガラス越しだとシルエットはみんな見える)
しかしそんなことを気にするはずもなくw話はどんどんエスカレート。
しまいには立てていたコタツも蹴倒され、さすがにかわいそうになったので
怖い話はそこでやめにしました。

 

 

雨の日の女

 

8年くらい前の、ちょうどこの時期に、2週間くらい
金縛りと同時に、窓の外から女性っぽいナニカにじーっと見られる、
って体験をしてたんだけど、
何故か雨の日になると、軽い金縛りだけで終わってたんだ。

だから、カサ差す知恵は無いのかよ…ってツッコミ入れてたら
ある雨の夜に、ついに サ ト イ モ の 葉 っ ぱ を持って現れて
しかもそれをくるくる回して「どうだ」、と言わんばかりで…

思わず金縛り蹴散らして身体を跳ね起こして
「さては貴様トトロ気取りかあ!!」
って大声で叫んだら
二度と出て来なくなった

 

 

なんだ

 

父から実際に聞いた話です。

木工職人だった父が夜遅く作業場の片づけをしていると、
背後で人の歩く足音がします。
オガクズを踏みしめるさく…さく…という音がはっきりと聞こえます。
こんな時間に人が来るなんて。不気味に思った父が振り返るが誰もいない。
足音も止みました。
そしてまた片づけを始めると足音が。
振り返ると誰もいない。
何度かそれを繰り返しているとだんだん面倒くさくなってきました。
いくら足音がしても振り向きません。
そのうちに相手もしびれを切らしたのか
今度はかりかりと木を爪で引っ掻くような音がします。
そこで父親が振り向くと、どう考えても背が届かない高さの窓に、
男の顔がのぞいていました。
父が、「なんだお化けか」と言うと
「なんだとはなんだ」と怒られてしまったそうです。

繰り返しますが実話です。
その後父は特に変わったこともなく先日は釣りに行ってミツバチに刺されました。

 

 

くだん?

 

うちの父は、幼い頃によく牛お化けの話をしてくれた。
その中の一つなんだけど、九州出身の父が若い頃の話(50年ほど前)。

ある夜、海岸沿いの崖に女の子と二人で腰を掛けて話をしていた。
いい雰囲気だったらしい。
すると左前方から、何やら人らしき黒い影がこちらに向かってきた。
30m程近づいてきた物の輪郭が、ぼんやりと見えてきた。
顔が牛、身体は女性でワンピース姿。そしてスピードあげてこちらへ。
父は恐ろしくなって横にいた女の子を残し、慌てて走って逃げた。
それ以来、その女の子とは音信不通らしい。

私は幼いながらも、父が置いてきた女の人が心配で仕方なかった。
数十年経ってからも、自宅で震度2の地震が起きた時、真っ先に一人で外へ避難した父。
今でも、自分に正直に生き続けております。

 

 

黒い人たち

 

大学2年のころの話なんだが、先輩に肝試しにつれていかれたんだ
地元の人しか知らないようなマニアックなところばかり連れてかれて、途中トンネルの中で車動かなくなったり、ついてないラジオからノイズがでたりでグッタリ
最後の締めにと獣道を登った先にある廃寺につれてかれた
そこは隠れキリシタン(っていうのか?)の寺だったようで、どこかマリア様っぽい雰囲気の仏像があった
そこで出たんだよ
黒いモヤモヤした人型の塊がいくつも!
全員それを見て悲鳴をあげながら石段を駆け降り、獣道をかきわけながら全力で走った
もうすぐ車に辿り着ける!ってところで1人転倒
大学生が坂道を全力で走って転倒したもんでコケ方がハンパない
コケた勢いで飛び上がり、空中で回転→落下→転がり落ちてくる
こんな状況なのにちょっと笑いそうになりつつさっきの塊が追ってきてないか確認すると、すごい勢いでワラワラ追っかけてきてた!
ただ、動きが変
前傾姿勢でスケートみたいな動きで追ってくる
集団でスイーッスイーッて感じで
俺は我慢できなくなって噴き出したんだ
みんなも笑ったw
そしたら黒い人たちは立ち止まっちゃって、口元に手をあててコソコソ相談してるみたいな動きしだしてさ、最終的にトボトボ歩いて帰ってったw

 

 

車を追うもの

 

夏にバーベキューやっていた時に、
ご飯も食べたし、花火もしたしで、
やる事ないからお決まりの肝試しに行った時のこと。

近くに心霊スポット的な場所があるって言うんで、
車2台で分乗して行ったんだけど、
車中はこれまたお決まりの怖い話とかで盛り上がり、
女の子なんて「やだ~、もうやめようよ~」なんて言い出したりして、
肝試しには最高潮!!って空気になった時、
運転してるヤツが「後ろからなんか来る!!」って叫びだした。

みんなで一斉に振り返ると、絶対アレは車なんかじゃない!ってのが、
猛スピードで迫ってきてた。
車内は大パニックとなり、事故る寸前みたいな運転も怖いけど、
後ろから来る何だか判らない物も怖いしで、
車内が「うぎゃ~~っ!!」ってなった時に、
とうとうアレに追いつかれちまった。

そのアレの正体は、ワンボックス位はありそうな、
大きな大きなネコだった。
あまりの恐怖に車内が静まり返ったその時、
その大きなネコがこっちを向いて「にゃあ」とだけ言って、
颯爽と追い抜かしていった。

車を脇に停車させて、みんなで今見たものを協議した結果、
「アレはスゴイ大きなネコ!」という事に落ち着き、
肝試しどころじゃねぇとUターンして帰った。

後から聞いた話によるとその場所の神様だか何だかがネコで、
ふざけ半分に山道に入ってきた奴等を、
「あぶねーよ!」と注意する的な意味で姿を現すらしい。
正直、超かわいい猫なので、怖いというより、
ファンタジックなものを見た気分になった。

 

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