なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 9 – 全20話

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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 9 - 全20話 笑える心霊体験
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なんか笑える心霊体験 – 短編集
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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 9 – 全20話

 

牛の幽霊

 

友達の話。
友達は牛の幽霊を見たらしい。
肉屋でバイトしてた時のこと、いつも通りにゴミ捨てを終えて、戻って来ると通路に牛がいた。
しかも肉屋なのにホルスタイン。牛はこっちを見て「モーウ」と言うとすぅっと消えてしまったらしい。
それ聞いて不謹慎にも爆笑してしまった。牛さん、いつもありがとう。

 

 

先客

 

一人暮らしなんだが、最近引越してきたばかりの部屋に、どうやら先客が居たらしい。
特に何かされるような事はないが視界の隅にチラチラ映ったり、消したテレビや部屋の電気をつけたりするイタズラ好きらしい。
今朝トイレの電気がついていて単なる消し忘れと思って迷わず消したら、中から「うわっっ!!」って男の声が聞こえた。
なんだ、男の霊だったのか。ってガッカリしたww

 

 

眼鏡を掛けると

 

あれなんだな。俺、眼鏡掛けてんだけど
幽霊を見るにも裸眼より眼鏡を掛けたほうが
よりよく見えるんだな。
しかも、そんな動作をしたら幽霊が
プッとにやついた様に見えたしw

 

 

例のトイレ

 

俺と同僚2人が残業で以前いた会社で残業せざるを得なくなった時の体験
以前勤めてた会社は、いわくありげな古ぼけた共同アパートを改装した3階建てのビルで、
バブルの影響や都市開発の中心から外れたせいで、周囲の他のビルや会社は潰れたり、人が出てったりしてた
3階建ての1階に俺達の勤めてた会社があって、夜21時になるとほとんどの階の会社や部署の部屋が鍵を閉められる
トイレは部署毎に室内にあるから、0時頃まで残業で残ってた俺達以外、他の部署も会社も人がいなくなった
1箇所だけ、半地下にあるトイレだけが外からも入れる例外であった
同僚の1人が「トイレ行ってくる」と行って出て行った
ところがその日は俺達のいる部署のトイレが配管が壊れて使用中止になってた
暫くして、同僚が半地下のトイレから戻ったら青い顔をして息せき切って飛び込んできた
同僚「で、・・・」
俺 「んで?」
同僚「ち、ちが、・・・」
同僚B「治外法権???」
同僚「ちげーって! 出たんだよー! あそこのトイレ、マジで出た!!」
俺 「え、マジマジ!?」
同僚B「あー例のトイレの花子さんならぬ、血まみれの手が便器からってやつか?!」
俺 「ええー! まじまじ?! 例の奥のトイレか?!」
同僚「おめえらは見てねえから、そんな呑気に言えるけどよー、マジで手が便器から出てきたんだぞー! マジであれはこええよー」
俺 「ご愁傷様だけどよー、今度出たら流しちゃえば?」
同僚「あ・・・ああ、そういや、そうだよな、なんで気付かなかったんだろ・・・」
同僚B「それにしても、どっから入ったんかねーその変態野郎は」

そんないい関係の仕事仲間達でした

 

 

脅迫

 

現在の会社。良く物がガタガタ動いたり勝手に蛇口が捻られたり。

昼、会社に一人で居るとバックヤードの電話から着信とは違う異音が。(ビリビリビリビリみたいな感じの初めて聞く勘高い音)

何時ものポルターガイストかと放っておいても今日は五月蝿い。

一度怒鳴りつけてみたら少しの間収まったが、今度は何に腹立てたのか、電話に加え、電子レンジのスイッチが勝手にONOFFを繰り返し始めた。(スイッチが触って無いのに動いてた)
自分、無視。
全く止まないし、いい加減イライラして来たのでまた怒鳴りつけてみた

「てめーらお祓いすんぞ!!!」

ピッタリ止んだ。
嘘みたいだけど、本当の話。

 

 

苦しいのは

 

この間金縛りにあった
慣れっこだったけど、その日は幽霊に心臓をわし掴みにされて左右上下に激しく揺さ振られてる感じがした

すごく苦しくて、幽霊が「苦しいでしょ?死はもっと苦しくて辛いのよ?」って何故か100%言ってる気がした(実際は何も聞こえなかった)

私はなんかイラッとして
「死が辛い?苦しい?何を言ってんの?辛くて苦しいのは生きるのも一緒だ!甘ったれんな!」

と、ニートの私は心の中で叫んだ
金縛りは解けました

 

 

霊の会話

 

会社の先輩から聞いた話で、

ある日の夜、金縛りにあったのですが…いつもとなんか違う雰囲気でがやがや話し声が聞こえます。
本人もこれは流石にやばいと思い、少しだけ目を薄目に開けて見ると…
そこには、5cmぐらいの人間がたくさん先輩の体の上に乗って、会話してたのです。
小さい声で途切れ途切れにしか聞こえなかったらしいですが、
『今後の政治が~。』や『安倍さんは~。』とか親父くさい内容だったらしいです。
あれから10分ぐらいたってました。
この頃にはもう慣れてしまいずーっと小さい人間達を見てたら、
一人の小さい人間がこっちをみて『!?バレた‥!!みんな逃げろ』と言った瞬間…
バッと人間が消え先輩の金縛りもとけたらしいです。

 

 

ポルターガイストの対処法

 

以前つきあっていた彼氏が呼ぶ体質で、
ポルターガイストでこたつの上のみかん籠やせんべいがよく動いた。
動いたら手で抑える。これが一番効果的でした。

 

 

黒い画面に

 

テレビを消したり、ビデオに切り替えたりすると、画面が黒くなって自分が映るよな?
あの時はテレビを消してのびをしていたんだ。
ふと真っ黒な画面を見ると、俺が映っている。
しかし、何かが違う。
よく見ると、映っている俺の目が洞穴のように真っ黒なんだ。
普段だったら黒目と白目が解るのに。
その時、俺の脳裏に浮かんだのは、恐怖より喜びだった。
まるで宇宙人(リトルグレイ)のような感じで、テレビに映る自分の顔で遊んでいたら、耳元で
「ちっ!」
と誰かが舌打ちし、同時にリトルグレイな目は普段の目に戻ってしまった。
俺が怖がれば、いつまでもリトルグレイな俺を見ている事が出来たかもしれん。

 

 

宙に浮く首

 

俺も寮に居た時期があり、日曜の昼間にも関わらず部屋で過ごしていたんだ。
その時、壁際にラックを置いていたんだが、ラックの上に外人さんの首だけが浮いて見えた。
その首はゆっくりと回転していたんだが、俺と目があった瞬間回転を止めて、俺の目を見つめやがった。
何かよく解らなかったので、とりあえず首の横にあるコンポをリモコンで起動させてみたら、首は驚いたような顔をして消えたよ。
きっとリモコンを知らない時代の外人だったんだろう。
因みに寮は横須賀にあったんで、アメリカンかもしれん。

 

 

友人の家の霊

726 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/03/23(日) 14:41:42 ID:t2d/rTfG0
友人が「この前洗面所で歯を磨いていたときに足首つかまれたんだ」と
いきなり言い出した。
こっちはびびったが、「『げっ!』って叫んだら、『すみません…』と声がして
足首つかんでた手が消えた」と続けやがった。

こいつ、こっちがビビリだと知って作り話してやがる、と思ったけど、
一回こいつの家に行ったときに、自分が電気つける前に手がスイッチ押したのを見てるから
やっぱり実話なんだろうか。

でも、謝って消えた手というのが、自分の中でははかなげな女性となっていることにorz

 

 

鎧武者

765 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 01:26:17 ID:DfoamzKG0
職場で。

ひとり残って残業してたら、何故か鎧武者が隣に立ってた。
普通なら悲鳴だろうが、何日も寝てなくて頭もうろうとしてて。
とっさに夜食用に置いてたバナナ入れを頭にのせ(たぶんちょんまげのつもりだった)
「おつとめごくろうでござる」と頭を下げた。
向こうも会釈した。
そのままもくもくと仕事を続けていたら、夜があけていた。
出社してきた同僚に見られてしこたま笑われた。

 

 

ボブ

792 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 13:50:55 ID:SzvUe+P2O
今さっきのことだ

買い物から帰って来て台所に洗剤置きに行ったら
なんか黒い靄みたいなものがいたんだ
黒い靄はあまり良くないって聞いた事がある俺はパニクりながら
(怖がったら負けだなんか面白い事考えようでもなんかやばくね?どうにかした方が良くね?)とか考えて
咄嗟に「やあ、ボブ」って話しかけてしまったんだ
どうしたら良いかわからないからヤケクソで
「Hahaha!汚れが落ちないのかい!?そんなときにはこれだ!」
って手に持った洗剤で通販のモノマネ始めたんだ
適当に一言二言喋ってから
「注文はフリーダイヤル〇〇〇-◆◆◆◆!(俺の家の電話番号)」
ってキメたら黒い靄が消えた
黒い靄は何も行動しなかったし発言しなかったけど爆笑された気分になった
勝ったと思う

 

 

神頼み

806 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 05:19:04 ID:xPvbPIOdO
私の祖父は息子が欲しかったらしく、母含めて六人も子供作ったが、全員が女だった。
子供が駄目なら、せめて男の子の孫を……と切望していたのだが、八人目の孫である私まで、孫までも全員が女。
それでも男の子の孫が諦めきれなかった祖父は、近所の神社で
「娘達の誰かに、是非男の子を授けて下さい」
と連日お願いしていた。
それを三年も続けた頃、いつものようにお願いしていたら、どこからともなく
「お前もしつこいなー全く。わかったわかった」
と、物凄く投げやりで面倒臭そうな声がしたそうだ。

それから暫くして、うちの母が妊娠。それが男の子と発覚した時、祖父は
「神様ぁああぁー!」
と叫び、小躍りし過ぎてぎっくり腰になった。

霊体験かどうかは微妙だが、神様(?)って結構適当な返事するもんだなと思った。
祖父はいまだに、その神社に頻繁にお賽銭をあげに行く。

 

 

何を踏んだ

829 名前:那須与一[] 投稿日:2008/04/13(日) 19:03:55 ID:9KAmIQ8K0
夕暮れ時も過ぎて夜が到来したさなかに寺の山門をクグってました。
門の敷居を跨いで足の裏から「グワァーーッ!!」?悲鳴のようなものが
聞こえた。私は心底おどろいてすっとんで行きました。
一晩中寝付けずにとうとう朝日が差し込んできますた。昨日のことが心配で
山門におそるおそる朝焼けの中見にいった。そこにはヒシャげた茄子がww

 

 

鼻歌

830 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 20:05:20 ID:xpBULairO
カフェで働く姉の話。
調理師さんも帰り、バイトの子も帰り、姉一人で父親が迎えに
来るのを待っていたそうだ。
ボーッしていると、照明が点滅、パシパシと言うラップ音が。
しかも何故か耳元で『ふんふんふーん♪』と言う鼻歌が聞こえた。
店内には誰もおらず、有線も切れている。
しかしこのビルの怪奇現象に慣れてる上、無駄に男らしい姉。
調子っぱずれの上に嫌いなORANG〇 RANGEの歌っぽ鼻歌にイラっと
した姉は、咄嗟に側にあった油の一斗缶をヒールで蹴り飛ばした。
空の一斗缶はカーン!と言う予想以上によい音を立てた。
姉はそこで『失格!帰れ!』と一喝。
ラップ音も鼻歌もピタリと止まったそうだ。

 

 

大群

241 名前:sage[] 投稿日:2008/06/11(水) 00:35:39 ID:9yr3VB430
何年か前、明け方金縛りにあった。
うつぶせに寝たんだけど、その背中から脚に掛けて
猫の大群に横断された。

勿論猫は1匹も飼ってない

 

 

179 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/06/04(水) 20:31:59 ID:63mWOnP70
二階から下に降りようとしたら、階段の下に、七年前に亡くなった父がいた。
父は階段を上がってこようとして、上にいる私と目が合い・・・
お互いにびっくりして・・・父の方が逃げた。
「待て、こらー!」追いかけて台所に入ったが、父の姿はもうなかった。
幽霊なんだから、もっとどっしりかまえればいいのに・・・。

 

 

霊能者の仕事

138 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/05/27(火) 21:46:46 ID:0VNDcs3dO
知り合いの霊能者さんの話。
ある相談者から、『自宅の寝室に幽霊が出る。寝ていると
必ず寝苦しくて目が覚め上に女が正座している』と言われ
その人の家に行き、相談者のベッドで寝たそうです。
真夜中、やはり寝苦しくて目が覚め、上を見ると女性が。
ところがその日、霊能者さんはとても疲れていました。
起こされた事に苛立った霊能者さんは、幽霊?相手に
『てめぇ、死んでるくせに重てーんだよ。何食ってんだデブ!』と
毒づいてしまいました。
幽霊はまるでショックを受けたかの様に呻き声を上げ突然消失。
それ以来現れなくなったそうです。

 

 

お前は

103 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/05/23(金) 00:06:53 ID:IUjGUINR0
何年か前、嫌な金縛りにかかった時の事。

その日の金縛りは、極稀に体験する「自分以外の何者か」によって起こされる金縛りだった。
霊感が有ろうが無かろうが、時々の頻度でも金縛りを体験し続けていると、「疲れ」という医学的説明とは
異なる、何者かの力によって掛けられたと直感する、強力で抗しがたい金縛り体験に一度は遭遇するものだ。

俺は以前、その金縛りに遭った事が有るので、すぐにそれとわかった。
「あ、この感覚は「嫌な金縛り」だな・・・ヤバイ、早く解かなきゃ。」と焦った。
そして、自己流金縛り解放テクを使おうとしたその時、

「ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙・・・ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙ふぉ゙・・・」

と、今にも咳き込みそうな、明らかに無理して作った嘲笑が聞こえて来る。
どうやら俺を縛っている何者かは、怖い声(のつもりで)を出して俺を脅かそうしている様子だ。
しかし、いかんせん迫力が無いので全然怖くないw

余裕が出た俺は「あれ?この声は何かに似ているぞ。」と呑気に考えて始めた。
そして、ふと、何者かの声がスーパーマリオに出て来る「クッパ大王」の声にちょっと似ていると気が付いた。

そこで俺は、俺を縛っている幽霊らしき奴に

「お前はクッパ野郎なのか?」

と、尋ねてみた。すると、無理して嘲笑していた何者かが突然

「 ク ッ パ 野 郎 じ ゃ ね ぇ ん だ よ ッ ! ! ! 」

と、火病った。同時に金縛りも解けた。どうやら、俺は突っ込み一つで解放されたらしい。

その日まで、俺は「幽霊とは揃いも揃って貞子みたいに強力凶悪なおっかないシャレにならん連中」と
勝手に思い込んでいたが、この事件以降、実際は初心者と熟練者、そして人間みたいに
「何をやっても失敗してしまうドジっ子」が居る事に気が付いた。

あの幽霊、今頃どこで誰に突っ込まれているのかなぁ。火病った時の地声からして女の子っぽかったけれど・・・

 

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