なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 8 – 全20話

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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 8 - 全20話 笑える心霊体験
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なんか笑える心霊体験 – 短編集
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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 8 – 全20話

 

徹夜中の出来事

 

連日仕事はほぼ徹夜
事務所で仮眠していたら、いつの間にか男女数人の霊に取り囲まれて見下ろされていた

ストレスでどうかなりそうだった俺は思わず「サボって悪いか!!」って怒鳴った

すると見下ろしていた中の初老の男性が、俺の肩に手をそっと置いて首を静かに横に振った
俺は急に涙が止まらなくなって泣きながら寝てしまい、気がつくと朝だった

当然仕事はできていなかったww

 

 

 

ほとんど霊を見た経験はないが「声」ならよく聞く事がある。

今までで一番怖かったのが「氏ねェェェェェ!!!」で、一番笑ったと言うか、
笑われたのが、去年の夏に川遊びをした時に誰も居ない場所で(放尿中だった)
後ろから囁かれた「カッパです………」ってやつwwなんで自己紹介なんだ??
「萌ェ~」とか「らめェ~」とか「お兄ぃたん」とか聞いてみたいキモヲタな俺

 

 

幽霊が出たら

 

高校の時、電気消して寝る前に、フト気になって、ちょっと小物とかがまとめて入ってる棚を見たんだ。
その棚は奥が鏡張りのデザインで、こっちが見えるんだな。
で、そこに移った俺の後ろをフゥっとローブみたいな、変な物を被った人影が通ったんだ。

それで、さすがに少し気味悪くなったんだが、布団に入って前を見たら、驚いた事に、
なんか白っぽい、もやみたいなのが人型になって俺の足元にいるんだよ。
それで、初めはびっくりしたけど、
あぁコレが幽霊ってヤツか。と思ったら、うれしくなってきてさぁ。
その幽霊をじっくり観察してみたんだ。
見間違えとかじゃないかじっくり見て、瞬きすると消えちゃいそうだからそれもしないで、
そのままジィッと見てたら、溶けるように消えちゃったんで、起き上がって、
ソレがいた辺りを触ってみたら、何となくひんやりしたような気がするんだよ。
今でも思うんだ。何であの時、観察なんかしてないで、触れてみなかったんだろうって。
だから、今度会ったら、とりあえずぶつかっていこうと思うんだ。
でも、それ以来何もおきないんだよなぁ…。

 

 

エレベーターでの礼儀

 

俺はエレベータに乗る時、誰もいない場合でも軽く会釈してから乗るようにしている。
もちろんそれには訳がある。

それは、仕事でしょっちゅう行く取引先でのことだが、その日俺は、難しい打ち合わせを夜遅くまでしていた。
何とか目処がついて取引先を出たのは夜の9時くらいだったが、ビルのフロアは人気もなく無機質な空気が漂っていた。
そしてそのビルのエレベータに乗ったのだが、誰もいない空間と一仕事終えたという開放感で一気に緊張感が解け、決してわざと言うわけではないが、スゥ~と放屁をしてしまった。
(・・・ん、わりとくさいかも・・)
我ながら結構キツい空間だった。

会社は4Fだが、2Fと3Fで乗り降りする人にあったことはほとんどなく、まあ、このまま1Fに着くだろうと思っていた。
そのとおりスルスルとエレベータは降りていったが、エレベータど真ん中に立っていた俺の左横で、「うっ・・」という声がした。
(えっ!まさか、人がいた?!)
すぐさま右によけ、左側をちらっと見ると、俺と同じようなサラリーマンが顔をしかめていた。(やば、やばすぎる・・・。でも、確かに乗った時はいなかったはずだが・・・)
不思議に思ったが、それ以上にばつの悪い思いが上まわり、
「す、す、すいません・・・」
と消え入るような声で謝った。
すると、そのサラリーマンは顔をしかめたまま、ゆっくりこちらに顔を向けようとしたが、臭いがまだ漂っているのか、「うっ」という表情をして途中で止めてまた正面に向き直った。

(・・・・・・・)
気まずさに早く着けと念じつつ、ちら見していると、1Fに着く手前で何とサラリーマンは、すぅ~と消えてしまったのだ。
「えっ!」
今度ははっきり声をあげて、エレベータの箱全体をきょろきょろ見回したが、やっぱり何の形跡もなかった。
とりあえず外に出て、シルバーのドアをしばらく眺めたが、たぶんそうゆうことなんだろうと結論付けた。
でも、幽霊とはいえ本当に失礼した。申し訳ない。俺は頭を下げてビルを後にした。

ということで、乗るとき見えなくても先客がいるかもしれないので会釈をするようになった。

ちなみに取引先のビルの幽霊は有名だったそうだが、なぜか近頃出ないそうだ。

 

 

比叡山での体験

 

これは専門学校を卒業した後に心身を鍛えようと思いつき
京都は比叡山に行ってたときにおこった体験だ。
四月の半ばあたりいつものように比叡山へ行き
筋トレをしていたんだよ。
周りはあと少しで完全に真っ暗になるって程薄暗かった。
いきなり耳元で女性の声がしたもんで
「お前、俺を驚かすなら俺に生まれ変わってみるか?」と心の中で念じた。
とたんに女性の声は消えて気配も無くなった。
その霊は冗談じゃねぇと逃げやがったのだ。
未来が悲惨なものの人生を好き好んで生まれ変わりたい幽霊はいねぇよなwwww
友人も恋人も就職もできねぇ屑でもこんな時役に立つと思った瞬間であった。
逆に裕福で贅沢な暮らししている奴が
こうやって念じたら「是非 生まれ変わりたい!」と逆に憑依されるんで注意な。

 

 

火の番

 

学生だった頃、真冬に祖母が亡くなった。
で、49日かなにかの法要で夜通し火の番で起きてた時の話。
伯母と二人で起きていて、田舎の真冬で無茶苦茶寒い。
ガンガンにストーブ焚いていて、二人とも喉が乾いていた。
目の前には、お供え物の当時流行で祖母の好きだったはちみつレモンが山積み。
「・・・・・・喉乾いたよね・・・・・・?」
と、手を合わせてから手に取った瞬間。
ばし────んっっ!!!!!
「「ヒイっ!ごめんなさい!!!?(´;ω;´) 」」
伯母と二人、マジびびったw

木造の古い家で、ストーブでがしがし暖めてたから木が爆ぜたんだろうと言う事になったけど。
絶対あれは、
「わしのジュースじゃ!持ってくな!」
という、祖母の主張だったと思っているw

 

 

サンタを信じてた

 

すんごい季節外れだが、俺は小5までサンタクロースを信じてた。
しょっちゅう夜中に知らないオジサンが壁をすり抜けてやってくるからw

 

 

UFO

 

子供の頃の事です。
銭湯から帰って来た兄が
「今 近くの神社の入り口の所でUFO見ちゃった。」と言うので、親に内緒で
その神社まで行ってみた。
すると 2階の屋根位の高さを 直径10~15cmぐらいの光の球が
クルクル旋回しているのが見えた。
(うわぁ~UFOだぁ~)感動して暫く眺めていたが、その光の物体は
同じ行動を止めなかったので もしかして…誰かのいたずら?と思い周りを見回した。

誰かが、ハイビームな懐中電灯を照らしているんじゃないか?
光る物体を釣竿につけて、何処かの屋根の上から垂らしているんじゃないか?
子供心に思い浮かぶ 人工的現象を確認しようしたが、結局何も無かった。
それなら…
(虫取り網で捕まえてみれば、ハッキリするじゃん!)
そう思い、家まで虫取り網を取りに行ったところで、
自分が親に捕まりこっぴどく怒られた。

数年経って 友人にその話をしたら…
「それ UFOじゃ無くて、人魂だよ。」と言われた。
捕まえなくて良かったと 今では思う。

 

 

やる気

 

日曜日、なんかダルくてやる気なくゴロゴロしてたら金縛りになった。
だけど面倒くさいし、全くやる気なく金縛りのままボーっとしてたら、
数秒で金縛りは解けた。
上の方から舌打ちするような音が聞こえた。

 

 

霊力

 

従兄弟の体験

ベッドで寝ていたら急に部屋のドアや窓ガラスがガタガタ音を立て初めて
ビビって起きようとしても身体が金縛りにあって動かなくなって
気がつくと周りを黒い塊の様な人間の様なものがが囲っていて
その中の一匹だけ頭と手が異常に大きいオッサンみたいな奴が
でかい音を立てて両手を思いっきり合わせて何かを念じはじめたら
部屋の中なのに物凄い突風が吹いて身体が吹っ飛ばされそうになったと

それ以来寝るときはイヤホンで音楽聴きながらじゃないと寝られないらしい

アホらしいけど夢じゃなくて本当だと言ってきかない
おもしろいかどうか解らんけど
本人は大真面目に話してるから可笑しかった

 

 

小さいおっさん

 

携帯から失礼します。
霊というか妖怪っぽいし、
ちっさいおっさんスレに書こうか迷ったけど…

私の車の駐車場は、
排水溝(鉄?で出来た格子が所々はめてある)を跨ぎ、一台分空けて停める場所で、
運転席側から排水溝が見える感じ。
ある日の深夜、2時半頃。
コンビニに行こうと、車のエンジンをかけたら、
車の前輪のあたりから何かが″タタタッ″と、排水溝の方へ走るのが見えた。
初めは視界の端で
猫?と思ったんだけど、
よく見てみたら身長20cmくらいの、でっぷりとお腹の出た「おっさん」のようなもの。
いや、後ろ姿しか見えず
顔も見てないから、「おっさん」と断言できないけど。
服装は、ボロボロに破れたような丈足らずの黒っぽいズボンと、
またボロボロの肘ぐらいまでしかないグレーっぽいシャツ?だったと思う。
とにかく、そのおっさんが
排水溝の、格子の無い部分を飛び越えようとして
向こう側で足を滑らせた。
で、「あっ!!」って思ったら
おっさん、「あぶねっ」って感じで、
なんていうか…
鉄棒の逆上がり後?前回り前?みたいな体勢でもちこたえた。
それで おおっ!!と思ってたら、
右足上げて這い上がろうとしてんだけど、
腹肉がつかえるのか、

ズリッ ズリッって何回もなっちゃってて
なかなか上がれないみたい。
そこでもう私はおかしくて笑いが。
で、しばらく(たぶん5秒ぐらいだけど)車の中から見てたら
ポロッて感じで排水溝の中に落ちちゃって
「あっっ!!!!」って思って車降りて排水溝見に行ったら
もういなかった(´・ω・`)

おっさん
ケガしなかったかなぁ…

 

 

自転車に乗る霊

 

いい話かどうか分からない。
チャリに乗っていると、どうも気配がする。
前籠に黒い猫、後ろの荷台に男(十代半ばくらい)が居る。見えないのになぜか分かる。背中に寄り掛かってくる感触とか、猫増殖の気配とか。不思議と怖くない。

向かい風の時に助けてくんないかな、と思ったらいきなり追い風になったり、後ろから仄かにチャリごと押されたりする。
寒い日は猫の気配が手でも置いてるのか手の甲だけほっかほか。役に立たないけど気持ちはありがたい。
車に乗るようになってからは気配がなかったんだが、最近チャリに切り換えた。ガソリン高いから。

漕いでるとまた気配がする。
そういやどんな事故にあっても大した怪我してない。守ってくれてるのか。
チャリを買い換えてもついて来る。律義。
盗まれた時は数日して見つかった。手紙ついてた。ごめんなさいだってよ。
奴らは何者なんだろう。

 

 

熊本では

 

小さい頃、熊本のばあちゃん家に泊まりに行った時の話。
夜中寒さで目が覚め、窓が開いてるのかと窓に目をやると、チャリに乗った坊さんが走っていた。
ちなみに2階です。
ETかよ…

 

 

どうやって

 

ネタじゃなくて本人がこう言い切ってたから書く
うちの親父がまだ生きてたころ
ある夏の朝、解せない顔して起きてきた
寝てたら誰かに髪を引っ張られたという
部屋は二階だし誰も入ってない
外部から誰かが来たような形跡もない

第一親父はハゲだったんだ…
どこをどう引っ張られたんだよ…

 

 

幽霊なのに

 

漏れについている霊は幽霊なのに、すごく恐がりらしい。
いつも漏れにくっついてるらしく、すぐそばに気配がしたり、
腕になんか圧力を感じたり、つんつん突っついて自己アピール
するのだが、別の霊がきたっぽいラップ音が部屋の端の方で
したりすると、なんかしがみついて来て怖がってるっぽい。
それどころかTVの心霊番組をみてるともろに怖がってるぽい気配が。

 

 

猫の一生に一度

 

ぬこは一生に一度だけ人語を話すという。
大概とても重要で意味深なことを言うらしい。
昔話では浄瑠璃を語ったとか、事故を予言したとか…。

ある日家族でオムライスを囲んでいた。
「ケチャップ足りない。ちょっとケチャップとってー」
「ねえねえ、くり (猫)、ケチャップ貰ってきて。」
くりはじっと聴いていたがおもむろに立ち上がり台所に行くと
「けにゃっぷ!!」と鳴いた。
家族全員びっくりしたが、しかしこれが一生に一度だけ話す人語かと思うと何だかとても悲しかった。

 

 

一体何に

 

趣味でアクセサリーの製作をしていますが、そんな中部屋でトントン物音が聞えた。
一人暮らし&真夜中、間違っても同居人は居ない。
座椅子の背もたれをトントンやられながらも作業を続行していました。
しかし一向に収まる気配も無く、細かい作業でイライラしていたのもあり
「フォーーーーーーーーーーーーーーーゥ!!」と雄叫び。
そしてゆっくり振り返った瞬間「…ヒッ!」と息を飲む音がしてそのまま消滅。
彼もしくは彼女は一体何に驚いたんだろう?

 

 

猫が移動するのは

 

友人から聞いた話です。

子どもの頃に遊び場にしてた神社には猫もよく集まって来てたそうな。
で、そこの猫たちはひなたぼっこ中、急に一匹、また隣の一匹、と順番にほんの1、2メートル程度の場所移動を始める事が結構あったらしい。
そしたらある日、ちょっとだけ霊感のある子が教えてくれたんですと。
「おじさんの霊が猫を撫でようとして逃げられてるんだよ」

 

 

憐れみ

 

中学の頃、運動部だったから結構痩せてた俺。その頃、寝てると時々金縛りにあった。
しかも金縛りだけじゃなくて、両腕を掴まれて上半身をグイーって起きあがらせられる感覚があった。体が起きあがるんじゃなくて、霊体が身体からでる感じ。
んで、座ってる位まで引っ張られたら、いきなり手をはなされて、すとーんと身体に戻って、金縛りも解けてた。
怖かったけど、何かするわけでもないし、二三ヶ月に一度位だったから、あんま気にしてなかった。
で、三年になって部活がなくなって、あんま運動しなかったから、三キロぐらい太ってしまった。
そんときに久しぶりに、それがきてグイーってやられた。だけど、前より引っ張られなくて、身体から霊体がでた気がしない。
ん?って思って、目あけたら、おっさんが両手つかんで、(´・ω・`)って顔して人の顔見てたんだけど、目ぇ合ったら、憐れんだ目で見てきて消えた。
それから一度も会ってないけど、会えたら、お前だって太っていると言いたい。

 

 

馬乗り

 

次男の話。金縛りにあい、顔に鼻息が荒くかかる、もしや飼い猫では?と目を開け確認したら
「馬が馬乗りになってた」この時点で私は笑ったがさらに
「重いからあっち行って」に「そぉ?じゃぁな~」とどけたとか。
次男があれは何だったの?と私に聞いてきたがwww

 

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