なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 2 – 全20話

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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 2 - 全20話 笑える心霊体験
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なんか笑える心霊体験 – 短編集
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なんか笑える心霊体験【短編集】Vol. 2 – 全20話

 

足元の手

323 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/05/30(水) 10:03:17 ID:NuXLTAuyO
ちょい前のこと、何を思ったのかテンションがハイになり一人深夜にマイカーで
地元は新潟の心霊名所巡りに行ったの時のこと。
やっぱりっていうか案の定、霊に取り憑かれちゃってさ、運転中に足元から白い
手がにょろっと出てきちゃって、そのまま俺の左足をわしづかみよ(;゚д゚)ハゥァッ
最初は驚きと恐怖で運転が乱れたけど、心を落ち着かせ、次の心霊名所まではど
うにか到着。そこで左足を掴まれている感触がなくなったので恐る恐る足元に視
線を移すとその白い手は消えていた。

たぶん、その白い手の霊はそこで下車していったと思う。

 

 

窓を叩く手

302 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/05/29(火) 13:38:54 ID:F1ur1wWg0

ある自称霊感がある後輩と遊ぶようになってから変な体験が度々あるのだが…

一昨年だったか、ドライブ好きな俺は夜に山の方へ一人で走りに出かけた。
2時間ぐらい走って、眠くなってきて、丁度いい川原を見つけたので、
そこに車を止めて寝ようとした。
うつらうつらしてると、突然の金縛りと同時にものすごい勢いで車を揺すられ、
車の窓をバンバン叩くたくさんの手が見えた。
でも眠たかったので、金縛りのまま寝ることにした。
そのまま持久戦でずっとゆっさゆっさバンバンやられてたみたいなんだけど、
なんか揺れが心地よくなってきて睡魔に勝てず寝てしまった。
そしたら夢にふて腐れてぶつくさ文句言いながら帰っていく袴姿の人たちが出てきた。

 

 

会いたい

244 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/05/26(土) 12:20:44 ID:69WrztkO0
知り合いから聞いた話。
その人(Hさん)は、仕事の師匠のお通夜に参列していました。
故人(Sさん)は 本当にいい人で、仕事に対しては常に厳しく、だけど私生活においては
心底優しい人だったそうです。
その為 故人を偲ぶ人たちは「本当に惜しい人を亡くした。」とか
「もう一度Sさんに会いたい。」とか「会って今までのお礼が言いたい。」など口々に言っていたそうです。
暫く故人の話をしていると、一人がトイレに立ったそうです。そしてしばらくすると…

「い・今!Sさんが向こうに立っていた!!( ゚д゚)」と転がるようにその人が戻ってきました。
「え?!会いたいって誰かが言ったからじゃねぇか?!」
「お・お前 礼が言いたいなんて言っていたんだから言って来いよ!」
「おめぇこそ 会いたいって言っていたんだから…」
と ついさっきまで「会いたい」と口々に言っていた人達は逃げ腰で、他の人に確認させようとしました。
「じゃ。オレが行ってくらぁ。」とHさんが、身を縮ませながら 目撃場所に向かい
姿を見ようともせず「ナンマイダー ナンマイダー迷わず成仏してくれー」と目をつぶりながら手を合わせていると、
何処からとも無く 深~いため息が聞こえたそうです。

「ありゃぁ~ 随分あきれていた感じだったなぁ。。。」と Hさんは話してくれました。

 

 

背後から声

241 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/05/26(土) 08:06:03 ID:7oLT0e5fO
高校の時、友人から聞いた話。
うちの高校の校舎は変わってて、校舎全体が扇形をしている。

教室も勿論扇形で、例えるなら↓な感じ。
△←黒板は上。窓は底辺。2辺は壁。

だから授業中は窓を背にしている。
教室は2階以上しかなく、窓にベランダも着いてなかった。

ある日の授業中。
霊感の強い友人が「何かきた!」と思ったらしい。
それでも授業中だから、下手に騒げない。
先生は怖いと有名な女教師。
ノートもとりたいのに、気配を感じてから、金縛りで手が動かない。
一番後ろの席に居た友人は、背後の窓からただならぬ気配を感じていた。

「あー、ヤバいなぁ」と思って、諦めかけたその時、
背後の窓から男の声で「…笑かしたろか」と聞こえ、気配は消えたらしい。

 

 

後ろを見るな

234 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/05/26(土) 02:14:50 ID:63v0zGcv0
山菜採りへ家族で向かう時 
薄暗い山道を通り過ぎるか過ぎないか でも過ぎた時なんだけど 
運転していた主人が叫び出して家族は驚いた
後ろを見るなー振り向くな- やばいやばいよーと
子供が騒ぎながら 何がー何がー 見ちゃやばいのーと聞きかえすが
主人は怒りながら そうだー見ちゃダメだーと怒鳴り散らす
見たこともない程の主人の剣幕に私達は見ては本当にいけないと思いました
主人は念仏を唱えながらアクセルを強めます
確かに先程 休憩した場所から今までの道すがら
無縁仏の墓地や自殺を思い留まらせる看板が見えてました
私も懸命に念仏を唱えて ふとサイドミラーを見ちゃったんです
後ろから追いかけてくる物体を見ちゃったんです
祖父でした
休憩場所から置いてきてしまった祖父でした
懸命にあり得ない位の高さまで太股を上げて追いかけてくる祖父でした
何故か衣服は着ておらずフンドシ一枚の祖父でした
フンドシが長く10メートル後方までピーンと流れてる祖父でした
あの恐怖は今でも忘れられません  

 

 

二段ベッドの上

233 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/05/26(土) 02:10:14 ID:riCbXEGt0
当時はビビったが今思えば…な話。

その頃、2段ベッドの上で寝ていた。
ベッドは四方囲われているのだが、その隙間が異様に怖くて、
クッションで覆ったり、膝掛けを掛けたりして寝ていたんだ。
(理由は緑色のお爺さんに覗かれたから。ま、夢だろうけど)

その日、ふと夜中に目が覚めた。
何か人の気配がする。
布団の中で様子をうかがうと、呼吸音が聞こえて来た。
下で妹が寝ているが、明らかに別の呼吸。「誰!」と尋ねるが返事も無い。
ビビってベッドの周りを見ようとするが、覆っているため見えない。
呼吸音は激しさを増し、「はぁ~はぁ~!」とか「ハッハッ!」とか変化する。
明らかに怪しさ満開。結構半泣き。

ビビりながら起き上がり、まず枕元側から覗き込んだ。
しかし何も居ない。呼吸音はベッドの側面に移動している。
急いで覗き込む。やっぱり何も居ない。何度か繰り返したが
何も見当たらず、諦めて布団に潜り込んで寝た。

数年間脅えて暮らした。ついにはカーテンを作ってベットを囲った。
ラジオや懐中電灯をベッドの中に持ち込んだりもした。

ある日、母親に「あれ覚えてる?あんたメッチャびびってたな」
と笑顔で言われ、半笑いになるしか無かった。

 

 

ジャンケン

231 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/05/26(土) 00:46:00 ID:69WrztkO0

これは、入院時の喫煙仲間の一人から聞いた話。
その喫煙仲間(仮にAさん)は、右腕骨折で入院していて 6人部屋の一番窓際のベットにいた。
夜中Aさんが、ふと目を覚ますと窓のカーテンからニョッキリ 半透明の白い腕が出ていたんだって。
Aさんは、霊感があるらしく そういった類の物を見ることが多かった事と
危機感をあまり感じなかった事もあり その腕に向かって
「ジャンケン…」と右腕を振ってしまったそうです。
Aさん:「イデデデ…」激痛に耐えたその手は、半開きのパーの状態で下を向いた。
すると その半透明の腕は、チョキを出してきた。
Aさん:「あっ!今の無し!こっちは怪我人だぞ。もう一回!」とムキになって言うと
その半透明の手は、中指だけを立ててカーテンの向こうに消えたそうです。

 

 

ドッペルゲンガー

368 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/05/31(木) 00:28:01 ID:1mQeA3P+0
家に帰宅して、嫁とご飯を食べてたら
寝室から嫁が出てきた。

ん~????????

こいつが偽者やー!!!
と思いビンタしたら、痛ぁぁぁぁ~い!!なにすんじゃーと殴り返された。
寝室から出てきたほうが本物だった。

 

 

排水口

357 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/05/30(水) 22:06:59 ID:jVAE92msO

この前洗面所で歯磨きしてて、ふと視線を下にやると、排水口に目があった…
恐いから気付かないフリしてたけど、やっぱ気になるからつい見ちゃった。
案の定、バッチリ目があ合った瞬間歯ブラシくわえて立ったまま金縛り。

恐怖のあまり、そのまま口の中の物をブフーッ!!
目に直撃したww
あっさり金縛りは解けたw

 

 

格安のマンション

355 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/05/30(水) 18:53:42 ID:YJD9Nbzw0
何年前だったかな
そこは先輩が住んでいたマンションで、やたらと金縛りにあうことで有名だった
先輩が引っ越すのと家賃が格安ということで、周囲がとめるのも聞かず
俺はその部屋に入居した
夏の寝苦しい夜だった
夢見が悪くて夜中に目をさますと、金縛りで体が動かない
外から聞こえてきていた虫の音がピタリとやんだ
体が全く動かないが、感覚だけやたらと研ぎ澄まされていた
サッと視界の何かがうごいた。空気のゆれを感じた。ヤバイ何かいる、と思ったと同時に
強烈な硫黄臭がした。金縛りはそれから5分程度してやっととけた
その夜、泊まりにきていた友人が、俺の顔の前でへをこいていたのだ
もうね、まじ死ぬかと思った

 

 

窓の向こうの女

 

夜中に部屋で煙草吸ってて、換気のために窓開けようとブラインド上げたら、
窓の向こうに女?がいた時。(家はマンションの5階)
驚いて「おわっ!!?」みたいに叫んだら女の方もΣ(゚Д゚;)ビクッってなった。
霊もビビるんだな、と思った。もう霊が怖くも何とも思わなくなった。

 

 

いじめ被害

 

ラジオか何かで聞いた話。
どっかの中学校にいじめられて自殺しちゃった女の子がいたんだけど、
生前良くしてくれた友人の枕元に毎晩出てきたんだって。
で、あまりに毎晩出るもんだから友人は怒って
「なんで私のところに来るの?化けて出るならいじめたあいつらのところでしょ!」
って叱りつけたんだって。
そしたら女の子は「だって・・・あの子怖いから・・・」とか言ったらしい。
その後友人に励まされて、女の子はいじめた子の所に行ったそうな。

 

 

 

俺の親友にものすごブッサイクな男がいるんだけど、霊感強いらしくて
年に1度くらいスポットに車で行ってた。俺は全然見えないけど、そいつは見えたり感じたりするらしく、
本当にヤバイとこは「すぐ帰ろう」と親友が言って、帰っていた。

とある廃病院に行った時の話。数十分ほど荒れ果てた院内を探索していると、階段の踊り場に
俺でも見えるほどのボーっと光る背広の男が!!背中をこっちに向けてる。
俺より先に親友が「アッ!!」と叫び、男が振り返り、親友の顔を見た。普通に疲れきった精気のない顔。
そして男はもう1度前を見て、またビックリしたように振り返り、親友の顔を2度見した。
  

 

 

タクシーの客席

 

子供の頃家から道路を見ていてタクシーの客席に真緑色の人が苦しそうに乗ってるのを見た!学校でみんなに話したら、満場一致で河童がタクシーに乗ってたんだ!という所に落ち着いた。皿が渇いて苦しいから近くの沼まで向かったのだと。

 

 

衝立の穴

 

子供の頃 近所にある板で出来た塀に直径2~3cmの穴を見つけた。
わりと大きな穴だったので 何気なく覗いてみたら、向こう側からも覗かれた。
怒られるかと思ってその場を離れて 驚いた。
その塀は、家を囲ってある塀では無く、敷地を仕切っているような
衝立だった。そして その衝立の向こう側には、誰もいなかった。

恐る恐る穴に近づいて、覗いて見ると やっぱり向こう側から覗かれている。
走って衝立の向こうを見ると やぱり誰もいない。
そして また走って覗くと 覗いている。

その目が何なのか、思いっきり興味を持ってしまった俺は
持っていた釘でその目をチョコッと突っついた。
すると「うっっ」とうめき声が聞こえたので、誰かの目を傷つけてしまった
と思い 衝立の向こうに走って行くと やっぱり誰もいなかった。

またまた走って 穴を覗くと…涙目になっていた。
「大丈夫?ごめんね」と言うと「うっ・うん。」と答えが返ってきた。

その後 友達を呼んで、一緒に穴を覗いてみたけど 今度は誰もいなかった。

 

 

朝のあいさつ

 

久しぶりに金縛りにあって、「やべーチョー恐いよー」って悶えてた
そんで金縛りが解けた瞬間、ガバッッ!!って起き上がったら
「はいおはよーございまぁーーす!!!!」
と、とても元気で爽やかな声で男の霊にあいさつされた

それでなんか自分も爽やかな気分になれた

 

 

憑いて来た

 

数年前にもあるスレに書き込んだけど

私が高校生の頃授業中に男の気味の悪い声で名前を呼ばれて後ろの席に居た女友達に
名前呼んだ?と聞いたら呼んでないと言われてそのまま前を向こうとしてふっと何気なく
教室の一番上にある窓(学校に良くある窓の上にある窓)を見たら顔だけの気味の悪い
青白い男の顔があった。
そして学校が終わり帰る時もガクブルしながら帰り、家に帰った後は何もなくその後眠り
朝になり私自身何も起こらなかったけど変わりに同じ部屋の二つ上の姉の所に来たらしい
しかも姉の布団に潜り込んで来て姉は怖くて仕方なかったとの事

多分私にそのまま憑いてきて、姉の方が美人で巨乳だから姉に行ったのだろうけど
20代になった今考えると、とてつもなく失礼な幽霊だなと思う
私に憑いて来たくせに姉の方が美人だからってそっちに乗り換えるって・・・

当時の私はそれを聞いて自分の所に来なくて良かったと思ってたけど
今考えると微妙な気持ちだ

 

 

スキー場の夜

 

すべるとかすべらないとかで思い出した。

去年の二月に友人達とスキー場に行った時、夜は現地で一泊という事で、みんなかなり呑んでた。
ってか、呑まれてたww
まだ22時を少し過ぎた頃、同じグループの中の四人が散歩に行った。
寒いし、どうせ何もないからと止めたのだが、気の大きくなった酔っ払い共が聞くハズも無い。
仕方なく見送り、残りのメンバーで呑んでいた。

で、一時間程たって散歩に出掛けた酔っ払い共が帰ってきたんだが、やたらと機嫌が良い。
聞くと、ホテルを出てすぐ、近くの雑木林に女がじーっとこちらを見て立っいたんだそうで、全員
がハッキリ見えている。最初驚いたが、全員が見えているんなら、幽霊じゃないだろう。って事で
逆にちょっと脅かしてやりたくなったらしく、みんなで一斉に雪玉を投げたらしい。

そしたら、(,,゚Д゚)ってな顔になった女が、四つん這いになって、慌てた様子でスーッって林の奥
に消えたらしい。

でも、ホントはその中の一人には、その時何も見えて無かったってあとから聞いたww

酔っ払いコエー。

 

 

除霊剤

 

先日の深夜、金縛りに遭い女基地外幽霊に首をきめられそうになった。意を決して力を込めたら、なんとか片腕だけが動くことができたので
意識朦朧の中、武器になるものはないかと手探りで探していると、レジ袋に触れた。そういえば、日用品を買いにホームセンターに買い物をしに行ったが、
袋から出さずに放置しておいたものだと気付き、それなら袋の中に武器になるものはないかと探ってみた。そしてその瞬間、あることに閃いた!
袋の中にはファブリーズ詰め替えようが入っているではないか!!このファブリーズの成分に除霊効果があるってオカ板に書いてあったことを思い出し、
この時ばかりはオカ板を見ていて本当に感謝した!そして、それを掴むと無我夢中に両手で思いっきり握り潰した。
なんと、もう一つの腕も自然に動いていたではないか!中身が四方八方に勢いよく飛び散るファブリーズ、霊のほうも首を絞めていた力が弱まり
冷徹な表情だった顔から微かな笑みを浮かべながら消えていった…。「…笑み?!まぁいいや、た…助かった…」声も出せる、体も動いた。
直ぐさま部屋の電気を点けると目が慣れるまでしばらく呆然としていた。そして目が慣れた頃、助かったことに安堵し、何げに右手に握り締めていた詰め替えよう袋に目をやった。

そこには『(泡の力でぐんぐん落とす)ハイ☆マジックリン』と書かれていた。

本当にありがとうございました。

 

 

足ないのか?

 

以前バイクの単独事故で、足に怪我をして入院したときの話。
その日は 長時間昼寝をしたせいか、夜中に目を覚ましてしまって
非常階段の踊り場まで行ってタバコでも吸おうかと思って 松葉杖をついて非常階段に向かった。

本当は、非常階段での喫煙はNGなんだけど、暗黙の了解って感じで看護師さんからも おおめに見られていたんだけど、
痴呆老人なんかたまにいるので老人がドアの前にいたら 明けないでくださいって言われていたんだ。

で、廊下の曲がり角を曲がった所で、非常階段に向かって車椅子に座っている人を発見した。
相手が老人じゃ無かったらドアを開けてもいいので、近くまで寄って行ったら突然

「足 ないのか?」と後ろを向いたまま訪ねてきた。
(チッ。ジイサンか。)と思い「(足)あるよ。」と答えて出直そうと思った。すると…
「足 ないんじゃろ?」と またまた聞いてきた。
(痴呆老人かよ!)と思いながら「有るってば!」と答えて元来た廊下を帰ると曲がり角の辺りで
「ワシの足でよければ やろうか?」と聞いてきたので
半分イラついていた私は「いらねぇよ!ボケッ」と捨て台詞を吐いて廊下の過度を曲がって自分の病室に戻った。

翌日 非常階段で、タバコを吸っていると 同じ階の入院患者が話しかけてきた。
患者:「昨日 幽霊が出たんだってよ。」
私 :「え?本当?どんな幽霊?」(まさか…あの時の車椅子のボケ老人?)
患者:「松葉杖をついた幽霊だってよ。」
私 :「え?松葉杖?」
患者:「同じ病室のジイサンが言っていたんだけど、松葉杖を付いて外の闇からスーッと出てきたんだと。
    ジイサンが その幽霊を不憫に思って『ワシの足をやろうか?』って聞いたら
    『いらねぇよ。ボケっ』って言って消えたんだと。」
私 :「へ・へぇ~^_^;」
患者:「で、実は、オレもその声聞いたんだよ。」
私 :「こ・怖いわねぇ~^_^;」と言ったその声は1オクターブ上がっていたことは言うまでも無い。

 

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