ゆうこちゃん
知人の話。
彼は夜勤有りの公務員で、職業柄かなりガタイの良い人ばかりの職場。
そこの仮眠室は、女の人の幽霊が出る。霊感あるなしにかかわらず出る。
あまりにも毎回でるので、幽霊には職場内で「ゆうこちゃん」と名前がつけ
られていた。
知人が仮眠室で寝ていると、いつもどおり「ゆうこちゃん」が現れ、何事かを
ぶつぶつ囁き始める。しかし、その日の訓練があまりにもキツくて疲れてい
た知人が、「ゆうこちゃん、ごめんな。今日俺疲れてるんだ。また聞くから」と
本音を言うと、「ゆうこちゃん」はスーッと帰っていってくれたそうだ。
職場のアイドルとまではいかないけど、男ばかりの職場に「ゆうこちゃん」は
今日もいるらしい…。
俺は一体
昔、俺が取った写真が心霊写真で、オカルト系サイトでチョット話題になった。
数年後、週刊プレイボーイ見てたら、その時に俺が取った写真が
「さまざまな不幸を巻き起こした写真」として掲載されてた。
ちなみにその記事によると、写真を撮ったオレは消息不明だそうだ。
本棚婆さん
高校の時、友人が「昨日自分の部屋で幽霊を見た!」と言いながら慌てて走ってきた
普段真面目というか冷静な子だったので、珍しいなぁと思いながらも
絵のうまい友人だったので、その時の様子を描いてくれとお願いしたら
お婆さんの絵を描いてくれた
が、本棚の本と本の間に、テトリスみたいにすっぽりはまって正座してる婆さんだった
ちなみに、絵の横に書き込まれた婆さんの大きさは縦約20cm・横約40cm
本人は怖がってたけどね・・・
愛媛のみかん
数年前にやらかした珍事。
部屋にクーラーがない為汗がじわじわきてて、髪だけでもと思い風呂に入ったら・・・出た。
幽霊的なものが。
よくよく考えるとただの疲れが見させた幻覚だと思うんだけど、当時の自分はそんな風に思えず、動転して、何を思ったか歌いはじめた。
「みかんはッ!いろいろッ!あーるーけーれどーォ!愛媛のッ!みかんはッ!ひーとーつーだけーぇえーッ!」
親が飛んできて叱られた。
幽霊(幻覚)は消えてた。
怖がりの幽霊
もうだいぶ前の話ですが、同人仲間と一人暮らしをしていた私の部屋で
イベント前合宿をしていたときのこと。
その時うちには幽霊の癖に怖い話が嫌いなI美ちゃん(20代)という霊がおり、
修羅場中はいやな予感を察知してか台所に逃げておりました。
その台所には、部屋に置くには邪魔なのでこたつを縦にして立てていた
のですが、みんな事情を知っているので当然のように怖い話をし始める
ことになり、I美ちゃんは抵抗するかのように冷蔵庫、キッチンのドア、
ガラス障子と次々蹴り始めました。(ガラス越しだとシルエットはみんな見える)
しかしそんなことを気にするはずもなくw話はどんどんエスカレート。
しまいには立てていたコタツも蹴倒され、さすがにかわいそうになったので
怖い話はそこでやめにしました。
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