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『猫シリーズ』短編 全24話 – なんか笑える心霊体験

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『猫シリーズ』短編 全24話 - なんか笑える心霊体験 笑える心霊体験
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なんか笑える心霊体験 – 短編集
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猫シリーズ 短編 – なんか笑える心霊体験

 

猫の訪問

 

引っ越して以来猫が家にやってくるようになった。
最初は普通の猫だと思って餌やったり、
たまには部屋に入れてやったりしてたんだが
6月前後から扉を開けなくてもいつの間にか部屋の中に居たり
壁から出てくるところを目撃されて固まったりしてて
「あーこの猫幽霊か」とは思ってた。

今日、というかさっき喋った。
某お笑いDVD見てたら後ろから「文明開化、文明開化」
振り返ると「にゃーん」
またDVD見だすと「甘栗食べ過ぎ黒い爪っ」
振り返るとにやりと笑って「にゃーん」

お笑い芸人に感化された猫を見たのは初めてだ…
ちなみに声は渋いおじさん声でした。
見た目は細くて小さい三毛猫。
明日はちょっとくらい話してくれるだろうか。

 

 

縁側の猫

 

友人の家に猫の霊が出るらしいので、泊まりに行ったらマジで居た。
縁側の日なたにごろんと大の字で転がる茶色い猫。
「いや、霊っつうかアレ普通に猫だろww」
と近寄ると、猫がこっちに気付いた途端、
不思議の国のアリスのチェシャ猫みたいに尻尾からスーッと消えた。
他にも泊まった一日だけで、廊下を歩く後ろ姿とテレビの上に座る姿を見た。
人が居ると気付くとチェシャ猫消えをする。

友人の家では猫を飼っていた事は無く、家族全員不思議がってるらしいが、
害は無いどころか猫が居着いてからネズミやゴキブリを一切見なくなった為
結構重宝してるようだ。

 

 

エルバイラ

 

バイト先の後輩の家に幽霊が出るようになったらしくてさ「一人じゃ怖いから泊まりに来て!」って頼まれたんだ、昨日。
女の子だったら良かったのにそいつ191cm体重115kg位で丹波文七似なんだよ…
で、幽霊は猫に弱いって聞いたからわざわざ姉ちゃんち行って猫借りてきたの。
でもエルバイラ(猫名ね)は産まれてからずっと家で育った猫で野生の欠片もない超チキン猫でさ
籠から出した途端
『どどどこでしゅか!ここ知らないとこじゃないですかぁ!やぁのやぁの!ここやぁの!まりちゃーん、まりちゃーん!(←姉)』
みたいな感じで逃げ回りガクガクとキッチン隅で固まってしまったんです。
借り物だし文七も猫好きだから「おいでーエルバイラおいでー」って餌やろうと近づいたら、まぁ失禁しそうに怯える怯える。

そんな事を42回程繰り返して段々エルバイラがヤバい状態に!
普段使わない体力を消耗したせいかストレスのせいか小刻みに震えだしてゲロを吐き出したんです。
こらヤベェと近づくと狂ったように暴れだすしホントにどうしよかと…
そしたら壁からちゅる、って感じで黒くて長い手が出てきてエルバイラの背中を優しく撫ではじめたんです。

俺と丹波は思わず「ヒィっ!?」って抱き合っちゃったくらいビックリした。
まともな霊を見たのは初めてだったから実は少しチビった。
エルバイラも一瞬ビクゥ!ってなったけど手を通して慈しみの気持ちを感じたのだろう、
次第に緊張を解いてゴロゴロと丸くなったり黒い手を抱えてネコキックをしてジャレたりし始めた。
端から見ててもそれはもうよく分かる程に黒い手は慈愛に満ちた動きをしていた。

良かったね、エルバイラ。やがて疲れたのか寝てしまうエルバイラ。
俺が腰が引けながら回収しようと近づくと黒い手はにゅっと俺の方に向かいシッシッみたいな仕草をされた。
とりあえずエルバイラを助けてくれたお礼におずおずと盛り塩を差し出したがスルーされた。

その後黒い手も幽霊も出なくなったらしい。

 

 

ナデナデゴロゴロ

 

うちの猫は誰かが帰ってくると必ず玄関まで迎えに来る。
そして『撫でろ』とゴロゴロする。

今日いつものように玄関を開けても猫が来ない。
おかしいな?と思いつつリビングに行くと、若い兄ちゃんが(*´∀`)な顔をしながら一心不乱にうちの猫を撫でてた。

猫うっとり。
私ぽかーん。
兄ちゃんハァハァ。

「…へ?あ?…え…??」と思わず変な声を上げたら、兄ちゃんがビックゥッ!ってなってこっち見て消えた。

なんか…ごめんよ(´・ω・`)
えらい絶望的な顔して消えてったのが申し訳なくなってきたorz
いつでも好きな時にうちの猫を撫でていっていいよ!

 

 

ペット霊苑併設

 

旦那のお母さんのお墓参りにいくと出会える恒例の現象。
ペット霊苑が併設されてるせいか、敷地内に猫とかわんこを見かけることができます。
先日のお盆の前にもお墓の掃除に出かけたのですが、
暑かった日のせいか、日陰でゴローンとする猫数匹。猫に押しやられて
ちょっと陽に当たって暑そうなワンコに会えました。
(霊の猫も暑さや寒さに反応するんだとここで知りました・・)
毎月、月命日には必ず墓参りに行くようにしてるのですが、
季節にあった状態でのほほんと漂う犬猫に会えます。
何度も行くうちに顔なじみになった猫とかは、私を見つけて目が合うと

「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

という感じで、スリスリしてきたり、愛の頭突き(足にゴンゴン頭を当ててくる)
をしてくれて、なんかこんなに馴れあっていいのかと疑問も持つのですが・・
可愛くてつい嬉しくなってしまうのです。
(人間、何にでも馴れるものですね・・)
触れると、なんていうか・・「居る」という感覚はあるのですが、
当たり前ですがぬくもりは無く。
しかしなでたりするとゴロゴロ喉を鳴らしてくれたりして嬉しくて、
墓参りの本来の目的以外の方が重要になりつつあったり・・
(お義母さんごめんなさい(;;)

・・・なぜか、人間の霊は見れないのですが(私は基本零感なのだと思う)
ある意味結婚をきっかけに、動物の霊だけは見えるようになってしまいました。
まだ「怖い」という経験は無いのですが、出来ればこのままのほっとした霊体験だけで
人生を終えたいと心から思ってます。

 

 

猫と風呂

 

いつも一緒に風呂に入る猫がいる。猫の癖に水遊びが大好き。
お風呂蓋の上に座って人が湯舟に浸かってんのやら頭洗ってんのやら見てる。
先日も一緒に入ってたんだが、シャワー使う時は猫が風呂ダイブしないように蓋しめてんのね。
うちのお風呂蓋って蛇腹タイプじゃなくて昔ながらの3枚板タイプなんだが、
その時猫は右端の板の上で寝てた。シャワー中は猫から目を離さないように、
湯舟の方を向いてるんだけど、何故か真ん中の板が若干持ち上がってる。
はぁ?と思いながら見てると、隙間に人間の目らしきものが。
きゃ~と思う暇もなく、すかさず猫(7kg)が持ち上がった蓋にダーイブ!
「ブッ!!」という声と共に異形の者はいなくなりました。

家は霊現象多発地帯。
だけど総勢18匹&霊子猫ちゃんが何かと頑張ってくれているから、
あまり怖い思いをせずに済んでいますw

 

 

屋根の上

 

子供の頃、自室の窓から見える屋根の上でしょっちゅう若いネーチャンと
猫が喧嘩してた。冷静に考えれば、あり得ない光景なのだが、子供心に
それが当たり前に思えてしまってた。

そんなことも忘れてしまっていた12歳の秋、突然記憶がフラッシュバックする。
20歳で亡くなった叔母の○回忌とやらで見せられた写真、0歳数カ月の俺を
嬉々としてあやす若いネーチャン、そしてそれを見つめる当時の飼い猫「トコ」。
俺を抱くと言って離さなかった叔母と何故か俺にまとわりついてたトコ。
当時の叔母の口癖は、

「ええぇぇい、猫の分際で!」

だったそうだ。

 

 

野良猫と雀

 

祖母に聞いた話。

ここのまとめスレにあった猫がしゃべった話を家族にしたら
父や妹には「んなわけないだろwww」と笑い飛ばされたんだが、
祖母(大正12年生まれ)がいやに神妙な顔つきで
「そういえば…」と教えてくれた。

祖母が若かりし頃、散歩していたら野良猫が柵に止まっていた雀に
狙いを定めて構えていたそうだ。
雀は雀で猫の気迫に気圧されたか、飛び立つに飛び立てない状態。見守る祖母(若)
両者睨み合いが続き、ふとした瞬間パッ!と雀が猫の隙を付いて飛び立ってしまったそうだ。
逃げ去った雀を見送り猫が一言、「無念な」と呟いたそうな。

 

 

猫とバァちゃん

 

私が小学生の時の話。親にお使いを頼まれたんだよ。
冬だったんだと思う、5時前でも辺りは真っ暗。
マンション裏の駐車場を通るとスーパーまでのショートカットになるけど
親には危ないから使うな、と言われてたんだ。まぁ使うよね、遠回りめんどいし。

それでいつもみたいに真っ暗の駐車場を歩いてたら猫がいたんだよ。
私猫が大好きだから怯えさせないようにジリジリ寄っていったんだ。
でも良く見るとその猫、少し車のタイヤに埋まったんだよ。
最初は引いたけど、でも近くによっても逃げないし、こっちをジーとみてるだけ。
猫に逃げられないとか初めてだからお化けとかいうの忘れてテンションが上がった。
うち、ペット飼えなかったし。
「お化けなら家でも買えんじゃね?!」とかアホな事も思ってた。

散々猫に構ってもらってその日は家に帰ったんだよ。
後で家族に自慢したけどバァちゃん以外信じてくれなかった。
信じてくれたバァちゃんには「あまりそういうのの相手しちゃいけない、 連れてかれる」って言われた。

次の日、またお使いを頼まれた。今度はバァちゃんと一緒だった。
今日は駐車場通れないなぁとがっかりしてたら猫が!昨日の猫が表通りの駐輪場にいたんだ。
やっぱり他の自転車のタイヤに埋まってたw
こんな昼からお化けって出るんだ!って子供心にびっくりした。
「おばぁちゃん!昨日話してた猫だよ!!+.(・∀・).+゚」て、ばぁちゃんに指さして教えたら

婆「シィッ!!(゚益゚)」
動物を「しっしっ」って追っ払う感じ。物凄い声で一言いったんだ。
普段の顔も怒ってるみたいで怖いのに3割増しな顔で怒るから小さな私、半泣き。
猫もタイヤをすり抜け消えていった…
…それからあの猫に会うことはなくなった。
一言謝りたい(´・ω・`) ゴメンネ

 

 

回る扇風機

 

お風呂上がりで暑いし扇風機を点けてた。その扇風機は刃?プロペラ?が五枚、
内一枚に「指入れちゃダメよ」みたいな注意書きのシールが貼ってある。
そのシール以外の四枚に子猫がしがみついて回転しまくってた。
回る扇風機、必死な子猫。呆然とする私、そよそよと涼しい風…
心霊現象とか怪奇現象は初めてに等しい私は軽くパニック状態に陥り、
必死な頭で「超回転!ネコたんが可哀想!」と考え扇風機止めてクーラーにしたら消えた。
何だったんだ…
昔子猫お世話してた事はあるけど三匹だったし心当たりがなさすぎる…。

 

 

なんでやね~ん

 

猫っていえば…
去年の冬なんだけど、忘年会帰りに住宅地を歩いていたら、どこからともなく
「なんでね~ん…」「なんでやね~ん…」
って声が。
見回すと、通りかかった児童公園の街灯のしたで、野良子猫が何か丸いものを転がして遊んでいた。
子猫がパシっと転がすと「なんでやね~ん」
子猫が猫パンチを繰り出すと「なんでやね~ん」
サウンドロップでも転がしているのかな?って近づいたら子猫逃走。
後に残されてたのはサウンドロップじゃなくて、小さく丸めた靴下。
念のため踏んでみたけど、ただの丸めた靴下でした。
じゃあ、何が喋ってたんだと思った瞬間、子猫が逃げ込んだ茂みから
「なんでやね~ん…」

あの時は本気で怖かったけど、思い返すと笑ってしまう。

 

 

猫の言い分

 

家の猫はたまに人の言葉を話す。正確に言うと話してるように聞こえるのかも知れんが
どうもそんな感じじゃない。もっとはっきりと、人間が発する声のような感じで
話してくることがある。今回はその猫に関わるお話である。
家の猫は結構若い。去年野良の状態で家にやって来たときにも生まれたてのような感じだった。
おれも一人っ子でさあ、弟がほしいなんて思ってたわけよ。その矢先に猫が来たもんで
物凄くかわいがった。まるで猫が本当の弟のように思えた。
今年の8月で約2歳になったわけだが、9月頃にそれは起こった。
朝、歯を磨いているとどこからともなく猫がやってきて
ニャーと人泣きした後「水飲みたい」と言ってきた。
以前から妖怪に興味はあったものの2歳の猫がしゃべるか?化け猫だとしても
こんなに早く喋られるかよとか思ってた俺の方が異常だったかもね。
とりあえず、水を飲ませた後、「さっきどうやってしゃべったんだ」って聞いたら
ため息ついて「喋っちゃ悪いかよ。猫が」とか言い出してきた。
何だったのか未だにわからん

 

 

運命

 

月曜(昨日)の事なんだけど、前からウチに住み着いてる野良猫(♀)を捕まえて
避妊手術をさせようって話になっていたのね。

そしたら……深夜に突然、煙も無いのに火災報知器は鳴るわ
(しかも1回だけ、普通は反応すると止めるまで連続で鳴る)
いつもその猫の乗ってるダンボール箱が、猫が乗ったら突然潰れるわ
(猫は逃げた)
戻ってきたと思ったら、風も無いのに二階から洗濯物は落ちるわ
(また、驚いて猫は逃げた)
そうしたら今度は、二階のベランダでうちのじーさん
(手術のことを知らない、猫嫌い)
が突然、要らなくなったプリンターを解体し始めるわ
(猫の場所の真上な為、猫戻ってこず)

で、結局獣医の受付終了時間まで戻ってこなかった……
いつもなら、家の庭でぐだぐだしてるのに。
何か不思議な力を感じて、家族と相談しなおして手術の話は無しになったわw

 

 

黒猫のゴジラ

 

俺の近所の家に黒猫のゴジラ(♀)が飼われている。
名前の由来は鳴き声がそれっぽいのと背中の毛が背びれみたいに立っているから。
俺はそいつに餌を上げたりしたのでそこそこ懐かれていた。
小学のとき、俺のクラスの奴等がこっくりさんをやったんだ。
すると、そいつだけでなく、クラスの人間が片っ端から祟られだした。
ある男子は一人のときに階段から突き落とされ、
ある女子は包丁が勝手に飛んできて耳が削れた。
そんな感じでクラスの半分くらいがなんらかの肉体的、
あるいは精神的被害を被った。
そんなある夜、寝ていると表が騒がしい。
その鳴き声からゴジラだとすぐにわかった。
先ほどから何かと争っている。
最初は鴉かと思ったが、夜中に鴉が活動するはずもない。
そのうち静かになってから表に出てみると、
血だらけのゴジラがわが家の前に居た。
驚いて抱き上げると、血はゴジラのものではなかった。
その日以来祟りらしきものはぱったりと途絶えた。

 

 

猫の秘密

 

猫が人語を喋るって話あるだろ。
あれを読んだ後、飼い猫二匹に「日本語喋れるか?」って聞いたんだ。

二匹とも気まずそうに視線を逸らして、「ニャ…ニャ…」て鳴いた。
目も泳いでたし、あいつら実は喋れるんじゃないかと。

ご飯、食事、カリカリ、食べるって言葉に反応するし、喋れなくとも言葉を理解してりよなあいつら。

 

 

猫の一生に一度

ぬこは一生に一度だけ人語を話すという。
大概とても重要で意味深なことを言うらしい。
昔話では浄瑠璃を語ったとか、事故を予言したとか…。

ある日家族でオムライスを囲んでいた。
「ケチャップ足りない。ちょっとケチャップとってー」
「ねえねえ、くり (ぬこ)、ケチャップ貰ってきて。」
くりはじっと聴いていたがおもむろに立ち上がり台所に行くと
「けにゃっぷ!!」と鳴いた。
家族全員びっくりしたが、しかしこれが一生に一度だけ話す人語かと思うと何だかとても悲しかった。

 

 

猫の理由

 

笑えるかどうかわからんが随分前にこんなレスを見た。
その人のひい祖父さんが若い頃の話らしいんだが
若い時に猫を飼ってて野良仕事が終わる頃位に必ずその猫は迎えにきてくれたらしい。
それだけでも充分おかしいんだがある日の事いつもの時間になっても迎えに来ない。
あれ?おかしいな?って思った矢先に猫が迎えに来たので猫に声をかけた。
「いつもより遅かったな。どうした?」すると猫が「今日は餌が雑炊だったから食べるのに手間取った」
と答えた。爺さん(若い頃)はあれ?猫がしゃべった?空耳かな?と思い家に帰り着くと
婆さん(モチ若い頃)に聞いた。「猫の餌に何をやった?」すると「今日は雑炊をやったら熱くて手間取ってた」
そう聞くと爺さんは神妙な顔になり次の日の朝、お前は人と一緒に暮らして行けない。
と言って握り飯を三個ほど包んだ風呂敷を首から下げて山へ返されたらしい。
その人は他にも猫を飼ったが最後まで看取ったらしく山へ返したのはその猫だけ。
風呂敷を首から下げて山へ帰る姿を想像したら面白いと言うよりカワイイ。

 

 

じいちゃんと黒猫

 

約3年前に同居していた祖父と飼ってた黒猫が亡くなった。

葬式が終わった夜に、寝ていた最中に突如金縛り。
「初体験だなー」なんてのんきなこと考えてたら、
なんか妙に息苦しく感じてきて目を開けてみると何とそこにはじいちゃんが!
…何と言うか案の定というか、自分じいちゃん子だったから
来るだろうとは思ってたし期待していたけど。
「そこ」っつったって、胸の上だよ!しかも正座して!
「ちょっwじいちゃん苦しいってw」 とは言えませんでした。
でも来てくれてありがとう、じいちゃん。

もうひとつは黒猫のクロ。やっぱり夢枕に来たんだけど、
何故かじいちゃんよろしく体の上に乗っかり、
口元や鼻をふんふん嗅いだのち、そのまま顔の上に香箱座り(だったかな?)。
いや、来てくれて嬉しいんだけどもね。
苦しいやらくすぐったいやらで…。
でもやっぱり来てくれてありがとう、クロ。

ちなみにクロの方は今でもたまに来て歩いてる時に
足元に現れては歩行の邪魔とかしてくれます(生前もそれやって踏まれてた)。

 

 

車を追うもの

 

夏にバーベキューやっていた時に、
ご飯も食べたし、花火もしたしで、
やる事ないからお決まりの肝試しに行った時のこと。

近くに心霊スポット的な場所があるって言うんで、
車2台で分乗して行ったんだけど、
車中はこれまたお決まりの怖い話とかで盛り上がり、
女の子なんて「やだ~、もうやめようよ~」なんて言い出したりして、
肝試しには最高潮!!って空気になった時、
運転してるヤツが「後ろからなんか来る!!」って叫びだした。

みんなで一斉に振り返ると、絶対アレは車なんかじゃない!ってのが、
猛スピードで迫ってきてた。
車内は大パニックとなり、事故る寸前みたいな運転も怖いけど、
後ろから来る何だか判らない物も怖いしで、
車内が「うぎゃ~~っ!!」ってなった時に、
とうとうアレに追いつかれちまった。

そのアレの正体は、ワンボックス位はありそうな、
大きな大きなネコだった。
あまりの恐怖に車内が静まり返ったその時、
その大きなネコがこっちを向いて「にゃあ」とだけ言って、
颯爽と追い抜かしていった。

車を脇に停車させて、みんなで今見たものを協議した結果、
「アレはスゴイ大きなネコ!」という事に落ち着き、
肝試しどころじゃねぇとUターンして帰った。

後から聞いた話によるとその場所の神様だか何だかがネコで、
ふざけ半分に山道に入ってきた奴等を、
「あぶねーよ!」と注意する的な意味で姿を現すらしい。
正直、超かわいい猫なので、怖いというより、
ファンタジックなものを見た気分になった。

 

 

猫とおっさん

 

猫が床から十数センチ離れた空間に猫パンチをくらわせていた。近づいてみても虫すらいない。
それなのに必死に猫パンチ。いい加減に止めないとアホになるんじゃないかと心配していたら、通りすがりの弟が
鼻息を荒げている猫をその場から撤去した。
夕飯時に昼間猫が空中を殴打していたという話をしたら、「おっさんが生えてた」と弟がボソッと呟いた。
床からおっさんが顔半分だけ生えていて、猫はその控えめな頭髪に覆われた頭を叩いていた。
最初は迷惑そうだったおっさんの顔が徐々に泣きそうになってきて、かわいそうだったので猫を撤去したんだとの事。
今日も猫はおっさんが生えているであろう空間を肉球で殴打している。

 

 

猫が移動するのは

 

友人から聞いた話です。

子どもの頃に遊び場にしてた神社には猫もよく集まって来てたそうな。
で、そこの猫たちはひなたぼっこ中、急に一匹、また隣の一匹、と順番にほんの1、2メートル程度の場所移動を始める事が結構あったらしい。
そしたらある日、ちょっとだけ霊感のある子が教えてくれたんですと。
「おじさんの霊が猫を撫でようとして逃げられてるんだよ」

 

 

爺ちゃんと猫

 

じゃあ、友人のじいちゃんの葬式の時の話を。

爺ちゃんは天寿を全うして亡くなられたらしく、
故人の人柄を示す様に、自宅(で葬式やった)には多くの人が。
そんな中、部屋の中に友人の飼ってる猫が入って来た。
もう坊さんも来てるので、追い出そうとする友人。
母親が泣きながら「最後のお別れに来たのよ。お爺ちゃん、かわいがってたもの」
と止めるので、そのままにしておいた。
みんなもらい泣きする中、坊さんがお経を読み出した。
猫は神妙な顔つきで、爺ちゃんの遺影を見ていた。

坊さんのお経が佳境を迎えた頃、猫が立ち上がり、棺桶の上に乗った。
ニャーンと一声鳴き、遺影を見上げる猫を見て、友人も押さえていた涙があふれた。
すると、猫が突然放尿した。しかも遺影に向かって。
唖然とする人々を無視して、棺桶の上でオマタをなめなめする猫。
なんとか猫を外へ放り投げ、さあ、仕切り直し…と思った瞬間、遺影が倒れた。
更に祭壇に置かれた細々したものが倒れる。みんな真っ青。

罰が当たった!爺ちゃんキレた!と騒がしくなる家の中。
坊さんが立ち上がり、皆に一喝。なんとか無事に葬儀は終わったそうだ。

爺ちゃん…怒ったのか?

ついでに後日談。

数ヶ月後、猫が行方不明になった。
数日後、友人の夢枕に爺ちゃんが立った。
爺ちゃんは猫を抱いていて「この阿呆はちゃんと儂が連れて行くから」と言って消えた。
猫はくつろいだ表情をしていたと言う。

次の日の朝、玄関の前で猫が死んでいた。どうやら車にはねられたらしく
家に帰って来たものの、玄関で息絶えたらしい。傍に爺ちゃん愛用の褌が。
褌はじいちゃんが死んだ後、行方不明になっていたヤツらしい。
洗濯中に飛んで行ったんだろうとの事で、誰も気にしていなかったが
母親は号泣して「お爺ちゃんが看取ってくれたんだね」と言ったそうな。

猫は褌とともに葬られたらしい。今は天国で楽しく遊んでるならいいと思う。

 

 

シルモンド

 

信じられないだろうが、今体験したばかりなので興奮覚めやらぬ内に記す。
昨日から寒い夜が続いていたので俺はベッドに猫(♀三歳・名前はシルモンド)を引っ張りこんで寝ていた。
約二時間ほど前、大体深夜三時くらいに俺は金縛りにあった。
ベッドのすぐ横に女が立っていた。
顔の右上が弾け飛んだザクロみたいにグチャグチャになっていて、残った左目がすごい殺気と怨念をはらんでいて、ぶっちゃけもう心臓止まりそうだった。
必死にお経を唱えるが女は全然平気。
シルモンドが追い払ってくれるかと期待したいが、いかんせん日頃の愚猫ぶりでは無理だろう。
そうこうしてるうちに女がゆっくり俺の首に手をかけてきた、妙に湿った感触と原色ピンクのマニキュアが生々しく、マジに死を覚悟した。
ぐいぐいと絞められて意識が白む、もうダメ、と思ったとき少し手の力が弛んだ。
うっすらと女をチラ見すると女の視線が俺の脇に注がれてる。
そこはシルモンドの定位置だ。シルモンドが起きた?でかしたシルモンド!はやく追っ払え!とすがるが
どうも違うらしい。
女はチラチラとシルモンドを見ながら俺の首締めを再開。
しかし明らかに身が入ってないらしく全然力が弱い。
挙げ句に片手を離してシルモンドをナデ始めた気配。
女の顔はもう完全に猫に向いているし、妙にニコニコしてる。
お義理で俺の首に置いてた右手(シルモンドに気付いてからは絞めるってよりは置く感じ)もシルモンドに向かい何やら肉球を触って遊んでいるような仕草。
俺はほったらかしにされ、ホッとしつつ金縛りのまま二時間。
女は何時の間にかいなくなってました。
本当についさっきの出来事です。

後日談

信じられない。
今まで築いた価値観が崩れるような気がする。
今まで心霊現象に遭遇した経験のない俺は昨日の事は夢だと言い聞かせて忘れるつもりだった。
起きたときにシルモンドが少し湿ってたのも気のせいだと決め付けた。
だがやはり怖いものは怖い。
今日は一階の客間で寝ることにした。
「今日は私がシルモと一緒に寝るのー!」と駄々をこねる中学生の妹を蹴り倒してシルモンドを確保しつつ眠りにつく。
が、寝れない。
またあの女が来たらどうしよう?もしシルモンドが目当てなら妹に押しつけといた方が良かったのでは?
などと考えながらビクビクしてるうちに時計は三時を回った。
つい先程の事だった、二階から「ヴヴォゥホゥオオォォォーーッ!」と野獣のような咆喉が二階から!
間違いない、姉だ。
慌てて部屋に行くと姉は般若のような顔でメロンパンを振り回していた
落ち着くのを待って話を聞くと―
課題のレポートを書いていた姉は三時のおやつ(夜光性の姉は昼と深夜の二回、必ずおやつにメロンパンを摂取する)に大好物のメロンパンにウキウキとかぶりつこうとした瞬間に金縛りになった。
霊感が弱い姉だが、その時ばかりはなんとも言えぬ嫌な気配を感じたという。
机の横の姿見を見るとピンクのワンピースを着た長髪の女が立っていた。
女はふらふらと部屋を徘徊したりベッドをぽふぽふ触ったり、何かを探しているようだったと姉は語る。
気性の激しい姉は段々とムカついてくる『メロンパンタイムを邪魔したうえに金縛っといてシカトかよっ!』と。
姉は子供の頃、襲ってきた野犬を殴り殺しかけた程の兵(つわもの)。
気合い至上主義者の姉は金縛りなど気合いで粉砕せんと前述のオタケビをあげた。
女はビックーン!と肩を縮め姉を怯えた目で振り返った、そこへ飛び掛かった姉は振りかぶったメロンパンを叩きつける!…という話だった。
正直、誇張癖の姉の言うことだけに全部は信じられないが、きっとシルモンドを探していたのだろう。
姉いわく顔は普通っぽかったらしい。
シルモンドの為にオメカシしてきたのか?…少し気の毒
シルモンドは今も丸まってぐっすりと寝てる。そして俺はこの寒空にデイリーヤマザキまでメロンパンを買いにパシッている。

 

 

うちの猫

 

うちの猫は今2歳位なんだが戸の開け閉めが出来る。
飲み水がなくなればにゃーにゃー鳴きながら水入れを鼻でこちらに寄せて催促してきたり
餌も同じ様に催促してくる。
この間は俺の携帯から勝手に母に電話を掛けていた。
いつか人間語で喋り出しそうで何だがwktk

 

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