もう20年以上前の話だが
小学生の頃に行ってた駄菓子屋にまた行ってみよう、って話になって、高校の同級生3人とチャリを走らせた
だけど、覚えのある場所に着いても駄菓子屋がない
「あれ?この辺じゃなかったっけ?」「潰れた?」とか言いながらウロウロしてたら、いつの間にか一人が居ない
「あいつドコ行ったんだよ!」「つかもう帰るか」と言って引き返した途端に目当ての駄菓子屋を見付けた
「えっ!さっきココ通ったよな?」駄菓子屋にはデカい看板が出ているので見過ごすとも考えづらい
でも現実には素通りしてしまっていたようだ
「まあいっか」と駄菓子屋に向かうと、はぐれたはずの友人が店から飛び出して来た
「お前ら何やってんだよ!」
そいつが言うには、店を見付けて自転車を止めたのに、俺らはそのまま素通りして、その後何回も店の前を通っていたらしい
しかも、いくら声をかけても全く聞こえていない感じだったそうだ
そう言えば、駄菓子屋を見付けられずに自転車を走らせていた時は、住宅街なのに誰一人として人には会わなかった
□ □ □
自分はある時期、あることをきっかけに怖い夢しか見なくなりました。
もう十何年も怖い夢を見てきたせいか夢であまり恐怖を感じなくなりました。
怖い夢を見る毎日だったので小さい頃に不眠症になりました。熟睡した記憶が何年もありません。
早い段階で社会不適格者になったわけです。
そんな夢を見るきっかけになったのが白い空間でした。
小さい頃(小学2年)、5月27日。自分の誕生日だったからよく覚えてる。
5月27日の朝、朝食前に洗面台で顔を洗い、強く瞬き一回したら朝から夜になったことがありました。
このことも今でも理解できないままなんですが、その夜になった時、感覚、肉体的には今起きたような感じでした。
そして一日分の疲れも記憶もない。
家族の話によればその日の朝、俺がなにをしてたかまったくわからないという。
気づいたら朝飯も食べずに学校に行ったくらいに思ってたらしい。
電話で学校の友達に聞いたがはっきり居たってゆう人もいれば、居なかったって言った人もいた。
自分自身その日は幼いながら考えてみたが、理解できず、魔法が使えたくらいに思ってたと思う。
そしてその夜(5月27日)に、誕生日の夕食を食べ、プレゼントをもらった。
プレゼントは、プラモデルだった。でも自分で作れないし、兄貴に作ってもらうことになるだろと思いつつ、少しがっかりしていた。
期待はずれのプレゼントだった。プラモが好きなのは兄貴で俺は別に好きじゃなかった。
がっかりしつつお風呂に入ろうと扉を開けた瞬間、真っ白の空間にいた。
扉も部屋も何もなかった。距離感がよくつかめなかったけど、めっちゃ遠いとこにちっちゃい黒い点みたいな物を発見した。
そしたらだんだん黒い点がこっちに来てなんとなく人の形っぽい気がした。
なんか怖くなって逃げようと思って後ろを振り返ったら、黒い服を着た人が居た。
その人の顔とか年齢層とかはわからない。忘れただけかも…
でも服装は覚えてる。昔のヨーロッパあたりの紳士か貴族みたいな人が着てそうな服だった。
その人が「来るにはまだ早い」って言ったから、来たくて来たわけじゃない。みたいなことや
生意気なことをプレゼントの不満もあったせいか結構言った。そしたらその人が「またね」って言ったら朝になってた。
その日は5月27日だった。瞬きした場所にいた。その日朝食を食べながら
何度もこの話をしたが信じてもらえなかった。5月27日はもう終わったとかいろいろ。
みんなに信じてもらえるために誕生日プレゼントってもしかしてプラモじゃない?って
言った。そしたら親父がプレゼント見つかっちゃったかと笑ってた。腹が立った。
でも母親はその日の夕食のメニューをすべて言い当てた俺に絶句してた。
バイト行くはずが気づいたら違う県の駅にいて今歩いてます
携帯の着歴には職場から鬼電がきていて上司にぶちキレられましたまとめれてもないから遅くていいなら書きますが…
文才がないので駄文に長文になりますが書いてみます。
まず家を出たのが15時でした。
僕は確かに都内の自宅の最寄り駅に向かってたはずなんです。
いつもよりだいぶ早く家を出てしまったので駅の近くの喫煙所みたいな所で煙草を吸っていたんです。
煙草を吸っていると突然目眩がして座りこんでしまいました。(普段から煙草は吸っているのでやにくらとかではないと思います)
時間にして5分くらいでしょうか
立ち上がると少し辺りが暗くなったような気がして雨でも降るのかなと空を見上げました。
空が黄色いような赤色なような色に灰色?を被せたような色(説明が難しいですすみません)になっていました。
日が沈み始める前には早いし太陽の光や夕焼けの光とはまた違う感じ(やはり説明の仕方がわかりません)
雲にかぶって反射…とかも考えましたがやっぱりこんな気持ち悪い空を今まで見たこともない
最近なにかと地震が多いので地震の前兆かなと思い空の写メを撮ろうとして携帯をだしました。
携帯は充電したはずなのですが電源がつきません。
バッテリーをずしたり何度も電源をつけようとボタンを押したのですがやはりつきませんでした。
今から修理に行っては間に合わないし取り合えず写真は諦め
開店準備を早く終わらせて修理に行かなきゃと思い急いで駅に向かいました。
しかし駅に向かうも人に会うこともなく商店街も店は開いているのに人がいない状態
駅前に246が通っているんですが車も走っていませんでした。
。
怖くなり走って駅の改札の前に着くも誰もいません。
完全に頭が真っ白になってわけがわかりませんでした。
兎に角人を探さなければと思い探しまわりました。
でもやはり人はいません。
道路にもコンビニにもスーパーにも交番にも商店街にも。
街にはたしかに人がいた痕跡があるんですが誰もいないんです。
(痕跡というのは電気がついているし棚にはお弁当や飲み物、雑誌、精肉店の肉も魚屋の魚も八百屋も商品があったので)
泣きそうになりながらも公衆電話を見つけた僕は実家に電話をかけました。
(実家と職場しか番号暗記してなくて実家にかけた。今になって考えると何故か
警察にかけるとか公衆電話が繋がってないとかはその時は考えつかなかった)
呼び出し音が鳴り母親の声が受話器から聞こえてきました。
必死に状況を説明しましたが全く取り合ってもらえませんでした。
公衆電話ってすぐ切れちゃうんですよね。
気が動転してて追加で10円を入れるのを忘れてしまい切れてしまいました。
急いでもう一度かけ直そうとしていると目眩がしてから初めて自分が出した音じゃない音が聞こえたんです。
じゃらじゃらって音でおはじきみたいな音…(わかりにくくてごめんなさい)
怖くなって早くその場を離れなきゃと思い逃げようとすると後ろから
「待ちなさい!逃げないで!」
みたいな大声が聞こえたんです。(こんな感じだったと思いますがてんぱってたから違うかも)
その声は女性の声でした。
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