『梯子』不可解な体験|名作 – 本当にあった怖い話

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『梯子』不可解な体験|名作 - 本当にあった怖い話 不思議な話
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梯子とは投稿者の呼び名です。不可解な体験、謎な話~enigma~Part47に初めて投下されました。

 

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梯子

 

昨日、とても不思議で不可解な体験をしたのでここに書きます。

僕は東京のS区に住んでいます。
26歳、元会社員で今は恥ずかしながらフリーターです。
昨日は友人四人と駅近くの居酒屋で久々に飲み、ほろ酔いで自宅まで帰っていました。
駅から自宅までは歩いて10分ほどです。

その途中にコンビニがあるんですが、お酒のせいで喉も渇いていたし、
煙草も切れていたので寄ることにしました。

スポーツドリンクと煙草を二箱買って店を出るととても雨が強くなっていて、
その中を出て行くのが億劫なこともあり、雨宿りがてら煙草に火をつけ
コンビニの軒下で雨足が弱くなるのを待っていました。

スポーツドリンクを飲みつつ二本目の煙草に火をつけたときでした。
隣にいつの間にか中年の上品なおじさんが立っていて僕のほうをじっとみています。

カーキ色のスーツにノータイ。岡田真澄をもうちょっと線を細くしたような感じのロマンスグレーです。
なんだろうと思いつつも気にしないようにしていましたが、
一度意識してしまうとどうしても視線が気になってしまいます。
(知っている人かな?)とも思いましたが、顔や雰囲気に見覚えは全くありません。
こちらもちらちらと見ていると、その男性が会釈をしたので思わず会釈し返しました。

「雨が強いですね」「台風のせいでしょうね」

最初は二言三言こんな会話をしていましたが、気がつくと結構しゃべりこんでいました。
その人の話し方がまた上手いんです。
なんていうんだろう…警戒心を和らげるような口調と声質っていうのかな。
大体の身の上というか近況なんかを知らず知らずのうち世間話的に話してました。

両親とは中学生の頃に死別したこと、大学卒業して上京してきたこと、就職先でトラブルがあり退職したこと、
今はフリーターをしながら大学院に入りなおすために勉強していること。
ほとんど僕が話していた気がします。
男性は相槌を打ったり、それで?と興味深く聞いてくれたりしてたのがとても嬉しくて優しくて、
何故か話しながら僕は胸が熱くなり、最後の方は鼻声になってしまいました。

僕はいつも自分のことを「孤独だ」と思うことがあって、たとえば親友と会っている時も、
彼女がいた時も、根本的な心の奥底では「自分は結局独りなんだ」という気持ちを
完全に拭い去ることが出来ませんでした。
それを相談しようとすると、喉がつっかえて話せなくなろうとするんです。
両親に置いていかれたんだと、心のどこかでまだ思っていたのかもしれません。

そんなことを初めて出会った見知らぬ人間に話している自分にも驚きますが、
黙って聞いていてくれた男性も今思えば本当に不思議です。
気がつけば一時間くらいコンビニの軒下で僕たちは話していました。

ふと、携帯のバイブが鳴り、見るとさっきまで一緒に飲んでいた友人からの着信音でした。
ちょっと失礼します、と言って電話に出るとかなり酔っ払った様子で何を言っているかわかりません。
まださっきの店の近くにいることだけはわかったので、タクシーで迎えにいくからと言って切りました。
男性に挨拶し、友人の件を話して、話を聞いてくださって有難うございましたとお礼を言いました。
男性はいえいえこちらこそ、と親切にもタクシーをコンビニのお兄ちゃんに言って呼んでくれました。

前置きが長くなって申し訳ないのですが、実は本題はここからなのです。
タクシーを待っている間(と言っても三分ほどだったのですが)、
男性は奇妙なことを僕に言い出しました。

君はどんなに勉強して試験をパスしても大学院には戻らないだろう。
今アルバイトで働いている会社は二年後に無くなる。
リラ(人名?それとも通貨?)はダメだ。
西暦2009年1月2日、13時43分にS区Aの某神社境内である女性と必ず出会いなさい。
茶髪の癖っ毛長めのショートヘアーでファー付きのベージュのロングコートに
茶色のヒールが高いブーツを履いている。

その話の途中でタクシーが着ました。
僕はいきなり言われた色々なことを整理もできないまま乗り込んだのですが、
ドアが閉まる直前、男性は僕の手に紙切れと何かを握らせました。
そして早口で何かを言いましたが僕には聞き取れませんでした。

紙切れには、西暦2009年1月2日~(以下略)の件と英語と日本語の混じった殴り書き
「ネメア」「Jacob’s Ladder was developed by Causal closure of physics」
「Maryはpaper moonを歌わない」「主観から始まったものは全ては客観に終わる」
そしてサンプルケースのようなものの中にピアスが一対入っていて、
「Her diva」と書かれた付箋が付いていました。
紙切れの裏側には、

彼女に会ったらピアスを自然な形で渡す、
その際に彼女に自分のことを不審に思われてはいけない、難しいだろうが頑張る必要がある。
Qualeは物質に干渉する。
1月2日に某神社で誰よりも早く彼女に会わなければいけない。
彼女がその日話す初めての人物が君でなくてはいけない。
であるから13時43分に遅れてはならない。
妹さんはおじさんとおばさんとうまくやっているが、おばさんは一年後に精密な検診をうけなければならない。
その時には妹さんと共に必ず実家(僕のおじの家です)にいるように。
2009年のお盆に帰省してはいけない。
※ただし彼女ときちんと縁を触れ合わせることに成功した場合のみ。万が一にも失敗した
ならば好きにしてよい。
君の他に二人いるが、補欠である。

そんなことが書いてありました。
驚いたのは、僕が話していないこと(妹のこと、おじとおばのこと)までメモに書いてあったことです。

友人を自分の家に連れ帰り、吐かせて寝かせた後でじっくりと出来事を思い返し、
何度も紙とピアスを見ましたがどうも納得というか合点がいきません。
僕だって小説やマンガ、アニメや映画は人並みに見てきました。
しかし中二病になるには歳を食いすぎています。

からかわれたのか…しかし妹やおじおばのことは一切話していないにも関わらず、メモに載っている事実、
また、そもそもそのメモを彼は初めから持っていたとしか考えられない…書く暇などなかったのだから。
ここで未来人だ!未来から来た自分だ!子孫だ!などと妄想するのは簡単ですが、
本当に普通の生身の人でしたし、変わったところもどこもありませんでした。
自分に顔が似ているかというと全く似ていませんでしたし、
今まで出会ったどんな人にも関わりがないと断言して言えます。

一体なんだったんでしょうか。
今の時代に狐にでも化かされたんでしょうか。
それとも友人たちがグルになってイタズラでもしているんでしょうか。

一切創作はありません。
信じてもらえなくても当たり前でしょうが、リアルではこんな馬鹿げたことを相談しても
とうとう頭がおかしくなったと思われるのが関の山だろうと思ったのでこのスレに吐き出させてもらいました。

メモの紙もピアスもどこにでもあるような普通の物です。
ピアスはシンプルなもので、金色の台座に緑の宝石が付いています。
エメラルドっぽいですが多分イミテーションだと思います。
サンプルケースは透明のパッキン(?)が付いた小さなビニール袋みたいなものです。
メモはボールペンと鉛筆で書かれていました。
字体は丁寧だったり殴り書きだったり、
アルファベットが筆記体だったりそうじゃなかったり混沌としています。

僕はどうしたらいいんでしょうか…。
怪しすぎますよね?

 

取りあえず、2009年に神社に行けばいいよ。
それから先のことはその後で考えよう。

神社に行ければいいんですが、一応帰省する予定を立てているんですよ…。
なんかわけのわからないメモを信じて東京に残ってなにもなかったら
それこそすごい滑稽ですよね。
妹やおじおばにも帰ると言ってあるし…。
だからといってメモが気にならないといえば嘘になります。

これ以上はやめて頂けないでしょうか。
あなたが体験した話は、あなた自身で結果を確かめてください。
ここでその他一般の方々に話をしても何の解決にもなりませんよ。
また、ネメアは少しでもズレると修正が効きません。
今はまだ特に影響が出ることはないでしょうから、この段階で収めてください。

人にはそれぞれ役割というものがあります。
あなたはあなたの役割を果たすことだけを考えてください。

すみません、おっしゃってることがよくわかりません。
ネメアって何か知ってるんですか??

お気持ちはお察しします。
混乱されて当然だとは思いますが、今は従って下さい。
必ず、必ず全てを理解出来る時が来ますから。
そんなに遠い話ではありません。彼女と出会ってさえくれれば。

私もあくまで役割を果たしているに過ぎず、全体の一部でしかない。
しかし、一部が不良を起こしてしまえば全体がダメになる。
あなたが彼と出会ったのは偶然です。
が、役割を与えられたのは必然なのです。

とにかく、今は「その時」を待ってください

何か知っているんですか?
教えて下さい。
僕は別に役割とか要らないです。

今から写真写します。

 

 

----------(表面)----------
Qualeは物質へ干渉し因果律を支える(←ノート上部に殴り書き)
ネメアのlion(←ノート上部に殴り書き)

☆西暦2009.1.2 13:43 (S区Aの某神社)
ショート、茶髪(←二重線で消して訂正※1)、茶ぱつ、ファーロングコート、(挿入※2→)茶ブーツ
ピアスを渡すこと。怪しまれないよう。困難である
が君自身を不審に思われてはいけない。努力が
大いに必要である。誰よりも早く彼女に会い、彼
女がその日話す初めての人物でなければならない。
13:43に他の者にこれを取られてはいけない。遅刻
してはならない。(小さな字で→)彼女との周りのそれらに求めてはいけない。
出会いを (それらに、の部分の下に二重線)

Jacob’s Ladder was developed by
Causal closure of physics.
The noise of ”Good-bye”

主観より始まりしものは ついには客観に全て終わる
MaryはPaperMoonを歌わないし
月を踏む者は己を信じない

Ψ(x1、x2)=Φ(x1)φ(x2)-Φ(x2)φ(x1)=0

※1 長めのくせが強い
※2 ヒール高めの革製

----------(裏面)----------
君の他の二人は
補欠でしかない(←ノート上部に殴り書き)

2009年1月2日 13:43
(S区Aの某神社)境内で彼女と接触すること。
服装→彼女はファーのついたベージュロングコートカシミア
に茶色がかった赤のヒールが高いロングブーツを履いている。
ピアスを渡し、縁を絡ませなければならない。確立した
場合には2009年、日本人のお盆に君は帰省してはいけ
ない。失敗したならば好きにしてよい。妹さんはうまく
やっているだろうが、一年後の今日までに叔母さんを精密
検査へ連れていく必要がある。その時に妹さんと君は必
ず帰省していなければならない。

Certa amittim dum incerta
pctimus.

Veriamici rari.

信じなさい。君の友と君自身を。
未来も過去も現在も全て同じ板の上にある。
彼女のために君が存在しているのであって、
本来ならば彼女にとっては誰でもいいのだから。
しかし君と出会うことがよりよい方向への第一歩だろう。

ちょっとまとめてみた。
「Jacob’s Ladder was developed by Causal closure of physics」
Jacob’s Ladder は旧約聖書に出てくる話。
相続権争いが元で兄に追われる身となったヤコブは、逃避行の途中に
「天へと続く梯子を、天使が昇ったり下りたりしている」という不思議な夢を見る。
そして上の方から「お前が横になっているこの土地をお前に与え、お前を守ろう」
という神の声が聞こえた。宇宙エレベーター?
Maurice Jacob という物理学者がおり、CERNに関係している。
Causal closure of physicsは 『どんな物理現象も物理現象のほかには一切の原因を持たない』
という経験的な原理。

「主観から始まったものは全ては客観に終わる」
「Qualeは物質へ干渉し因果律を支える」
精神は肉体と別のものではない? 思考は現実化する?
Quale はクオリア Qualia か?
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A2

「Certa amittim dum incerta petimus」
不確かなものを求める僕らは、だから確かなものを取り落とす。ラテン語の格言。
「Veri amici rari」
真実の友人はまれである。ラテン語の格言。

「ネメアのlion」
ギリシア神話に出てくる話で、ネメアの獅子はヘラクレスに退治された。
「第一の試練」の意味か?

「Maryはpaper moonを歌わない」
『It’s Only a Paper Moon』は、ジャズのスタンダード・ナンバー。
愛さえあれば紙の月も本物になる。信じていれば本物になる。
Maryは聖母マリア? マグダラのマリア?
マリア(マグダラの?)は、紙の月を本物だなんて信じない。
教会の伝統的な教義なんか信じない、という意味か?

となると日本語訳は
・ジェイコブの梯子は「『どんな物理現象も物理現象のほかには一切の原因を持たない』
という経験的な原理 」によって開発された。
となるんですかね?
意味不明だ…。
因果律を支えるってのがちょっと気になります。
URL見る限りクオリアっぽいですね。

英語で書いている部分とラテン語で書いている部分はななんだろう。
どうして違いを持たせたかがはっきりしないですね。
ネメアの獅子でググったら結構色々と出てきました。
ヘラクレスに退治されたのか。
第一の試練??これのこと?

Maryをマリアって読むのは知りませんでした。
普通にメアリーかマリーだと思ってました。

ペーパームーンの日本語訳が見つかりました。

ボール紙の海の上に浮かぶ紙の月でも
あなたが私を信じてくれるなら本物になる

作り物の木と絵に描いた空でも
あなたが私を信じてくれるなら本物になる

あなたの愛がなければ
この世は騒がしいだけのパレード

あなたの愛がなければ
人生は安っぽいメロディー

まるでサーカスのように
うつろで はかない世界

でもあなたが信じてくれるなら
それは本物になる
そういえばHer divaって書かれている付箋が見当たらないんですよ。
ピアスの入っていたケースと一緒に置いてたんですが…。
ピアス自体は撮影のためにメモと一緒に置いていたのであります。
どこにやったのかな…。

ちなみに岡田オジサンは日本人っぽかった?
まぁ、岡田真澄の時点で外人風なんだろうけど、話した感じとかは?

完璧すぎるほど完璧な日本語だったんで日本人で間違いないと思います。
でもハーフとかクウォーターって言われたら多分信じてただろうな。

{ニュートン力学+電磁気学}の世界観だと、
宇宙が誕生した瞬間に、それから起きることがずーと先まで
決まった(のかもしれない)、という感じだけど、
量子力学の世界観だと、未来は、確定してなくて、
確率論的にしか未来は語れないんだよね。
だから、量子力学の知識の破片モドキを利用しながら、
<未来の或る日に こうこうこういう人物が こういう格好でここに現れる>
と断定するのは自己矛盾だと思うんだけど。

 

>宇宙が誕生した瞬間に、それから起きることがずーと先まで
>決まった(のかもしれない)、という感じだけど、
それが物理領域の因果的閉包性 Causal closure of physics だな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E7%9A%84%E9%A0%98%E5%9F%9F%E3%81%AE%E5%9B%A0%E6%9E%9C%E7%9A%84%E9%96%89%E5%8C%85%E6%80%A7

>量子力学の世界観だと、未来は、確定してなくて、
>確率論的にしか未来は語れないんだよね。
第2の候補、第3の候補が存在することに関係があると思う。

これを見ると、相互関係がありそうな気もしますよね。
「ジェイコブの梯子は物理領域の因果的閉包性によって開発された」
となるのか。
未来は確定していなくて、僕でなくても別にいいと。
ならなんで僕にこのメモを渡したのかがわからない。

ところでMaryなんだけどさ。
これ、マリアじゃなくて思考実験のマリーの部屋の事じゃない?

色を基軸に認識論的物理主義の否定をするんだけど、
ペーパームーンを唄わないってのは存在論的物理主義を否定してるんじゃない?

マリーの部屋をネットで色々見てみました。
色のクオリアを持たない科学者ってことで解釈合ってますか?
ちょっとごちゃごちゃしすぎてまだ頭の整理ができてないですが…。
白黒の部屋にいて白黒のテレビを通して研究しているという設定ですよね?

誰も興味ないかもしれないけど一応数式について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%82%AA%E3%83%B3
3つ目の式が該当する式

専門外でお手上げです。
素粒子…。
僕も全くわかりません。
フェルミ粒子ってなんだこれ。
一月までずっとこのままっていうのも何だかなあという感じですよね。
コンビニ寄ってきたんですが違う店員さんでした。
あと、ピアスを友人の知り合いのアクセサリー屋に見せてもらうようお願いしてきました。
(友人に詳しいことは話していないです)
コンビニのお兄ちゃんいましたので報告に来ました。
タクシー呼ぶ人っていうのが珍しかったので覚えていたみたいです。

「お礼が言いたいので気になってたんですがここら辺の人なんですか?」
と心臓バクバクで聞いてみましたが分からないとの事でした。
そのお兄ちゃんがレジにいる時に一度だけ来たらしいですが。
それまでは見たこともなかったそうです。
雰囲気も何かオーラ(?)がある感じなので来たら他の店員もわかるだろうけどと言ってました。

また、その二回目きた時にお孫さんを連れていたらしいです。
小さな男の子で、おじさんのことを「おじいちゃん」と呼んでいたので孫だと思うと言ってました。
実は大変な状況になりまして急な帰省をしてます。
詳しく、いつ・何の事故とは言えないんですが妹が事故に遭い、僕は仕事を休んで病院と家の往復してます。
妹の件もだいぶん落ち着きました。

そしてピアスも手元に帰ってきました。
ピアスの入っていたケースですが、付箋だけ見つかりました。
her divaと書かれている裏に11月1日と書かれていました。
そして何かははっきりしないのですが飛行機?の絵が小さくありました。
神社も女性もおじさんもメモも僕にとっては妹よりは大切な存在ではありません。
僕にとっては世界の未来だとか人類の幸せだとかよりも身近な普通のことが大事です。
ですが一月二日に僕は神社に行くでしょう。
それが、本来ありえるはずのなかったことや間違ってしまったことを正すためならば這ってでも行きます。
妹を東京に引き取ることを決めてから引越しの準備に追われました。
仕事も休みをもらって物件探しと業者の手配などです。

10月末くらいまでに物件は決まり、引越しの手配も済ませました。
11月の1日には妹が来ることになっていたので大急ぎではありましたが・・・。
(事故からハイスピードだと思われるかもしれませんがここらへんも事情があるんです)
業者さんは5日くらいに来ることになっていたのでそれまでは不便を我慢してもらう方向でした。
(見積もりはその時点で済んでいます)

ちなみに引越しをしたのは以前の所からは駅一つくらい違います。
荷物も解き、久しぶりに仕事に出ました。

休んでいた間にたまっていた仕事を終わらせて帰途についたのは定時よりもかなり遅い時間でした。
もう独り暮らしでははいですし、なるべく早く家には帰りたかったので急いでいました。

家に着くまで後数百メートルくらいになった時です。
道に小学校低学年くらいの男の子がいるのがみえました。
22時くらいにそんな小さい子が一人でいるのは明らかに不自然です。

ちょっと怖いなとも思ったのですが無視して通り過ぎるのも社会人としてどうかと思いましたので
一人なの?お父さんかお母さんは?と聞きました。
わかんない、というので困ったのですが、おまわりさんのところへ行こうか?というと頷いてくれました。

交番は近くにあるのはわかっていました。
人攫いに間違われないだろうかとびくびくしながら一緒に交番へ行きました。
(後で知ったのですが、本当はその場に警官を呼ばなくてはいけなかったそうです)

交番へ行って警察官の人に事情を話し、男の子が一人でいたので保護してほしいと伝えました。
その際に僕も身分証や連絡先を聞かれたのでもちろん答えました。
男の子はしっかりしていて、僕は家出かな?都会の子はませてるななんてことを考えてました。
それで家に帰ったんです。

翌日も仕事で早く起きました。
昨日の子大丈夫だったかな?なんて考えながら準備をして家を出ました。

午後から業者さんが来ることになっていたので会社にいたのは昼ちょっと過ぎです。
携帯に電話がかかってきて警察からでした。

無事に迎えが来たことと、その男の子が僕のものだと言って置いていったものがあるという電話でした。
夜大分冷え込んでいたので男の子にマフラー貸したのを忘れていたんです。
交番と家は近いので取りに行くことを伝えて切りました。

受け取りはマフラーだけのはずでした。
でもそうじゃありませんでした。

よく社員証みたいなものが入っている首からぶら下げるのがあるじゃないですか。
あれも一緒に渡されたんです。

これは僕のじゃないんですけど、と言って返そうとすると警察官の人は変な顔をして、
でもそこに写ってるのあなたですよね?と言われて裏返して良く見た時に僕は凍りつきました。

写真が入っていてそこに写っているのは確かに僕でした。妹も写っていました。
それだけならまだいいんです。撮った記憶の無い写真だってある可能性もありますよね。
でもありえない写真だったんです。
何故なら写っていたのは4人、いるはずのない僕たちの両親も笑ってそこにいました。

見覚えの無い景色と服、成人した僕と妹と一緒に写っている両親。
おかしいじゃないですか。合成だと何回も疑いました。
でも不自然な部分は全くありませんでした。旅行とかした時に写るようなごく普通の家族写真です。
両親も記憶の中よりもちゃんと歳を取っているようにみえました。

写真の裏側には『諏訪で』と書いてありました。
いうまでもないですが僕は諏訪に行ったことはありません。
無い頭をフル回転させました。でも全く覚えが無いんです。
合成とかだったとしてもそういう服やポーズで写ったこともありません。
もう何がなんだかわからなくて発狂しそうでした。

妹に何度も見せようと思いました。
でも事故まもない彼女のことを考えると僕には出来ませんでした。
わけがわからないまま、妹に話すことも出来ずに数日。
銀行へ向かい、用事を済ませて出てきたときです。
時間は15:20分くらいだったと思います。

歩いていると声をかけられました。
僕の本名を名指しでです。
え?と思って振り向くと一人の女性がいました。

はっきり言って、僕が今まで生きてきた中で見たことが無いくらいのすごい美人でした。
でも顔に覚えはありません。全く知らない人です。
名前を呼ばれたことで何だか心臓がバクバクして、なんですか?としか言えませんでした。
女性は笑って、そんなに警戒しなくてもいい。でも無理ないか。というようなことを言いました。

女性は歳は僕より上にも見えましたし、妹と同じくらいにも見えました。
銀色のジュラルミンケースに近い形のバッグを持っていて、服装はスーツでした。
スタイルもすごく良くて僕も男ですからこんな知り合いいたっけなと必死で頭を回転させていました。

すみませんが、僕とお知り合いですか?と僕はとんちんかんな質問をしました。
申し訳ないんですが僕は知らないんですけど、と言うと女性は
あなたは私に会うのは初めてだけれど私はあなたのことをよく知っています。
と言って少し悲しそうな顔をしました。
意味が分かりませんよねそう言われても。

僕は精神的に疲れていたこともあって、このわけのわからない状況の前に怒りが爆発しそうでした。
その女性に、
なんなんですか?メモの人の仲間ですか?宗教なんですか?
僕は無神論者だし勧誘とかで付きまとわれるのはもう本当にごめんです。
この悪趣味な写真もあなた達の仕業ですか?警察に言って訴えることも出来るんですよ!
と声を荒げて言ってしまいました。

女性はびっくりして目を丸くしてました。
その次の瞬間、ありえないとかここまでとか呟いた顔がひどく真剣だったのが印象的です。
女性は、あなたに起きていることを話しますから喫茶店に入りましょうと言いました。

気がつくとスーツと言っても彼女のは生地が薄いように見えました。
すごく寒そうです。この時期になんでこんな服装なんだろうと思いながら見てると、
彼女はちょっと笑って、寒いってすごいですね、というニュアンスのことを言いました。

見も知らない人間と(しかもわけのわからないことを言う)喫茶店に入るのはためらわれました。
でも今起きていることを話してくれるという・・・たとえ彼らがぐるで僕を勧誘しかけているのだとしても
この誘惑には勝てませんでした。

そうこの時点で僕はスレで散々話されていたように宗教的なものだとほぼ考えていたんです。
本当はそれを否定したかったんですけれど現実的には一番可能性があったので。

人通りの多い道沿いのドトールに僕らは入りました。
彼女はスタスタと席のほうに歩いていきます。
最初に席をとるのかなと思っていたんですが座って落ち着きました。

奢れってことなのか!?と思っていると不安げな顔をしてこっちへ戻ってきました。
何故座らないんですか?と言われて注文しないんですかと言うとえ?という顔をしているので
僕は(やっぱりこういう宗教の人達って常識ないんだ)とため息をついて、
僕が買っていきますから座ってていいです。と言いました。

ブレンドコーヒーを二つ持って席に行くと彼女は有難うと言いました。
何回も言いますが本当に美人で洗練された感じの人で、
すっかり宗教勧誘のハニートラップだと決め付けていた僕は勿体無いなあなんて思っていました。

女性はコーヒーに口をつけると、写真見せてもらえますか?と言いました。
僕は写真を持ち歩いていましたが見せるのは嫌だったんです。

何故ならもういない両親のことはおいておいて、妹の顔も載っているんですから。
そのことは口に出さずに、先に事情を教えてくださいと言いました。
出るところに出てもいいんですよとまで言いました。

何からお話しましょうか、と女性は言って、僕についてを話し始めました。
今日会社を早退して銀行へ行ったことを時間も交えてことこまかに。
興信所や探偵の類ですか?というと違うと彼女は答えました。
可能性の問題なんです。と一言付け加えて。

そしてジュラルミンもどきのバッグの中からA4くらいの紙の束を取り出しました
一枚を僕の前に出して、これが何だかわかりますか?と聞かれました。

紙にはなんかの設計図みたいなものが描かれていて正直なんだかわからなかったので
あなた方が信仰しているものとか僕はどうでもいいんですけどと憮然と答えると
彼女は、真剣な顔をして、
宗教ではありません。
が、今まであなたに接触してきた人物は思想・狂信的な観点から言えばそれに似たような人達です。
といいました。そして自分はその仲間ではないと。

彼女は言いました。
僕に接触してきた人間をはっきりと特定することは出来ないが、彼らから言われたように行動してはいけない。
入手した写真にはありえない光景が写っていたでしょう?と言われたので頷きました。
そしてそれは合成ではないけれども彼らの手口なんですと言われました。
また、ネットで相談していることも示唆されました。
自分にはアクセスすることは出来ないが僕のことを考えれば十分考えられることだとも。
岡田のおじさんの呼び名も彼女は教えてきました。
純粋に言えば名前ではありませんでしたけれども。

この時点で僕の脳みそはパンク寸前でした。
写真が合成でないのならば一体これはどういうことなんですか?と聞きました。
僕は全く彼女を信用していませんでしたし、自分からメモのことなどは話しませんでした。
ですが彼女は言ったんです。
日時までは特定できないが、とある人物とどこかで会うように指定されませんでしたか?と。
また物質的なものも渡されたはずですと言われました。
僕は、仮にそうだとして、だからなんだっていうんですと言いました。
道で話したように、僕の周りで何が起きているのかを具体的に話して下さいと。

急がないで下さい。と彼女は言いました。
物事には道筋があって、それを飛ばしてしまうととんでもない誤解を生むこともあるからと。
端的に言ってしまえばあなたは未来人のような概念を持っていますか?ときかれました。

僕は、ほらねやっぱりそうきたかと思いました。
神秘的で突拍子もないことをいう手はよくありますよね。
映画やSFの世界では常套手段です。
僕は笑って、じゃあターミネーターの主人公が僕なわけですねと茶化しました。
女性はいいえと答えました。
厳密に言えば、未来も過去もそして現在という概念すら間違った認識ですと彼女は言いました。
ほらほら宗教じみてきたぞと僕は心の中でほくそえんでました。
しかしその後に彼女が話したこと、僕に見せたものは驚くべきものだったんです。

未来・現在・過去というのは、自分という意識を座標として置いたときのベクトルの向きに
利便性を以って名前を付けただけで実際は存在しないのだと彼女は言いました。
本当に存在しているのは数え切れないほどの同時多発的な可能性だけだと。

今この瞬間にも、例えば15歳の僕は存在しているし、もっと先の僕も存在しているのだそうです。
そしてそれはパラレルワールドとか異次元とか異世界とかではないと。
可能性が一つの方向にうねって集まり、大きな流れを生み出していること、
それが人間が歴史と呼んでいるものであったり時間の流れというものであるのだそうです。
だから厳密に言えば過去を変えることは出来ないし未来を変えることも出来ないと。
自分と僕がこうやって話をすることも、驚いたり悲しんだり苦しんだりすることも全てだそうです。

そこまで聞いて、僕は問い返しました。
あなたの言うことを肯定したとして、じゃあ流れに組み込まれなかった可能性はどうなるんですか?と素朴な疑問です。

彼女は言いました。可能性とは停点ですと。
映画やアニメーションにおけるフィルムやセル画のようなものなんだと言いました。
一枚一枚の静止画を組み合わせることによって人物が動きますよね。
ですがそれ一枚では動かない。
そして可能性というものは選択されずとも停点としてあり続けると言うんです。
理解して欲しいのはそれは只のたとえですとも彼女は言いました。
気が遠くなるような複雑なことを省いて簡単に説明したらそうなると。

だから、写真は合成ではないんです、
停点として存在している可能性から引っ張ってくればいいんですからと彼女は言いました。
しかし停点が物質として存在するためには、これもまた気が遠くなるような過程が必要になると。
写真のほかに渡されたものがありますよね、と言われて僕は頷きました。
写真もそれもちゃんと物質として存在する・・・これがどういうことかわかりますかと。
停点のままでは物質として存在できないならばそれが停点ではなくなったということですか?
と言うと彼女は、飲み込みが早くて嬉しいですと笑いました。

実際は僕はこの説明を何度も何度も言われるまで彼女が言うことを理解できませんでした。
じゃああなたはその可能性の、今の僕を座標として見たときに先のベクトルから来たんですか?
と聞くと曖昧に笑っていました。

ここで僕は疑問を持ちました。
セル画やフィルムのようなものならば未来は変えられないというのはおかしいのではと。
編集する可能性・・・停点を変えればいいだけなんですからと。

すると彼女は言いました。
自分達の科学でもまだ解明できてないことはあるけれど
この宇宙と呼ばれる作品が出来たときに編集は既に全て完了しているというのがほぼ決定だと。

それを聞いてなお僕の頭はこんがらかってきました。
(じゃあピアスは?写真は?メモは?会えといわれた女性は?)
それを見透かすように彼女は言いました。

停点が停点で無くなる。
この時に生まれるのは莫大なエネルギーです、と。
そして例えを使うと簡単に聞こえますが、江戸時代の人にテレビや携帯の話をしてもわからないように
あなたも理解することはたぶん無理でしょうと言われました。
週末にスーツの女性とのやりとりのを一気に書き込みます。
それまでお待たせするのは心苦しいので見せてもらった驚いた内容を結論だけ書きます。

一瞬ではあったのですが、女性が停点と呼んでいる空間?場所?に移動したんです。
それまで聞こえていた人のざわめきや音は一切消え、ドトールには僕と女性しかいないという経験をしました。
本当に一瞬でした。周りには人は誰もいなくなり、僕と女性しかいませんでした。
その瞬間が過ぎると再びざわめきが戻り普通の店内になりました。

これが一番驚いた、というよりあまりのことに頭が真っ白になりました。
女性は何事もなかったように笑ってコーヒーを飲んで、おわかりいただけましたか?
と僕に言いました。

かいつまんで、本当に結論だけですが・・・。
詳しい内容はまとめて書いてから書き込みます。

停点だと他の人がいなくなるのはなんでなんでなんで?
セル画なら他の人も存在すると思うんだけど

それについては女性がしてくれた説明をちゃんと書きます。

ざっというと、生命の存在(意識)と空間(無機物)がなんたらかんたららしいです。
植物や動物についてもちゃんと説明されたので言及します。

停点って時間の流れがないんだと思ってた
そこに行けた、感じることができたってことは時間が流れてたってことだよね?

その認識で合っていると思います。
移動したのは特殊な事例でそういうことも出来るということでした。
女性の話は実際チンプンカンプンなところだらけでした。
頭を悩ませてると、無理も無いですといって笑われてるだけでした。
きっと中世とかの人間が車とか携帯とか相対性理論とかを聞いて、
え?となっている状態に近いものだったんだと思います。

ドトールの美人さんは普通の人間?日本人?
何処から来たの?
未来から?過去から?

普通の人間でした。
まるっきり外見は日本人でした。
未来も過去も現在も定義は違うと言われましたが、僕という人間を座標としてみたときに
先の世界から来ているのは間違いないと思います。
断定はしてくれなかったんですけど・・・。

つーか普通のパラレルワールドの考え方とどっか違うの?

無限にある可能性のどれを繋げるかということなので、
一つの世界が確立している時はもう一つの世界など存在しないということだと思います。
普通のパラレルワールドの定義も僕自身あまりわからないんですけれど・・・。

否定派も肯定派も結局は楽しみで来てるワケだから、
気にせずにガンガン書き込めばいいよ。
ちなみにオレはおちゃらけ派だけどねw

おちゃらけでもいいんですよ。
僕がこれを忘れてしまうまでに多くの人に見てもらうことは大事です。

”忘れてしまう”についてkwsk

忘れてしまう、と言ったのは僕ではなくスーツの女性です。
何もかも解決すれば徐々に記憶から無くなります。
平常に戻ります、と彼女は言いました。

ネットに書き込んだりしますよ、と言ったら、
本気で信じて行動に起こす人がいないことを知っていると彼女は笑って言いました。
そしてそれが普通のことだと。
だから害は無いのでネットに書こうが何をしようが構わないです。とも。

でも僕は書きます。
僕が本当に彼女が言うように忘れてしまってもネットには残るので。
徐々に忘れるだけでいきなり記憶が無くなったりしないのなら、
毎日読み返せばどうだろうかと思ったんです。

無限にある停点の中を繋いだ一本の線を時間の流れと考えたとき、
その線がずれたらどうなりますか?と女性が言いました。
僕はちんぷんかんぷんだったので正直にわかりませんといいました。

選ばれなかった停点でも時間の流れを作ることは可能ですが、それは途切れ途切れの紛い物でしかありません。
余ったフィルムで映画を編集することは可能ですが、起承転結も何も無いものです。
それは物語やストーリーになりますか?と彼女は真剣な顔をして言いました。
ならないでしょうねと僕は答えました。
彼女は図を書いて僕に説明してくれました。

ずっと先まで真っ直ぐに伸びた線があって、それが便宜上の呼び名で
過去・現在・未来とある現状の世界の成り立ちだとします。
ここで、女性が何回も念を押して言ったのは、過去も現在も未来も同時に存在してているという部分です。
その同時に存在しているものに対する時の流れというものは解明されていないそうです。
理論だけは確立しているらしいのですが証明されていないのだと言っていました。
それを物理学者や科学者は「クロノスの不在」と呼んでいるそうです。

話を戻します。
始まりも終わりもわからない長く途切れることの無い線、その横に平行して短い線があります。
それが余りもののフィルムを繋いで作ったものとします。

短い線には生まれたところも無くなるところもはっきりしています。
ですが永遠に完成されることの無い世界なんです、という説明でした。
よく創作の物語でパラレルワールドや異世界、異次元の話がありますが、
彼女の説明によればそんなものは存在しないということでした。
世界は常に一つで、完結した平行世界など存在しないのだそうです。

そう説明されても、ごくごく一般人の僕がすぐに理解できるはずもないです。
僕らはしばらく黙っていました。
沈黙を破ったのは女性でした。

彼女は、本当はこういうことがバレたらクビなんですけど、といってスーツのポケットに手を突っ込みました。
彼女が取り出したのは実験用のプレパラートを少し大きくしたくらいの透明な板でした。ガラスみたいに見えました。
同時に針のような物を取り出して、彼女はそれで板をつつきました。
すると板は二枚に分かれました。
ちょっと調子が悪いんです、と彼女は言いましたが、僕にはなんのことだか
彼女が何をしようとしているのかもわかりませんでした。

その時です。キーンという激しい耳鳴りがしました。
頭がぐわんと一回おおきく揺すぶられたようになって周りが何十にも重なっていてそれがぶれた気がしました。次の瞬間、
しんと静まった店内には彼女と僕だけしかいませんでした。

頭が真っ白になって、僕は何が起きたのか把握できませんでした。
あまりのことに僕は席を立ちかけました。
その次の瞬間にはざわめきは元に戻っていました。
彼女は笑って、おわかりになられましたか?と僕に言いました。
僕は喉がカラカラに渇いていて、声を出すのもやっとでした。

何したんですか?と聞くと、彼女は、あれも選ばれなかった一つの可能性ですと言いました。
このコーヒーショップに誰もいない可能性もあります。
そして、移動した私やあなたがいる可能性だってあります。
お話したように無限に停点はあるんです。
文字が一字違う、床のチリが一粒違う、もっと言えば粒子(分子?よく覚えてません)レベルで違っている停点もあります。
キリがないのですと彼女は言いました。

生命が存在し、有機物が意識を持つことと植物や動物などの比較的高度な意識を持たないもの
それらがある停点というのは気が遠くなるほどの数になりますとも言われました。
だからシンプルな所は探しやすいのだとも。
僕が落ち着くのをしばらく待って、彼女は色んなことを話してくれました。

ここでは書ききれないくらいのことです。
先ほども述べた、中途半端に繋がった未完成の不完全な世界に人が迷い込むこともあるとか
行方不明者も何人も出ているとか(これはきっと彼女たちの問題なんでしょう)
そういう世間話(といってもとてもそうは思えないでしょうが)から、話はあのことになりました。

この停点の研究(なにやら難しい横文字を言われたのですがすみません、覚えていません)
に際して重要なポイントがあると彼女は言いました。
それが2009年1月2日の例の時間・場所なんだそうです。

彼女の話によれば
(彼女は、僕には協力して欲しいから出来る限り全てのことを話すと約束してくれました)
その日、その時間、例の女性はちゃんと会う人がいるのだそうです。
もちろんその決まっている会う人というのは僕のことではありません。
どんなに前のポイントに遡って時間の流れを変えようとしても変えられないのだと彼女は言いました。
僕を座標としたときに先のベクトルは既に定まっているし、
少しのブレがあっても大きな出来事は何一つ変わらないのだと。

けれど例外があるといいました。
人の手による、ピンポイントのポイントを狙っての停点の移動と改変です。

そもそもこの論理を見つけたのは(見つけることになるのは?)
ドイツの青年だそうです。
彼は他にもコンドームやピルに代わる避妊の方法を発明したりするそうですが、
何の繋がりがあるかは知りません。
そして、彼女があの日あの時間あの場所でとある人と出会わなければ、
停点の論理は発見されないことになるのだと言っていました。

その女性はドイツ人なんですか?と聞くと、いいえと彼女は言いました。
長い一本の線は途中で切られ、違うように編集された線と繋げられるのだそうです。
飛躍的に進んだ時間や世界の仕組み、それによって防がれた様々なこと全てが無くなると。

未来が変わるということですか?と僕が聞くと彼女は今まで何を聞いてたんですか
とあきれたように言いました。
何回も言いますが未来なんて存在しないし、私もいなくなりはしません。
ただ世界が変わるだけです。
これから先、何十億人も死ぬような大きな戦争などは無いそうです。
第三次世界大戦も起きないし、核も対人にむけて使われることはないと言っていました。
もっと恐ろしい武器は作られるけれど、抑止の力が働いてむしろ平和のために役に立っていると。

ここまで書いてきて僕も頭が混乱してきました。
一旦切ります(ネットから落ちはしません)
ここまでで何かわからないこととか聞きたいことありますか?
僕も頭の整理をしたいです。

その女性は、いつの人なの?
同時に存在する違う停点の人なの?

僕らの常識から考えて未来から来た人なんでしょう。
そう僕は思っています。
というよりそう思わないと話の辻褄が合わないんです。
彼女の話を全て信じるのももしかしたら怖いことなのかもしれませんが・・・。

実は子供の頃似たような体験をしたんだ。
赤かったら君と俺との体験は何か関係があるのかもしれないね。無いかもしれないけど。

梯子さんが書き込み途中でしたので報告が遅れましたが、先程enigmaに自身の体験を載せました。

バスに乗っていたお爺さんのいたずらで赤い世界に入った体験。

僕が小学6年生の時の話。当時、僕は吉祥寺にある塾に通っていました。
隣の○○区からバスで通うのですが、その日もいつも通り塾に行く為に僕はバスに乗りました。
バスに乗ると乗客は疎らで座れたのですが、段々とバス内は混み合い気付くと目の前には1人のお爺さんが立っていました。
岡田真澄ではないですが、ピシッとしたスーツにハットを被りすらっとした感じのお爺さんでした。

僕は席を譲らなきゃと思い「どうぞ。」と声を掛け、彼は「ありがとう。」と笑いました。
当時小学生の僕の考えは愚かでこのお爺さん顔がしわっしわだなとか、マジシャンみたいだな?思っていました。
すると彼は「君は優しいねー。」とか話しかけ、僕もそれに答える様に話が始まり、気付けば普通に話をしていました。
たわいもない世間話で、会話内容で憶えているのは塾の事とか成績の話だったと思います。
また僕が当時健在だった両親から「知らない人と話しちゃいけない」って言われていたのでそれを言うと、
「こんな爺に誘拐とか出来ると思う?」って聞かれ首を振ったのが記憶にあります。

まもなく終点の吉祥寺駅に着くという時、僕はついにアレを聞いたんです。「マジシャンですか?」って。
彼はしばらく笑っていましたがバスが停車すると座ったまま人差し指を立ててこう答えました。「でもね、コレなら出来るぞ。」と。
コレって何だ?と思っていると乗客達はほとんどバスを降りており、残ったのは僕達だけ。
慌ててお爺さんをおいてバスを降りると瞬間強烈な赤い光が飛び込んできて眼がくらみました。

 

突然の事に驚いて目を開けるとそこには誰もいない・・・。さっきバスを降りたはずの乗客もいないんです。
周りを見渡しても誰一人いない。車も走ってない。乗ってきたはずのバスも消えてました。
でも人がいないことよりも何よりも僕が1番怖かったのが、風景というか世界が「赤い」んです。
なんていうか赤い光を当てた世界というか、よくドラマとか映画とかで黄色とか青とかの発色が強い映像ってあるじゃないですか?
そんな感じで明らかに異常な風景なんです。確かに夕方頃だったとは思いますが、そんなレベルの色の強さではないんです。

当時の吉祥寺駅前ロータリーはホームレスやスケボー族のお兄ちゃん達が多く、当時は喧嘩なんかもあって怖かったのですが、
そんな繁華街で喧騒ひとつ聞こえない異常な色の風景に僕は怖くなって走りました。
映画のバニラスカイのオープニングをご存知でしょうか?まさにアレです。

駅前通りを走っても誰もいない・・・。僕は泣きじゃくってしゃがみこんでしまいました。
気付くと目の前にはさっきのしわっしわのお爺さん。僕は「戻して!早く戻して!」と泣き叫びました。
お爺さんは「ごめんね。」と言い僕の頭をなでると「怖がるとは思わなかったよ。ごめんね。」と何度も謝りました。
すると急に喧騒が聞こえ、ふと顔を上げると普通の風景に戻っていました。
横断歩道の真ん中でしゃがんで泣いていたので周りの人からは変な目で見られてましたけど。
周りには人だかりが出来ていて気付くとあのお爺さんはどこかに消えていました。

 

非常に不可解な体験で、今となっては確かめるすべもないのですが。
以上です。

実はこの書き込みをしたのには理由があって、
先日2ch好きの友人から梯子スレの話を聞きチェックしたところその中の梯子氏の書き込みが驚くほど僕がした体験にそっくりだったんです。
早速梯子スレに書き込んでみたところ僕の体験をenigmaスレに書いて欲しいとの意見がありましたので書かせて頂きます。

enigmaスレに書き込むのは初めてで文章も下手かもしれません。分かり辛かったらごめんなさい。
創作や脚色は一切してません。

梯子氏の言う停点というものがあるならば僕の体験したアレも停点と関係があるのでしょうか・・・。

興味深く読ませていただきました。
かなりというかそっくりですね・・・。
僕は赤い世界ではなかったのですが。
男性は何かこう懐に手とか入れたりしませんでしたか?
スーツ女性がなにかをいじった後にことが起きたもので。

あと、1月2日、神社に行くと世界が変わってしまう。
それなのに、行くことにしたのはなぜ?
違う世界を見たいの?

妹のためです。
そして僕のためです。
世界の幸せよりも、たった一つしかない人生なら僕はそっちを選びます。
与えられたチャンスだと思っています。
僕が誰よりも早く女性に会います。

僕は混乱しました。
ただ、ずっと聞きたかったことをとうとうスーツの女性に聞きました。
あの写真のように進んだ世界の可能性もあるということですか?と。
女性は、可能性は無限にある以上、それはイエスです。
でも正しいものではありません。
あれも決められていた流れのうちの一つだったんですと。

岡田のおじさん(彼女はずっとコードネーム??でよんでいましたが)達は
そういう不遇な環境かつ、神社で出会う女性にもっとも自分達の望む影響を与えそうな
そんな人物にコンタクトを取って、あるべき編集を捻じ曲げようとしているのだそうです。
自分達が都合のいいように。

けれど、僕はこれまでにないくらい怒っていました。
女性が言った、仕方の無いこと、選ばれなかった可能性なんだからという言葉に。

じゃあ、僕の望む世界があるわけなんですねと言うと女性は声を荒げて
だから世界は一つなんです、パラレルワールドや平行世界なんて存在しないんです!と言いました。
だから僕は、じゃあおじさんの言うとおりにすればあの写真のようなことが望めるんでしょう?
しかも世界は幾つもないんだったらそれが正しいことになるわけだ、と。
すると彼女はありえない・・・と呟きました。
あなたはわかっていません。と彼女は言いました。

過去とあなた方が呼んでいるものは変えられないんです、と彼女は言いました。
編集を捻じ曲げてもそれは選ばれなかった可能性を繋ぎ合わせた偽物にしか過ぎない
嘘の世界なんですと。
線を切り離して新しい世界を始めても、その世界には不安と恐怖と暴力しか待っていないんですよ
と彼女はキレながら僕に言ってきました。

それでも、僕は妹を、何より自分自身の幸せが欲しい。
僕はともかく妹に両親の顔を見せてやりたい。
惨めな思いを全部無かったことにしてあげたい。
僕の作った下手な料理なんかじゃなく母さんの美味しいご飯を食べさせてあげたい。
兄が行って恥ずかしい思いをしたであろう授業参観とかも、
他所の家を横目に見ながらの運動会も、飼って上げられなった子犬とかも
事情で参加できなかった遠足や修学旅行、
全部あの子は我慢して、不甲斐ないこの僕のために笑顔でいてくれたんです。
妹に渡していた月々のお金は必要なものに使う以外は何にも使わずに、
いつか話してた旅行に行くために貯めている、そんな子なんです。

その彼女の不遇を仕方の無いで済ませるスーツの女性が僕は許せなかった。
あらゆる可能性があって、しかもあの写真を僕に渡したのが岡田のおじさんだったとして
なら変えられる可能性があるのなら僕は世界の平和とか知りません。

僕は席を立って女性に言いました。
お話は有難うございました、でもこれが本当のことかもわからないし、
自分でよく考えて自分で行動しますと。

女性は慌てて僕を追いかけてきて、あなたは犯罪者の加担をしようとしているんです
とか、どうして現実をうけいれられないんですかとか言ってきました。
僕は本当に冷ややかな気持ちで
でも過去も未来も現実もないと言ったのはあなたですよ、
と女性に吐き捨ててドトールを出ました。
彼女はまだ追いかけてきて、聞いてくれそうだったから説得という手段を出したんですと
そうでなければもっと違う手段を用いてあなたを正月に行かせないように妨害してました
と僕に言いました。
ならすればいいじゃないですかと僕は彼女に言いました。
むしろ忘れさせることが出来るのなら今すぐにしてくださいと言いました。

僕は泣いてしまいました。
だって、自分がずっと望んでいた幸せな風景、それが手に入るかもしれない、
そんな希望を目の前にして彼女はそれを捨てろと僕に言っているんですよ。
こんな酷なことってあるでしょうか。
個人のエゴかもしれません。
でも僕は普通の人間です。

しばらく歩いて着いてきながら女性は僕に色々と説得をし続けていました。
しかし、もういいです、と聞こえた次の瞬間、その場から忽然といなくなりました。
僕は背筋に寒いものを感じて急いで電車に乗って帰りました。

これがドトールで起きた大体の出来事のあらましです。
長文に付き合ってくださって有難うございました。

今、現在僕の記憶は消えていません。
彼女が説得以外で妨害する方法はあるといったのはウソだったんだと思ってます。
でも不安はあります。
そして、この後にあった出来事はまだ書けません。

思い出しながら書いていて僕も非常に混乱してきました。
その時は僕もかなり頭に血が上っていたのはあります。
女性の言葉の端でカッとなったのは認めます。

彼女は岡田のおじさんのことを犯罪者グループの一員だと言っていました。
世界に迎合できなかったつまはじき者の集まりだとも言ってました。
彼女がいう世界は優しいもので、戦争は、まあ世の常で起きはしますが、
無関係な人が巻き込まれることはほぼないんだそうです。

たしか別の停点を現実化すると莫大なエネルギーが発生
するんじゃなかったっけ?だとすればドトールで一瞬
別の停点に移動したときに発生したエネルギーは、いったい
どこに回収されたんだろ?

ある所まではエネルギーを回収できるみたいです。
僕は仕組みすら知りません。
それを使って次の移動が可能になるのかもとか妄想してました。

私が言ったのは、パラレルワールド、並行宇宙ではない。
時空というのは、「ビデオテープ」のようなもの。
一つの時刻には、一つの世界しかない。
時空は分裂していかない。
ある番組が録画されているビデオテープがあり、そのテープの途中を観ている、とする。
今、画面に映し出されているのが現在。
しかし、実は、すべてのテープは連結されていて、同じ速度で移動している。
そして、ビデオデッキには再生以外にも、早送りと巻き戻し、そして、再録画という機能もある。
巻き戻しは過去へ戻ること。
早送りは未来へ行くこと。
そして、再録画してしまえば、前の番組は消されて、新しい番組が録画されてしまい、別の番組に置き換えられてしまう。
つまり、歴史はこの歴史が唯一ではなく、既に何回も変更されてしまっている、ということ。
ただ、その事実に気がつかなかった、というだけ。

スーツの女性が僕に話してくれたこととかなり似通っています。
正直怖いです。

他に変わったことはありませんでしたか?
女性が、岡田のおじさんたちは不完全だからといってたことと風景が赤かったことになにかつながりはあるんでしょうか?

変わったことですか・・・?う~ん10年以上前の事だし、かなりパニクってたから正直分からないんです。

ただ爺さんが「コレなら出来る」と人差し指を立てた瞬間は何もなく、バスを降りた瞬間ピカっと赤い光が・・・。
何かを出した様子も記憶に無いですしね。
爺さんは嫌な感じの人ではなく紳士的なのは似ていますよね。

バスを降りたまさに瞬間ですか・・・。
でも人がいない、とか街が静止している描写はかなりそっくりです。
ほかの時空のおっさんとかも見てみましたが驚くくらい似ています。
スーツの女性が言っていた、行方不明になる人もいるという話や、それを探しに行く話とかとも酷似している話が中にはありました。
世間話程度に話されたんですが・・・。

きっと、停点が変わったら、このスレも無くなる。
そして、これまでの話の流れからいくと、我々はなくなったことに気がつかない。

停点の繋がりが本来あるべきものと絶たれても、僕が書き込んだ時間も
依然として存在し続けると言うことでしょう、きっと。
みなさんと分かち合えたこの停点は無くならない。
そう考えています。

ちなみに岡田側との接触は現在もあるのかい?

あのおじさんとの接触はまだありませんが、そのグループとの接触はありました。

過去も現在も未来も無くて、世界はひとつしかないのに、
なんでとあるポイントで変えることができるの?そこがわからない。
というか矛盾じゃん?>>280みたいに、上書きされるってこと?
そうだとしたら、その上書きはとある時点から先、とかじゃなくて全て丸々上書きされるってこと?

上書きではなく、線が組み替えられたらそれが世界になるということだと思います。
だから世界は一つなんだそうです。
偉そうに書いてしまいましたが僕にもまだよくわかってません。

1月2日に神社に行くことを決めているんですよね?
でも、こんだけのスケールだと俺らも無傷ではいられないかも
これが事実とすれば俺らも当然巻き込まれる

巻き込まれることは無いです。
大丈夫です。
切り離された停点は切り離されてもその先の方へは伸びています。
ただ、それは正史ではなくなるだけだということです。
岡田のおじさん達はずっとこの先を編集していかなくてはいけないリスクもあるそうです。
だってもともと出来上がっていたものを切り離すことになるので。
これで説明合ってるかな?
重ねて言いますが、一応フィルムとかセル画って言うのは例えで、
もっと僕の頭では理解できないほどに物事は複雑らしいです。

妹さんには何も言ってない&言わないつもりなんでしょうか?
本当の妹さんの幸せって、妹さんが決めるべきなのではと思ったら
何も聞かされずにいるのはどうなのかと思ったんですが・・・

妹は・・・知りません。
すみません、妹が幸せに暮らせる世界をと思っているのは兄の勝手なエゴなのかもしれません。
でも、それでも望むものはあります。
僕と一緒にいて得たものよりももっと多くのことを彼女に与えてあげたい。
不幸を生んでしまう結果に繋がることの確立が低いことを知っての判断です。
そのかわり僕はそれが成功したら妹の前からは姿を消します。

妹に話してしまったら、僕のやろうとしていることはどう受け止められるでしょうか。
それが僕には怖いです。
スーツの女性が言っていた、戦争の無い、争いのない世界を生む、
その元にあったであろう停点の論理を発見する機会を彼女のために無くそうとしている
それは彼女に業を負わせることにならないですか?

俺が岡田側なら、目的さえ果たせば手駒(こんな表現でごめんね)の理想なんて叶えようと思わないが。

それについては僕にも切り札があります。
ピアスは僕が持っているんです。
まさか彼らもここまで僕に大切にしたいものがあるとは思ってなかったんでしょう。

梯子の望む世界は、ご両親が亡くならなかった世界。
それが叶ったら、「ご両親が亡くなった梯子」は存在しなかったことになり、よってこのスレもありえない。
ってことになると思うよ。(ポイントは過去が変わるかどうか)

違うんです。
無くなったことにならないんです。
可能性の道順が変わるだけなので。
スレもちゃんと存在し続けます。
少なくともそういう説明でした。
そして見せてもらいました。
過去も現在も未来も変わるのではなく、進む道順が切り離されるだけなんです。

停点を移動できる世界の人間は正史をちゃんと見極めているか。
これが問題だと言っていました。
都合のいい事を正史にして嘘の世界を造っているのはスーツの女性たちなんだと。

みんながみんな自分の事が正しいと言います。
僕には何が本当なのかわかりません。
なら、わかっていることの中で僕にとって最良の方に進むしか・・・。

正史って「正しい時間の流れ」ってことでしょ? 誰が決めてんだ?

正史=スーツ女性が言っていた大まかな時間の流れだと思います。
少なくとも僕はそう受け取っていました。
また、ポイントはその一つしかないような話し振りでした。
何かあるんでしょうか・・・。

停点理論の重要ポイントであるところの一月二日まであとひと月ちょっとですが、
それが原因で世の中が不安定な状態になりつつあるということは無いのでしょうか?
例えば昨今の世界的な経済の混乱等は、関係あるのでしょうか?

それは僕にはわかりません。
ただ、スーツ女性が言っていたのはこの数年はとても大事なポイントらしいです。
そしてこの時代に生まれた人達というのも数奇な歴史の変遷を辿ると言う意味で大事だと
世間話のような話の中で言っていました。
収束点がどうのこうのとも言っていましたが、話を掘り下げていないので・・・。
本当にちょっと小噺程度の話でした。

前にもおっしゃってた方いますが、
アカシックレコード(正史の話題)の話とアセンション2012の話と、つながりますよね、なんか。

アカシックレコードはアガスティアの葉とかのですか?
まえぬーべーっていう漫画が僕たちの世代で大流行したんですが、それでみたような気が・・・。

梯子は願いが叶ったら妹から離れるとか言ってるけど、それってどうなの?
妹さんにとって梯子だって大切な家族でしょ。
何で離れなきゃいけないの?

僕が辛いんです。
離れる、これは本当に僕の我儘なんです。
昨日述べたことのように事が進めば、
妹は徐々に僕と二人で過ごした日々も忘れるでしょう。
岡田のおじさんのグループの言った事が正しければの話ですが。
二人で生きてきた中にももちろん思い出が沢山あります。
僕も徐々に忘れていきます。
でもそれは妹とは違って格段に遅い。
でも帰る場所が出来る・・・これは僕にとっても幸せです。
もちろん彼女は言うまでもなく。

ドラえもんでセワシが

のび太が静香と結婚してもジャイ子と結婚してもどちらの運命をとっても結局セワシの存在は
消滅しないことを「東京から大阪まで行くのにどんな道を通っても方向さえあっていれば辿り着ける」
という説明でのび太を納得させている

これと似たような感じなのかな。

スーツの女性は、大きな流れは変える事が出来ないと言っていました。
ですがポイントによるとも言っていました。
僕にも正直よくわかりません。

梯子は2chを利用してどうしたいと思ってるか聞かせてくれっ

前にも触れましたが、記録の意味でです。
もちろん他にも記録媒体は残しています。
(ここでのアドバイスを参考にしました)
でもネットにも残しておきたかったので・・・。
存続して書き込み続けているのはこのためでもあります。
最初はもちろん興味本位でしたけど。

つまり停点の編集するポイントってのは
大きな差異を生み出すポイントってことかな?

スーツ女性が大きな流れは変わらないがポイントによると言っていたのは、
決定的な差を生み出す違い、ということだと僕も解釈しています。
ブーツの女性がどうドイツの青年に関わってくるのかはわかりませんが・・・。

782:
国連のような機関に歴史改変の権力が委ねられたとしよう。
この場合理由は戦争回避でも特別優秀な頭脳の事故による喪失回避でもなんでもいい。
それによって有利になる国、あるいは不利になる国が出る。本来手を加えなかった歴史と比べるとね。
そういう改変が例えば1個人・1企業の利益のために行われる可能性も否定できない。
そういう危険性のある技術は抹殺するべきだ。
歴史を本来の手の加えられていない流れに。岡田派はこう訴える。

僕も色々と考えましたが岡田のおじさんの目的は停点の論理を生み出さないように
するということにしか考えがたどり着きませんでした。
782の考えにかなり近いものを僕も持っています。
そもそも何の手も加えられなかった歴史がどんなものだか想像もつかないんですが・・・。
どうなんでしょうか。やはり手が加えられているんでしょうか。
停点の理論の話が本当であれば利用しようと思わない人っていないと思うんです。
そうなるとスーツ女性は胡散臭くなってきますね・・・。
どうなんだろう。

梯子の経験した誰もいない世界だけど、この時ドトール女は梯子を座標とした世界を
ほんの少しだけ編集したわけだ。
プログラムに例えるといいかも。(俺はプログラムをよく知らないがw)
・梯子君と私が、物質的に同じ空間で、他に生命のいない停点を、2秒だけ経験する
2秒後には正史へ戻るが、戻る正史の時刻は編集を行った時刻である(梯子からみれば2秒前って事になるね)

これなら単純なので干渉しやすそうじゃね?
これを梯子のご両親が健在な世界にするとしたら・・・
膨大なプログラムの書き換えが必要になるよね。
本当に岡田側はそれを実行するのかしら。

そして書き換えたとしても、記憶という矛盾が生じる。
その矛盾を解消するのが、忘却していくという現象・・・。

そのプログラムの元になっているのが停点の理論って感じですか?
すごくなんかそう考えるとわかりやすいですね。
スーツの女性が持っていたガラス?の板とかの説明にもなりそうだ・・・。

発見するのが本来の流れなのかしないのが本来の流れなのか判断できないよね…
岡田さんのはあからさまに不自然な干渉なんだがその辺についてはどうよ?

その点に関してですが、もしかしたら一回編集されなおしたのかもしれないと
今思いました。
でも岡田のおじさん達のグループが正しい(何の手も加えられていない)
流れを知っているとかはおかしいですよね。
ますますわからない・・・。

そういえば世間話程度の話の中でスーツの女性が、外部生命体が地球に来ることはないと言ってました。
接触というか返答みたいなものはあったらしいんですがそれが知的生命体のものかどうかはわからないようです。
彼女はすごく笑いながら話していましたけど僕はなにがおかしいのかわかりませんでしたが。

何で岡田はXデーの3ヶ月も前に梯子の前に現れたのかな?
ドトール女は1ヶ月前だから、これぐらいが妥当だと思う。

全く分かりません・・・。
もし僕だったらスーツ女性も岡田のおじさんも同時期に来るのが妥当だと思うんですが。
だって先を越されるより自分が先に接触したほうがいいですよね。
もしかしたら他の候補とか言う人達にはもっと先に接触しているのかもしれません。
これは僕の想像です。

そうなんだ、岡田の件以外にそういう世間話もしたんだね
他にどんなこと話した?

色々と断片的に沢山です。
気分転換みたいな感じだったんでしょうか。
僕も流しながら聞いていたので全部は今は思い出せないのですが・・・。
オーストラリアで羽の生えた人間が生まれたりとか地震は90パーセント予測できるとか、
ロボット作ろうと本気でやっちゃった人達がいたけど結局労働に組み込まれたとか
なんかほんとにむちゃくちゃな話が多かったです。

なんか本気で戦闘用の巨大ロボットみたいなのを作ろうとした人?国?があったけど
結局かなりの非効率とか燃費の問題とかで完成はしたけど全く役に立たなかったみたいな話でした。
国が傾くほどの予算を上げたらしいとかなんとか・・・うろ覚えです。
全く真剣に聞いていなかったものですみません。

妹さんの前から姿を消すメリットって何?
梯子がつらいからってだけ?何がつらいのか、できればもうちょっと聞きたいな

別に、誰かとの取引条件とかじゃあないんでしょ?

取引条件に関しては、ありますがまだ言えません。
辛く思う内容は前に書いたので全てです。
岡田のおじさんのグループが言うような可能性の集合体の流れになったら、
おそらく一番衝撃を受けるのは妹だと思います。
起きたら全てが変わっている状態になると僕は彼らの説明から勝手に思っています。
でも彼女はもう生活で不自由することはない。
それを確かめたら遠くへ行こうと思ったんです。

もし『ドイツ青年』の祖先が妹さんだったとして
1月2日の本当の狙いは妹さんで
梯子のタゲ逸らしのためだったらって可能性はどう思う?

考えるだけで身震いがします。
1月2日、僕は妹のそばを離れないほうがいいんじゃないだろうか・・・。
そう思いました。
可能性としてゼロではないですよね。
かなり怖いです。

妹のことよろしくお願いします。

なぜ付箋をうpできないのか

メモと共に筆跡鑑定及びプロファイリング?に出しています。
これも友人のつてです。

妹をよろしくお願いします発言の真意

知り合いがここを見ている事がわかったからです。

岡田、ドトール女、子供とは2回以上接触したことがあるのか

岡田氏と子どもとはあれっきりです。
スーツの女性とは再び接触しました。

僕は全てを妹に話しました。
ここの住人の方のアドバイスから色々考えて。
妹は黙って聞いてましたが最終的には泣かれました。
まずは僕の頭がおかしくなったんじゃないかと思ったそうです。
でも写真を見せて何度も状況を話してやっと信じてくれました。

ネットに書くなと言ったのは岡田氏のグループです。
それを言われたのは妹に全てを話す前です。
彼らは妹への自分達の影響を僕にちらつかせてきました。
端的にいえば脅迫です。
僕はスーツ女性とのことをあらいざらい彼らに話しました。
妹のことだけは勘弁してくれと助けを請いました。
彼らは神社へ必ず行くという約束を履行するならばという条件をつけてきました。

頭を冷やしてみて思ったのですが、もし本当に岡田氏のグループが僕の味方ならば
そんな風に僕たちに危害を加えるようなことは絶対にしないはずです。
僕は警察にも相談しました。
もちろん詳細を話しても頭のおかしい人間だと思われるのが関の山なので、
妹にストーカーのような人物がいるらしいというような方法で相談しました。

僕はひたすら後悔していました。
スーツ女性の話をもっと聞いておくんだった。
妹の幸せとかを勝手に自分で決めるのではなくちゃんと話すべきだったと。
前者はともかく後者は自分の意思で出来ます。
それで妹に全てを話したんです。
スーツ女性が再び僕の目の前に現れたのはその後でした。

スーツの女性はまたスーツでした。
彼女は僕の話を聞いた後に少し黙り込んで何か考えていました。
それで神社には行くのですか?と聞かれたので、僕は正直にどうしていいかわかりませんと答えました。
神社に行かなければ妹の身に何かあるかもしれない。
でも行けば、全てを話した後に妹がそんなのは要らないと言った世界になってしまう可能性がある。
僕は精神的にも肉体的にも限界でした。
スーツの女性は言いました。
行かないのならば妹も僕も全力で彼女たちが守ってくれると。
行くのならばピアスは所持しない。
女性を見かけても声をかけない。
ただ、行くだけにとどめることと。

彼女は続けて言いました。
岡田氏達のグループはすでに次の候補に接触している可能性がある。
スーツ女性達のグループはそれも阻止しなければならないらしいです。
自分達も協力するけれど妹も僕も最終的には自分で自分を守ってくれといわれました。

この書き込みも見ていますよね?
スーツの女性に、岡田のおじさんのグループの人達。

僕は妹に全てを話しました。
妹は捻じ曲げられた未来なんか要らないといいました。
僕と過ごして自分が歩んできた日々は幸せだったと言ってくれました。
僕は結局独りよがりの自分が考えた幸せに妹をあてはめようとしていただけのエゴイストでしかなかったです。
普通の暮らしが何より一番幸せに近いと今はそう思えます。

僕は妹と一緒に神社へ行きます。

スーツ女との2回目の接触は、どこで行われましたか?また、どのようにしてスーツ女を発見しましたか?

駅の構内です。
突然肩を叩かれました。

1/2の指定の時間・場所にはブーツ女1人しかいないので探すことは簡単とのことですが
であれば、梯子氏が行かなくてもドトール女側で対処できると思うのですが、
何故梯子氏が行かなければいけないのでしょうか?

彼女達はブーツの女性に接触することはできないそうです。
理由は教えてもらえませんでした。
また、察してくださいという言葉はスーツ女性の口癖でもあります。

岡田と会ってないなら、誰に会って脅されたんだ?

脅されたのは岡田氏の同志だと名乗る人達です。
二回ほど会いましたが顔ぶれは一人を除いて毎回違いました。

付箋を筆跡鑑定に出したっていうけど
筆跡鑑定って主に、2つ以上の文書が同じ人によって書かれたかどうかとか
そういうことを分析するもんじゃないの?

筆跡から、人物を想定できるプロファイリングみたいなものを出来るらしいです。
付箋との筆跡との照合も兼ねています。

妹の件ではここに書いて本当に良かった。
彼女が望んでいる幸せと僕が思い描いていた勝手な幸せは見事に食い違っていました。
うすうすわかっていらっしゃる方もいるとは思いますが、
僕は両親の件で負い目があります。
僕も妹も普通とは少し違う家庭に生まれました。
妹は幸せにしなくては、妹は幸せでなければだめだという僕の身勝手な思い込みで
本当に大切なものをもう少しで失ってしまうところでした。
彼女は全然そんなことは望んでいないのに。

知り合いがここを見ている事がわかったからです。

何故、直接知り合いに連絡しないでこのスレを使う必要がある?

これは確認の意味も込めてです。
知人に意味深なことを言われ、見ているのかな?と疑って・・・。
その知人に妹の送り迎えと一緒にいてくれるように頼んでいました。
それで知人がこのスレを見ているならば確認できると思いました。
見ていないのならばそれでよかったので本人に直接確認しずらかったので・・・。

行って、見届けるの?

僕は見届けます。
全てを話した妹と一緒にだから神社へ行きます。
ですがブーツの女性とは接触しません。
彼女のこれからの苦難の道のりに幸いがあるように遠目から見て祈っておきます。

つーかスーツ女にしろ岡田しろこちらの時間経過に沿って行動する意味ないだろうに

連中には結果出てるだろ
過去に介入して歴史が改変された結果の1月2日も彼らにとっちゃ過去の出来事
既に未来に反映される筈なんだがね

それとも1月2日まで延々と三文芝居の過去の塗り替え合戦が続くのかね

それは僕でも思う疑問です。
でも話を聞いていると、どうも未来(と僕らが呼んでいるもの)には行けないようです。
スーツの女性も何か嘘をついているような気はします。
でも彼女が言ったように妹と僕を出来る限り守ってくれるというのを信じるしかありません。

一人一人が持つ時間の流れ?と全体の流れというものの関わりに何か関係があるのでは?
と僕は勝手に寝る前とか考えていました。

1.なぜ梯子氏がブーツ女と接触しなければいけないのか?梯子氏は他の人とは違う何か
特別な存在ということであれば、その詳細も話して下さい

これは、僕は全く思い当たらなかったのですが彼ら(スーツ女性も岡田氏のグループも)
はちゃんと理由があるのだと言っていました。
でもそれは別に僕が特別だというのとは違うようなのです。
僕は本当に普通の人間ですし・・・。

2.ピアスが非常に重要な物のようですが、なぜ重要なのでしょうか?ただのピアスでは無いという
ことだと思いますが、正体は何なのでしょうか?

縁と縁のつなぎ目、理論の楔だとスーツ女性は言っていました。
バタフライエフェクトのような話も出ましたが僕には理解できませんでした。
なので詳細はちょっとわからないです。

3.ピアスは元々岡田氏から預かった物ですが、なぜ梯子氏が渡さないといけないのか?
岡田側グループが渡せば良いと思うのですが

岡田のおじさんグループもスーツの女性もブーツの女性と接触は出来ないのだそうです。
理由は僕には教えてもらえなかったしわかりません。

4.補欠の人もピアスを預かっていると考えた場合、ピアスは複数個あって、そんなに貴重な
物では無いということでしょうか?そうなると「2の質問」と矛盾するのですが

それは僕も本当に疑問です。

ピアスは、証拠のようなものかと。
梯子君が記録を残しているように、目に見えない絆を象徴するものとして
ピアスというアイテムが必要だったのだ。
実際に存在する、変わる事のないものとして楔の役割も果たす。

梯子君と○○子さんが、列車の車両の1つ1つだと仮定したいです。
両者は連結しない限り重なる事はなく、例えば2つのグループが梯子君の
側の車両にいるとすれば、○○子さんとは接触できない。
車両と車両のつなぎ目、一番後ろの席にいたのが2人だったということ。
特別な能力ではなく、特別な位置、一番やりやすい位置。

すごいです!
わかりやすくて、しかもスーツ女性の言った、
縁と縁のつなぎ目とか理論の楔とかの言葉と合致しますね。

未来に行けないつっても連中にとっちゃ1月2日も過去だろうし
自分の住んでる時間もここから見れば未来だろうに

一度過去に行けば未来には戻れないターミネーター方式?
梯子はなんで連中が未来に行けないと思ったの?

スーツ女性が以前僕に未来?っぽい情景を話してくれたことがありましたよね。
そのときの話をもっと聞いとけよみたいなレスがあったんで、駅での話のときに
ちょっと話題に出してみたんです。
もっと先のベクトル(未来とかいうと彼女は嫌な顔をするので)から技術とか盗めますね、みたいに。
彼女は気まずそうに笑って、いや出来ないですよそんなこと、と言いました。
そこからそう思いました。

ブーツの女性が歩む苦難の人生とは?
聞いたの?

そんなに詳しくではないですが多少聞きました。
書き込めることと書き込めないことがあります。
書き込めるのは、彼女が大変な生みの苦しみを経験するということです。
でもそれも岡田のおじさんのグループが成功してしまえば分からないとスーツ女性はいいました。

ドトールは未来の出来事が過去に影響を及ぼすみたいな事いってましたか?

僕の勝手な解釈ですが、過去・未来・現在など区別がないということはそういうことなんだと思います。

話戻るけど、今のままでいいなら何故神社に行くの?しかも妹さんまで一緒に
岡田の言う通りにはしないんでしょ?

区切りを付けるため、兄妹で見届けるため、色んな理由はあります。
それに僕と一緒の方が妹にも安全だと思いますし、
岡田のおじさんのグループの脅迫?もちょっと引っかかりますし、
スーツ女性たちが全力で守ってくれるとも言いましたし。
それにブーツの女性が気になるというのも事実です。

でもブーツ女性と接触はしないんだよね?ピアスは持っていかないでさ

はい。
遠目に見るだけで留めようと思います。
そして初詣して帰ります。
ピアスはスーツ女性に渡そうかと考えています。

もしかしたら、そのブーツ女性に別の人がピアス渡したりしてるのが見れるかもねw
あ、でも、そしたら結局岡田側のシナリオで進むのかね

おそらくスーツ女性たちがなんらかの行動を起こすのではないかと思います。

スーツ女の言葉で言うと今現在に梯子が2ちゃんに書き込んでる間にも1月2日の梯子も存在して行動してる訳でしょ

じゃあ現時点でこちらも影響受けてるはずなんだよなぁ
現在に影響が無いって事は逆説的に1月2日に何にも起きないって事な訳で

たとえ影響があったとして、僕は果たしてそれに気づくんでしょうか・・・。
そういうことですよね?
それを考えると怖いです。

みなさん放置していた僕を許してください。
メモも付箋もピアスも全て僕の手元には戻ってきませんでした。
調査を依頼した人物は僕の代わりに自分がブーツの女性に会おうとしています。
彼が岡田のおじさんグループから何を言われたかはわかりません。
僕は阻止しなければ。僕のせいだから。

スーツの女性が言った言葉が正しくて、分岐点が今日のその時間なのであれば
ブーツ女性と彼女が本来出会うべき人物の邪魔を誰もしちゃいけないんです。
史上最悪のホロコーストが起こるか起こらないか。
ドイツの青年が定点の理論を見つけようと思うか思わないか。
日本の片隅でくすぶっている一人の男性に射す一条の光が彼女らしいです。
その射した光で世界がやっと彼に気づくのだそうです。
僕もその他大勢も、言葉を借りれば大きな大河の一滴でしかありません。
でもやらなきゃいけないことがある。

13時には神社へ行きます。
言っていたことと違うのですが妹は連れて行きません。
妹のことは友人三人に頼んでいます。
自分も行くと言って聞かなかったのですがようやく納得してもらいました。
事態がこんな風になってしまったのはただの偶然なんでしょうか。
僕が良かれと思ってやったことが次の候補を生み出すなんて思ってもみませんでした。
スーツ女性からのコンタクトもない今、信用できるのは自分だけです。

みなさんこの何ヶ月かの間本当にお世話になりました。
明日、行く前にもう一度書き込みます。
一日一レスはするという簡単な約束さえ守れなかった僕を見捨てないでいてくれて有難う。

もうすぐ着きます。
みなさん色々とありがとうございました。
ちゃんと報告はします。

ブーツ女いたよ~まんまメモ通りの。
例の時間より前に人と話してたけどさ。
走ってきて何かを探してる男もいた。
あれが梯子?妹らしき人はいなかったけどな。

阿佐ヶ谷神明宮だよ。
梯子が寄ったコンビニって多分近くのファミマだと思う。

ブーツ女が話してたのは男。
どちらも20歳前半くらいじゃないかね。

ピアスとか受け渡してるようには見えなかった。
人はたくさんいたよ。

ブーツ女と話してたのはピザだった。
走って来たのはひ弱そうな奴。
梯子の特徴からしたら後者かなー
俺は妹にワクテカしてたのにがっかりだよ。

詳しい状況はわからん。
だけどその後ブーツ女は普通に帰ったよ。
ひ弱そうな男はしばらくうろうろしてたけど俺が息子に気を取られてる間にいなくなってた。
ピザ男はよーわからん。

13時40分頃、神明宮の白テントと参詣するとこの間くらい。
ちょっと薄くらいけど裏に道がある。

 

凸った。
ベージュ系のファーのついたカシミアコートの女はいなかった。近い人はいた。

梯子がきてたとしたら、友人は縞のマフラーの人では?(色は人物保護のため書かない)
見るからに理系同士。
梯子は見るからに妹思いそうな雰囲気。
ブーツの女とは遇っていないと思う。

背は高くないように思った。
私は高さの違う位置にいたから、勘違いかな。
痩せて黒系の服装で、タレントでいえばえなりかずきをおとなしくした感じ。
すごい勢いで走ってきて、門の下をすぎたあたりで奥を見てから、
折り返して入り口方面へ戻っていった。
その時間に走っていた人は1人だけだったので、その方だと思うんだけど…。

その方が本人なら、たしかに疲れていそうな気もしたので、休養をとったほうがいい気がするよ。

すみません。
僕は接触を止めれませんでした。
ブーツの女性はきっと本来出会うはずの人と出会ってない。
僕の取られたメモやピアス、全て阻止できなかった。
ドイツ青年は停点を発見できないしホロコーストは起こるということですよね。
もうダメだ…

すみません落ち着きます

神社には行きました。
気づいたら22時でした。

ネタで書くほど僕は馬鹿じゃない。
ホロコーストとジェノサイドの定義はわかりませんが、
ともかくブーツの女性と本来彼女が出会うべきだった男性は会えなかったということです。
それは僕がメモや付箋を託した人物が暴走(?)したからであり、
僕自身はそれを止めようと躍起になっていました。
連絡もつかない。
神社に着いたのは35分。
妹を友人に託し、走りました。
岡田のおじさんが言った時間前にはなんとしてでもつかないといけなかった。
ブーツの女性はいましたよ。
僕を見かけた人もいるでしょう。
走っていたのは僕です。間違いありません。

彼は彼女にピアスを渡し、僕が本来岡田のおじさんグループに言われた言葉を言いました。
彼女はピアスを受け取ったのは言われた時間前。
僕は40分に彼らを見つけて友人との間に割り込みました。
彼女はとても不審がっていてその場を立ち去ろうとしました。
友人はニヤニヤ笑い、これで自分の望みが叶うと僕に告げました。
彼は彼にとって取り戻したい過去があった。
僕は人間が多かれ少なかれそういう後悔や望みを抱えていることをもっと懸念すべきだったんです。
それを自分だけのもののようにおもっていた。
誰しも変えたい事はあるのに。

スーツ女性と岡田のおじさんはブーツの女性に接触することはできません。
それはブーツの女性が彼らと面識があるからです。
彼女が幼い頃からずっとスーツ女性も岡田のおじさんも彼女の周りにいた。
一本の長い歴史の上を淡々としながらこのポイントのために。

本来出会うべきだった男性と出会えなかった彼女はおそらく本当に普通の人生を歩むと思います。
ドイツの青年も停点を発見することはない。
世界はその存在に気づかないまま歴史を歩めていくと思います。
でも大きな流れは変えられない。
停点は発見されずとも、それに似た理論は生まれる。
ならば発見をおえた世界にいる岡田のおじさんは?
スーツの女性は利己的なことのために動くことは出来ません。
でもおじさんのグループは犯罪者だ。
今回のことで大きな流れから切り離された彼らの世界の停点理論を使って、
自由に太い幹に干渉する事が出来るようになるんです。
スーツの女性は言いました。
敗北を決めるのは行動の結果であって誰のせいでもないと。

僕と僕の知人はあの時がとまった世界にいました。
体感時間で五分。
何を話したかは憶えていません。
岡田のおじさんのグループKが現れたことは覚えています。
そして気がつくと僕だけになっていた。
しかも家の前で。
僕は発狂しそうでした。
家に入ると三人いた友人は一人になっており、僕の様子の異変に妹が心配してました。
僕は何もいえない。
どうしていいかわからない。
スーツの女性が現れてくれるのを待つのみです。
彼女は守ってくれると言ったし、どんなお話の結末も全て正義が勝つものでしょう?
恐ろしい未来を考えたくはない。
彼女が言ったような平和で大戦もなにも起こらない世界に妹と暮らして生きたいんです。

何もかも、岡田のおじさんの甘言に乗りかけた僕が馬鹿だったんです。
そして最後まで懐疑的な気持ちを捨てられずに検証なんかを依頼しなければよかった。
僕が話していないことは具体的になにがありましたっけ?
スーツの女性が言ったことと、岡田のおじさんのグループが接触してきたときのことですか?
ID自演を疑うのならホストでもなんでも抜けばいい。
自演してなんになるんです。わかってないんだ。
神社?合ってますよ。
みかけたんでしょう?
僕も僕の知人もブーツの女性も。

妹のためになることが僕の正義だったので。
それは今も変わりませんが彼女が望んでいることは違うと知りました。
それが自分が許されたいだけの甘えだったことを知りました。
その今では行動理由も変わってきます。
おかしいんでしょうか・・・。

僕の乏しい語彙から説明するには世界は広すぎます。
小説じゃないんです。
わかってないんだ。これから何が起こるかなんて詳細には説明してもらえなかったけど
スーツの女性が言っていたような未来はもうこないんだ。その絶望がわかりますか?
ドイツの青年が生まれないような世界になっても、
それが大きな幹になっても誰も気づかないし僕も気づかない。
こんな気持ちの悪いことってありますか?
あやふやにしているつもりはありません。
全部話しますよ。もう全部です。
終わってしまったことですし。
ただスーツの女性が現れてくれないか、それを待っています。
終わらせたくないんです。

最近ずっと書き込みができなかったのは何故?

来れませんでした。
ギリギリの時間になるまでそうしたほうがいいとスーツ女性まで言い出したからです。
記録を残すのも大切ですがもっと大切なのは妹と自分です。
ごめんなさい。

岡田グループやスーツ女性に会って、岡田に渡されたメモの言葉について判明したことはある?

ジェイコブの梯子の意味です。

停点の編集をしないなら、記憶が消えることがないのでは?まだ記録は必要?

万が一を考えてです。恐れていたことは起こりましたがまだ記憶はあります。

妹と僕の持っている秘密のことですか?
どうして写真が上げられないのかということですか?
妹の写真をあげようとすれば彼女は服を脱いだ内側と顔しかみせられないです。
僕のすねも同様に。
両親が亡くなったのは僕のせいですよ。
あそこから全部転がり落ちるようにして生きてきました。
妹には黙ったまま、自分だけが優しい兄の顔をしてのうのうと暮らしてきました。

始まりも終わりもない一本の歴史と平行して、
世界とも歴史とも呼べないただの停点の繋がりがあります。
もちろんそれには始まりも終わりもある。
そこに何本か直角に道を作ると梯子のように見える。
それがジェイコブズラダーなのだとスーツ女性は言いました。
クロノスの不在というのも関係してくるそうです。

ブーツの女性の役割は知りません。
でも彼女が味わう苦悩や苦難、そして辛苦から
数多くの英雄や天才を生むきっかけが出来るということは教えてもらいました。
メモに書かれていた、足の下に月を踏むものは黙示録のマリアをおそらく暗示しているのだろうと
スーツの女性は言いました。
僕がスーツの女性を信じたのは、岡田のおじさんグループたちに妹のことで脅されたからです。
僕が神社に行かないと妹はひどい目に遭うといわれたからです。
スーツの女性の言うことは聞くな、ネットには書き込むな。
それに対してスーツの女性は守ってくれると約束してくれました。
だから神社には行かないで欲しいと。
でもあの日から僕は妹を一人にしたことはありません。

友達が3人→1人になっていた。
⇒これは、友達2人が家に帰ったってこと?友達2人の存在そのものがなくなっていたってこと?

家に帰ったのです。

>友達2人の存在そのものがなくなっていたってこと?

妹は、○○さん達は用があるといってましたよね?と最後に残った友人に言ってました。

家に戻った妹が、梯子に不信感を抱いたのはどこに? 目に見える変化があったの?

家に駆け込んだからだと思います。

卒論ハイデガーだったんだよね?何について書いた?

ハイデガーの存在と時間です。
それに物理学を交えて書きました。

ドトールからこっちを時系列で書いて

ドトールでスーツの女性と会って、その後に岡田のおじさんたちグループと接触して
そしてまたドトールの女性と出会って、脅されて、妹と話して
何か抜けてますか?僕はまだ全部覚えていますよね?
抜けてても指摘されたら思い出せます。

子供も岡田グループ?

子どもは岡田のおじさんグループでしょうとスーツ女性は言っていました。

岡田に脅されたときのことを具体的にお願いしたい。どういう経緯で会って、どんなことを言われたのか。

脅されていたのは岡田のおじさんグループからです。
妹の存在をなかったことにしたいかと言われました。
僕はそのせいでずっと罪の意識から抜け出せなかったんでしょう?といわれました。
僕ははいつくばって助けを請い、スーツ女性と話したあらゆることを洗いざらい話しました。
スーツ女性は見越していたみたいでしたが。

走っていた男はおそらく僕で間違いないです。
身長高めの痩せ型でしたか?
スレの大分初期に特徴は書きましたが。

僕の代わりにブーツ女性と接触した男の望みはとある天災がなかったことにすること
あるいはその場に関係者がいなかったことにすることだと思います。
想像でしかありません。
彼は何処に言ったんだろう。
でも僕は彼のことを覚えています。

史上最大のホロコーストというのは、かろうじてユダヤ人が免れたようなアウシュビツのようなことが
遂行されてしまうということだと思います。
民族主義を掲げたいくつもの戦火が次第に広がって最後の悲劇ぐらいのホロコーストが起こるそうです。
それは「サイレントボックス」と呼ばれる大国へのジェノサイドだと、
そういう停点を望むグループなのだとスーツ女性は僕に言いました。

神社は阿佐ヶ谷の神明宮ってことでいい?

神社は合っていますよ。
神明宮です、上でも書きました。
疲れました・・・。
今日はもう、すこし寝てもいいですか?
こんなこと書くとまた荒れるだろうけど僕は逃げませんから。
疲れました。
精神的にも肉体的にも。
妹にもすまないことをしました。

迷子と写真の件で警察が介入していますよね。
即、当該署に行って迷子の保護者の関係者に
何故かわからないが身元が特定されて接触してきて
訳わからないこと言って脅迫されたと訴えれば如何でしょうか?
あっちの連絡先も警察が控えてあると思うので。

その警察署にはもう何回も行きました。
ありがとうございます。
僕は都合の悪い質問はもうありません。
これをみて、慌ててスーツの女性が出てきてくれればそれでいいんです。

やっぱり阪神大震災?
梯子は中学生のとき神戸にいた?

神戸は聞くだけでも辛いです。
察していただけますか。

写真をアップしたときより体重は8キロ減りました。
今は身長178の体重54キロです。
黒い服を着ていたのは合っています。

誰かに気がついて欲しい。

おやすみなさい。

いまこの状況でする話じゃないかもしれんが…。
例の停点理論を発見する予定のドイツ人に思い当たる人がいる。
梯子とブーツ女が会ってなきゃ意味ないんだろうけど、話してみようと思う。
もしかしたら俺がきっかけで停点理論を発見するかもしれないしね。それはないかw

 

おはよう。昨日知り合いのドイツ人に電話かけようとした者だ。
もう今更なので俺の話は意味がないが、筋は通しておく。

知り合いのドイツ人は、例の停点理論発見者の祖父になる人物だそうだ。
今回梯子が失敗(岡田側的に成功)したおかげで発見者は産まれない。
実は停点理論は今まで何度も発見されかけたそうだ。
発見者が具体的に気がつく前に死んでしまうことが多かったそうだけど。
俗にいうドッペルゲンガーの体験者。それが停点に気がついた人達。
このスレで停点を知った人達がいくら騒いでも、もう発見されることはない。
梯子の失敗は、梯子のせいだけではない。彼は責めないでほしい。

俺がこのことを知り得たのは岡田側の人物からの接触があったからだ。
昨日電話が繋がらなかったのは彼等の工作によるものだったそうだ。
一晩かけて話を聞き、この先の世界がどうなるかも聞いた。

俺達は負けた。それが全てだ。

ただ、希望がないわけじゃない。蜘蛛の糸のように細いが、確かにある。
このスレで停点のことが漏れたことによって、独自の方法で停点を操れる人達が現れるそうだ。
岡田側はその人達のことをジャンパーと呼んでいた。
話を聞いた感触としては、独裁者に対するレジスタンス達といった所か。
例のドト子がこれに該当するかは聞けなかった。

さて、俺の話はこれで終わりだ。
俺は俺でこれから岡田本人と面会がある。俺は彼等と共に行く。

こんばんは皆さん。
パソコンを使うことの出来ない兄の代わりに私が書きます。
はじめまして。
兄は今具合が悪くここ何日かは高熱も出てうなされています。
もちろん病院にはいきました。
お医者様は過労と風邪だろうとおっしゃっていました。
私は兄に聞かされているだけで事情は本当はよくわかっていません。

兄を支えてくださってありがとうございました。
快方に向かってはいますので元気になれば兄から書き込みがあると思います。

私が答えられることでしたら答えます。
何をお答えすればいいですか?

妹さんはブーツのきれいな女性には会ったの?
会ったのなら、どんな印象か教えて

ブーツの女性というのは兄が話していた神社で会いに言ってくると言っていた女性でしょうか?
私はお会いしていません。
その日は本当は一緒に初詣に行くはずだったのですが前日熱を出していたこともあってつれていってもらえませんでした。
それにダメだと言われましたのでいけませんでした。

妹さん、名前欄にfusianasanって入れて書き込んでみて

文字を消してfusianasanと書きました。
これで大丈夫ですか?

妹さん、1月2日以降何か世界が変わったと感じられましたか?

うーん・・・あまりわからないです。
特に変わりないと思います。

写真を見たときは心臓が止まるくらいびっくりしました。
だって父も母も兄も私も一緒に写っていましたから。
今年で21になります。

兄の話はにわかには信じられませんでした。
兄の友人も疲れているんだろうと言っていました。
でも兄が嘘を私についたことって一度もないんです。
だから私は兄を信じます。

私の幸せなら世界が崩壊してもいいと言ったのですか?
私が兄から聞いたのは最低で卑怯なことをしようとしたと聞きました。
そして自分は私の前からいなくなろうと思っていたと聞かされました。
それは死ぬほど嫌だったです。

梯子です。
長らく書き込みが出来なくてすみませんでした。
うっかりしてトリップのキーを紛失してしまいました。
体調はほぼ回復しました。
今のところ皆さんに報告しなければならないようなことは起きていません。
もう事態はすっかり私の手を離れてしまったような気がします。

私の身に起きたことは一体何だったんでしょうか?
私も妹も無事に過ごせているという事実だけが救いです。
(スレに書き込みをした妹は本物です)
妹です。
兄はかなり回復いたしました。
近いうちに書き込むと思います。
こんばんは。
まだスレが残っていたことに驚きました。
しばらく静養していました。
命に別状とかはありません。
結果的に放置していたようになってしまい、本当に申し訳ない。
時間が経ちすぎて、もはや何から書いていいのかわかりません。
今まで夢の中にいたように思えます。

でも目が覚めて、布団から出るとそこは現実です。
万が一の時の為に残したノートやメモ。
お気に入りに入れておいたこのスレや、自分で検証していたときの情報サイト。
全てが僕に奇妙で恐ろしくて叫び出したくなるような現実を突きつけます。

僕の周囲の人間には、僕が狂ってしまったと思っている者もいるようです。
とりあえず久々に書き込んで言いたい事があります。
僕の妹と名乗るこの女性は誰なんですか?
僕のトリップを知っていて、僕がいない間に「兄は~」と書いていたのは誰なんですか?
本当に僕はおかしくなってしまったんでしょうか。
それとも、医者が言うように、精神が磨耗して、一時期現実から逃避したいだけなんでしょうか。
しかし僕自身の記憶ははっきりしています。
過去のまとめも何度も読み返しました。
話はほぼ僕の頭の中の記憶通りです。ただ一点だけをのぞいて。
僕の姉はどこへ行ってしまったんでしょうか。

周囲の人間は、最初から兄妹だったと言います。
僕の妹?は僕が卒倒した後で僕の友人達の目の前で号泣したそうです。
彼女の顔も面影も姉に似ています。
ですが僕は姉弟だった。
スレにも、妹という言葉は抽出されても、一文字たりとも姉は出てこない。
どうにかなりそうです。
もうだめかもしれません。
僕はひたすらスーツの女性を待ち続けてました。
彼女が最後に僕に言った言葉が本当だとするのならば、これほどひどいことはない。
嬉しそうに妹との話を書き込んでいる僕の書き込みも信用できない。
変わったのは僕ですか?

記録として残していたはずの物が全て変化しています。
全てが僕の記憶と違います。
悩みながらも、僕は自分が狂ったとは思えません。
家にいるのが怖いです。
彼女は僕のことを本当に心配しているような顔をします。

意を決して書き込みました。
彼女がスレを知っているのはわかっています。
ここ一ヶ月ほどは、彼女たちが言う正常に戻ったフリをしていました。
書き込もうと思えば書き込めたんです。
だけど書き込んでしまったら、この疑問をまだ僕が持っている事がバレてしまいます。
そうすると周りの人間はまだ僕がおかしいと騒ぐでしょう。
でももう耐えられませんでした。

逆に、妹がいたなんてことを僕が書き込んだことになっています。
ひどいです。
おっしゃる通りです。
なんなんだこれは。
僕の人生が三文芝居にされている。
怒ろうにも矛先はありません
すみません、気づかれるのが怖かったのでパソコンきりました。
夜中が一番落ち着きます。
仕事はやめました。
院は遠いです。

姉と妹の部分が全て変化しているということです。
分かりにくくてすみません。
何から書けばいいんだろう・・・。
あんなに大事だった姉がいない。
事実は僕を追い込み続けます。

朝寝て、夜起きて。
なるべく誰とも顔を合わさないようにして今は生きています。

まとめを読み返していて気づいたことは、
サイレントボックス=国の名前
ではなく、
サイレントボックスとは、殺戮?虐殺そのもののことということです。
僕の書きこみ方が悪かったようで申し訳ありません。

停点理論は発見されないんでしょうか。
もう、今の僕にはなにもわからない。
スーツ女性の目ばかり思い出します。

現実が現実で無いような、何か僕だけが異質な空間に迷いこんでしまったような感覚が離れません。
姉の存在が無かったことになっている。
まるで僕が持ち続けていた罪の意識を消すかのように全く消えてしまっています。

で、今妹は実際存在しているの?
前に読んだけど、身体的に特徴あるって言ってたけどそれも変わりないのかな?

存在していますよ。
隣の部屋で寝ています。
身体的な特徴というのは姉と妹がかわっただけで一緒です。

姉妹以外は全て同じってことは、岡田が接触したとか写真の件も妹と共有できてるってことか
停点について妹とかと話さないの?あと、消えた友人について、共通の知り合いとかと

はい。
姉が妹になっただけで共有出来ています。
だからもう気持ち悪くて仕方ないです。
妹?と顔を合わせたくもありません。
消えた友人に関しては、みんながみんな口をそろえて外国に行ったといいます。

てことは消えた友人については、梯子と周りとで違いそうだね

外国に何しに行ったのかね

周囲の話では、彼はずっと留学したがっていたそうです。
しかし僕はそんなこと知りませんでした。
というか初めて聞きました。

梯子~今後もし会えるとしたら、スーツ女性と岡田のおっさん、どちらに会いたい?

岡田のおじさんですね。
スーツの女性は全力で姉と僕を守ってくれると言いました。
でもこの状況は・・・。
どういうことなんだと叫びたいです。
女々しい考えですみません。

あれだけ妹を大事にしてた梯子が凄い変わり様だなw

僕の書き込みにある、妹?への文章は全て本来は姉に向けられた言葉でした。
それが全て変わってしまっているんです。
もしも自分の肉親がある日突然別人になっていたらどう思うか・・・。
すみません、ちょっと感傷的になりすぎました。
僕は一体誰なんだろう。

妹?の顔はやはり姉と全然違うのかい?
少なくとも妹?は梯子の事を兄と思い心配してるんだから顔あわせてしっかり向き合った方がいよ

似ていると言われれば似ています。
でもそっくりというわけではありません。
やはり向き合うべきなんでしょうか・・・。

お父さんが亡くなった、とかは変化ないの?

両親の件ですか?
変化はないです・・・。

一応梯子がやることは終わったんだよな?それが達成されなかったにしても。
で、その時からスーツの女性も岡田のおっさんも現れないんだよな
これ以上待っても現れんかもしれん。

梯子は今の状況をゆっくり受け入れていくしかないのかもな・・・

ではこのままということでしょうか・・・。
気が狂いそうになります。
僕の日常をどうか返して欲しい。

変えたい変えたいと思っていた現実が、実は一番尊いものだったなんて
ステレオタイプすぎて陳腐ですが、自分が一番実感しています。
起きてきた妹と顔を合わせるのは避けたいので、今日のレスはこれを最後にします。

1.メモには妹と書かれていて、自分でも納得してたくせに何で今さら姉なんだ?

メモには姉と書かれていましたよ。
僕のほうが知りたいことだらけです。

2.メモの再うp頼む

手元にありません。
友人に出したままです。
前の時から状況は変わっていません。
僕には姉ではなく妹がいたことになってます。
姉の存在は皆無です。

しかしその奇妙な状況すらも、次第に受け入れつつある自分もいたりして、それも辛いです。
近況報告のために書き込みを久々しようと思いました。

今回の新型インフル、何か関係あるのか?

スーツ女性の話が本当なら、豚インフルエンザなんて序の口だと思います。

>兄が行って恥ずかしい思いをしたであろう授業参観とかも、

これはどういう事になるのか解説してほしい。

授業参観は、姉が僕の授業参観に来たことと入れ代わってます。

外国の宝くじかわかりませんが、ともかくなんか高額当選がらみでの事件があって、
そこも編集されるのだとスーツ女性は言ってました。
彼女は僕との約束を破ったんだから僕も洗いざらい話します。
覚えてる限りです。

梯子の妹がもともと姉だったと裏付ける、または証拠としては弱いけど、これはおかしくないか?と思う物的な物はある?

証拠ですか?
すみません、今のところ思い当たらないです。

母子手帳や小さな頃の写真は存在しないんです。
すみません。
僕の記憶では中学からのは残ってるはずなんですが。
ちなみに両親が亡くなった時期が食い違ってます。

「サイレントボックス」がいつ起きるかはわかりません。
彼女の話によると、携帯が不要な時代が来るそうですが…。
思い出せる限り書いていきます。

話してはダメだと言われたスーツ女性の話の内容です。

アメリカの大きな財団が崩壊すること。
日本国内で宗教内紛があるが、そのきっかけは無血事件と呼ばれ、内紛自体も無血に終わること。
中国での政治家の台頭でモンゴルの件が解決すること。
不治の病がエイズではなくなること。

猿の細胞の研究で今までの遺伝子解析がほぼ徒労に終わること。
オーストラリアで羽の生えた人が見つかること。
あれ、これは書いたかな。

スーツ女性の名前はハラマオユミ、です。
原って姓だと思います。
マオユミって変な名前だと思っていたら、男でも女でも通じるような名前が流行っているのだと聞きました。
顔立ちからおそらく外国の血は入ってます。

岡田のおじさん達のグループの通称はネクタールだと強烈に覚えてます。
なんか某桃のジュースみたいだと思ったので。
Nectarでしょうか。
過激派と穏健派二つに分かれてるそうです。

スーツの女性やら彼らはどこからきたの?

スーツ女性も岡田のおじさんも概念的に言うと未来からだと思います。
彼女は、そんなシンプルなものじゃないと言っていましたが。

彼女に言わせれば僕たちは標本であり、振り返る道であるそうです。
スーツ女性は僕にとって姉の存在はいずれ枷になると言ってました。
もう全部話します。

携帯はなくなります。
脳波と感情の測定が可能になるからだと彼女は言ってました。
そのかわり特定の感情にプロテクトをかける必要はあると。
そして犯罪者にはそのプロテクトが許されないシステムだそうです。
IDを剥奪されて終身刑が一般だそうです。
僕にはちんぷんかんぷんでした。

彼女が言う僕に岡田のおじさんグループが目をつけた理由は存在します。
ここだけごまかして嘘を言ってすみませんでした。

それは僕の血の連なりから最低最悪の犯罪者が出るからです。
だから彼らはブーツの女性に僕を出会わせたかったんだと思います。
僕は史上最悪の殺人鬼を生む遺伝子の可能性を持ってるんだそうです。
その話を聞いた時に激昂したのはもちろんです。
スーツ女性はビジネスの話をしましょうと言いました。

神社の女性とドイツの青年と停点発見者との関係は?

ドト子達は未来から来たんでしょ?岡田側が発見を阻止したなら岡田達も
未来から来れない(移動方法も発見されなかった事になる)→
いままでの事は無かった事になる、じゃないのかな。わからんけど。
どう思う?その辺ドト子は言及したんじゃないかと想像するんだが。

ドイツ青年が理論を発見できなくても誰かが違うタイミングで見つけます。
そういうものになっているそうです。
岡田のおじさんのグループはそれを自分達の都合のいいようにしたかったんでしょう。

決して口外してはならないとスーツ女性は何度も念を押しました。

僕は「姉に危害がないこと」を条件に全てを了承したんです。
彼女は僕にサンプルを提供して欲しいと言ってきました。
そのかわり民間の代行と政府機関を使って必ず守ってくれると。
だからどんなことがあっても信じて欲しいと。
民間企業の名前はエイチエムで、政府機関というのは今のEUみたいなのだそうです。
なんか話がおかしいなとは思いましたが保身でいっぱいでした。

殺人鬼が生まれる可能性は今もあるんだよね?
また今後岡田かスーツ女は梯子に会いに来るんじゃない?

わかりません。
彼らの沈黙がなにを示すのかわからないんです。
口外してはいけないと言われたことを話すのは挑戦です。
あぶり出したいんです。
出てきてみろよって叫びたい。
だから約束を破りました。
出来の悪いゲームの中で自分が踊らされてるような感覚はもうごめんなんです。

Disclaimer?

Disclaimer.

alteration.

done.

alteration?

good bye
🙂

何?
つっこんでほしそうだから一応突っ込んどいたよ。
携帯からなのが気になるw

 

Disclaimer. =免責事項、棄権

alteration. =変更

 

消されちゃったんじゃない?

梯子の発言はDisclaimerと見なされ、
alterationされてしまった。
ドトール女は梯子を守るという約束を実は律儀に守っていたのでは?
梯子が先に約束を破ってしまったため、守ることができなくなってしまったんじゃ…。

 

疑問点

・なぜ英語?(日本語じゃない理由は?)
・携帯からの書き込み(未来は携帯無いんじゃないの?)
・そもそも、ここに書き込む必要性は?
・なんで掲示板で会話?

 

今は出先なのでパソコンから書き込めず申し訳ありません。
トリはこれであってるかな?
予測変換を見ると一文字間違えていたみたいです。
週明けにパソコンから来ます。
とりあえずは生存報告まで。

PC規制されてるなら携帯からでも一言書くべきですよ、梯子さん 今メインキャリアはどこも規制されてないと思うけど

全くその通りですね、申し訳ありません。
ただ、何か書き込みづらかったのです。
前のようにちょこちょこと書くのではなく、一気に投下した方がいいんじゃないだろうかとか、
どういう風に書けばいいだろうかとか…。

正直に申し上げれば、パソコンから遠ざかっていた間に、
ネット上のコミュニケーションに対して心がかなり弱くなってます。
今のパソコンはデータカードで動くタイプのものなんですが、もうしばらくお待ちいただけませんか。

ちなみに僕は元気です。

今は携帯から書き込んでますよ。

優しい言葉をかけて下さって有難うございます。
心はともかく、五体満足ぴんぴんしてますので安心して下さい。
体重もあの頃より5キロくらい増えました。
お久しぶりです。
皆さん、長らく音沙汰なく申し訳ありませんでした。
僕は元気です。
やっと年が明けました。
しかしまだ詳しく書き込みできるタイミングではありません。
1月が終わるまで待たなければならないのです。
理由は話せません。

お叱りや煽り、荒れるのは覚悟しています。
なによりガッカリさせてしまってすみません。
ですが、生存報告だけはどうしてもしたくて我慢できませんでした。
もう少し、もう少しだけ口をつぐませて下さい。
本当に申し訳ないです。
けれど、僕自身も身をちぎられるほど辛いです。
お久しぶりです、皆さん。
帰ってきました。
長い間書き込みをせず申し訳ありませんでした。
時節は到来しました。
非難を覚悟で全てお話しします。
これは、ある人との約束を果たすためでもあります。
僕はきちんとこの物語を終わらせなければなりません。
Disclaimer?
Disclaimer.
alteration.

done.
alteration?

good bye
🙂

まずはこの後のことからですね。
上記のコピーはまとめサイトから取らせて頂きました。

僕が話せること話せないことがあるのを、皆さんにあらかじめお伝えしておきます。
そしてその理由もきちんと順を追ってご説明いたします。

上記の書き込みは未だに謎です。
もちろん全てが終わった今、想像はつくのですが、答えとしては得られていません。

エンターキーを押した次の瞬間に感じたのは目眩、
そのあと腹の奥底にズンと重い石が落ちた気がして僕の意識は途切れました。

気がつくと、僕はとても良い匂いに目覚めました。
大根等の野菜が出汁で煮られている匂いと言えば想像つくでしょうか。
(後ほどそれは豚汁の匂いであることに気がつきました)
ひんやりと冷たいけれど、体が沈む感覚で皮のソファーのようなものの上に寝ているのだなと思いました。
良い匂いだと思ったのですが、何故かひどく気持ちが悪くてすぐに起き上がることはできませんでした。
僕のお腹にはなにかとても大きな球のようなものがのっていて、僕はそれを押しのけることもできず、
目を開けることもできず、ただ何もできないまま、横たわっていました。

しばらくそうしていたら、お腹に乗っていた重さがふっと無くなりました。
そして小さな男の子の声で「パパまだねてるよー」と。

目を開けると白い天井が見えて、茶色のシックな照明が見えて、
自分がやはりソファに寝ていたことを知りました。
しばらくは眩しくて薄めしか開けられず、重い体を起こすと軽くこめかみに頭痛が走りました。
口の端からはヨダレの後があって、唾の匂いが生々しく、そのままソファに座る形で周りを見渡しました。
木製のダイニングセット、観葉植物、ラグの上のおもちゃとカウンターキッチン、
6~8歳くらいの男の子が走り寄ってきて、「パパ起きたよー」と。

その子は、「スイカだっこして寝て変なのー」ときゃっきゃ笑って
ダイニングテーブルの下に隠れようとしていました。
僕がその時思ったことは。
そうだ、なぜ自分はスイカなんてお腹にのせて寝ていたんだろう、ということでした。
きっとまた息子Sがいたずらしたんだな、と。
「Sーお前またやったなー!」
と笑いながらソファのクッションをぶつける仕草をすると、Sはまた笑って逃げ回ります。
カウンターキッチンで料理をしていた妻もそれを見て笑いながら、
「ちょっとやめてよー二人とも。パパヨダレ絶対つけてるから顔洗ってきて。
Sはちゃんと手をドライしなさい」

僕は自分を取り巻く環境に、何の疑問も感じていませんでした。
大学を卒業した後、通信会社に入社。
28歳の時に、9年間つき合った彼女と結婚。
2年後に女の子が生まれ、その後は子には恵まれず。
関西の両親は、家業をたたむのを機に東京に呼び寄せた。
嫁姑の関係は良好。
40歳の時に男の子が生まれ、その子はいま6歳。
今は夏。
スイカは今時珍しく球で、息子にせがまれて買った。

西暦2028年。
僕はどこにでもいる普通の46歳でした。
そのことに何の疑問も持たず、中年の僕は昼寝から目覚め、
家族皆で早めの夕食を終わらせ、花火を見に行き、スイカを切ろうとするも
割りたくないと泣きわめくSに困り、高校生の長女Mがそれをなだめ、
妻は笑いながらまた野菜室にスイカを戻しにいき、
疲れたSは、Mに寄りかかりながらウトウトする。
そんなさなか、インターフォンが鳴り、小さなテレビに映し出されるのは
にこやかにわらう僕の年老いた両親。

どこにでもある家庭の幸せな日常でした。
回想で書いていますので、少し感傷気味ですが。

この流れにいる皆さんには状況が分かりづらいことと思います。
僕の名前、生年月日、出身地や学校、それから青春時代の思い出等は
ほとんど同じものでした。
妻も、付き合っていた彼女でしたし、性格や彼女自身の背景は変わりませんでした。

もうお気づきかと思いますが。
違っていたのは、年老いた両親の健在、大学生活、身体的特徴。

そして、僕に姉妹はいなかった。

46歳の僕は幸せでした。
平凡な日々が一番の幸せであるということは月並みな言葉ですが、
でもそれは、いつか誰かが言ったように、真実だ。

毎日が静かに、自然に流れていきました。
僕がソファで目を覚ましてから3ヶ月が経とうとする頃、
ときたま起こる軽い頭痛と目眩に悩まされていた僕は、
午後に有給を使って都内の病院にいくつもりでした。

車で病院へ向かう僕の携帯が鳴りました。
携帯と呼ぶのはちょっと違うかもしれません。
それは形は見えず、車と一体化していて、「誰から?」とか「はいはい」とか事前に登録した言葉で
着信を取ったり、切ったり、誰からの通話なのかが分かるようになっていました。
僕は「家族?」と「○○(職場)?」と聞くことで、マッチしたら通話が取れるようにしていました。

「家族?」と聞くと通話が取れました。
娘のMからでした。
部活がなく、高校が今日は早く終わる日なので病院が終わったら迎えにきて欲しい、と。
何時に終わるのか聞いた所、16時とのことでした。
その時の時間は15時を少し回ったくらい。
病院が終わるのがどれくらいになるかわからないので、先にピックアップすることにしました。
娘を待つ間、コーヒーでも飲もうと車を止め、自動販売機に寄ったのです。

自動販売機に寄るというのはちょっと日本語がおかしいな。
ともかく、飲むものの目星をつけ、買おうとカードをかざしますが反応しません。
僕は小銭を持ち歩く習慣が無く、そもそも自販機は電子マネーで買う人がほとんどの時だったので
どうしようかと焦っているうちに後ろに誰か別の人が待っている気配がしました。

ここは譲って他のコンビニにでも行こうと思い、車に戻ろうと振り向くと、
一人の女性が立っていました。

肩までの黒髪に斜め分けの前髪、薄いピンクのサマーセーターにジーンズ姿の女性は、
Mと同い年くらいのように見えました。
ふと何か違和感を覚えましたが気にせず、「先どうぞ」と促すと
その女性は軽い会釈を返して微笑み、
「煙草、あなたは吸わないんですね」
と踵を返すと自販機では何も買わずに去っていきました。
僕は突然何を言われたのかわからず、ぽかんとその場に立っていました。

変な人に会っちゃったなあ、と思って車に乗り、発進させようとしたとき、
ワイパーに何か紙切れのようなものが挟まっているのに気がつきました。
車を再び降りて、その紙切れを取ると、それは何かのメモでした。
挟まっていたメモには次のようなことが書かれていました。

Jacob’s Ladder say “Good-bye” for him diva.

主観は全て客観を総括する
時間は想像を超えない

○○は2029年1月2日14:05にS特区A神社に行かなければならない
168㎝、黒もしくは金
会えば分かるその人に会わなければならない

意味を

これはあなたにしかいない

他にもノートにはメモしてありますが、
どうしても割愛しなければならないことが含まれていますので
申し訳ありませんが、これしかのせることが出来ません、
イメージ的には5年前のメモと同じようなものを想像して頂ければと思います。

状況的に考えると、先ほど出会ったピンクのサマーセーターの女性?女子?が
残していったとしか考えられませんでした。

46歳の僕は、とっさに宗教だと思いました。
その時、流行っていた新興宗教があったもので。

ですが僕は結局そのメモを捨てられなかった。
強い何かデジャヴュのようなものを感じたんです。
手に吸い付くようにしてメモは持ち帰られ、僕の仕事机の引き出しにしまわれました。

秋が過ぎ、12月が来て、毎年恒例のクリスマスを家族で祝いました。
僕の家はクリスチャンだったもので。
(といっても、あることを境にしてキリスト教人口が急増していった背景があったので、
日本でも珍しいことではありませんでしたが)

未だに鮮明にあの情景が思い出されます。
決して戻りたいという訳ではありませんけれど。
それが思い出される限り、最後の家族団らんでした。

描写がくどく、話が進まないとのご指摘があったので、
少なくしてあります。

ただ、とても幸せだったことは伝えたい。
たとえそれが傍流の中の小さな記憶だったとしても、
あの時間は確かに存在していたと思うことで、
まだ心の奥で小さな光が暖かく僕を照らしてくれるような気がします。

年の瀬も差し迫った頃、大掃除をしていたときに、僕はあのメモを再び見つけました。
引き出しにしまっておいたはずでしたが、何故か記録媒体の棚にぽつんとおかれていました。

S特区A神社。

その響きは強い重力をもっていました。
S特区までは車で10分くらいです。
クリスチャンの僕ら家族は、毎年両親のお参りに付き合うくらいで、
特にこれといって神社にこだわりなどもありません。
ただ、宗教に寛容な日本人らしく、
初詣のあの雰囲気と甘酒等の出店を子供たちも楽しみにしていることもあって、
僕のわがままで付き合ってもらうことにしました。
1月2日14:05に。

そして迎えた正月。
下の子Sが高熱を出して寝込んでしまいました。
妻はその看病にかかりきりになりそうで、Mは、2日は友人(彼氏?)と待ち合わせして
初詣に出かけるとのことでした。

仕方なく僕は一人でA神社に向かうことにしました。
結論から言うと、A神社はありませんでした。
こう書くと誤解を生んでしまうのかもしれませんが、名前が変わっていたのです。
詳しくはお伝え出来ませんが、地域そのものの前が変わっており、
また区画整理の際に近くの神社と合祀(?)となったことによって、神社の名前が変わったようです。
僕は詳しくないのでよくわかりませんでした。

メモの指定していた場所の名前と日付を考えると、化かされたんだなと思いました。
子供騙しのようなメモを信じた僕が馬鹿だったな、と思い自嘲しましたが、
ここまできたのも何かの縁だと思い、お参りだけはしていくことにしました。
もう少しで14:05だったこともあったので。

お参りを済ませ、帰ろうとした時でした。
靴の紐が側溝に引っかかり、それを取ろうとしてしゃがんだ
その瞬間、人のざわめきが消えました。
2日の神社の境内です。
ものすごい数の人がいたのですが、それが一瞬にして消えたんです。
46歳の僕は驚きにしばらく思考が停止しました。

Jacob’s Ladder say “Good-bye” for him diva.
これ正しい英語?

文法の正しさはわかりません。
学がなくて申し訳ないです。
記憶が鮮明な内にノートに書きなぐったメモのまま載せています。

無音と無人の境内に僕は立ち尽くしていました。
もちろん何が起こったのかわからず、これは現実なのか夢なのか、
次に我に返った時に湧き上がってきたのは恐怖でした。
足が震えだし、手先から冷たくなっていきます。
変な汗が背中を伝い、耐えられなくなった僕が叫ぼうとした時です。

肩を叩かれ、振り返った僕が見たのは、衝撃を受けるほどの美人でした。
彫りの深いくっきりとした目鼻立ちに、長くゆるやかにカールした髪、長い手足、
古い映画に出てきそうな水色のタイトワンピースにサッシュベルトをリボン形に締めて、
白いハイヒールを履いたその女性は、明らかに僕のような一般人と生きる世界が違うオーラを放っていました。

突然現れたその女性は(突然としか言いようがありません。
もし最初から境内にいたら気づかないはずがないほどのオーラでした)
ぽかんと口を開けて彼女に見とれていた僕を見て笑い出しました。
「なるほど、お前は、こういう女と出会えるかもと期待してここに来たわけだ」
そう言いながら笑う女性と、無音無人の境内。
僕の頭の中はカオスでした。

僕は、まぁ、46歳のどこにでもいるおっさんでしたし、
そういう期待が全く無かったと言ったら嘘になりますが、
それにしてもその女性は人が想像出来る造形美の範囲を超えている…
発光しているかのような、恐ろしくなってしまうような風貌でした。
冷静な今思うと、畏怖のような感情と言った方が正しいかもしれません。

状況が全くわからない僕は、狂った人だと思い、もっと恐ろしくなって
境内を無茶苦茶に走りながら誰かいないか探し回りました。
女性は黙ってその場にいたと思います。

探しても探しても誰もいない。
しんとした誰もいない世界。
車に乗り込み、キーをかざしますがエンジンは動きません。
焦っていると、いきなり助手席にその女性が現れました。
僕は恐怖で叫びました。

ドアを開けて外へ逃げようとしましたがドアは開きません。
恐怖にかられる僕と、冷静な女性。
僕もだんだんと落ち着いて来ました。
この状況はどういうことか、なんなのかわかりますか?と僕は聞きました。
彼女は答えました。
今、幸せか?と。

やっぱり頭がおかしい人だと思い、僕は状況のわからなさとあいまって
ハンドルに顔をうずめて絶望しました。
何故か涙が溢れて来て、こんな状況で幸せな訳が無いじゃないか、
と怒りのような感情と絶望感で世界がぐるぐると回っているようでした。
その目眩にも似た感覚を味わううちに、
僕は自分の中に小さな疑問符が浮かんだことに気づきました。
それは、何処かで知っている感情でした。

そして次に浮かんできたのは、自販機の前で会った女性の顔でした。
感じた違和感は何だったのか。
知っているようで全く知らない、でも懐かしいその人が誰だったか。
46歳の僕は混乱の中で、心に深く刻まれた誰かを見つけようとしていました。
吐き気がし、頭痛がし始めました。
視界が回り続け女性の問いが頭の中をぐるぐると巡ります。

今、幸せか、幸せと言い切れるか。
日常の中に異物感を感じたことはないか。
カラーの世界に紛れ込んだモノクロの景色のような、
一瞬の違和感を感じたことはないか。

言葉は正確には覚えていません。
発声された言葉なのかもわかりません。
吐き気が強くなり、目眩と頭痛が一層ひどくなりました。
吐き気と頭痛の中、ふと気がつくと辺りには音と人が戻っていました。
隣の女性はそのままに。
僕はどうなってしまったんですか、と聞きました。
女性は言いました。
夢を見ている。
数限りない可能性の中から、こうありたかったと
自分で編集した小さな世界に望んでいると。
それでいいと僕は言いました。
僕はもう疲れていたから。
たとえこれが1分前に始まった世界だとしても、
ここで生き、死に、終わりたいと言いました。
僕はその時、もう46歳の僕ではなかった。

彼女は、僕がどう望もうと彼女のやることをやるだけだと言いました。
その顔には、怒りも悲しみも喜びも淋しさも、何の感情も浮かんでいませんでした。
あなたは誰なんですか?と僕は聞きました。
スーツの女性の仲間ですか? それともメモを渡してきた人たちの仲間ですか?
ピアスを渡した知人と、渡された女の人はどうなったんですか?

彼女は、それらも僕にはどうだっていいことだろう、と
茶化すように言いました。

人は厄介な生き物で嫌になる、頭も心も体も嘘をつく。
しかも、そのことに気づいて生きる者は少ない、と彼女は言いました。

そして、一つだけ私からプレゼントをあげよう、と。
魂で考えろ、そして選べ、と。

次の瞬間、彼女の姿はどこにもありませんでした。
僕は冷えた汗に身震いし、シートに体を深く沈めました。
ずいぶん長い間そうしていたように感じましたが、
実際はそんなに時間は経っていなかったのかもしれません。
その時僕は何を考えていたか詳細に思い出すことは難しいです。
混沌の中にいました。

しばらくそうした後、僕はドアを開けて外へ出ました。
地面を踏みしめた途端、ぐにゃりと大地が凹んでまるで底なし沼に沈むかのように
僕は暗い穴の底に落ちていきました。
そう錯覚しただけのことかもしれませんが…。

(※この後梯子は、転載OKのsc掲示板に自ら移ります。)
お待たせしています。
続きを書き込みたいのですが、思わぬ方向に事が進んでいます。
彼女が正しかったのかもしれません。
世界は自浄を望んでいるのだと僕は思っていました。
だが、実は違った。
世界は、ただ受け入れるためだけに有るのかもしれません。
書くのは続きではなくても良いですか。
質問があれば答えます。
申し訳ありませんが、続きを書くタイミングではなくなりました。

詳細は書かなくていいから、
とりあえず2009年から現在までの簡単な流れだけでも書いてよ。
あと、今の現状も。

流れを書くには続きを書かなくてはいけないのです…
現状ですか?
現状僕はサラリーマンです。
院へは進みませんでした。
ワーキングプアというのでしょうか。
働けど働けど、という感じです。
ただ、僕には貧乏も関係はありません。
働いて働いて、寝る暇もなく働いて、そしていつか迎える死ではない死を待つばかりです。
漠然としたご質問には、抽象的にしか答えることが出来ません。
コミュニケーションの仕方も忘れているのかもしれません。

まずは、なんでこっちの掲示板に変えたの?

転載禁止が困るからです。

この前の話は大まかに別の停点の繋がりにおけるここで言う未来に行き戻ってきたということでいい?

厳密にいえば違いますが、言葉を突き詰めればきりがないので、簡単に言えばそういう解釈で良いかと思います。

”彼女”は誰を指している?ゆんゆん、ドト子、妹

あなた方がゆんゆんとよんでいるものです。

書き込めなくなった事、タイミングを逸した事、誰かの意図したものか?とすれば誰だと思うか?

書き込めなくなったこと、タイミングを逸したことは誰かの意図でないと思います。
少なくとも僕はそう感じていません。

改めて再度聞きたい、フィクション?ノンフィクション?

僕が宣言することに何の意味があるんでしょうか…。
とある視点からみると、あなた方もフィクションであるのに。

梯子にとって転載可の方が都合が良いという事?

転載可の方が都合がいいです。
転載して頂きたいからです。
そのために戻ってきたのですから…なのにすみません。
今度のポイントが予想通りであるならば、そしてその結果が知っているものであるならば
また続きを書くことが出来ます。

転載禁止はなぜ困る?

一人でも多くの人に知ってもらうために転載は可の方が都合が良いからです。
僕が名乗り出ることは出来ません。

今あなたには、妹がいる?姉がいる?

今の僕には妹がいます。

世界が自浄を望んでいると思っていた、世界はただ受け入れるためにある、考えが変化した理由は?

一部分を伏せないといけないがためにうまく伝えられそうにないです。

お前には話す義務がある。
ちゃんと書け。

僕にはもはや義務はありません。
それでも書き込むのは、義理と少しばかりの良心だけです。

書くと何か問題でも発生するのか?

問題はあります。
なので今は書きません。

一人でも多くの人に知ってもらいたい事が具体的にあって、これから書いて行くの?
それとも、問答自体が知ってもらいたい事?

具体的なことはあります。
問答はあくまでも形骸的なものでしかありません。
人は真実を知るべきでないと僕は思うし、実際それにたどり着いた人なんかほとんどいない。
僕もただの自分の解釈でしか話をすることが出来ません。
けれどその中から少しでもたどり着ける人がいるのなら、彼女の言葉を真似する訳ではないけれど、
僕はそれに賭けたい。

ゆんゆんはどのような存在?

よくわかりません。
人ではないと思います。
いろんな意味で。

ポイントとやらが予想通りになれば、続きを書ける、と
こういう解釈でおけ?
ちなみにポイントとは?
書けなければ、梯子の個人的な事か、もっと大きい枠か、だけでも

ポイントは大きな枠です。
僕の知っている通りになれば、続きが書けます。
それが幸せなこととは限りませんが。

ゆんゆんは梯子からみてどういう存在だった?

彼女はひたすら怖かったです。
とても優しくて朗らかでしたが、例えが難しいのですが、
恐竜と生まれたばかりのひよこが一緒に歩くとすると、どれだけ恐竜が優しくても
ひよこはいつ踏みつぶされるか気が気ではありませんよね。
そんな感じです。

ゆんゆんは今どこで何をしてる?

今どこで何をしているかは、推測が正しければ契約を交わした人といるんじゃないでしょうか。
この時代、ここだとあの人だろうなあというのは予想がつきます。

ゆんゆんとかドト子とか真澄なんかは、
君を介して一体なにがしたかったんだ?

皆が皆、自分の利権のために動いていたんだと思います。
望んでいることを叶えたかったんでしょう。
僕も動機は同じでした。

それじゃ彼らが何を目的としていたかまでは君は関知していないということか。

正直な話、関知していません。
想像ならできます。
思う通りの自分になりたかったんじゃないでしょうか。
もしくは自分が望む世界で生きたかったとか。

梯子不在の間に派生スレやまとめがいくつが出来、中には登録制などの閉鎖的なもの、
物語と関係を匂わせるものもあったが、梯子や物語と関係のあるものはある?

見落としがあれば申し訳ありませんが、過去ログを見た限りでお答えしますと、
少なくとも僕が関係しているものはありません。
ただ、彼女が関係しているか否かは僕にはわかりません。

移動について聞きたい。移動は意識のみ?梯子は自分の意思で移動は可能?
梯子が居なくなった後に姉のいる梯子が現れたけど、
今語っている意識が2049年に移動し空いた肉体に姉のいる世界の梯子の意識が移動し宿ったのか?

意識と肉体は分かたれるものではありません。
移動という言葉も正しくないと思います。
僕は姉のいる僕と同じ存在です。
家族に囲まれて暮らしていた僕も同じ存在です。
僕は一人しかいません。
選択してきたことが記憶となり、過去となるからです。
ただ、世界を軸に考えるとそれは変わります。
うまく伝えられないかもしれませんが、天動説と地動説みたいなものです。

なぜ梯子は、「今度のポイントが予想通りなれば」とか「世界は自浄を望んでいる」とか、
そういうことを知っている?

世界が自浄を望んでいると思ったのは、僕の勝手な思い込みです。
ポイントの話をしたのは、それがきっかけでとあることが変わることを経験したからです。
ベクトルの先で実際そうなりましたから。
世界の秘密なんて、僕の与り知らないことです。

この世界は分岐しはじめているの?

今までもこれからも世界という続いていく一本の本流は一つだと思います。
分岐して続いていく世界は無いと思っています。
だから、パラレルワールドなんか無いということなんでしょう、きっと。

妹さんも動機は同じ?
そして、彼女の願いは叶ったの?

妹の願いは彼女が叶えましたよ。
動機となった件がそれで解決したとは言えない結果になったんでしょうが…。
ご無沙汰しています。
放置しているとかの気持ちは全くなく、
ちゃんと見ているんですが、どういう風に登場していいかがわからないんです。
先を書けるわけでもなく、質問にも答えられないものに関しては答えられない。
憤りを感じて、厳しい言葉を書いてくださる方々の気持ちもわかるので辛いです。

あと、SCへの書きこみへは賛否両論ありますが、
前の2chのスレの書き込みから色々調べて自分で決めました。
なので批判いただく際は僕宛に言ってもらって構いません。
不快な思いをさせてしまった方がいらっしゃれば申し訳ありません。
僕が今できる精一杯のことを日々させていただいてます。
いつか回り回ってあなたへ届きますよう願っています。
どれだけ批判していただいても構いません。
受け止める覚悟はできています。
もうそろそろだと思います。
僕の知っている流れになりつつあるので。
書きたいのはやまやまですが、ここまで変わってしまうと発言し辛いです。
本当は些細な違いだったのに、あれがこう繋がってこうなって、どうなるのか…。
何を言及していいかさえわかりません。
日本人は血を流すことなんか無かったはずなんだ。
今僕に理解できることは一つです。彼女は嘘つきで裏切り者だ。

>日本人は血を流すことなんか無かったはずなんだ。
人質事件の事かな

 

お久しぶりです。
ポイントに次ぐポイントを待ち、アメリカの大統領がきまりました。
トランプ氏の選出は絶望ではありません。
むしろ、ヒラリー氏が当選したとしても1年も経たないうちに新しい大統領が立つことになります。
理由は伏せます。
ただ、これでこの世界が本流であることは決定したわけです。

ヤッパリ大統領選挙はポイントになってたんだね~

あとは彼が任期を全うするだけです。
なんとかして潜在意識に残したい
なぜ皆何食わぬ顔で日々を過ごすのか
なぜあの人は出てこないのか
なぜ妹は妹なのか
教えて欲しいです
すべて手遅れになる前に教えて欲しいです

僕は話しちゃいけない
パッセンジャーだから
誰かわかって欲しいです誰かわかりませんか?
お願いします
誰かわかりませんか

もうしにたい
意味がないとわかっていても
しにたい

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