『異次元・異世界へ行った話 – 6』全10回|異世界系の本当にあった怖い話

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『異次元・異世界へ行った話 - 6』全10回|異世界系の本当にあった怖い話 オカルト
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本当なんか良く見る異世界話と似てるな
もうちょっと捻れよ

俺も思うんだよ。
みんな、地名が違うだけで、同じ世界に行ってるんじゃないかって。

「ここはどこなんです?」

「どう言う意味でだ?」

「解釈は任せます。」

「地名は駅に書いてた通りだ。ーーーそれ以外の事が聞きたいなら、お前の考えは正しい。

迷い込む奴はたまにいる。」

こんな感じだったと思う。
別に俺は、何も考えてなかった。

異世界に迷い込んだって自覚はあった?

おっさんと会ってから、少しだけそう思い始めてたと思う。

「あの灯りは?」

「夜になると、あぁするんだよ。」

「近づいて来てませんか?」

「近づいて来てもいる。」

「人は少ないんですか?」

「ここに人はいない。」

こんなやり取りをしてた。
そして、山に到着すると、泉?に連れて行かれた。
綺麗な透き通った水で、月明かりが反射してた。

「あのー…。」

山に行くのは途中で気付いてた。
だけど、このおっさんは唯一話せる人で、機嫌を損ねるのが怖かった。
周囲には、電話も家もタクシーも、当たり前に存在しない。

「水を飲め。」

「は?」

「大量に飲め。」

意味がわからなかったけど、手ですくって飲んだ。味は水だったんだけど、美味しかった。

「もっと飲み続けろ。」

どれだけ飲んでも、そう言われる。
だから、俺は顔をつけて一気に飲み出した。

その瞬間、頭を押さえつけられた。
これがとんでもない力で、身体は動かせるけど、頭は泉の底に押さえつけられて、全く動かない。

殺される!?って、必死に暴れた。

それから、意識が薄くなる。

気付けば、電車で寝ていた。
時間はそれほど経っていない。
だけど、身体はびしょ濡れで終点を知らせに来た駅員が不思議そうに見てた。

あれは、汗かも知れない。
あの体験自体が夢なのかも…。
だけど、全てがリアル過ぎたんだよ。

終わり

「解釈は任せます。」とか書くなよお
まるっきりセリフじゃねえかよおまあ物語としても楽しみだから続きはよ

いや、解釈は任せると言った。
聞くのが怖かったんだよ…。
おっさんは俺が質問する度に、長い間考えてる時があった。
ただでさえ、無表情で怖いのに

通りに看板とか出てなかったの?

あったんだけどな。
名前まで覚えてないや

または全体的に何色がかって見えるの?ってニュアンスだったのかも空の色は赤とか、紫もあったね

普通だったぞ?
だけど、死ぬ程静かだった。
虫も鳴かない。

異世界って全部ただの体外離脱だよ

昔はおっさんの情報は知らなかった

文字が微妙におかしかったりしなかった?

いや、特には。
居酒屋はあった気がする

最初から物語口調なのが違和感
「解釈は任せます。」
とか回りくどいこと普通の会話でまず言わない
或いは中二なら喜んで使うかも知れないが

何回も言うけど、解釈は任せるとちゃんと言った。
俺もおっさんに会った時点で、正直怖ったんだよ。変に聞いて、殺されたくなかったしな。

うむ
実話スタンスなんだな

夢だとは思えない。
痛覚もちゃんとしてた。

おっさんの顔はいまいち思い出せない。
暗いのもあるけど、のっぺりしてた気がするような。

体外離脱なら写真は撮れないよな
その時の写真は残ってるの?
Exif情報があったら面白いかも

携帯変える時に消しちゃった。
Exif情報を三年前に知ってたら、
残してたかもしれないのに…。

体外離脱なんかな…。
写真は撮れてたんだけどなぁ…?

また行きたいと思う?

夢なら行きたい。
そうじゃないなら、行っちゃ駄目な気がする。

びしょ濡れって靴まで?

殺された?時に濡れた感じだから。
主に上半身

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