時空にまつわる不思議な体験『あるはずのない物』など短編全5話

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時空にまつわる不思議な体験『あるはずのない物』など短編全5話 不思議な話
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あるはずのない物

 

あるはずのない物が、突然出現してるって経験はうちにもある。
ずっと前別のスレに書いたことあるけど、母が洗濯を終えて何もないと確認していた洗濯機の中に、野沢菜の袋が入っていた。
洗濯を終えて干したのは十時頃で、その後父と母は外出して家には私一人で、一階はすべて鍵をかけて二階で在宅仕事してた。
で、夕方父と母が帰宅。その間誰も来なかったし、鍵はちゃんと閉まっていて侵入者がいた形跡もなかった。

父と母は、家庭菜園のような畑で作業したので、帰宅後すぐ洗濯をしたのだけれど、洗濯を終えた後、洗濯機の底に野沢菜があることに気づいた。
袋は長野県の住所が書いてあって、正式にみやげ物で売ってるようなもので、封も切れてなかった。

うちのほうには、その手の野沢菜はスーパーでも売っていない。
もしかして、洗濯機の近くにある籠の中に誰かからもらった野沢菜が置いてあって、脱いだ着物を洗濯機に放り込むときにまぎれて落ちたのじゃないかと思って、野沢菜をもらった記憶を探したが、思い当たらなかった。
母の知人にそこらじゅう電話して、野沢菜の土産をくれた人がいないかも確認したけど、誰もその頃うちに野沢菜を持ってきてくれた人はいなかった。

どうしてあの野沢菜が洗濯機に入っていたのかは、まったくわからない。
もちろん気味が悪いので捨ててしまったけど、多少洗濯機で、もまれた後だったのであわ立ってたけどおいしそうな野沢菜でした。

 

 

淀んだ空気

 

二年くらい前、友人のMと自転車二人乗りでぶらぶらしてた。
近くに有名な古墳とでかい鳥居の神社があるところを目的もなくふらふらしてたんだ。
曇り空でなんとなく気味悪かったのをおぼえてる。

古臭い雰囲気のお屋敷みたいな寺みたいな建物が見えてきたころ俺の携帯に着信があった。
非通知だったので無視したんだが、何回も、何回もかかってくる。
うろ覚えだが、30回以上はかかってきてたと思う。
あまりにもしつこいので出ることにした。

無音だった。
雑音も何も聞こえない、向こうに人がいないのがわかった。

今考えるとおかしいのだが、そのときは後ろに乗ってたおにゃのこのでっかいポヨポヨが背中にあたってた事もあり、気にならなかったんだw

そして、見えていた古寺らしき建物の門の前に差し掛かった瞬間、急に空気が変わった。
何て説明すればいいのかわからんが、『淀んだ』とか、そういう類の不快な空気だった。

二人ともソレに気づいて自転車を止め、顔を見合わせた。
同時に監視していたかのように携帯に非通知着信。

これはヤバイと思い全速力で逃げた。

 

15分くらい逃げて、空気が元に戻ったので、いったん自転車を止めた。
さっきのなんだったんだろーねwとかいいながら、Mは俺に抱きついていた。
もちろんポヨポy(ry

気を取り直した時、辺りの異変に気づいた。
なんと、さっき通った道にいた。
このまま進めばあの寺だ。

俺は直進しかしてない。寺は絶対後ろにあるはずだ。
でも確かに目の前に寺が見える。
寒気がした。また空気が変わってる。
携帯にまた非通知着信。

もうパニックになって大通りに向かって必死に逃げた。

 

どうにか大通りまで出た。
もう安心だろうと一息つく。

なんか辺りが暗い。
夜だ。寺を見たり逃げたりしたときは昼の3時だった。
時計を見ると8時。

もう苦笑いするしかなかった。
あれからあの場所にはいってないが、いまさら気になってキタ。

大阪の鳳というところなんだが、あそこは心霊スポットなの?

 

 

二つほど

 

偶然迷い込んだ二度と辿り着けない場所。

裏の林を抜けると何故か何十キロも離れたスーパーの駐車場。

学校から帰って、うたた寝して起きたら外が明るい。
どれくらい寝ちまったんだろうと思い、時計見たら深夜の3時。
窓開けて外見てみると、日が高い。
時計壊れたのかと早合点して部屋から出て階段降りたら、外は真っ暗。
一階の時計も3時だった。

 

 

老人に襲われる

 

だいぶ前だけど、早稲田に入学して間もない頃、隣の落合(早稲田の西)に住んでた。
まだ東京に越してきたばかりなんで地理がよく分からなかったんだが、隣駅くらいなんでバイクで通学してた。
で、4月中は多少迷ったりしながらそつなく通学してたんだけど、ある夕方、授業終わって落合に向かってたとき、自分でもなぜか分からないけど、ふとたまには裏道に入ってみようと思った。
で、入っていくと路地がどんどん狭くなっていった。
バイクで通れなくなるんじゃないかと思って、ある路地を出ると、急に見たこともない田舎の風景に。
川が流れてて、畑があって、ボロボロの橋、ボロボロの家、ボロボロの服を着た今の時代とは思えない老婆、老人が畑仕事をしてる。
もう夕日が沈みかけて空が暗くなりつつあってなんかやべえなと思った。
すると、急に老婆がこっちを指差すと、老人たちが大騒ぎし始めた。
で、老人たちがすっげえ速さで追いかけてくるの。
バイクで逃げようとしたんだが、エンジンがかからない。
やべえと思って、何回もキーを回したらやっとエンジンがかかって、追いつかれる3メートルくらいのところでバイクで逃走。
で、ボロボロの橋を渡って、ボロボロの民家の間を通ると、普通の現代の家並みに。
次の日、大学で先輩に話したんだけど、早稲田周辺にそんなところはないとのこと。
図書館で地図を調べてもそんな地区はなかった。あれはなんだったんだろ・

 

 

むちゃくちゃ

 

結構前の話だが
午前11時前なのに夫が帰ってきて
「もう5時だぞ、パソコン止めて御飯にしろ」っていって
外見たら夕暮れで時間も5時半ぐらいだったから焦って台所に行ったら台所の時計はまだ10時50分ぐらいで、もう一回今に行ったら窓の外は明るくて夫はどこにも居なかった。
時計は11時前。夫が帰ってきた様子もナシ。

病院行ったら異常なしだった

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