時空にまつわる不思議な体験『未来の自分』など短編全5話

スポンサーリンク
時空にまつわる不思議な体験『未来の自分』など短編全5話 不思議な話
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

消えたおもちゃが・・

 

昔、社宅に住んでいた頃、庭にお砂場を作ろうってんで、子供のいる親たちで海岸から砂を運んできてた。
で、とりあえず場所ができあがるまで、って感じで大きな四角い衣装ケースみたいなやつに砂を入れて庭に置いてあった。
それぞれスコップとか持ってきて、その衣装ケースの砂場で遊んでたんだけど、ちょっと目を離した隙に、スコップとかバケツとかなくなっちゃうのね。
最初は誰かが取っていったのかと思ってたんだけど、ある日砂遊びをしてたら、目の前でスコップやおもちゃがズブズブと砂に沈んでいったの。
あわてて砂に手を突っ込んでかき回したんだけどどこにもなくて、親に言っても信じてもらえなかった上に、うそ言うな!って怒られた。

 

で、またとある日に、同じようにボールかなんかがなくなって、今度は友達のお母さんに見てもらった。そしたら手をいれてみても、ぜんぜん底に手がつかなかったみたい。
びっくりして、他のお母さんを呼びに行ってみてもらったら、ちゃんと底に手がついた。
その後、砂場スペースができて、砂を入れてみたら、足りなかったので、また海に砂を取りに行くことになって、そしたら、社宅で行方不明になったおもちゃが海岸からゴロゴロ出てきたんだって。
私、うそ言ってなかった!って思って、親にあやまれ!って詰め寄ったら、おもいっきりビンタされて、子供心に理不尽だと思ったよ。
あれは何だったんですかね?

 

 

未来の自分

 

最寄の駅から、下り方面の電車に乗ろうと、ホームに居たんだけど。
反対側のホーム(距離8メートルくらい)に漏れそっくりなヤシが上り電車を待ってるんだよ。
そっくりと言うか、漏れ本人。
その当時視力は良かったし、何より服装が漏れ。
けど、持ってない筈の赤いパーカーを着てたから、???だったんだ。
んなバカな、と思ったが、何度見ても漏れにしか見えないんだよね。
ちょっと考えてから、反対ホームに階段昇って逝ってみたが、既に居ない・・・
いや、電車は来てないし、居なくなるはず無いんだが、居なかった。
その後、おかしな事もあるなぁと思いつつ、何日か過ぎて、彼女家に遊びに逝ったんだけど、帰りが遅くなってさ。
もう帰ろうと思って、バイクを暖気運転してたのよ、彼女の家の庭で。
そしたら、彼女が、家の中から「寒いから着ていきなヨ」
と、出して来てくれたのが、赤いパーカーだった・・・

アレは間違い無くドッペル何とかだと今でも信じてる。

 

 

食いそびれた

 

今日の夜7時くらいの話なんだけど、いつもそれくらいに夕飯なのね。
んで今日も夕飯になったから一階にいる母親が「夕飯できたよ~」って呼んだわけ。
いつもはここで降りるんだけど、今日は丁度降りる前に電話かかってきたんよ。
んで俺は「あとで食う」って叫んで電話に出たわけ。
そして1時間くらい電話して降りたら夕飯もう片付けられてたの。
当然俺は「残してないのかよ!」って怒ったんだけど
母親は「あんた食べたじゃん」ってフツーにいいやがる。
ハァ!?と思っていつも一緒に食う婆ちゃんに聞いても食べたの一点張り。
母親に問いただすと「あとで食う」自体伝わってなかったらしい。
呼んだら速効降りてきただと。んで母親と婆ちゃんと一緒に食ったらしい。
でも携帯見るとちゃんと1時間電話した履歴が残ってる。日付も正確。
これはどういうことですかと。

これは時空の歪みから未来・過去の自分が現れ食事を行ない帰ったと説明できないだろうか。
ちと苦しいか?w

 

 

年老いた自分

 

俺のじいちゃんもなんかそうゆうの体験したんだって。
戦時中硫黄島で戦ってたんだが一瞬目の前がチカチカしたと思ったら目の前で葬式やってんだって、で後ろを振り返ると年老いた自分が「おい!」と言った。

そしたらハッと目が覚めたんだけどさっきまで自分が居た所から100も離れてたんだとさ。

 

 

ゆがんだ景色

 

俺も時空の歪み見たことある。

高校の時、夕方彼女と商店街を歩いてたら、急に目の前が「ぐにゅう~」と歪んだ。

「あー目眩かなあ」とか思ったら、隣にいた彼女が

「いま、景色が歪まなかった??」

って言ったのでびっくりした。
いやマジな話。メガネがどうこうってオチじゃなく。ほんと。

 

もし、その目の前「ぐにゅう~」に入り込んだら別世界に行っちゃったのかな?

というか、もしかしたら入っちゃってたのかも。
そこら辺が運命の大転換期だったし。

あと、何度も同じ夢を見て、気がつくと現実が夢の世界とクロスしていて、また気づくと元に戻っていたというそんな体験もあるので、人間て意外にパラレルな世界を行き来しているのかもとか思ったり。

時間は進んでいるのではなくて、進んでいるのは意識の方ではないかと思うこともあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました