【信じようと、信じまいと】『お蔵入りの放送』など全50話【32】ロア – 噂話集 – 嘘のような本当の話

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信じようと、信じまいと【32】全50話  ロア – 噂話

 

人気アニメ「ドラえもん」に「タレント」というタイトルのお蔵入りになった放送がある
という噂が密かに出回っている。噂には 情報もとは「某サイト」より とあるが噂を聞いた
誰もがそのサイトの名前を意識せずに聞くので、忘れると言うより覚えられない。
ちなみにそのような噂が書かれているサイトはどの検索サイトからも見つけられない。

 

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15年ほど前に、ある売れない小説家が「現実は変転し続ける」という不思議本を出した。
その本によると、最初に気づいたのは訃報記事の中に、知人と一字違いの名前を発見した時だそうだ。
2日後の新聞にまた同じ名前を見つけたので、先日の古新聞を探したが、その記事はもう見つからなかったらしい。
記憶と現実の小さな違いについて数多く記されているが、小数の同じ経験者以外には、ほとんど注目されなかった。

 

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イギリス・パーミンガムの高校で数学教師をしていた男が、自分の妻の殺害容疑で逮捕された。
警察による捜査の中で、男に精神科への通院歴があることが判明し、心神喪失による犯行かと思われた。
取調べの中で男は、「女房も医者も私のことをまともだと言ったが、女房を殺したんだから私はイカれてるはずだ」と話した。
ちなみに犯行直前に男と面談した医師の所見には、「神経質の傾向があるが、正常の範囲内」と記されていた。

 

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都内に住むある家族は、このところ奇妙な、姿の見えない迷子ともいうべき訪問者に悩まされている。
廊下や扉の向こうに突然気配のみが現れるのだが、どうやら迷い込んだ当人も本意ではないらしい。
家族の誰も、その迷子のような幽霊じみた存在を気にかけないようにしてやり過ごしているのだが、
最近頻度の増してきた「おーい」という呼びかけに応えるべきかどうか悩んでいるという。

 

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1962年、ヒマラヤ山脈で、登山隊から行方不明者が出たとの通報があった。
同行していた仲間によると、突然雲間から巨大な手が伸びてきて一人をつかみ、
そのまま引き上げていったという。後日、全身打撲を受けた遺体が発見されるに至って、
高山病による幻覚と診断されたが、遺体は頂上を挟んで山の反対側から発見されたという。

 

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19世紀末、ミャンマーのミルギー群島で、皮をはがれた死体が見つかるという事件があった。
被害者が、滞在中の英軍船で雇用されていた現地人だったことから、住民の反感を買った末の
事件とされたが、幾人かの英軍士官は宣誓の上、猿に似た奇妙な生き物が人を抱えて逃げるのを
目撃したと供述した。現地では、人の皮をかぶって人間に成り済ます化け物の伝説があるという。

 

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1982年、神奈川県茅ヶ崎市の住宅街で住人が相次いで亡くなったことがあった。
通りの端の家から順番に、病気や事故で一月の間に5名もの死者が出たのである。
住民の間では死神が通り抜けたなどと噂がたったが、空き家を境に死者は止まった。
二月ほど前に空き家から引越していった男性は、周囲に「見つかった」と漏らしていたらしい。

 

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1979年、南アフリカにて網にかかったサメの胃から人間の腕が出てきた。
ダイバーが腕を噛み切られたのかと騒ぎになったが、骨格を調べた結果、一見すると
人の腕に見えるものの、実は別の哺乳動物の腕であることが明らかになった。
アザラシ類の突然変異と結論されたが、そのような個体がなぜ成長できたのかは謎である。

 

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1965年のある日、ある日本の探検家がオアシスに住む民族を探しに砂漠に旅立った。
それから40年して、彼は中国のとある山脈で変わり果てた状態で発見された。
彼は精神異常をきたし、すでに人とはいえない格好をしていた。。唯一持っていた日記には
「龍宮城のようだった。しかし奴らは俺のすべてを変更したんだ!送り返す場所さえ!」と書かれていた。

 

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1998年の冬、ドイツ郊外の幹線道路で12台の車両による衝突事故が発生し、17人が死傷する惨事となった。
救助隊が後に明かした事だが、事故中央付近で潰れている1台の高級車には運転手の姿がなかった。
2時間後、事故現場から400km離れた田舎道で車の持ち主が死んでいるのが発見された。
警察は車強奪事件と考えて捜査したが、事故車のフロントガラスの毛髪と血液が持ち主と一致している事は無視された。

 

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1990年、栃木県宇都宮市に住む男性は毎日のように悪戯電話を受けていた。
その内容も「今日で○日」と女性が日数をカウントするだけという、意味不明のもの。
しかし「今日で30日、いつまで埋めとくの?」という留守録を聞いた男性は、恐怖のあまり警察に出頭した。
留守録の声が、強姦の末に殺して山中に埋めた女性のものであることを思い出したからである。

 

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山手線を利用していた女性が、向かい合った男性から「これから大変ですね」と声をかけられた。
何の事か分からなかったが、適当に「ええ、まあ」と答えた瞬間、人身事故で車輌が激しく揺れた。
事故にあったのは女性の母親で、どうもノイローゼからの自殺だったらしい。
都内の路線では、上記の様に話しかけては姿を消す男性が時々目撃されている。

 

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1867年、財政難で苦しむ当時のロシア皇帝は、夢の中で天使から「不必要な物を手放せば助かる」と言われた。
その御告げを受け、植民当初と比べて商業的な旨味が激減していたアラスカを売却。財政難を乗り切った。
しばらくして、アラスカは地下に豊富な資源を蓄えていた事が判明し、アメリカの経済を長く助ける事になる。
売却から50年後、不必要な贅沢と私腹を肥していたロシア帝国は革命によって崩壊してしまった。

 

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1858年2月、ベルナデッタと言う少女が郊外の洞窟で無原罪の御宿りと名乗るものと出合った。
この洞窟はその後ルルドの泉として巡礼者で賑わい、幾人かの病人は奇跡的に回復する事もあった。
無原罪の御宿りとは聖母マリアの事だが、彼女は聖母マリアと出会ったとは一言も言わなかったという。
ここに居たのは何者だったのか、彼女たちが見たものはなんだったのか。

 

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ネイティブアメリカンのサジ族の酋長の決め方は、「白いガラガラヘビに噛まれた男がなる」というものだった
その理由により、酋長の体の一部はどこかしら欠損しているのが普通だった
1830年代に、サジ族は「白いガラガラヘビに噛まれた」白人を助けたが、この男は傷が癒えると帰っていった
その後、サジ族の住む地に金が見つかると彼らは土地を追われたが、その時の隊長は前述の白人だったという
ある日、アラン・レドナップ氏が友人に近況を告げる手紙を書いていた。
その際、ある特定の状況を指す適当な言葉が辞書にも見つからなかったため、自分で作って手紙に書いた。
翌朝何気なく辞書を見ると、昨日作ったばかりのはずのその言葉が、家中のすべての辞書に記載されていた。
そしてその言葉は現在も何食わぬ顔で英英辞典に記載され続けている。

 

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山の中では「天狗倒し」という現象に出くわす事があるが、たまに都市部でも発生する事がある。
2005年の夏ごろ、山口県の下関市街でビルの建設工事のような大きな音が数日に渡って聞こえる事があった。
ところが、付近でビル建設や大規模工事は行なわれていなかったのだ。そして翌年、下関駅が放火で焼失。
新しく建替えられる時に響いた工事の音こそ、去年鳴り響いたあの音だったという。

 

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イギリスで発生した「アレックスちゃん誘拐事件」は犯人の自首という形で解決した事件である。
犯人によると、要求した金額を指定した口座に振り込ませ、引き落とすためにATMのある銀行へ寄ったらしい。
銀行には客が1人もおらず、カウンターには三つ子の女性銀行員が、ずっとこちらを見つめていたと言うのだ。
異様な雰囲気に気持ちを砕かれ自首したそうだが、銀行の防犯カメラに犯人の姿は写っていなかったそうである。

 

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深夜12時に合わせ鏡を覗き込むと、鏡の中の自分が全てこちらを向いている…
といったように、怪談には「時刻」と「鏡」が関係したものが数多くある。
1970年代には「深夜の2時16分ジャストに鏡の中の自分に手を振ってはいけない」という話が噂になった事がある。
手を振ったあと、鏡の中の自分が「じゃあね」とばかりに立ち去るのだそうだ。

 

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「117」は時報を案内する電話サービスである。
こうした電話サービスに関する噂話は数多くあり、15年ほど前にも東日本を中心に流行した事があった。
時報にかけて117分後に電話を切ると、間髪を入れず電話がかかってくる。
電話にでると「最後まで聞いていきなさいよ」と、時報を知らせる女性の声で背後から囁かれるそうである。

 

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1948年イギリスの地下鉄で、1つのトランクが忘れ物として届けられた。
ホームにポツンと置き忘れられていたらしいが、駅員は「またか」と渋い顔をする。
地下鉄が開通して以来、今回と同じ革張りのトランクが毎年1回「忘れ物」として届けられているのだ。
中身も毎年同じで、数本の葉巻とJとQが無いトランプ、そして「14日、赤」とだけ書かれたメモだけだった。

 

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1993年にフランスの南極環境調査隊が撮影した氷山の一角に、男の幽霊が写っていたため大騒ぎになった。
南極点に到達できずに死んだ冒険家の幽霊ではないかと囁かれたが、調査してみると半分ほどがその通りであった。
男性は、20年前に行方不明となったアメリカの冒険家と思われ、どうもクレバスに飲み込まれたらしい。
その箇所が20年かけて海に押し出され氷山となり、温暖化の影響で崩れ───氷の中から出てこれたのである。

 

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江戸から明治に移り変わった初期の頃、なぜか東京ではグロテスクなものが流行したことがある。
残酷絵やネクロ趣味、SM浄瑠璃。そしてなんと言っても「血まみれ大凧」が悪趣味の極みといえるだろう。
猫や犬の血を、武者が描かれた大凧にぶっ掛けて飛ばすのだ。
そんなブームの中、明治5年1月2日に凧の中の武者が糸を噛み千切り、大空に消えるという事件が起きている。

 

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韓国のある団地で、数年ぶりに水道管を検査することになった。
新しく入ってきた住人たちが口々に「水が生臭い」と訴えたからだ。
土を掘り返してみると、パイプの栓は閉じられており、一滴の水すらなかった。
数年のあいだ、住人たちは団地のパイプから何を飲んでいたのか。

 

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1978年、ドイツのとあるホールで管弦楽団がコンサートを開いた。
観客は大入り満員で、演奏も大きなミスなく進行して行ったのだが、
何故か体調不良を訴え退出する客が続出し、最後には半分ほどになってしまった。
現在このコンサートを録音したCDが残っているが、曲目に関係なく叫び声が時折聴こえるという。
病気や健康上の問題で死にそうな有名人の「リスト」がマスコミには存在しているらしい。
これを参考にして、テレビ局は事前に元気な頃の映像を編集して用意しておくのだそうだ。
ただ、人はそう都合よく死んではくれない。
そのため、一部のマスコミには「不慮の死を遂げる有名人のリスト」が用意されているのだとか。

 

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WW2末期の頃、ドイツが支えていたアフリカ戦線は、すっかり崩壊してしまっていた。
ところがイギリス軍に対し、イタリア軍の戦車が1ヶ月に渡って抵抗したそうである。
「あのイタリア軍が働いている!」と最初は驚かれたが、逃走したイタリア兵の代わりにドイツ兵が動かしていたらしい。
ただ、撃破されたそのイタリア戦車には、死後3週間が経過したドイツ兵しか乗っていなかったそうである。

 

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2003年、静岡の繁華街を歩いていた老人が行方不明になった。
十数人いた目撃者によると、オシャレなカレー店に入ったのを最後に消息を絶ったようである。
だがおかしなことに、目撃者が見たカレー店が繁華街の何処にもないのだ。
後日、息子夫婦に「食べ過ぎて金が足りない、金を持ってきてくれ」と電話があったが、警察は悪戯と見ている。

 

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ごく希にではあるが、地図に載っていない建物や場所がある。
普通は地図を作成した側のミスである事が多く、その旨を連絡すると謝礼が出るらしい。
しかし、そうした「未掲載」の中には、わざと掲載しない場合もあるという。
例えば埼玉県の某所にある廃ビルは、建物ごと行方をくらますので掲載を見送ったそうだ。

 

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イラクのフセイン元大統領は、弾圧や粛清などの恐怖政治を行なった独裁者として知られている。
しかし教育の支援・普及などに熱心で、ユニセフから表彰された事はあまり知られていない。
宗教的な派閥争いがあったとはいえ、そんな彼が何故クルド人を女子供関係なく弾圧したのか?
青年時代、クルド人の少女から「貴方は惨めに穴で過ごし、首を吊られる」と予言されたから、という説がある。

 

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ネス湖のネッシーが「偽物」と分かる前に、学術的な調査が行われた事がある。
魚群探知機や潜水艇を使って、ネッシーを探そうとしたそうだ。
確かに「動く巨大な影」が観測されたのだが、後の解析によって間違いである事が証明された。
しかし潜水艇が目撃した「湖底を歩いている裸の少女」の記録と写真の真偽は、未だに公表されていない。

 

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1982年、東京都N区で一人暮しをしていた男性(当時21歳・学生)が遺体で発見された。死因は
心臓発作で、警察は事件性なしと判断。発見された時点で死亡してからかなり時間が経っていたが、
近隣住民は誰も「死臭」らしいものを全く感じなかったと言う。ただ、ちょうど彼が死んだと思われる
頃からしばらくの間、付近にはどこからともなく、何か花のような甘い香りがしていたそうだ。

 

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というか毎食カップラーメン食べてたら、死なないまでも身体を壊すわな。
要は摂取する側の心構え。
「ピアス穴を開けたら耳から出てくる白い糸」の都市伝説は有名である。
耳に視神経など通っていないのだが、この「白い糸」自体は存在するのだそうだ。
ある大学病院で、死因が分からない女性の遺体を解剖したところ、心臓に白い糸が巻きついていた。
糸のようなそれは寄生虫の一種らしく、心臓に巻きついて強く締め付けた事による心筋梗塞が死因らしい。

 

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ウエールズ地方の伝統ある高校の一角に、一面に手形のついた壁があった
卒業記念として作成されたものらしいが、手形の数を数えてもなかなか一致しないことでも有名だった
ある夜、二人の在校生が順番に手形に数字を書き込んで行った所、213個あると言う事が判った
しかし翌日の朝になると数字は消えており、その後壁も撤去されたため正確な数字は不明なままである

 

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20~30年くらい前の話
ある民放が、新しくオープンしたダンス教室の取材を行ったが結局それは放送されなかった
放送されなかった理由は、フィルムの編集中スタッフの一人がどう考えても鏡に映っているはずの
カメラマンが映っていない事に気づいたからだということである

 

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70年代アメリカ。中絶反対論者であるジョーンズ医師は「胎児にも意識がある」ことを証明するため、
妊娠3ヶ月の妊婦の腹に直接マイクを埋め込み胎児との交信を図った。その結果「片言ではあるが会話ができた」
と本人は主張するも真偽は不明。実験が原因で妊婦が流産してしまったからだ。
ジョーンズ医師は医療ミスで告訴されたが、皮肉にも殺人罪の適用は免れたという。

 

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ある漁船の船長は、仲間内で酒が入るとよく戦争中に覚えたという異国の民謡を披露した。
彼の子供は漁師を継がなかったため家族もこの歌を知らなかったが、ある時偶然孫の一人が
耳にした。旋律に不自然さを感じたので逆再生を試みたところ、「君が代」になったという。
船長は既に故人のため、この歌がどこの民謡なのか今ではわからない。

 

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1999年某日、長野県のとある牛舎で牛十数頭が死亡した。
飼育員達が調査したものの、体には致命傷となりうる外傷等はなく、
餌に有害な物質が含まれているという事もなかった。
ただ、何故か死亡した全ての牛の胃からウシガエルが生きたまま発見されたという。

 

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1972年の秋ごろ、南米にあるコーサトゥ村で七つ子が産まれた。
その村の人々はそれを「神の奇跡」と大いに喜び村では盛大な祭りが行われ
子供たちは「神の御子」と呼ばれ村人たちからとても可愛がられた
ちなみにその「神の御子」達の親は、共に多重人格症を患っていたらしい。

 

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東北の、特に太平洋側の漁村には「恵比寿様の通り道」という話が伝わっている。
なんでも、ある時期に海で死んだ者の遺体は、海流に流され、あるひとつの「流れ」に到達するらしい。
海に潜ったある者は、その海流を歩く様に流れる何十という遺体を目撃した事があるそうだ。
漁村の多くは、その海域で獲れた魚を食べようとしない。どこで餌を食べたのか、不自然に肥えている為だ。

 

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福島県にある某デパートの2階・婦人服売り場に、一箇所だけ商品が置かれていない棚がある。
そういう状態になってから、もう12年になるそうだ。
担当者に言わせると「お客様にとって危険だから、商品を置いていない」らしい。
なんでも、その棚から商品を取ろうとすると、誰もいないのに指を強く噛まれる事件が頻発したそうである。

 

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山に住む鹿が、跳ねるようにその場をグルグル周りはじめたら要注意である。
本能的に「敵対する意思がない」事を示すためのダンス(表現行動)らしい。
猟師達も、そのダンスを見たら、即座に木陰などに隠れるよう言い伝えている。
鹿のダンスは、そこを山神様が通る証拠であり、それを邪魔をした者は空高く放り投げられるそうだ。

 

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神奈川県の中央部にある山には「鹿島池」という池がある。
深さも腰の高さほどに見え、ボートが1つ浮かべる事が出来るかどうかという大きさしかない。
ところがこの池は、近くの村では昔から「底なし池」として知られている。
「本当に底なしか調べてやる」といった男が池に飛び込み、それっきり姿を消したからなのだとか。

 

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70年代に「終わらない鬼ごっこ」という絵本が密かなブームを呼んだことがある。
主人公の少年が妖怪に追い回されるという児童向けの怪談もので、最後の頁をめくると
また最初の頁に戻って堂々巡りが続くという他愛のないトリック本であったが、読者の
子供が物語から抜け出せず発狂するケースが頻発し、全て回収されてしまったという。

 

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最近エレベーターの点検ミス等による事故が増えているが、中には原因不明の事故が少なからずあるようだ。
例えば2001年5月、群馬県にある某ビルで発生した緊急停止事故がそれである。
5時間に渡って閉じ込められた社員達はレスキュー隊によって無事に救出されたが、最後まで事故原因は分からなかった。
社員達の「エレベーターの周囲から『強くノックする様な音』が何度も聞こえた」という証言を無視した上で、ではあるが。

 

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深夜2時、バージニア州に住むサーシャ・ノイマンは目覚まし時計代わりに使っていたCDラジカセに叩き起された。
しかも流れる曲は音が飛んでおり、故障したかに思えたが「♪Get…out…here」の単語ばかり聞こえてくる。
怖くなった彼女はすぐにアパートを出た。その直後、隣の部屋で大規模なガス爆発が起きた。
その爆発によって失ってしまったラジカセは、亡くなった母が誕生日に買ってくれたものであったという。

 

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アメリカには『生きている被害者』を『殺害した』として死刑判決を下された、極めて珍しい判例が存在する。
保険金目的で夫が妻を殺害しようと、食べ物に毒を毎日少しずつ混入させていたのだが、つまらないミスで露呈。
夫は逮捕されたものの、妻の身体は毒に侵されきっており「もう助からない」と医者から診断された。
しかし彼女は夫の有罪判決と数ヵ月後に執行された死刑を見届けた直後、静かに息を引き取ったそうである。

 

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イギリスには「開かずの扉」ならぬ「開かずの壁」が存在している。
これはとあるアパートの壁に「Don’t Open!」と悪戯書きがされており、
何度消しても次の日には書かれている為こう呼ばれているらしい。
ちなみに、この落書きの真裏の部屋は今まで一度も借主がついていないという。

 

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嫌がらせに悩まされる女性がいた。
嫌がらせの内容は、切断された親指が週に一度送られて来るというもの。
警察に相談しても犯人は捕まらず、その事件は女性が引っ越すことで収まった。
ただ奇妙なことに、送られて来た13本の親指は全て同一人物の指だったという。

 

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「ペネウッド邸事件」は、報告されているポルターガイスト現象の中でも「本物」として知られる事例である。
ペネウッド夫婦は共に70代で、フォークランド紛争で息子を亡くしてからは屋敷に2人で暮らしていた。
ある日の朝、ペネウッド夫婦が目覚めると、ベッドや家具がまるごと応接室に移動していたのである。
そればかりか、書斎の家具一式がリビングに移動している等、部屋という部屋の内装が一夜にして入れ替わっていたのである。

 

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19世紀後半のイギリスで、ある1人の男が会社を設立した。
会社の名前は「具体的にどうとは言えないが、とにかく貴方の何かを保証する会社」。
驚いた事に、9時間の間で600万ポンドの金が集まり、そのまま男は金を持って姿を消した。
騙す方も騙す方だが騙される方も騙される方だと、世界で最もユニークな詐欺事件として数えられている。

 

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2005年某日早朝、滋賀県のとある小学校で教諭一人が屋上で疲労困憊し倒れていた。
彼によると、前日職員室での残業中にうとうとしており、気付くと天井に倒れていたのだという。
慌てて外に出たところ、空に落ちていったので、必死で途中の屋上の手すりに捕まっていたとの事。
学校側は彼の疲れによる幻覚と処理したが、職員室の天井には今も靴の形をした泥が付着しているという。
うんこれは4行じゃ無理
南アフリカのダイヤモンド工場へ視察に来ていた白人の男性が、占い師に呼び止められた。
「このままだと黒人になる」と予言された男性は、馬鹿馬鹿しいと一笑に伏した。
しかし男性がアメリカに帰った数日後、自宅のベランダで日光浴中に心臓発作で死んでしまったのである。
しばらくして知人が発見した時、彼の遺体は日焼けのし過ぎで黒人のように黒くなってしまっていたという。

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