【信じようと、信じまいと】『鏡におまえがいる』など全50話【12】ロア – 噂話集 – 嘘のような本当の話

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【信じようと、信じまいと】『鏡におまえがいる』など全50話【12】ロア - 噂話集 - 嘘のような本当の話 信じようと信じまいと
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信じようと、信じまいと【12】全50話  ロア – 噂話

 

アメリカのある田舎町で起きた事件。
ある朝、目覚めたジョージは鏡をのぞき仰天した。
自分が映っているはずの鏡に、友人のビリーが映っていたのだ。
ジョージはあわててビリーに電話をすると、ビリーは震えた声でこう言った。
「今、俺がのぞいている鏡におまえが映っている。」

 

□ □ □

 

アメリカ、ジョージア州のオークバレーという町でショッピングモール建設中に大量の古びた墓石が出土した。
墓石の数は583基。氏名、生年月日はすべてばらばらだったが、没年月日はすべて同じ日-1838年4月1日-であった。
さらに奇妙なことに、付近からは1体の人骨も出てくることは無かった。
1830年代当時、この付近一帯は森林で集落が存在した記録はないという。

 

□ □ □

 

アメリカ大陸への移民の初期、約100人のイギリス人がロアノーク島に移住した。
一人が本国へ報告に行き、しばらくして戻ってくると全員が消えていた。
そこには「CROATOAN」と意味不明の言葉が書かれた木が残されていただけだった。
100人のイギリス人に一体何が起こったのだろう?

 

□ □ □

 

この世界は円盤状で、太陽は地球の周りを回っていると頑なに信じた男がいた。
彼は自説を証明するために、世界の「端」を探しに南極に探検に向かい、遭難してしまった。
しかし、彼の死の前日の日記には、ついに「端」を見つけた事への喜びが綴られていた。
その「端」が写っているはずのカメラは、ケースが外れフィルムは全て感光してしまっていた。
彼は世界の「端」を見たのだろうか?

 

□ □ □

 

中世ヨーロッパで黒死病が猛威を振るっていた時、ある街で一人の医師が活躍した。
細菌の存在が知られていない時代にも関わらず、彼は火葬を推奨し、強い酒で消毒を行うなど、
科学的に見て正しい処置を行い、その街のペスト禍を鎮めることに成功した。
その医師の名前は、ノストラダムス、である。

 

□ □ □

 

マリアナ海溝のチャレンジャー海淵の深さは10920±10mであり、世界最深の海である。
ところがチャレンジャー海淵の最深部を超えて潜行した潜水艇があるという。
1961年ロシアのカラエフ号は12710mを記録しているが、この記録は国際的に認められていない。
聴音による音響測深であったことと、11900m付近で無線機がSOSを傍受したという報告書のためである。

 

□ □ □

 

マインツの大司教ハットーⅡ世は、西暦914年の飢饉のときある事件を起こした。
貧しい者達を食事を与えるといって集め、納屋に入れ、納屋ごと焼き殺したのだ。
彼は、この者達は天国で安らぎ、神は犠牲を受け入れて豊作をもたらすと説明した。
数年後、彼はネズミの大群に襲われて食い殺された。

 

□ □ □

 

冒険家リーチは、1911年にナイアガラの滝をタルに入って落下するという冒険をした。
誰もが彼の命は無いものと思ったが、彼は生き延びた。
彼は世界一周の講演旅行に出かけ、そのときの冒険を語った。
しかし講演の最中にバナナの皮を踏んでころび、頭を打って死亡した。

 

□ □ □

 

エリザベス1世の時代、哲学者ベーコンは食料の冷凍保存を考案した。
彼は街の通りで、鶏を買ってきて殺して割き、中に雪を詰めるという実験を行った。
厳冬のさなかのこの実験のため彼は風邪をひき、こじらせて肺炎で死んだ。
それ以来、その通りには幽霊が出るという。ベーコンではなく、鶏の。

 

□ □ □

 

ルネサンス期の解剖学者ヴェサリウスは、生涯に数百体の遺体を解剖した。
当時、解剖用の遺体は、埋葬されたばかりの新鮮なものを墓場から盗掘して使っていた。
ある日彼が遺体を解剖していると、遺体が突然息を吹き返し、勝手に切り刻むなと怒り出した。
彼はそのショックで心臓麻痺を起こし、死んだ。

 

□ □ □

 

19世紀、外科医リストンはけが人の足をあっというまに切断する早業で有名だった。
しかし、あまりに速すぎて他の部分も切ってしまうことも多かった。
ある手術のとき、患者の足と一緒に助手の指を切り、慌ててしまい近くにいた見学者のωも切ってしまった。
患者と助手は傷口が化膿して死に、見学者はその場でショック死した。

 

□ □ □

 

1970年代、中国南部で短い尾を持った人間に似た生物が捕えられた。学者は研究の結果、
この生物を猿であると断定し、マオゴングと名付けた。この猿が雪男のモデルではないかと推測もあった。
80年代後半、神経衰弱になったマオゴングは、檻の中で首を吊って死亡した。
この生物は本当に猿だったのだろうか。

 

□ □ □

 

1965年、アメリカのある女性は「少しだけ時間の進んだ自分」が見えていたという。
喫茶店に入ればすでにコーヒーを飲み終えた自分が座っており、
風呂に入れば浴槽から上がった自分とすれ違った。
ある日、この女性が道を歩いていると曲がり角の先に自分が倒れている。
それを見た女性は来た道を急いで引き返した。
それ以来、女性がもう一人の自分を見ることはなくなったという。

 

□ □ □

 

変な夢を見た。
国中の火山が噴火し、各地で地震が起こる。
逃げまどう人々、崩壊する建物。
―大西洋沖合の海底から発見された石板にそう記されていたという。

 

□ □ □

 

ハンバーグ、メンチカツ、餃子、ミートボール、コンビーフなど。
これら肉を加工した食品を、1日1回以上食べたとする。
計算上、29年に1回の確率で、
人肉が混入している。

 

□ □ □

 

『ねじれ』と呼ばれる不特定の現象がある。時間と空間がねじれているのだ。
ねじれ同士が繋がって離れた場所に一瞬で移動することもあれば、
ねじれの入り口と出口は同じ場所だが、通過したときには一瞬で5年の歳月が流れていたりする。
しかしもっとも恐ろしいねじれは、通過したときに時間も空間も変化しないが
通り過ぎた人が『変わって』しまうものだ。
生物学的な面や記憶などは同一人物でも『内面』や『性格』が全くの別人になってしまうらしい。
『彼ら』はなぜか時々意図的に『意味不明』なことを隠れて行おうとするという。
あなたのまわりに、突然『人が変わった』ようになってしまった人はいないだろうか?
その人は本当にあなたの知っている『その人』なのだろうか?
『ねじれ』は、本当に単なる物理現象の一種なのだろうか?

 

□ □ □

 

ある少女がミナミという男性に恋をした。その理由は彼女曰く、
彼が自分の右手を一心に愛撫しキスをし続ける夢を見たからだという。
彼女の恋は実り、かくして二人は結婚することとなったが、彼らには子がなかった。
訝しく思った友人達が理由を尋ねるのだが、彼女は多くを語ろうとはしない。
ミナミ氏と言えば、傍らでいつもその手を愛しむように撫でていたという。

 

□ □ □

 

ある日曜の午後、ドイツの小さな村に国歌斉唱が響いた。
村人たちは辺りを見渡したが、不思議なことにそれを歌う集団の姿が見当たらない。
すると、一人の少年が「ここから歌が聞こえているよ」と言って、
村の広場にある大きな井戸を指さした。荘厳な歌声は確かにそこから聞こえていた。

 

□ □ □

 

ある日曜の午後、兵庫県に住む男性が自宅のベランダで、空に奇妙な『雲』を見つけた。
周りの雲が風に流されていくにも関わらず、その『雲』はまるで生き物であるかのように、
空を不規則な方向に移動していたのである。男性はずっとその様子を観察していたが、
しばらくすると『雲』は降下していき、山陰に隠れて見えなくなってしまったという。

 

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ある日曜の午後、ニューヨークのアパートで男の自殺死体が見つかった。
そして、机の上の遺書にはこう記されていた。「僕は大変なことをしてしまった。
メアリーを、妻のメアリーを消してしまった。消してしまったんだ!」
…しかし、そんな女性は存在しなかったのである。男は狂っていたのか。それとも…

 

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1990年代、F県の女子中学生の間で「ゴルデンタ」というチェーンメールが流行した。
手紙交換に興じて授業に集中しない生徒が増えたために、学校はこれを禁止して
手紙の出所を調べたが、何故か特定できなかった。さらに、文面にある片仮名で書かれた
呪文のような言葉は、一介の中学生が知る由もないサンスクリット経典からの抜粋だったことが分かった。

 

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ハオリムシという生き物をご存知だろうか。磯などに生息し、
ほかの生物からの視線を感じると殻に閉じこもり、防御態勢をとる。
そしてこのハオリムシ、どんなに海が荒れても平然としているが
台風が通過する際、台風の目に入ったときに防御態勢をとるのだ。

 

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最近、私の母親が鏡で自分の目ばかり見ている。
私が何故、目を見てばかりいるのかと尋ねると、
しきりに目の中に笑っている人の顔があると言うのだ。
気のせいだろうと私が母の目を見るとそこには10年前に行方不明となった叔父が映っていた。

 

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24枚取りの使い捨てカメラには、時折一枚多く撮影できるものが紛れ込んでいる。
だが、決して25枚目の写真を写してはいけない。
24枚取りの25枚目、即ち『本来そこに存在し得ないもの』は
被写体、ひいてはその場に自分と同じ特性を持つものを無数に引き寄せてしまうからだ。

 

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千葉県袖ヶ浦市のとあるマンションの一階に住む佐藤さんのもとに、ある朝警官が訪れた。
何事かと身構えたが、用件は『箒とちりとりを貸して欲しい』という些細なものだった。
佐藤さんは警官たちに箒とちりとりを貸し、彼らは不自然なほど綺麗にそれらを洗って返した。
マンションで飛び降り自殺があった事を佐藤さんが知ったのは、警官が帰った直後である。

 

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1916年。イーディス・オリヴィエはイギリスのエイヴバリーを車で移動中、巨石を通り抜けた向こうに祭りの光景を見た。
薄暮と雨の中、船の形をしたブランコや群衆が松明に照らされているのが見えたという。
それから何年もして、オリヴィエはエイヴバリーの祭りが1850年に廃止されているのを知る。
更に、通り抜けた巨石も19世紀に入る前に消失していたという。

 

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父親と狩猟旅行に連れられていた少女が3人、父親とはぐれ暗闇をさまよっていた。
やがて、前方に明かりが見え、暫く歩くうちに一軒の田舎家を捜し当てた。
カーテンのない窓越しには暖炉の炎が友好的な光を放ち、老夫婦がその前に腰掛けていた。
―前触れも無く光景全体が消えた。老夫婦、暖炉、家全てが跡形もなく。少女たちはまた、暗闇の中に立っていた。

 

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終戦まもない頃。ギリシャ南部を飛行していた飛行士のウィリアムは嵐雲に見舞われた。
だが、ウィリアムにはコリント運河からアテネの灯を見るまでの記憶が無かったという。
その後の記録で、同名の男がほぼ同じ航路で撃墜されていた事が分かった。
コリント運河を渡ったのはどちらのウィリアムだろう?

 

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某国、軍事組織情報部の話。
ある最新型情報衛星が無事軌道に乗り、性能を確かめるために地上の画像を試写することになった。
適当に決めた地点を撮影し、程なく画像データが送られてきた。
そこには平和そうで近代化した町並みが鮮明に写っており、関係者一同は衛星打ち上げの成功を確信した。
しかし、喜びに溢れるその場を一人の叫びがこだました。
「おかしい。撮影された場所の緯度経度は太平洋のど真ん中を示しているぞ」
ただの機械の故障なのだろうか。それとも………

 

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指を組んでみてください。利き腕の指が上になりますよね。僕もそうです。
え?利き腕と反対の指が上になりましたか。それは大変ですよ。
あなたは鏡の世界から誤って来てしまった人間です。夜中に、灯りなしで鏡を見るのはやめましょうね。
さもないと、鏡から鉤爪の生えた手が飛び出してきて、頭を握り潰されますから―

 

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ある日、スウェーデンのあるアパートに住む学生は自室からぼんやりと外の景色を眺めていた。
そのとき、空に浮いていた雲のひとつが急降下し、
視界の中の公園をかすめるとすぐまた空の中に帰っていった。
その後しばらく経ち、学生は、その日公園で何人もの行方不明者が出たのを知った。

 

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太平洋上空。カレンド一家は家族旅行のためつかの間の空の旅を楽しんでいた。
離陸から数時間後、一人息子のケニーが窓の外を指さしこういった。
「ママ、天使さまだよ」
言われた母親が窓に目をやると、ぎょっとした表情の男が、
背中に生えた羽をばたつかせてどこかへ飛んでいくのが見えた。

 

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1999年3月。ユーゴスラビアのコソヴォ自治州で、ユーゴ連邦軍に対するNATO軍の空爆が始まった。
出撃したNATO軍の戦闘爆撃機に、爆撃ポイント変更の指令が入る。パイロットは、コンピュータの指示通りにミサイル攻撃を実施。
作戦終了後、基地に帰還してみると、爆撃ポイントの変更など誰も出していない事が判明、パイロットは拘留された。
後日、空爆された建物から、ユーゴ連邦軍の有力将校の死体が発見された。
コンピュータは、いかにして彼の居場所を知り、パイロットに空爆の指示したのだろうか?

 

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現在、衛星軌道上で国際宇宙ステーションの建設が進んでいる。
建設に携わる船外作業員は、2人がかりで宇宙服を着用させてもらい、
作業時間の限界とされる6時間後に、疲労困憊で帰還するという。
人類の先端技術の結晶とも言えるこの建設現場で、使われているのは、原始的なボルトやナット。

 

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世の中には、さまざまな恐ろしい商売があるが、宇宙ロケットの操縦士も、その1つだろう。
打ち上げに使われるロケット燃料は、液体水素や液体酸素といった危険な物ばかり。
燃料注入の衝撃で爆発する事すらある代物だ。ロケットは、こうした危険物が全体の80%以上を占める。
燃料注入は打ち上げギリギリまで行われ、秒読みカウントダウンが0の時に、満タンになるのである。

 

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大型旅客(または、貨物)航空機は、機種毎に操縦システムが若干異なるため、車と違って
1機種1ライセンスという性格の物なのだそうだ。
訓練で実機を飛ばすのは限界があるため、ほとんどの時間はシミュレーション装置で代用だれるという。
そんなゲームのような方法で、飛行機の操縦方法が身に付くのか? そう思う諸兄諸氏も多い事だろう。
でもご安心を。 2001年9月11日に米国で発生した同時多発テロの実行犯も、この方法で旅客機の操作を訓練し、
その結果、彼らは見事に『作戦』をやってのけた。

 

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航空機のジェット燃料が、灯油に近い成分というのは良く知られている。
アメリカ空軍のF-16戦闘機に使われるジェット燃料JP-8は、
1リットル当たり約27円。
これは、東京都内の平均灯油価格の約半額。

 

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1992年、ロサンゼルス行き725便、離陸中の旅客機で混乱が沸き上がった。
席の一角を占めていた数十人の客の一団が、飛行中忽然と消えてしまったのだ。
そう広くない機内を必死に探す客室乗務員たちは、消えた乗客の席にメモが置いてあるのを見つけた。
それにはこう書かれていた。
「自分たちで行った方が速いので途中で降りさせていただきます。」

 

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ベルギー、ラーキンソン地方の広い草原の上の道で、シェリーは一人車を走らせていた。
窓を開けて青色の風を楽しんでいると、突如、「危ない!」という叫び声が轟いた。
シェリーはとっさに急ブレーキをかける。その瞬間、一瞬後に車を走らせていたはずの場所に巨大な鉄柱が深々と突き刺さった。
シェリーはあわてて外に出て周りを見渡した。しかしそこには、草原と、のしかかる青空以外何もなかった。
彼女は何に巻き込まれたのだろうか。

 

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曇天の空の下、浮浪者のマーテルは空を見上げていて奇妙な点に気が付いた。
雲の天井の一部分が、まるで意志があるかのごとく不自然にうごめいているのだ。
マーテルがそれに気付くと同時に、雲は信じられない速度で動き、空の向こうへ消えていった。
その雲の動いた軌跡からは、清々しい青空が顔を覗かせてていた。

 

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オーストラリアでBRAを営んでいるゲインは、見るからにやつれた友人のシェナーからこんな相談をされた。
「最近、毎晩同じ夢を見るんだよ。塔の中みたいなところにある長い螺旋階段をひたすら登っていくんだ。
なぜか後戻りはできない。しかももうすぐ登り切ってしまいそうなんだよ‥‥‥」
翌日、自宅のベッドで事切れているシェナーが発見された。
死因は今でも解明されていない‥‥‥。

 

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スコットランド、カルベリーナ山脈の奥に一つのさびれた城があった。
ある日、記者のミカルはその城を新たな名所にするために取材に行った。
まずミカルは、玄関から入ってすぐ右の部屋に入った。すぐに彼は驚愕に顔を歪ませた。
そこには小さな部屋にテーブルと椅子がぽつんとあり、その上には湯気を立てる豪華な料理が置いてある。
さらに、料理の前には『ミカル様』書かれたプレートが置いてあった。

 

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殺人鬼という職業に就くにはある条件があるという。
たった一つだけだが、それはあまりにも困難であるという。
その条件とは、『不死身であること』。
……現在殺人鬼を生業としている者は唯一人だけらしい。

 

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外傷後ストレス障害と言う精神障害を知っているだろうか。
トラウマなどのより心に深い傷を負い、
その時の記憶が突如フラッシュバックしてしまうなどの症状がある心の病気だ。
最近の研究では、受けた心の傷の原因によって症状が違うことが判明した。
その中で特に珍しい症状がある。
どうやら事故によって相手を殺してしまい(あるいは傷つけてしまい)外傷後ストレス障害になってしまった人は、
なぜか突然、自分の首を絞めたくなる衝動に駆り立てられると言う。

 

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最近、精神病院に変わった患者が来るようになったという。
彼らの頭部にはこぶがあり、角のようにもみえるそうだ。
最近ある医者が患者にこう言われたという。
「先生。もうすぐ俺らは電波を送受信できるようになります。
そうなったらパソコンなしてネットに入れるようになります」
その病院ではハッカー被害が多発しているそうだ。

 

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殺人鬼は不死身である。
しかし、彼が死ぬ方法が唯一つだけ存在するらしい。
その方法がとられたことは今まで一度もなく、
これからもそれが成されることは無さそうであるという。

 

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2002年7月、オハイオ州イーストレークのアパートで60代男性が自殺した。
末期ガンを患っていたこの男性は「ジョセフ・N・チャンドラー」として暮らしていたが、
警察が身元を調べたところ、名前も家族関係も誕生日も全て、すでに死亡した別人のものだったと判明した。
しかし、「ジョセフ・N・チャンドラー」は実は、1945年にテキサス州で両親とともに自動車事故で
死亡した8歳少年だったのだ。
地元警察の捜査員は、「彼が何から逃げていたのか、いったい誰だったのか、何も分からない。
(重大事件や犯罪組織に関する証人に新たな身分を与えて報復から守る)証人保護プログラムの
該当者かと当初は思ったが、その可能性も除外された。
この男は、別人の人生をそっくり借りて生きて、完全に自分の正体を隠すことに成功したのだ」と話している。

 

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昔、ヨーロッパで、麦につくカビの一種が大発生したことがあった。
そのカビの混ざった麦をパンにして食べると、幻覚を引き起こす。
やがて人々の脳は犯され、幻覚と疑心暗鬼から狂気の殺戮と拷問の日々がはじまった。
それは後世、魔女狩りと呼ばれることになる。

 

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ある科学者は言う。地球が出来たのはほんの1~2週間前だと。
更に科学者は言った。人間が出来たのは2~3日前だと。
それ以前の記憶は記憶でしかないと。
我らは膨大な実験のひとつでしかないと。

 

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この世で最も残酷な殺し方は何か?
とある人物はこう答えた。
「殺さないことですよ」と。
彼は憎んでいた人間を監禁して殺したと伝えられる。

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