『時間がとんでいる』|子供の頃の不思議な記憶・奇妙な体験まとめ

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『時間がとんでいる』|子供の頃の不思議な記憶・奇妙な体験まとめ 子供の頃の不思議な記憶
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時間がとんでいる

小学校に入学する前の日。
お昼過ぎ、母親と買い物に出かけようとした。
玄関から僕だけが出て、母は内側から施錠して裏口から出てくるのがいつものパターン。
ところがその日だけ、玄関を施錠する音は聞こえたんだけど、一向に母が裏口から出てこない。
僕はガレージでしばらく待ってたんだけど、全然母が来る気配がない。
「おかしいな」と思って玄関を開けると、さっき母が施錠したはずなのに開いてる。
家に入ると奥の部屋から母が内職しているいつものミシンの音が聞こえるし。
「買い物行かないのかな?」って母の横に行くと、
「アンタ、だまって何処行ってたの?明日からの学校の準備もしないで!夕飯までには準備しておきなさい!」
って怒られた。時計を見たら5時過ぎだし。
外は日が暮れかけてるし。

よくわからないけど、ずっとあの変な午後の事は覚えてます。

 

 

犬とおじいさん

幼稚園あがるまえに近所の子と2.3人で小学校のすぐ先の横道まで冒険しにいったことがありました。
その横道を曲がるといきなり大草原がひろがっていて、ぽつんとちっちゃな古い廃屋のような家がたってました。
でも豆電球みたいなのが中でついてるような感じでそのあたりまでいったら、向こうからマルチーズかなにか小さめの白い老犬をつれたおじいさんが歩いてきました。

私らはその犬とおじいさんに話し掛けました。
犬の目は青くなにやら曇っていてるかのようで私はふといきなり「この犬は目がみえないの?」と
聞いたら、そのおじいさんは「よくわかったね」といい、ちょっとあいだ、犬と遊ばせてくれました。

とりあえず夕方になってきたので家にもどろうと最初の横道まででてきたら、いきなり後ろが草原じゃなくなったような気がしました。
なぜか振り返らなくて、家の近くまで戻ってきて私のおばあちゃんとあったらまだ昼頃でした。

でも草原からでるときはたしかに空も赤く薄暗くなってきてたんです。

そしてその後草原が合った所を確認したらどうみてもそのあたりは違う区域の中学校の離れグラウンドや住宅と倉庫があるだけで変わってないんです。

今となっては、一緒にいった近所の子は幼稚園あがってすぐに引っ越してしまったので確認もできず夢と現実がどっちだろうかと思うだけとなってしまいました。

 

冬と春

小3の時、雪道を歩いていたら知らない道があったので行ってみた。
そこは友達の家の裏手で景色は春だった。
小さな石の観音像があって黄色い花が咲いていた。
石には「安」とか「家」とかのいろんな漢字が書いてあった(あとは読めなかった)
石にも触った。温かかった。
とりあえず春が来ている(当時はそうやって来るものだと勘違いしていた)
事を友達に知らせに行こうと思って走って振り返って確認したら
また冬になっていた。
何も無かった。
何だったのか物凄く不思議で人に話しても
ただ注目されたがってウソついていると思われるし・・・。
今言っても「千と千尋」のおかげで「不思議かぶれ」だと思われそうだし。

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