【夢】子供の頃の不思議体験【現実】
蟻
幼稚園のとき、庭にアリの巣があったんだけど、よく見るとアリの中にひとまわり大きい虫がいた。
黒くて頭が異様にでかい牙を持つ虫だった。
その虫、アリを次から次へと牙で喰い殺してた。
あれはなんだったんだろう。
同じ行動
小学4年のときに引越しして父方の祖父母と同居することになった。
せっかく友達も沢山いて住み慣れた場所で楽しくやっていたのに何もかも環境が変わってしまって辛かった。
小学校ではいじめられ家に帰ると母親と祖母の険悪な関係を見なければならなかった。
不思議だったのが夕食時に祖母が私のまねをしてくることだった。
例えば私が味噌汁を飲めば祖母も続いて飲む。しょうゆに手を伸ばせば祖母もその直後に同じように使う。
おかずを食べる順番も一緒。
だんだんノイローゼになりそうだった。どうしてこんなにまねしてくるんだろう。
学校では反対に勘違いされた。私が何かするたびにあるクラスメイトが睨んでくる。
なぜかと思っていたらどうもその子は私がその子の行動を逐一まねしていると思い込んでいるようだった。
もちろん私にはそんなつもりはない。
普通に行動していても睨まれるので死にそうだった。しかし確かに自分でも私の行動はその子のまねをしていると疑われても仕方ない感じだった。
どうして私のやろうとしたことを彼女が先にやるんだろう。
端的に言えばそんな感じである。おかしな感じだけどそうとしか言い表せない。
本当に自分ではまねをしているつもりは無いのだ
今から考えれば慣れない環境といじめの中でおかしくなっていたのかもしれない。
だけど自分にとっては本当に不思議だった。ある日いつもと変わらない。
夕食時にとうとう祖母に言われた。「なんで睨むんや?」
私は祖母にやってきたことをクラスメイトにされていたのだ。
しかしクラスメイトがまねをされた被害者だったのかもしれない。
もうわけがわからない。
気にしすぎといわれればそれまでだがそれにしてはあまりにもおかしな体験だった。
祖母のその一言をきっかけにおかしな出来事は収束して言った気がする。
シンクロ
小学3年の話。文集に載せる詩を書いていた。
空が好きで、国語は得意ではないが、それなりに好きな空を表現すべく頑張って書いた。
…ところがだ。
書いたものを先生がチェックしていき、自分と斜め後ろの子の詩を読んで変な顔になった。
まったく同じ詩だったのだ。
自分は後ろを覗いたつもりなどなく、さかさになる文を盗み見する技など持ってはいない。
けれど、自分の方が詩を書き直させられた。
好きな先生で慕っていたこともあり、当時はひどく傷ついた。
斜め後ろの子もキョトンと不思議そうにしていて、覗きしてた風には見えなかった。
同じ詩を書くほど、頭の中で通じてたのかな?シンクロしてたのかな?
っていう不思議体験がありました。
大きな雲
おれが通ってた小学校から太平洋が見えるんだが、水平線ギリギリのところを雲が覆ったときは「アメリカ大陸が迫ってきた!」と学校中が騒然となった。
マジで陸地に見えた。
中には「アメリカ人はでかいので日本人を一口で食べてしまうんだぞ!」と
言いふらすヤツまで現れた。まるで戦時下みたいなパニックぶり・・・
手のひら
昔、小学校から帰る途中、いきなり左手がヒヤッと濡れたような感覚があったから、見てみると絵の具でベタッと塗られたような赤が掌についていた。
びっくりしてズボンにゴシゴシこすって、また掌を広げたら、今度は同じく絵の具で塗られたような青が掌についていた。
さっきの赤はどこにもない。怖くなって手をグーの形にしたままダッシュで家に帰った。
手を洗おうとしたら、掌には何もついてなかった。
凄い怖かったから鮮明に覚えてる。どこの道だったかとか。
あれはなんだったんだ・・・。
階段
小さい頃の話
祖母とデパートの美容院にいった。それで祖母が美容院にいる間ひとりで暇を持て余していた俺は、店の外に出てデパートの非常階段みたいなとこで上り下りして遊んでいた。
であるとき、何階まで上に上がれるのか試そうとずっと階段を上っていったら、いつの間にか下の階にあるはずの美容院にたどり着いてしまったんだが、これってなんて現象?
探検
小さい頃団地に住んでいた。結構大型の団地でまるで一つの町みたいだった。
小さい頃だったから余計大きく感じたんだと思う。団地の周りは大通りで車やトラックが沢山通る。
危ないので団地の外で遊ぶことは禁止されていた。
小学校1年生くらいの頃だろうか。その日もいつものように友達と遊んでいた。
その日はおままごとをした後、誰かが探検しよう、と言ったので団地のあちこちをまわることにした。
公園や小さな山、山とフェンスの間の秘密基地、駐車場のそばの小さな広場、坂、集会所の前、いつも通りなれているせまい通り、そこを抜けると自転車置き場のはずだった。
ひょこっと顔を出した。その時ふっと排気ガスのにおいがした。
そして我が耳を疑った。車の通るやかましい音、工場から聞こえるカンカンカンという音。
目の前をトラックが通る。
大きな建物が見える。母親と買い物に行ったときに目にした景色に似ている。
ただ確実に何かがおかしい。だってあんな高いビルは団地のそばに無いはず。
ここは一体どこなんだろうか。横から顔を出している友達も不思議そうな顔をしている。
後ろのほうにいる友達は「どうして先に行かないの?」
といぶかしげな様子だった。とにかく気味が悪いと言うより団地の外に出ては叱られるので引き返すことにした。
それと、なんとなく先に進んだら帰って来れないような気がした。
その後のことははっきり覚えていない。きっと子供のことだから気を取り直してすぐいつものように遊んでいたのだろう。
だけど大人になって思い出すと何とも不思議な体験だった。もう引っ越してしまって今は住んでいないが、まだ団地はあると思う。
あの後何度かあの不思議な場所へ行こうと団地中を探したけれど結局たどり着くことは無かった。
あのとき目にした、目の前に広がる黒っぽいビルとやけに晴れた空が今でも脳裏に焼きついています。
帰れない奴
よく覚えてないが、蛍光灯を吊したような奴を仰向けで寝てじっと見つめると、ゆっくりとだが回るように見えるんだよな。
後はよく、夢で自分の家に他人が住んでいて帰れない奴をよく見た。
怖くも何ともなかったが、よく見たらその辺の道に現実にはないもの、家や標識や団地とかがあるんだけど、やはり雰囲気は自分が住んでる家なんだよな。
たまに何の面識もない奴と一緒に話してたり、いろいろあるが今はなくなってしまった…
高校時代の記憶
高校時代を過ごしたという感覚が全くない。
記憶が全くない訳でもなく、高校時代からの友人とも未だに付き合いがあるし、同じ学年の生徒なら名前も顔も覚えてる。
でも、どんな日常を過ごしたかとか、学校や教室の様子がまるっきり記憶に無い。
別にいじめられていた訳でもないし、辛い事があった訳でもない。
上手く表現できないけど、高校三年間を別人が過ごしていた感じ。
でかいトンボと蜘蛛
でかいトンボ見たことと、でかい蜘蛛を見た。
トンボはそれこそ大昔にいたような。
家族でキャンプに行ったに一人でぶらついてるときに見た。
次の日にそこに行こうと思ったけど、
道が分からなくていけなかった。
夢だったかもしれないけど、現実だったと信じたいw
蜘蛛は小学校の遠足で。
あんま覚えてないけど30cm以上あった気がする。
すずめ
幼稚園の頃兄貴がスズメを捕まえてきた、まだ小さくて飛び方が下手なスズメ。
それを虫カゴに入れていたんだけど夕方になって暗くなってきたから、かわいそうってことで兄貴はスズメを逃がしてやったんだ。
そしたら次の日だと思うんだけど窓の外にあのスズメが、窓を開けてみると怖がる様子も無く兄貴の手に乗って来た、俺も手をのばしてみるんだけど俺の手には乗ってくれなくて泣いてたなぁ。
あの頃は小さいながらにちっちゃい鳥にも心があるのかなとか思ってた。
おかっぱ
家の隣りが工場で、小さい頃はよく姉と妹と私の3人でそこで遊んでた。
きちんとした工場じゃなく、適当にそこらへんに廃材とかコンクリの土管とか置いてあって、ゴチャゴチャした感じの工場だった。
その日も3人でそこで遊んでたんだけど、気付いたら妹の姿が見えない。
姉と2人で妹を探して、2階建ての倉庫の2階の窓に女の子が居るのを見つけた。
横を向いていて髪型はおかっぱ、黄色のリボンをつけていた。
黄色のリボンなんて付けてたっけ?と思ったけど、妹もおかっぱだったので
私と姉はあそこに居るのは妹だと思った。
「○○ー!そこで何してるの」
「もう家に帰ろー!」
と2人で呼び掛けたけど、妹は返事をしない。
動きもしない。
姉と私は「変なの、もう帰っちゃお」と家に帰ったんだけど、妹はすでに家に居た。
妹は倉庫には行ってないと言う。
幻かとも思ったけど、姉も一緒に目撃しているので違うと思う。
不思議体験…
消えるコップ
3歳頃の話。
夜中にのどが渇いて母を起こす。
一緒台所に行ってコップに水を入れてもらって、渡される。
持った瞬間コップがフッと消える。
母に「コップが無くなったからまたちょうだい」と言うと
めんどくさそうに「何でよ、今渡したでしょ?」
とか言いながらまたコップに水を入れてくれる。
2度目は飲める。
てな事がたぶん2~3回あった。
無くなったコップは次の日食器棚にちゃんとあるの。
あの手からフッと重さが無くなる感じは今でもすごく覚えてる。
大きくなってから母に聞いたら全く覚えてなかった。
絶対夢じゃ無かったのに。
扇風機の前の女性
中学生の夏の夜に、熱くて目が覚めたら扇風機が止まっていた。
扇風機のタイマーをセットしながら勉強机の前を見ると、紫いろの顔の腫れた女性が白い着物を着て手を前にダラリと力の抜けた様に伸ばし、髪は長く前に浮いて流れ、静かに外に向けて後ろ向きに下がっていた。
怖くて目を閉じた。
夢だろうと思ったが、扇風機のタイマーをセットしていたので、夢では無いと思われる。
祖父の幻影
小学2年の頃祖父が亡くなった。
夜中にふと目が覚めて、トイレに行こうと二階の部屋から階段を下りていくと、スッと居間の戸が開いた。
そして両親が出てきて、祖父が亡くなったので、これから出かけてくるから、朝には叔母さんがくるからね…と言って出かけていった。
ずっとそれは記憶に残っていた。身近な人が亡くなるということを初めて体験した時だからだ。
そして随分時が流れて、母にその話を告げたら、その晩は連絡が入って、父が不在で母のみ病院に向かったのだという。
出かける前に私と会った記憶はないと言われて、ショックを受けた。父も出かけた先から病院に駆けつけたのだと…。
…私があったのは誰だったんだろう…?
ご飯とコイン
小学校4年生頃、道端(歩道)に、炊いた米&沢山のコイン(1円玉~100円玉までさまざま)赤い液体(今思えば血液???)
がグチャグチャに混ざり合ったものが落ちてた。
見た瞬間なぜかゾクッとしてダッシュで逃げました。
なんかオマジナイかなんかかな。
何だったのか気になって、ネットで検索してみてるけど見つからない。
20年くらい前で、場所は宮城県でした。
流れ星
祖父母が住む山奥の里に従兄弟と共に遊びに行ったときの話。
ちょうど従兄弟、祖母と一緒に花火してたときだったと思う。
線香花火が落ちたので顔を上げると、正面の山に数個の流れ星がゆっくり下りていった。
色は白っぽくて普通の星が瞬いて見える感じだった。
なんか綺麗なので自分はじっと見ていた。
従兄弟はブワーッとでる派手な花火で遊んでた。
しばらくして山に隠れたので、従兄弟と共に楽しく(火傷しかけたw)花火を楽しんだ。
花火の片付けをしていたころ、山からさっきの流れ星が空に上っていった。
また綺麗なので自分はぼーっと見ていた。
従兄弟は気付いてなかったみたい。
今になって考えて見るとあれは一体なんだったんだろう。丁度お盆の出来事。
赤ちゃんの自分を見る
小さい頃の記憶なんだが、赤ちゃんのときの自分を眺めている記憶がある。
曖昧な記憶なんで誰かと間違えている可能性もあるが、私には兄弟はいない。
自分の家に親戚の赤ちゃんがきた覚えもない。
いまだに不思議な体験だと思う。
笑い声で目が覚める
10歳くらいの頃、普通に一人で寝ていて、笑い声で目が覚めたことがありました。
自分の周りを何十人と囲ってる感じで、その何十人が大声で笑ってるの。
明らかに寝ている自分に向けて笑っていたので、
怖い、というより、凄く恥ずかしいという感情を持ったのを覚えています。
今でも鮮明に覚えていて、何だったのか不思議です。
私には姉妹はいない
何十年も前の話だけど小さい頃私には生まれたばかりの妹がいて、泣いていたので飴玉をあげた記憶がある。
飴玉をもらって妹は泣き止み、静かに寝ていた。
でも、いま私には姉妹はいない。
自分の家に親戚の赤ちゃんがきた覚えもない。
親も知らないといってた。
いまだに不思議な体験だと思う。
糸巻きのおばあさん
俺が4歳か5歳ごろからなんだけど、便所が外にあって(田舎者です、ハイ)、いやいや用を足しに行くんだけど、たまーに身長が同じぐらいのおばあさんに便所で会うんだ。
そのおばあさんは凧に使う糸巻きのようなものを持っていて、それをクルクル巻き戻しているように見えた。
そのおばあさんに会ってしばらくすると親戚の誰かが亡くなる。
小学3年ぐらいのときに、母にそのおばあさんのことを話したけど、そんなおばあさんはいないし、近所にもいないって。
小6のときにおばあさんを見たのが最後で、家も建て替えして外便所もなくなった。
今思うと不思議。
サンタさん
幼稚園の頃のクリスマスの事です。
私は、昔から夜が遅い子で、クリスマスも12時頃まで起きていました。
母に「早く寝ないとサンタさん来てくれないよ」って怒られて、諦めて寝ようと電気を消した時…
『シャン♪シャン♪』と何処からか音がしたんです。
窓を見ると光った物体が空を飛んでました。
長細く、七色に光輝きながら飛んでました。
とても綺麗で、「母ちゃん!サンタさん来たよ!!!」と叫んだんですが、信じてもらえなくて、もう一度見たら消えてて、音も無くなってました。
かなり鮮明に覚えてます。
他にこんな経験した人、いないですか?
ご先祖から戒め
小学校2~3年の頃。
自分んちの神棚に置いてある小さなマスみたいな賽銭箱のようなものに小銭が入ってて、それをちょくちょく失敬していた私。
ある日いつものように背伸びしてそこに手を伸ばしたら、神棚の左上から自分の手に向かって稲妻のようなものが2本走ってきた。
バシッ!かバチッ!って音もあった。
びびってそれ以来そこから小銭を取るのを止めたんだけど、あれはご先祖から戒められてたのかと思う。
姉は私が産まれる前(家が建ってすぐぐらい)、父は仕事で不在、母は1階で内職をしている時に姉(当時3~4歳)は1人で2階で遊んでたらしい。
母は2階から聞こえてくる姉の楽しそうな声を聞いていて、後で姉に
「何してたの?」って聞いたら
「○○のおじいちゃんと遊んでたの」
と言われたらしいんだけどその時既にその祖父は亡くなってた。
うちの家にはなんかいる。
ちなみに稲妻みたいなのは青色ですごい光ってた。
今でも覚えてる。
怖いってよりただただびっくりした。
産まれた時の記憶
産まれた時の記憶は俺もある。
俺は出されて何か知らないけど、泣かないといけないの知ってたけど泣きたくなくて普通にしてたら、看護婦に穴叩かれてしょうがなく泣いた記憶がある
俺は 小さな頃豪徳寺のすぐ側の団地に 住んでいた。
何時も寺の敷地の中で お年寄りを案内したり、かくれんぼや鬼ごっこ、一人きりで夜になっても 遊んでいた。
あるとき寺の軒下に隠れてそのまま 寝てたらしい。
ふと 話し声が聞こえて そちらを こっそり見たら、棚にある沢山の招き猫と着物を着た老人が何やら話していた。
見てはいけない 物を見た気がして隠れていた。
心配した母が迎えに来たとたんに老人は 居なくなっていたが聞こえたんだ
「あの坊や 迎えに来なかったら連れていかなきゃな」って…………
六歳で引越すまで 遊んでいたが その後 あの老人を見る事は無かった。
でもたまに 招き猫がしゃべっていた気がする。
狐の嫁入り
小2の時だったか、外で遊んでたら天気雨が降り出したんで家に入り、水でも飲もうと思って台所行った。
そこでふと窓を見たら、角隠し(和式の結婚式で嫁が被るやつ)を被った狐の嫁の顔があった。
ビックリして親を呼びに行って戻って来たらもうなかった。
雨の境目
小学校低学年の頃、雨が降っているところと降っていないところの境目がはっきり分かる場所に出た。
不思議な感覚に陥ったけど、降っていない側から降っている側へ歩いていった。
そうしたら、全く人の気配…生活しているものの気配がしなくなって怖くなって引き返そうとしたけど、雨の境目に辿り着けない。
焦ったけど、安心したくて自分の家を探した。
やっと見つけて、敷地内に入った瞬間に雨が止んだ。
振り向いたら、はっきり境目。
でも、怖くてそのまま玄関のドアを開けたら、母親が「おかえりなさい^^」って迎えてくれてホッとしたせいか、私はその場にへたりこんでしまった。
ガラスの破片
幼稚園のとき。
はっきり覚えてる。
(今 32)足首に激痛が走り歩けない。
ホントに泣き叫ぶほど痛い。
病院へ行き、すぐレントゲン。
医師が何か入ってる!と叫ぶ。(ほんとに叫んだ)
すぐさま取り押さえられ、診察台の上で麻酔打たれ、意識もあるのに、何が行われてるか見たいのに押さえつけられ、足首の異物を取り除かれた。
長さ一センチの三角に尖った青いガラスだった。
その前に転んで怪我した際に入り込んだのではなく、怪我もしてない。ガラスの破片が落ちてる場所でも遊ばない。
どうやって足に無傷で入り込んだんだ?
天気のことが分かる
私は夢じゃないけど、子供頃木を見ると天気のことが分かりました。
明日頃雨が降るとか一時間後とか、一週間後とか、どのぐらいの雨とかわかってて、
大人はいつも雲をみて雨が降るとか振らないとかを、判断するし、しかも今降りそうとかしか分からないことを
不思議に思っていました。
木を見ればわかるのにな~って。今はそんな能力なくなちゃったけど。
大きな犬の守り神
小学校中学年のころ、当時飼ってた犬を連れて近くの林に行った。
その林には少し入った所に小さな地蔵と鳥居がまつってあり、なんとなく不思議な雰囲気が漂っているところだった。
子ども心に少し怖さを覚えながらその地蔵のあたりを通ったとき、奥でガサガサと音がした。
ビックリして足を止め音がした方を見ると、奥から野良犬が一匹二匹と出てきた。
俺と愛犬が恐怖で動けずにいるうちに、四匹の野良犬が俺の目の前に現れていた。
俺はなんとなく「あ、しぬのかな」などと考え、半ば諦めかけていた。
すると、地蔵の真後ろから大きく真っ白な、言うなればもののけ姫に登場するモロのような犬が現れた。
その犬は地蔵の前に横になり、頭を上げて俺をじっと見つめた。俺は目をそらせば襲われると思い、恐怖で震えながらも目をそらさなかった。
そうして時が過ぎた。実際は数十秒だっただろうが、俺には永遠に感じられた。
ふいに白い犬が立ち上がった。そしてまるで周りの犬達に合図を送るかのように振り返り去っていった。
それにあわせて周りの犬達もそれぞれ後を追うように去っていった。
俺は犬達がみんないなくなるのを確認した後、愛犬を引っ張るように走って逃げた。
帰ってから親や友人にこの話をしたが、誰も信じてくれなかった。今でもあの時俺は林の守神に会ったんだと信じている。
広い屋根裏
幼稚園位の時のこと
家の二階にある押し入れの天井を外すと学校の体育館ほどの広さの部屋があり、よく兄弟と遊んだり、昼寝をしたりしていました。
今押し入れの天井を外しても平均的な家の屋根裏になっていてとても不思議です。家族も知らないと言っています。
段ボールに入った季節外れの服が置いてあったりしてかなりリアルに覚えているのですが(´・ω・`)
時間が進む
小学2年の頃だったか、休日でゲームして遊んでたんだわ。
そんでゲーム止めて、確か2時頃だったと思うんだけど、窓の方に行って空を見てた。
普通の空で、何でそう思ったかは自分でも覚えてないんだけど
「早く時間進まないかなー」
と思ってたら雲が凄い勢いで動き出して、んで夕焼けが見えた。
今に至るまでアレより綺麗な夕焼けは見たことが無いと思えるくらい綺麗だった。
けど、怖くなって布団の中に潜り込んでた。
その前の事も、その後の事も覚えてないけど、夢じゃなかったはずなんだよなぁ…
おもちゃが見つめる
四歳くらいの話。
ある晩、兄弟とケンカしたか、親にしかられたかで二階の部屋のベットの中でベソをかいて布団をかぶっていた。
さすがに息が苦しくなって、顔を出した。
二階には自分ひとり。少し開いたドアから階段の灯りが入って、部屋の奥の兄の机までよく見えた。
床にはおもちゃが散らばっていた。
ぬいぐるみ、ロボット、人形…
いつもの風景。けど何かが変だ。
…そう、おもちゃが自分の方を見つめてたのだ。
怖くなって、また布団をかぶった。その後のことは覚えていない。
アリス症候群
アリス症候群て初めて聞いたんだが。
俺は、風邪を引くと身体が小さくなったのかどうかわからんが、巨大な玉が転がって飲み込まれる幻覚を良く見た。
今は治ったけど、小学校中学年ぐらいまで悩まされたなー。
□ □ □
自分の場合は、アリス症候群っぽいのとそれの逆バージョン(視点だけ自分がでかくなる)があった。
やはり風邪をひいて寝込んでるときだった。
あと風邪をひいてる時、必ず見た夢が大きい玉が転がって襲ってくる夢。
玉関連だと真っ白な空間に穴が空いてて、それに玉が転がって入ると、その穴から黒い線が沢山出てきてグチャグチャになる夢。まさに混沌って感じだった。
いつしかこの夢達は見なくなった。恐怖体験だったが、懐かしくもある。
時刻
幼い頃なんだが、近所の爺ちゃんが亡くなった。
ご臨終あそばしたまさにその時刻、俺は爺ちゃんち前で、爺ちゃんが門の前に佇んでるのを見たのだ。
こんにちわ、と声をかけたら、おう、おう、と言ってにっこりした。
あと、いくつか言葉を交わしたような気がするが、良く覚えてない。
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