『駅名が書いてない』など短編5話|子供の頃の不思議な記憶・奇妙な体験まとめ

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『駅名が書いてない』など短編5話|子供の頃の不思議な記憶・奇妙な体験まとめ 子供の頃の不思議な記憶
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夏休みの宿題

恐い話ではないけど、小学生(たぶん低学年の頃)の時夏休みの宿題で毎日の天気をドリルに記録しなくてはいけなかったのに毎日遊んでいて全然記録していなかった。
どうしようか困ってたら、ドリルの答えに、なんと1ヶ月間の天気が記されているページがあった。
夢中でそれを書き写して、次の日に母に言ったら、夏休みの前にドリルと答えが配られてるのになんで1ヶ月の天気が書いてあるの?
と言われて、そのページを探したけど二度と見つけられなかった。
今思い出しても不可解です。

 

エスパーおばあちゃん

小学校の頃、友達の松本くんと帰宅途中、道路で小さな子供のおもちゃを片づけているおばあちゃんがいたんです。
別にきにもせず、私と松本くんは歩いていましたが、ある光景を目にして息を呑んでしまいました。
おばあちゃんは、あちこちにちらばったおもちゃを拾いにいくのではなく、一個所でおもちゃをじっとにらむと、ボールやらシャベルやらが、おばあちゃんのほうに ずずずず~っ と引きずられてくるんです。
そのことを松本くんと話したかどうかは、記憶にありません。
ただ、なんかすげ~ と強烈に思った記憶だけがのこっています。

 

入院中

高校時代のこと。
学校の帰り、駅で隣家のオバサンに逢った。
一緒に何気ない会話をして、一緒のバスに乗って、一緒のバス停で降りて、家の近くまで送ってもらった。

それから数日して、そのオバサンが亡くなった。
「事故かなー?」と思って聞いてみたら、病気で亡くなったとの事。
しかも、2週間ぐらい前から病院で寝たきりだったらしい。

寝たきりで動けなかったオバサンが、何故数日前、自分の前にいたのだろう?
家まで送ってもらった記憶はたしかにあるのに……

 

駅名が書いてない

小学校5年生の時のこと。
四谷大塚っていう塾に通ってて、都内の地下鉄に一人で乗って通ってたんですが(日曜日)。
電車が駅についてホームに降りたら、人っ子一人、いないの。あれ?駅間違えたかな?と思って看板を見たら、駅名が書いてない!!とりあえず地上に出ようと思って階段まで行ったら、階段にはロープが貼ってあり、「立ち入り禁止」になっている。こわくて足ががくがく震え出したところに、電車が来て、飛び乗った(誰一人降りない)。

で、出発のとき今までいたホームを振り返ると…
制服を着た5人の駅員がホーム際に一列にならび、こちらに向かって敬礼していた。
「びしっ」と。
その後また別の駅におりて、泣きながら家に電話したのを覚えている。
それからその日の日記にも書いて、翌日学校の「朝の会」でも発表した。
学校の先生には「きつねに化かされたのね」って笑われた。

 

年齢が合わない

子供の頃、家の隣りに住んでいたA子の遊び相手をした記憶がある。
彼女の家は俺が小学5年生の時、引っ越していったがそのとき彼女は4、5歳だったはず。
ところが俺が25歳の時、母親がA子が高校入学したという話を俺に聞かせた。
もちろん一発合格だとのこと・・・
そうすると俺が小学5年生(10~11歳)の時、0~1歳ということになる・・・
彼女は俺と遊んでいた時、ちゃんと走ることもできたというのに・・・
俺が遊んでいたA子はいったい・・・

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