戦争にまつわる不思議な話・怖い話【8】
友軍機
じいさんから聞いた話
俺のじいさんは戦争中爆撃機で司令官を運ぶパイロットだった。
もちろん護衛に戦闘機を引き連れてだけど。
戦争で戦友が次々死んでいく中で、じいさんの一番親しい友達も死んでしまった。
戦局が悪化して護衛の戦闘機が乏しくなった中、護衛が1機という悲惨な状態に。
突然米軍の戦闘機2機に襲われた事があった。その時死んだ筈の友達の声で「オイ!!」
と聞こえて咄嗟に旋回してギリギリ銃撃をかわしたらしい。
米軍の1機は護衛機が追い払ったが、もう1機は、どこからきたのかわからない
友軍機が火を吹きながら追いかけて、米軍機は勝手にジャングルへ墜落した。
その後友軍機はじいさんと護衛機と並行して飛んでたんだが…
機体のナンバーが死んだ友達のものだった。
全てを察してじいさんが敬礼をすると友軍機は火を吹きながら上昇して
雲の中へ消えたそう…。じいさんは今でもその友達の墓参りに行ってる。
幽霊の声
太平洋戦争での怖い話か…戦後暫く経っても、ジャングルには日本兵の幽霊が出没したそうだ。
姿まで見えるのかどうかは不明だけど、夜のジャングルから「グンソウドノ」「ミズヲクダサイ」「ガンバレ」などの声を、現地の方々が聞いているそうだ。
あと…リアルで怖いといえば重巡インディアナポリスの話が有名だけど、戦争末期にイギリス軍と交戦中の日本兵1000人以上が、イリエワニの集団に襲われ、一夜にして数名(数十名だったかな?)を残して全滅、って事件もあったよね。
前のレスで出てた、洞窟の捕虜が居なくなる話。俺が見たのだと、犯人は大トカゲだったと思う。で、ヤッパリ日本兵に退治されたって結末。
日本のエースパイロット、故・坂井三郎氏の戦記でも、死んだオランダ兵の遺体を貪り食う大トカゲの記述があった。
ついでにもう一個。
ビルマ戦線の話らしいんだけど、毎日突撃してくる日本軍の話。
あるイギリス軍陣地に、日本軍が毎日突撃を掛けてくる。イギリス軍はその都度反撃するんだけど、どうやら突撃してくるのは生きた日本兵ではない様子。
最後にはイギリス軍が参ってしまい、「生きている」日本軍に降伏したそうだ。
不思議な現象
うちのばあちゃんが甲府で空襲に合い、逃げ回っている時に、
赤々と燃える火のせいで布団を被って逃げてくる人の目ん玉が
透けて、真っ赤に見えるんだそうだ。
祖母は当時既に成人していたし、この話は私が子供の頃から
(祖母が60代の頃から)何度も聞かされてきたし、
「そうだよ。川の中から見えたんだ、昼間のように明るくてね、
夜具をかぶったおじさんの目が見えたよ。」
と80歳を超えた今でもちゃんと説明してくれる。
そういう現象あるのか、原理はどうなのかと疑問なんだけど、
どこに聞いたらいいかも分からんので誰か教えてくださいませ。
ちなみに祖母本人にとっては、不思議な話はそれではなかった。
自宅付近は燃え続けて近づくことが出来ず、数日後やっと
入れるようになって行くと、家が建っていた場所は何もかも
きれいさっぱり燃えて無くなっていた。
それなのに、何故か台所だった部分の地面に、入れ物も何も
なくなった状態で、梅干だけが焼けて転がっていた。
「もう誰にいっても信じてくれないんだろうけど、残ってたんだよ。
H(祖母の実妹)が居なきゃー誰も信じてくれないだろうけどね」
梅干SUGEEE!と思ったわ。
神が乗り込む
日露戦争の出征兵が乗った機関車が鹿島神社前で
なぜか機関停止して暫くしたら何事もなく
動き出したらしいけどその時神様だか妖怪が乗り込んで
前線まで付いていった話があったような・・・
ロシア兵は日本兵の中に銃弾で死なない奴がいると
騒ぎになったって
不思議な行動
ウチの爺さんは技術屋さんだったので戦地へ行かずに工場に
動員されてたんだけどお昼の交替で家に帰ってた時に工場が爆撃されて
巻き込まれずに済んだ。ここまでは良くある運の良い話なんだけど
何を思ったかその後、現場へ行って不発弾を拾ってきた。その行動が不思議。
信管も抜いてあって今も床の間に飾ってあるw
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