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心霊ちょっといい話『氷を買いに来る青年』など短編全10話

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心霊ちょっといい話『氷を買いに来る青年』など短編全10話 不思議な話
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寂しかったんだろう

 

近所に、婆ちゃんの古い友達で駄菓子屋やってたおばちゃんがいて、んであたしもお世話になっていたんだけれども、
あるとき、息子夫婦?と一緒にすむことになって県外に越したんだ。当然お店もたたんでる。
しばらくして婆ちゃんも息子夫婦と千葉に越してったんだけど、数年して、婆ちゃんの夢にそのおばちゃんが出てきてね、さびしそうな顔して駄菓子屋ののれんおろしてるのを見たんだって。
そんで電話かけてみたら「昨日亡くなった」って・・・

で、罰当たりなあたし(リア厨)の第一声は
「おばちゃん死んじゃったの!?なんで、だってあたしの夢には出てきてないよ!!」・・・
お母さんに呆れられました。

「当然でしょ、あんたは迷惑しか掛けなかったんだから、それ以上背負い込むのは御免でしょうよ」って。
そのとおりです。バカで面倒なガキだったね、ごめんねおばちゃん。

さびしそうだった、って言うんだよなあ。記憶におじちゃんはいなかったし。
新しい場所で友達いたのかなあ。年取ると本当に孤独になるんだろうと思う。
じいちゃんばあちゃんは労わろうな、みんな。

 

 

白い蝶

 

母方の祖父が亡くなった時のお通夜の事でした。
うちの家族3人に母の一人目の弟と二人目の弟とその奥さんとで、葬儀場に泊まり込みました。
深夜2時くらいからは、起きていたのはうちの母親ひとりだったそうです。

綺麗に設えられた祭壇をぼうっと見ていると、背後の葬儀場の入口の自動ドアが開いたそうです。
驚いて振り返ると誰もいません。
悪戯?でもこんな時間に?と母が不審に思っていると、その開いたドアから真っ白い小さな蝶がひらひらと入って来たそうです。
しばらくの間、蝶は祭壇の花のあたりを飛び回って、いつの間にかいなくなっていたらしいです。
寝惚けて幻を見た訳ではないと言っていました。
母は義妹を起こして蝶を見てもらおうとしたそうなんですが、「そんなん怖い」と起きて来てくれなかったとの事です。
朝になって葬儀場の人に確認したそうなんですが、蝶くらいでは到底自動ドアは開かないんですよね、やっぱり。

そうするとあれは祖父だったのでしょうか。

祖父は生前は何かにつけて母を頼っていましたから、最後に挨拶に来てくれたのかもねと、今でも時々母と話します。

 

 

身代わり

 

一ヶ月前、事故にあった。
私は原付で直進していたら、10tトラックの左折に巻き込まれた。
原付は大破したけど、私自身は奇跡的に無傷だった。
下手したら、マジ死んでたらしい。

次の日の朝、ペットの愛犬が死んでた。
本当に突然に。事故当日の朝まで元気だったのに。

身代わりになってくれたのかなあ、となんとなく思った。

 

 

世をはかなんで死んだ父

 

私の父は数年前に他界しました。普通の死に方ではありませんでした。
世をはかなんで死にました。丁度その時母は余命数ヶ月と診断されるほど重い病気で父は死に物狂いで看病しました。
母が三途の川を渡ろうとしたとき誰かが足をつかんで離してくれなかったそうです。手を見ると父の手。
「俺を一人にするな!愛してるぞ!逝くな!」って叫んだそうです。
結局母は奇跡的に安定し、退院しました。その直後の父の悲しい死でした。
なぜこんなことになったのか?家族全員悲しくて、苦しくて・・・。
ああいう死に方をした人は成仏できないとか3代目に悪いことが起こるとか言われて、余計に苦しみました。毎日毎日祈りました。
母は自分を責めました。父の死後5日ほど立った時母は父の事を話しわっ!と泣き出しました。
その時デレビが突然ザーと砂の嵐のようになりました。3分くらいずっとなってました。テレビ局のせいでもなかったです。
姪っ子は夜中に突然「じいじがあそこにおるけん、行って来る」と起きたりとなんだか、まだ居るんだなぁって感じでした。

1年近く経った時私の子供がある手術をしました。その時子供いわくじいじがでてきたそうです。
その数日後父の1周忌の明け方とても不思議な夢を見ました。
見たことも無い家に私の母、兄、それから知らない人が2人と私の家族がいました。
そこに父も暗い顔で母の隣に座っていました。母は死んだ父のことを思い出して泣いています。
みんな父が居る事に気付いてない。
私は見えないふりをして他の部屋へ行くとそこに父が後ろ向きで立ってました。
私は抱きついて泣きました。ワンワン泣きました。
父はそれを顔色一つ変えずじっと見てました。そして、「そろそろ還るわ」
と言いました。私は「そんな死に方卑怯よ」と言ってしまいました。
すると父は私を抱き上げて窓辺に行きました。
窓を開け「またな」と静かに言うと私を放り投げました。
落ちる瞬間(ああ。夢から覚める)と思いました。起きた瞬間涙が止まりませんでした。

ああ。やっと還ったんだなと安心しました。今思えば責めてばかりで「ありがとう!」
って言えなかったのが心残りです。
父の最期の「またな」って言葉。また逢えるんだ。
それを信じて今度会うときにはもうちょっと父の自慢になれるような私になっていたいです。
そんなこといっても怠け者の私だからかなり時間がかかるけど。

 

 

亡き父の警告

 

私の父は42歳で 4人の子供と母を残し死にました。
亡くなった時私はまだ 小学1年生でした。
私が6年生位のときだったとおもいます。
ある、冬の夜眠っているといきなり寝室の戸が 「ガンッ!!」っという感じで開き、亡くなったはずの父が立っていて

「火事になる!! 火事になる!!」と言い残し消えてしまいました。

ビックリしたと同時に飛び起きて なんだかわからないけど大変!と思い、まず2階の隣、姉の部屋をあけると 石油ストーブかんかんにつけっぱなしで姉爆睡中。
消して1階弟の部屋へ・・・ 同じく弟もストーブつけっぱなしの熱い部屋の中で爆睡中。

今でもあの時父が起こしてくれなっかたら もしかして火事になってたかもと思うとぞっとします。
やっぱり死んでも見守ってくれているんだな~って感じます。
お父さん。。。ありがとう。

 

 

お迎え

 

私の母も最近ここに乗っているような体験をしたと話していたので書き込ませていただきます。

先日、私の父の姉(私にとっては叔母)が亡くなりました。
若い頃から入院していて、結婚することも出来ずに残念ながら亡くなったのですが、亡くなったときの通夜の時のことです。
身よりもなかったのでわずかな親類だけで密葬をすることになり、某葬儀センターで一夜を過ごしていると不思議な物音が聞こえてきたそうです。
深夜の葬儀センターのロビーから聞こえてきたのは、楽しそうに会話しているような声だったそうです。
若干霊能力があるらしい父いわく。
「たぶん数年前になくなっていた母親(私の婆ちゃん)が叔母さんを迎えに来てくれたみたいだった。」
霊能力が全くない私の母も同じような声を聞いて同じように思ったそうです。

これを聞いて、叔母さんが無事に極楽浄土につけたらいいなと思いました。
ちなみに今、初七日終わって間もない頃です。

 

 

命日

 

去年のこと。結婚して退職した私は
主人の出張中、久しぶりに実家に帰りました。
ある日の朝、目がさめると同時になぜか祖父の顔が頭をよぎりました。
「?」と思って何気にカレンダーを見て「あ、今日はおじいちゃんの10年目の命日だった」
さすがの両親も命日を忘れていたみたいで私が「午前中にでも墓参りに行こうよ」
と言ったところ「良く覚えてたな」
「朝、おじいちゃんの顔が突然浮かんできたの。それでカレンダーを見てあっ、と思った」
と言ったところ父さんは「俺には出てこなかったぞ」と憮然としてた。
そりゃ、両親は本家の近くに住んでいるんだし行き来もあるからしょっちゅう仏壇に手を合わせているじゃない。
こっちは遠方に嫁いだからこういうことでもないと帰って来れないんだもの。
おじいちゃんも私に会いたかったんだろう、と勝手に解釈しました。

 

 

氷を買いに来る青年

 

これはうちのじいちゃん(既に逝去)に聞いた話。

じいちゃんは鉄工所をやっていた腕利きの職人だった。
じいちゃんが若い頃、(多分戦後間もなくだと思う)
仕事の得意先に製氷所があったそうな。
その製氷所のオヤジがじいちゃんに言うには、毎朝氷を買いに来る若者がいたそうだ。
できたばかりの一抱えもありそうな氷の塊を買って、自転車の荷台にゴムチューブでくくりつけよたよたと去っていく若者・・・

ある日、毎日毎日氷を買っていく若者に製氷所のオヤジが
「なんで毎日氷を買いにくるのか?」
と尋ねた。
若者は答えた。
「隣町に引っ越した幼馴染の娘が病気で自宅療養している。
しばしば発熱するからせめて氷で冷やせるようにと毎日届けている」
若者は出勤前に氷を買って届けてから、仕事に行っていたらしい。

クーラーBOXなどない昔のこと、真夏などは届けるころには氷は溶けて小さくなってしまう。
それでも若者は毎日毎日氷を届け続けたそうな・・・

そんなある日、いつもの時間になっても若者が現れない。
製氷所のオヤジは「何かあったのか?事故にでも遭ったんじゃなかろうか?」
と心配していた。

そんなオヤジのところに若者がふらっと訪れたのは昼休みになった頃だった・・・

 

「心配してたんやぞ!」
というオヤジに若者はポツリポツリと語り始めたそうな・・・

「今朝、いつものように家の門を出ると、そこに彼女が立ってた・・・
驚いて色々尋ねかけたが彼女は何も言わずにただじっとこっちを見てるだけだった・・・
そして優しく微笑んで
『今日までありがとう・・・』
と言って彼女は消えた・・・・」

彼は異変を感じて、すぐに娘の家に向かったそうだ。
しかし彼が到着した時にはすでに娘はこの世の人ではなかった。
容体が急変して、その日の朝方亡くなったそうだ。

じいちゃん曰く
「ずっと家から出られなかった娘が、死んでやっと自由になって彼に会いに行ったんだろうな。
悲しい話だよ・・・」

うちのじいちゃんは昔ながらの職人気質で口からでまかせを言うような人じゃなかったから、俺はこの話を真実だと思っている。

 

 

子供の頃の体験

 

俺が子供(三歳ぐらい)の時、朝おきていきなり母親に、「人は死んだらどこにいくの?」と聞いたらしい。
母がびっくりして、
「どうしたの?」と聞くと、
俺「ゆめの中でおばあちゃんに会った。」とのこと。

その日の夜、「おばあちゃんが亡くなった。」という電話があった。
会いにきてくれたんだと思う。

 

 

お盆のお客さん

 

私の母から聞いた話。
私の父は数年前に事故で他界。その父の初盆のとき。

ここから、母の夢の話です。

…玄関のインターフォンが鳴って、父が帰ってきて。
「おい、Y子。人を沢山連れてきたから何か出してやってくれ」と。
母はあまりにも沢山の人が来たからびっくりして、
とにかくお酒とおつまみを出してヘトヘトに。

「Y子、有難う。もう休んでいいぞ」と父が言うので、
ソファーに横になったら、ちょうど横に座っていたお客さんに膝枕してもらう形になって、

「あら、すみません」と慌ててその人を見たら首のない人だったから、びっくりして目がさめた、というもので。

建設業を営んでた父は、よく若い人や現場の人を家に連れてきてお酒や食事を振舞っていた。

その夢の話をしながら母は、
「きっとお盆に帰る家がない人までお父さん連れてきちゃったのねぇ」
と言いつつ、遺影に向かって「ちゃんと事前に連絡しなさい」と笑ってた。

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