時空にまつわる不思議な体験『長いトンネル』など短編全5話

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時空にまつわる不思議な体験『長いトンネル』など短編全5話 不思議な話
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長いトンネル

 

今から20年近くも前の話。
免許とりたての厨房の自分と、友人数人で夜のツーリングへ出かけたはなしです。
長崎の某トンネルを抜け、数台の原チャで走っていたのですが、とある白○トンネルの前で自分の原付が突然不調になったんです。
いきなり、15~20k。
そのときは、先頭を走っていたのに、トンネル前で最後尾。
しかたなく、そのまま走っていたんですが、みんな見えなくなり一人でトンネルにはいりました。
初めてそのトンネルを通ったんですが、むちゃくちゃ長い。
出口が見えない。
そのまま走っていると、バックミラーにテールランプの灯りが映っていました。
対向車は、すれ違っていません。
やばい、と思い、ミラーは見ないようにして、凄く長い時間トンネルを走っていました。
トンネルをようやくの思いで出るとすぐ自販機の明かりが煌々と照っています。
中からはそんなもの見えません、出口は真っ暗だったんです。
はぐれてしまった仲間を追いかけて、捕まえるとかなり長い時間待っていたようで、口々に事故ったのか?と聞いてきたのでトンネルの不思議な出来事をはなしました。
すると、
トンネルは、そんなに長くない。入り口から出口の自販機の明かりが見える。
ということです。
もう一回戻り、(というか、当時はその道しかありませんでしたので)通過すると確かにものすごく短いトンネルでした。
数年後、怖い話、として知り合いの女の子たちへしゃべったんですが、そのうちのひとりの子が泣き出しまして、
『あたしの叔父さんがあそこで事故で亡くなった。ごめんなさい。』
まるで、作ったようですが、こういうこともあるんだなぁ、と。

 

 

消えた虫たち

 

別スレでも書いたけど
小学校6年の時、野外授業に行った先で小さなカナヘビを捕まえて入れ物がないので友人の布製筆入れに入れておいたら何時の間にかいなくなっていた。
その時は逃げたのかな、と思ったが、逃げるほどチャックの隙間は大きくないし、後日再度捕まえてきたカナヘビで試してみることにした。
図工の時間、カナヘビを筆入れに入れておいて、絵を書きながら5分程度、目の前で筆入れを監視し、開けてみるとやはり消えている。
その後、カナヘビだけでなくカエルや虫でも試してみたが、4~5回は同じように生き物が消えることを確認した。
何時の間にか、そんな不思議なことも起こらなくなってしまったが、身の回りで起きた不思議なこととして今でも記憶に残っている。

 

 

消えた矢

 

昔、アーチェリーをやっていた。
近所に室内でやれる店がオープンしたので、入会してチマチマ撃ってた時のこと。
矢を番えて弓を引いた時に声をかけられた。
反射的に顔を向けた瞬間、指が緩んで矢を撃ってしまった。
室内だし、左右と前方に人がいないことは確認済みだったので、話が終わってからゆっくり探そうとした。
しかし見つからず、的を引っぺがして的を固定してた畳をどかし、左右にあった機材をどかしても見つからず。
店長さんにそのことを伝え、探してもらうというお願いをしてから帰宅。
一週間後に来店するも、店長さんも発見できなかったそうな。
不安にかられ(俺の矢だし)徹底的に探すも、やはり見つからない。
あれから5年経つが、まだ見つからないまま。

 

 

なくしたものに執着しないこと!

 

俺の家系は霊感一家。
特にばあちゃんが最凶で、誰もいないのに急にあいさつ→周りが不思議がる→後から調べると事故現場などなど数々の武勇伝?がある。
ひいばあちゃんはイタコをやっていたらしい。

そんな我が家では、「なくしものをしたら必要以上に探さない」が教訓。
モノとか人、それをとてもとても欲しがってたり嫌がってる人が、それを引き寄せたり、遠くに飛ばす事があるからだって言ってた。
神隠しも、なくしものも、そのせいだって教えられた
必要以上にかかわると一緒に飛ばされたりもするって・・・

その教えに従って、彼女を引き寄せようとしている不純な俺は
果たして天国に行けるのでしょうか?(‘・ω・`)

 

 

落ちたはずのナイフが

 

前神隠しを体験した。
自分の机の前で、手紙を開封しようと親のペーパーナイフを借りて立ちながら切っていた。
その時、フとした拍子に手からナイフが滑り落ちて、そのまま落ちたら足の上に直撃かと思った。
その瞬間、「カキーン」っていう確かに床に落ちた音はしたがいくら床を見てもナイフが見当たらない。
おかしいな、と思って机の上を見たら、置いてあった時計の裏っ側にそのペーパーナイフがあった。

凄い気味が悪かったけど、足は怪我しないで済んだし、何かが守ってくれたのかな?と思い、そのナイフは親からパクって保守しております。

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