【心霊・幽霊】自衛隊の怖い話 [駐屯地・隊舎編]全15話|本当にあった怖い話

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【心霊・幽霊】自衛隊の怖い話 [駐屯地・隊舎編]全15話|本当にあった怖い話 不思議な話
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監視モニター

 

数年前、現職時の警衛勤務中の話を聞いてくれ。
時間は深夜の2時半くらい、警衛所で監視モニターとにらめっこしてる時だったんだけど、
正門とは別の小さい南門(夜間は閉じてる)のカメラに妙なものが映りこんでいた。

パッと見、黒い塊。よく見ると横向きに寝たような人間の形をしていて、
まるで丸焦げの焼死体のようだった。それがちょうど門の付近に転がっていて、
警衛司令に「これ、何ですかね」とモニターを見てもらった。

警衛司令の曹長は「なんだコレ?人か?いや違う・・・?」と怪訝な目でしばらく見て、
とりあえず巡察に確認させる事になった。

すでに駐屯地内を回ってる巡察に無線で「南門に不審なものが映ってるから確認してこい」と
連絡して現場に行かせたんだけど、数分後南門に到着した巡察2名の姿がモニターに映っても、
その焼死体?なんかまるで見えてないようで、無線からも「特に何もないですね~、どこら辺ですか?」
という返事が返るばかり。

モニター越しでは明らかにソレが巡察隊員の足下にあるのに、やっぱり現場の2人には見えてない様子。
警衛所内の数人とも「モニターの故障か、レンズの汚れか何かじゃないか?」という話も出ていたが、
不気味なのは巡察隊員の足下とその物体が重なった時、
ちゃんとその物体が「踏まれた」ように重なって映るんだよ。
カメラやレンズの問題だったら決してそんな風には映らないはずなのに。

いよいよ全員気味悪くなって、その場にいる中で一番下っ端だった俺も
現場へ行って直に確認してくることになった。
現場の巡察とも合流して、例の物体のあるところを懐中電灯で照らしたんだけど本当に何も無い。
現場に何も無い以上、こちらとしては対処のしようが無いのでひとまず警衛所へ戻って、
通常の警衛勤務態勢に戻った。もちろん南門モニターは特に注意して監視ってことで。

それからしばらく、30分くらい引き続きモニター監視してたんだけど、
カメラを一瞬別の方向に動かしてまた例の画面に戻したらすっかり消えていた。

結局あれは何だったんだろうと話している内に朝になって、
上番警衛に申し送って下番するぞという時に、例の南門のすぐ隣りにある
民家で火災が起きて一人暮らしだった50代の女の人が焼死したと、地元の新聞に小さく載った。

 

臨時勤務中に

 

これは、何年か前、当時所属していた中隊の先輩から聞いた話。
間もなく昭和の時代も終わろうとする夏。
先輩は、輸送班に臨時勤務中で、休日の広報業務支援のため、土曜の夜に一人で営内で残留していたそうな。
翌日は早朝からの運転業務のため、酒も飲まず早い時間からベッドに入っていた。
しかしそうそう早く眠れるはずも無く、もやもやと時間ばかりが過ぎていった。
ふと気が付くと、部屋の片隅にゆらゆらと揺らぐ空間がある。
何だ?と目を凝らすと次第に揺らぎは消え、跡には女の姿があった。
クリーム色に青と緑の格子柄のパフスリーブのワンピースに、つば広の麦藁帽子をかぶった若い女。
不思議と、先輩は「なぜ女が?」とは思わなかったという。
やがて女は次第に先輩のベッドに近づいていった。
近づくほどに腰をかがめながら。
「最後にはほとんど四つん這いだったな。ほら、貞子みたいに」
それでも、なぜか女の顔だけは霞んだ様にはっきりとは見えない。
やがて、女はベッドの縁に手を掛け、覗き込むように顔を近づけたという。
「その瞬間までは、不思議と恐怖感は無かったんだ。これっぽっちも」
しかし、突然に女の顔がはっきりと見え始めた、様な気がした。
「見ちゃダメだ。そう思ったよ」
先輩は、全力で半身を起こし、左の拳で女の顔のあたりを薙いだそうだ。
ぐしゃり、というなんとも言い様の無い感触を最後に先輩の意識は途切れたという。
翌朝、目を覚ました先輩に残されたのは、尋常でない寝汗で濡れたベッドと、左拳全体の青痣。
「まあな、寝ぼけて暴れてどっか殴ったのかもな。でも、痣の酷さのわりに全然痛くなかったし」
「今思うと、あの女、なんだか悲しそうな、寂しそうな、そんな感じもしたなあ…」
「話、聞いてやっても良かったのかな?」
「殴ったりして、悪かったのかな?」
「でも、そうしてたら、俺、どうなってたろう?」
「なあ…お前なら、どうしてた?」
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滝ヶ原廠舎

 

階段を最後尾で降りていた同期が派手につまづいた。
「大丈夫か?」
と聞いたら、同期は
「後ろから押されたような気がする」
…と。

何ヶ月か前にも、別の中隊の同期がやはり滝ヶ原の階段で転んで大けがをしている。

やっぱりあそこもなにかあるんだろうか…?

 

 

学生館

 

昔の学生館の話だが、海側の部屋はよく出た
目撃者の悲鳴で、夜中にたたき起こされたことがある

包帯ぐるぐる巻きの、日本兵?が、集団で
匍匐前進しているのを、見てしまったらしい

 

北海道陸上自衛隊駐屯地

 

北海道の陸上自衛隊駐屯地で深夜の哨戒勤務をする人が遭遇するのは、謎の行進音で雪がシャンシャンと降る中ザッザッと数十人の行進音が聞こえるそうです。

この怪奇現象は、アッツ玉砕の日本兵が帰還したとの話でコレに遭遇した時に哨戒は目を閉じて捧げ銃をしないと謎の高熱を出し寝込むとの話がありました。

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