自衛隊の駐屯地や隊舎の中には、その歴史と独特の雰囲気から、数々の心霊体験の舞台となっている場所があります。これらの体験は、自衛隊員の精神状態や厳しい環境が生み出す不安と恐怖を象徴しているのかもしれません。
この記事では、自衛隊員が実際に体験したとされる怖い話を15話紹介します。
自衛隊の怖い話 [駐屯地・隊舎編]
軍歌
札幌月寒にあった旧軍の司令部。(去年あたりに取り壊されたらしい)。
取り壊すにもあまりにも頑丈で費用がかかりすぎ60年以上にわたって自衛隊が使用してきた。
そこで勤務中に軍歌が聞こえるとのうわさがあった自分も聞いたことがあるがはっきり軍歌とは判別できなかった。
なにかあの世から聞こえてくるようなはっきりしない、旋律でぞっとしたのを思い出す。
陸自で聞いた話
自分では体験したことがないんで、聞いた話だけ(陸自です)。
・お化けが出ると噂の倉庫に、一晩ビデオカメラを置いて放置していたら旧陸軍の兵隊が写っていた。
・どこかの基地の乾燥室で、首つって死んだ人の霊が今でも乾燥室の中を飛びまわっており、その霊が強力すぎて霊感のない人でもその乾燥室に入れば余裕で視認できる。(元空自の人から聞きました)
・北富士の演習場でUFOを見た(複数の同期から聞きました)
・教育隊の前期で、夜中寝ずに同期同士でこっそり話しをしていたら、居室の出入り口をすり抜けて、なんか丸い光の玉みたいなのが入ってきて消えた。
24時間警衛
駐屯地には24時間警衛ってのがそこに駐屯している部隊に交代で廻ってくるんだ
これはその警衛の話
警衛の仕事は、自衛隊駐屯地内に入ってくる人の身分確認をしたり
一般人に入門許可証をだしたり、時間ごとに駐屯地内を回って異常がないかチェックするんだ
弾薬庫の警備とか、各駐屯地によって違うかもしれないけど
大体こんな感じ
んで、昼間はわりと忙しいけど、課業終了後、夜はとたんに暇になる
もちろん夜も定時ごとに見回って、決められたコースをまわりチェックポイントごとに記入していく
基本一人で
駐屯地は消灯時間ってのが規則であるし、深夜はそれはもうシーンとして不気味なんだ
それでだ、これも聞いた話だから本当かどうか知らない
某駐屯地で警衛中に巡回してた隊員が消えたんだ
その駐屯地では旧帝国陸軍時代からある古い木造建築も巡回コースに入っている
その建物には常に鍵がかかっていて、開かずの間になっている部屋があるんだ
そのドアの施錠確認も、警衛の仕事だったんだ
補足としてチェックポイントには紙とボールペンがあってそこに名前と階級、見回った時間を記入する
で、巡回中の隊員がいつまでたっても戻らないとなると
当然問題になる
戻ってこないんだから他の隊員が捜索する事になる
それで他の隊員が同じ巡回コースをたどっても異常なし
だけど隊員は消えてる
自衛隊もたまに脱走する奴とかいるんだけど
この件はいろいろ不可解で、自衛隊も警察に通報したらしいんだな
警察の鑑識とかも動いてけっこう大事になったらしい
んで消えた隊員の足取りをおっているとわかった事があるんだ
それは、なぜか開かずの間に入った所までの痕跡しかなかったらしい
その開かずの間にはいる足跡と、ドアノブに消えた隊員の指紋が付いてたんだ
でも出てった痕は無い
その開かずの間ってのもよくしらんけど
ただ使わないから鍵閉めてるだけで
実際に開けても、普通の木造の部屋で何もない
でも消えた隊員は開かずの間のドアノブに指紋を残して消えて今も見つかっていない
ここでこの消えた隊員の事件は解決もせず
奇跡体験アンビリーバボーでも特集されたけどなぞのまま
台湾軍の招待所
台湾に出張したときのことだが、台湾軍には、招待所と言う直営のホテルがあり、基隆の金馬賓館で幽霊に遭遇したんだ。
佐官以上の特別室に通されたんだが、入室の際、部屋の空気に一瞬弾かれたように感じたんだ。
…で、夕食から帰ってきたときには、抵抗感はなくなっていて、ベッドに入ると酔いも手伝って直ぐに寝入ったんだ。
所が、いきなり掛け布団が重くなり、部屋が騒がしい。
目を開けると、この部屋の住人らしき家族が取り囲んで、私を非難している様なんだ。
どうやら、幽霊の家族のベッドを奪ったらしい。
意を決して
「無礼もの!私は、○○○○だ、名を名乗れ」と怒鳴ると
一瞬で退散し、今まで暗かった闇も飛んでいったんだ。
怒鳴り声は、ホテル中に聞こえたらしく…翌朝、正直な支配人は、日本語で「でましたかスミマセン」と詫びに訪れた。
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