【心霊・幽霊】自衛隊の怖い話 [訓練・演習編]全7話|本当にあった怖い話

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【心霊・幽霊】自衛隊の怖い話 [訓練・演習編]全7話|本当にあった怖い話 不思議な話
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【自衛隊の怖い話 [訓練・演習編]】

 

「撃てよ」

 

年末の演習で、警備要員に選ばれて塹壕に入ってた時の事。
昼間に想定で防衛出動かかって、64式小銃持って山の中の塹壕に入った。
塹壕にはその時3人いた。俺1士とA士長とB2曹。
仮想敵は基地の外柵より中には侵入して来ないって超ヌルい設定だったんだが
夕方に探り入れて来てから何も無かったから、深夜来るだろうって話だった。
つっても一番端っこの塹壕だったし、俺とA士長でなんとなく前方警戒して、B2曹はPSPやってたw
で、夜中2時頃、案の定仮想敵が重要施設に対して攻撃開始。
遠くでドンパチやってるし、無線からは結構逼迫した状況が伝えられてたんだが
俺は遠くの激しい銃撃戦を見て、スゲーとかヤベーとか思ってたんだが
A士長とB2曹は街の飲み屋の女の話をし始めたw
そんな状況でついうっかりしてて、10時方向30mの外柵越しにいる人間に気付かなかった。
マズイと思って盛り上がってる二人に報告すると、流石に銃構えて警告を始めた。
自衛隊について詳しい人ならわかると思うが、「誰可!」と3回聞いて応答無ければ射撃する。
勿論応答無かったので、B2曹がトリガーハッピーを始めた。空包だから撃ちまくれとかなんとか言ってた。

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