スポンサーリンク

【信じようと、信じまいと】『安全な所』など全50話【14】ロア – 噂話集 – 嘘のような本当の話

スポンサーリンク
【信じようと、信じまいと】『安全な所』など全50話【14】ロア - 噂話集 - 嘘のような本当の話 信じようと信じまいと
カテゴリー

 

スポンサーリンク

信じようと、信じまいと【14】全50話  ロア – 噂話

 

ベトナム戦争のさなか、何度もの絶体絶命のピンチを潜り抜けてきた老人が、
やっと安全な所まで逃れ、やれやれひと休みと木陰で横になった。
すると上からヤシの実が落ちてきて、頭部を直撃。死亡してしまった。

 

□ □ □

 

1967年11月。ロサンゼルスにいた橋本貫光さんは、毎朝6時にダウンタウンをジョギングしていた。
すると3日連続、ジョギング中にドル紙幣を拾った。1日目に20ドル紙幣、2日目に10ドル紙幣、3日目に20ドル紙幣。
お金を落とすどころか隠し持っていても取られてしまうような街ロスで。しかも彼は3日目の午後、ふと道に
落としてしまった自分の紙幣を取ろうとして、メガネを落として壊す。その修理費用は、拾った金額と同じ50ドルだった。

 

□ □ □

 

イギリスのケント州アイトーン市に住むモヤットという女性画家がいた。彼女はある日の夢に出てきた
老人の事が気になり、絵に描いてみた。その二週間後、肖像画を依頼したいという女性二人が彼女の
アトリエを訪れ、驚いた。彼女たちが肖像画にしたいと思っていた、ヒュージズ牧師の肖像画がそこにあったからだ。
25年前にアイトーン市で死んだ牧師の事を、2年前に引っ越してきたモヤットは知らなかった。

 

□ □ □

 

イギリスのノースウェールズ州ミニドィーサの地に、ジェームス・ボンドという名前の高校生がいた。
名前だけでも楽しい彼だが、1990年7月、奨学金をもらう為の試験を受験した。
このときにもらった受験番号は、「007」。
ただコンピューターがはじき出した数字であって、係りの人間がシャレを出したわけではない。

 

□ □ □

 

イギリスのノースヨークシャー州リーズに住む2歳にもならない女の子、シャーロット・ミドルトンミリオン。
生まれついての抜群のリズム感の持ち主である彼女は、まだ十八ヶ月の時にラジオから流れてきた
ピアノの曲に反応して、見た事も無いはずのピアノを弾くマネをして「私、弾いてるの」と言った。
また母親の実家に行った時、全く知らないはずの暖炉の灰をスコップで取り除くマネをしたり、
彼女が知るはずもない民族舞踊の踊りのマネを見事にやってのけたという。

 

□ □ □

 

1996年、岩手県のK君はテレビで見た超能力に感動し
台所からスプーンをひとつ持ち出した。
K君はそれを両手で持ち「曲がれ」と念じると、スプーンは
居間のガラス窓を突き破り、そのまま空の彼方へ消えた。

 

□ □ □

 

大阪府吹田市に住む会社事務員の伊藤理恵さん(仮)。
彼女は15年ほど前からずっと同じ消しゴムを使い続けている。
何の変哲もないそれは、1/3程度のあたりから一向に減っておらず、古びる様子もない。
そして、ちょうど必要な時に机の上に転がっているのだとか。便利でいいわ、と彼女は言う。

 

□ □ □

 

風邪の季節でもないのにマスク姿をチラホラ目にする、
しかも女性が目立つ、といった経験はおありだろうか。
某女性週刊誌で紹介され、密かに流行りつつある…
「お歯黒ダイエット」を知らないなら、あなたは幸せという他無い。

 

□ □ □

 

1992年 某大学理学研究所にて実験が行われた。
紫外線よりさらに極端に外の波長の光で世界を見る実験だった。
しかし、実験に参加した学生全員が発狂してしまった。
彼らは世界の何を見たのだろうか。

 

□ □ □

 

ある男が引越しをした。ネットの接続を終えて、
引っ越す前から見ていたサイトを開こうとした。
しかし、小さな個人サイトどれも表示はされなかった、
すべてのサイトはやめそうな気配もはまったくなかった。
彼はネット喫茶からそのサイトを見ている。

 

□ □ □

 

1949年、イギリスでデイジー・スミスという男が息を引き取った。
スミスは最後に「世界は、同じ所に在るんだ」と言い残し、安らかに眠った。
生前より体が弱く、幼い頃に幾度かの臨死体験を経験したスミスは、
その時に見た“死後の世界”の実在を証明する為の研究を続けていたという。

 

□ □ □

 

東京タワーに使われている鉄材は、朝鮮戦争の際の米軍の戦車を
鋳潰したものが使われていることはよく知られているが、
今でも鉄骨に耳を当てると、エンジンの音、爆弾の破裂する音、
若い兵士が叫ぶ声が聞こえることは、あまり知られていない。

 

□ □ □

 

かの有名なエジソンの発明の一つに映写機がある。
しかし、他にも映写機の開発をしていた発明家がいる。
彼は完成した映写機の特許を申請しに行く途中で行方不明になっている。
それは、エジソンが特許を申請しに行く前日の出来事であった。
そしてエジソンが申請した映写機は彼の物と全く同じ物だったと言われている。

 

□ □ □

 

1908年6月30日、ロシアのツングースカにおいて原因不明の爆発事件があった
状況から隕石説が有力であるが、その割には隕石孔が無いことから
「隕石が何らかの理由で空中で爆発飛散した」 と結論付けられている
同じ時期、科学者ニコラ=テスラは天候操作の目的で、北極に向けてレーザーを発射している
「テスラの光線が隕石を直撃、被害がこの程度に抑えられた」 と考える学者が少なくない

 

□ □ □

 

イギリスのサセックス州にある博物館には、「天井から吊されたイス」が
展示されている。
なぜなら、そのイスに座った者は「近いうちにかならず死ぬ」と言い伝えられているからである。
「試しに座ってみよう」などという不心得者が出ないよう、博物館側は手が届かない
天井から吊すことで、危険を未然に防いでいるという。
数年前、バイト先の知人が交通事故にあった。ちょうどその時間、私はバイト中だった。
その彼から、バイト先に電話が掛かってきた。
「事故して病院におる。もうバイト出れへんわ。勧めてくれたゲーム、できんでゴメンな?」
ちなみに友人は即死だったそうだ。
近いうちに死ぬ人が見に行くと、座ることを促すかのように
天井から椅子が降りてくるという。
降りてきたイスに座ると、今度はイスが上がっていく。
イスは天井を通り抜けて天上に向かうらしい。
しかし、座った者が悪人でもそうなるのかどうかは、まだよくわかっていない。
過去に一度だけ、老人がイスを見にくると、イスが降りてきたので座った。
そしてすぐに、イスはものすごい速度で登りはじめて、老人の頭は天上に直撃した。
即死だったらしい。
だが、その老人の死因は頭を天井にぶつけた事ではなく、只の老衰だった。
そう、老人は正に死の瞬間に「天」に昇っていった。

 

□ □ □

 

ねむっているときに見る夢の内容を覚えているだろうか?
ためしにペンを手に取り憶えている限りの夢を書き出してみて欲しい。
ぎょっとするような事実に気が付くはずだ。

 

□ □ □

 

ある男が政治演説会で演説を聞いていたのだが、演者が常に自分を見つめているので
無視することも野次る事もできない。
演説終了後に友人にそのことを話すと、友人も、さらに会場にいたほとんどの人が同じように感じていたという。
1930年代ドイツでの話。

 

□ □ □

 

涙の味、つまり涙の成分は、その泣き方によって違うのだという。
悲しい時の涙、嬉しい時の涙、あくびなど平常時の涙…味は全て違う。
ある女が、愛した人を狂気の果てに殺し、狂い笑いながら流した涙は、
無味だったという。人間が無垢なる生物に近付いた瞬間だろうか。

 

□ □ □

 

ハリソン、リンカーン、ガーフィールド、マッキンレー、ハーディング、F・ルーズベルト、ケネディー。この人達には共通点がある。
彼らはいずれも1841年以降、20年おきにアメリカ合衆国大統領として選出され、いずれも在任中に死亡しているのだ。
1981年に選出された大統領、ロナルド・レーガンも暗殺未遂事件に遭遇している。
2001年に選出されたのはジョージ・W・ブッシュ。彼は未だ存命中である。

 

□ □ □

 

マギーには生まれつき精神薄弱の兆候があり、彼女にしか見えないヘレンという妹がいた。
近くの市に住んでいたヘレンも精神に障害があり、マギーという架空の姉妹がいた。互いの娘の噂を聞いた二人の両親は、マギーとヘレンを引き合わせることにした。
二人は、顔を合わせた途端に悲鳴を上げ、激しく互いに掴みかかった。両親らが二人を引き離した時、一人は既に息絶えていた。
残った娘を見たどちらの両親も、これは自分の子ではないと言い張り、結局その人物は精神療養施設へ送られ、やがて衰弱死した。

 

□ □ □

 

ベンパーは車でいろいろなところを旅行するのが好きだった。
夜8時を過ぎたころ、今日はどこに泊まろうかと地図で確認すると近くに小さな村があることがわかった。
村の人々は皆親切で、食事から寝床まですべてを用意してくれた。
ペンバーは不思議な夢を見た。宙に浮かぶ自分、恨めしそうな顔をして手を招いている村人。
手を招くほうにペンバーは跳んでいくが、急に頬をたたかれたよう気がして目が覚めた。
目を開けるとそこには2名の警官。「こんなところで寝るなんてあなたはたいした度胸ですね」と一人の警官が言った。
よく見ると周りは森の中。「森の向こうに住んでいる婦人が、道も無い森に自動車で入っていくあなたを見て、心配なさって通報したんですよ。」と警官。
村のことを話すと、確かに5年ほど前は確かに村があったという。しかしある熱病に犯され、村人が全滅してしまったと。
ペンバーが夢の話をしてみたところ、「久しぶりの客人を向こうの世界でも歓迎したいと思ったんでしょうかね」と言った瞬間、後部席には息絶えたペンバーの姿が。
死因を確認するために解剖手術をしてみたところ、食べたばかりである大量の料理が腹に詰まっていた。
葬式の際にも、彼の腹はパンパンに膨れていたという。

 

□ □ □

 

ある男が姓名判断をしに有名な占い師のところへ行った。
占い師は男の名前を見ると、一言「あなたは『酒』で死ぬ」と云った。
迷信深かった男は、好きだった酒を飲まないようにし、
また居酒屋や酒屋にも近寄らないように注意した。
ある日、男は落ちてきた看板で頭を強く打ち死んだ。
ビールの宣伝の看板であった。

 

□ □ □

 

ある両親が子供の姓名判断をしに有名な占い師のところへ行った。
占い師は子供の名前を見ると、一言「この子は『水』で死ぬ」と云った。
迷信深かった二人は、その子を川や海で遊ばせないようにし、
学校のプールの日も必ず見学させた。
ある日、子供は家のタオルに首を巻きつけて自殺した。
そのタオルには子供の字で一面に『水』と書かれてあった。

 

□ □ □

 

定年退職した祖父の日課は飼っている文鳥の世話をすることだった。
趣味がないので、取り敢えず始めてみたことであったが、
これが意外に面白く、祖父は文鳥の世話をすることが生きがいになった。
始めエサを与えてみるのだが、どうしても文鳥はエサを食べようとしなかった。
色々と試したものの、どうしても文鳥は食べようとしない。
困った祖父は、A店というペットショップの店主に相談してみた。
すると店主は『特製ペットフード』というエサを店の奥から持ってきた。
早速文鳥に与えてみると、打って変ってエサを食べるようになった。
それ以来、祖父はA店を贔屓にしていた。
ある日、A店の店主が逮捕された。
冷蔵庫から彼の妻と子供の死体の一部が発見されたためだった。
祖父はふと「A店の特製ペットフードには、その死体の肉が使われていたのでは」と思ったそうだ。
祖父は他の店からエサを買ってくるのだが、
ついに文鳥は食べずに、餓死してしまった。
文鳥がいなくなると祖父は憔悴してしまったようで、急に老け込んでしまった。
そして間もなく亡くなった。

 

□ □ □

 

1858年、パリのエッフェル塔のてっぺんから、酔った男が飛び降りた。
群衆の見つめる中その男は転落し、即死した。そんなことも忘れ去られた1983年の
ある日。エッフェル塔の近くにある教会の十字架に人が刺さって死んでいるのが
見つかった。死後数時間と見られるその死体は、紛れも無く当時の飛び降り男と
同一であった。2つの同一人物の遺体は、今も別々の場所に埋葬されている。
テキサス州に住むポール・ラウス君は、奇妙な男を目撃する。真夏だというのに
タキシードを着込み、カクカクとした変な歩き方で大通りを歩いている。
彼は早速友人宅に行くと、事の顛末を話して聞かせた。「ちょうどこんな感じでさぁ…」
ポール君がその歩き方を真似て見せた瞬間、物陰から数人のタキシードを着た男達が
すごい勢いで飛び出し、ポール君を掴むとそのままどこかへと連れ去ってしまった。
チベットの奥地に伝わる呪いの儀式に、泥人形に金粉を振り掛ける、というものがある。
これは、呪いたい相手が今どこで何をしているか分からない場合に特に効果的で、
かけられた相手は人形に金粉がくっつくが如く次々と金儲けをして、やがて有名人になる。
そこで相手の顔を確認し、本人と分かれば人形をひねり潰して殺してしまうそうだ。
…あなたは最近、身に覚えの無い大金を手にしたりしていないだろうか?

 

□ □ □

 

まれに自分の前世を覚えている人間がいる。これを解明したある学者がこういった。
「赤ちゃんは生まれたときまだ前世の記憶があるんです
しかし赤ちゃんであるが故に泣くことしか出来ず最後には全て忘れてしまうのです
覚えてる人は運がいいですよね」

 

□ □ □

 

ロシア、アルタイ地方のとある小さな町に伝わる伝説がある。
「この地が深い深い雪と寒さに襲われる時、異形の獣が現れる。その獣、
人肉を求め町を彷徨う。決してその獣に見られてはいけないし、見てもいけない。」
この地方に厳しい冬が来ると、それと共に見たこともない獣と少数だが
行方不明者が出るということを知る人は少ない。

 

□ □ □

 

フランスに住むある貴族が、一人の有名な画家に、自らの肖像画を書いてくれるよう頼んだ。
そうして出来上がった絵画は実に見事で、貴族の住む屋敷の廊下に飾られることとなった。
だが数日後、その貴族と画家は何の前触れも無く死んでしまう。
その後、使用人が貴族の持ち物を片付けたのだが、その中にあの肖像画は見当たらなかったという。

 

□ □ □

 

中国河南省のある町で、小さな古墳が発見された。
取りたてて騒ぐほどでもないが貴重な遺物が発掘されるなか、一個だけ奇妙な土器が発見された。
それは、壷型ながら口に当たる部分が閉じており、密閉されていた。中に液体が入っているようだ。
調査のために穴をあけてみると、中から大量の水と生きた金魚がでてきた。

 

□ □ □

 

アメリカ、ノースカロライナ州にて。
ある男が新品で購入したしたばかりの車の調子が急に悪くなったため
道路わきに停車して整備しようとボンネットを開けたところ
中にはエンジンはおろか何も入ってなかった。

 

□ □ □

 

ある男が旅先で、針が12時を指すころに持ち主が死ぬ寿命時計というものを買った。
針はそのとき5時12分を指しており、12時を指すにはあと50年ほどあった。
しかし数年後に、男は交通事故で亡くなってしまう。
部屋には5時30分を指した文字盤の無い時計が置いてあった。

 

□ □ □

 

1592年4月、ドイツ北部に住む老婆が、納屋にしまわれたいつ塩漬けにしたのかもわからない
豚肉を料理して食べた所、強い下痢と発熱をおこして死にかけた。
幸い一命は取りとめたが、それ以来老婆は一切の食事を取らなくても飢えなくなった。
その老婆が死んだのは1593年10月のこと。魔女と通報され火あぶりにされたのである。

 

□ □ □

 

人類の4%は色盲であり、96%は色覚健常者と言われているが、これは誤りである。
実際には0.7%の人間が、赤でも青でも黄でもない第4の”色”を見ることができる。
多くの人間は、街がその”色”で書かれた自分たちをあざ笑う落書きで溢れていることを知らない。
そして4行ロアの5行目以降が、その”色”で書かれていることも。

 

□ □ □

 

肥りすぎ、浴槽にはまり助けを求め、それに懲りて住んでいる借家の風呂場を改築した奴、
就任記念の挨拶で寒いのに長いスピーチをやり、ほとんど仕事をしないまま肺炎で死んだ奴、
ねっころがって駄菓子を食い、喉に詰まらせて死にかけた奴など、
アメリカ大統領にはユニークな人物が多い。

 

□ □ □

 

スコットランドに住む5歳になるマニー君は、糸が切れて飛んでいく風船を指差し、
「風船が空へ落ちていく」と言った。そばにいた父親は、あれは飛んでいくと言うんだと
説明したが、マニー君は頑として聞き入れない。ほとほと困りはてた父親がその理由を尋ねると、
彼はこう答えた。この前、悲鳴を上げながら空へ落ちていく人を見たと。

 

□ □ □

 

ロンドンに同性愛者のカップルが住んでいた。
ある時、二人はとある小国に旅行をしたが、帰って来た時には男の赤ちゃんを連れていた。
しかし、後に調べてみるとその男の子は確かに二人の同性愛者の遺伝子を受け継いでいた。
その上、その子は年齢以上の能力を持った天才児だった。
この子は一体誰の子で、どこから来て、何者だったのであろうか。

 

□ □ □

 

世界がもし100人の村だったら、8人は与えられたばかりの生をまだ理解できない者、
42人は生を理解していないが充実した生を送っている者、
45人は生を理解せず怠惰な生を送っている者、5人は生とは死とは何かを悟りきった者、
4人は自分の死を未だ理解していていない者だ。

 

□ □ □

 

アステカ文明には神の生贄となることを名誉と考える国民が多数存在した。
そのため、時には1年に国民の1パーセントもの人間が豊作や安寧の生贄として捧げられた。
そのおかげで、貧民たちでさえ飢えたことがなかったという。
もっとも、穀物が不作の年は少なくなかったが…。

 

□ □ □

 

デパートの衣料品売り場に勤務していたメアリーは、すらりとした男性が、売り場にあった
女性のマネキンを抱えて試着室に入っていくのを見た。メアリーは注意しようとしたが、
不審な男が怖いため、中から出てくるのを待つことにした。
試着室のカーテンが開くと、中から出てきたのは男性のマネキンを抱えたすらりとした女性だった。

 

□ □ □

 

その日は不思議な日だった。
男の周りでも不思議なことがたくさん起こった。
男は寝る前にカレンダーを見て驚き、そして妙に納得してしまった。
その日は2月30日だった。

 

□ □ □

 

1992年のニューヨークのこと。
一人の陰湿な男が野良猫を見て、「猫がどのくらいの高さから落ちても生き延びられるか」について
実験しようと思い立ち、実行した。ビルの20階から縛り上げた猫を投げ落としたのだ。だが、実験は失敗した。
落下する前にビルの近くに住んでいたハヤブサが空中の猫を捕らえ、連れ去ったのである。

 

□ □ □

 

宋代の中国。福建のとある山は仙術の修行者たちの聖地だった。
と言うのも、この山では稀に神仙が現れ見込みのある修行者を弟子に取る との伝説があったのだ。
弟子になった修行者は一夜にして、痕跡を残すことなく消えてしまうのだ。
だが、この伝説の真相は下らぬものだった。
神仙とやらを見てみたい と山に入った好奇心の強い武人が、雨宿りに入った洞窟で虎と出くわし、死闘の末に仕留めた。
その洞窟から、神仙の弟子になった筈の修行者たちの衣服や遺品が山のように出てきたのである。
神隠しではなく、虎にさらわれただけだったのだ。
ただ一つ不可解なことがある。
鍋釜を始め、洞窟にあった膨大な量の修行者たちの身の回りの品は 誰がどうやって運んだのだろうか。

 

□ □ □

 

増える階段。どこの学校でもよくある話ではある。
階段を登る時に数えると、日ごとに段数が多くなっていく・・・というものだ。
しかし、いくら登っても登り切れない階段があるという。
登るごとに自分の登り行くさきから階段が増えていくとか・・・。

 

□ □ □

 

ごく普通の出産とは別に、処女が子を産む奇妙な昆虫がいる。
もそもそと動いていた幼虫が不意に動きを止め、しばらくすると皮を破って虫が出てくる。
彼女の子供である。彼女は幼虫の段階で子を宿し、その子は彼女の内臓を食べて成長するのだ。
母体から出て動き回っていた子供は、やがて動きをとめ、しばらくすると皮を破ってまた虫がでてくる。

 

□ □ □

 

太平洋戦争の終結後、敗戦国である日本の戦艦・長門はアメリカの原爆実験に使用された。
核の嵐を間近で受けた長門は、それでも沈没せず洋上に健在であった。
しかしその4日後、急遽、アメリカ海軍は長門を魚雷攻撃で沈めてしまう。
誰もいないはずの長門の艦内から、SOS信号が発せられたためだという。

 

□ □ □

 

中国に住む六つ子の張さんは、幼いころ万華鏡を覗いていて、
突然、万華鏡の中に吸い込まれたことがあるという。
彼の母親が万華鏡を何度も振ることで、ようやく万華鏡の中から出られた。
その件以来、彼らは六つ子ということになったそうだ。

 

□ □ □

 

1877年アメリカ西部開拓地域でのこと。白人騎兵隊と交戦中の先住民のある部族が劣勢となり、
退却中、その中からたった一人の小柄な少年が飛び出し、騎兵隊に向け駆け出した。
最初隊員たちはわけもわからず銃弾を撃ちこんでいたが、少年は十数発当たっても倒れず、突っ込んでくる。
隊に突入した少年は道を作るがごとく殺戮を重ね、指揮官も殺害、騎兵隊は撤退を余儀なくされたという。

 

□ □ □

 

1944年10月25日にシブヤン海で撃沈された戦艦武蔵。
記録を基にした調査で残骸を発見できていない一方、
その近海で米海軍の潜水艦が海中を移動する巨大な
何者かと遭遇している。

 

□ □ □

 

カナダ東部にある小さな島。そこには18世紀に謎の男が人夫を連れて掘ったという伝説の深い穴がある。
穴の底には雨水がたまったとおぼしき濁った水があり、近寄る人もいない。
ある男が調査に訪れて、ひもに石を括りつけて深さを測ろうとしたら、なぜか途中で切れてしまった。
どうしたものかと水面を見つめると、何か青黒くて細長いいやなものが上がって来たので、急いで逃げ出したという。

 

□ □ □

 

1980年代の日本、ある一本のゲームが発売された。
そのゲームは異常な人気を博し、続編が発売されるとそのソフトを巡り、強盗事件が発生するほどであったと言う。
現代でもそのゲームの続編は発売され続けているが、そのような事件が起こることは無い。
かつて彼らを熱狂されたものは、一体、何だったのだろうか?

カテゴリー
スポンサーリンク
 
スポンサーリンク
 
スポンサーリンク
信じようと信じまいと
coredake!ミステリー

コメント

タイトルとURLをコピーしました