【時空の歪み】『トトロ』『困る部屋』など短編10話【21】 – 異次元に行った不思議な体験

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【時空の歪み】『トトロ』『困る部屋』など短編10話【21】 - 異次元に行った不思議な体験 不思議な話
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時空にまつわる不思議な体験 短編10話

 

トトロ

 

うちの近所に大きな楠の御神木のある神社がある。
とても小さい神社で(10m四方ほど。つねに枝葉で神社全体が日影になってる)でもくすのきさんって地元の人たちは親しみを持ってる。そこで小学1~2年のころ遊んでた。
ふと気付いたら楠木に拳くらいの穴があった。
うあーって覗いたら広い空間が見えた。キョロキョロしてると『白くて綿アメみたいなふわふわに目がある生物』が覗いてきた。
トトロだーって思って手を入れようとしたら穴がなくなってた。

 

困る部屋

 

俺の部屋はおかしい。と言うか困る。

中学生の頃、友人に貸したコミック(名門第三野球部だ)を返してもらうために家に持っ
てきてもらった。友人は「はい」と言ってそのコミックをドアの近くにあったテレビ
の上に置いた。
が、友人が動いた時、彼の腕がコミックの端にぶつかってしまい、コミックは床に落
ちた。
「あ、悪い」という友人の声を聞きながら、俺はコミックを拾い上げた。
が、カバーがない。「あー、落ちた拍子にはずれちゃったのか」と思って見回してみ
たが、ない。テレビの上にあった時点でカバーがついていたのは確認している。
テレビの下も見てみたけど、ない。
このスレでは、その後ありえない場所から現れたというのがパターンみたいだけど、
部屋を模様がえした時にも結局出てこなかった。どこにもない。カバーなんてそんな
に見えなくなるほど小さな物でもないのに、どこへ行ったというのか。
あと、友人に借りたゲーム(PSの鉄拳2だ)をいつもしまう場所へ間違いなく置い
た夜の翌朝、そのゲームはなくなっていた。仮に俺が寝てる間に泥棒が入ったんだと
しても、鉄拳2だけ持っていくなんてことありうるだろうか?
他にも、外出してる間に机の上に置いてたCDがベッドの脇でケースにひびの入った
状態で落ちてたこともあった。家族は仕事でみんな留守中だった。窓とか、戸締りは
ちゃんとしてた。侵入された形跡なんかもちろんない。

そんなわけで、俺の部屋はなんだか困る。

 

よく出るドッペル

 

5年前、友達の友達(女のこ)に「なんかO君(俺)商店街歩いてなかった?」と言われた。
俺は「そりゃ、たまには歩くけど大体チャリだし・・服は?」
女の子「なんかくらい色の服で、メガネかけてた。ちょっと怖かった」
当時俺は目が良くてめがねなんてかけてなかった。その年、数人が何故か俺を見てる。
3年前、HPの常連さんが「この間T市来てました?見かけちゃったんですけど声かけるタイミング逃して・・」
「いや、俺何年もT市行ってないんですけど・・。」
1年前、球場でバイトしてた友達が、「お前野球見に来てたんか?居んなら声かけろやぁ」と言ってきた。
球場で俺を見たらしい。中学校以来野球なんて見に行ったことない。
「そういや日焼けしてたな。違う人か。でも顔一緒だったし・・。」
そんなこんなで7人くらい俺を見た人が居る。
長い友人いわく俺の顔は「顔のパーツはどれも変わってないし、普通なんだけど、誰にも似てない。」
ていう顔してるらしい。「目が人間っぽくない」といわれたことはあるけど・・。
なんかどんどん身近な人に迫ってきているようで、本気で気持ち悪い。

 

時間が止まること2回

 

一度目は原宿で明治通りを一人で渋谷に向かって歩いているときに
ぼーっと歩いていると突然車とかの周りの音が聞こえなくなった
あれ?っと思って周りを見てみると車や人の動きが止まってた
うぉっ時間止まってる!って気付いた瞬間に全てが動きだした
二度目は上野で
その時も周りの景色が全て止まったけど一度目に比べると短かった
だーれも信じちゃくれない

 

リアル千と千尋

 

私が小学5年生だった頃、都会から少しはなれた郊外へ引っ越すことになりました。
あれは父親の運転する車で母と私の3人で新しい家に向かっていた途中の出来事です。
なんか見覚えのない道があって、そっちの方が早くいけそうだということでそっちを通っていくことになりました。
そしたら何と行き止まり!
で前を見上げるとそこには石で出来た朱色に塗られた巨大な門があった。
少しトンネルのようになっていて、中に入れるようになっていた。
私たちはおかしいなと思いつつその中に入っていった。ていうか父が入ってみようと言い出した。
私は正直怖かったから嫌だったけど一人で残っているのも怖いので3人で中へ入っていきました・・
最初は真っ暗で何も見えなかったけど少し行くと少し広いロビーみたいなところがあって、なんかのちょっとしたテーマパークの残骸だということが分かった。
そのロビーの奥には出口がある。不思議な感覚にとらわれながら外に出てみると、そこはただっ広い少し草の生えた土地が広がっていた。
こんな広い場所なのに何もないのが不思議だった。
こうやって見とれていて、ふと振り返ると父と母がいない。
とても怖かったのを覚えてるけど、何を思ったのか私は来た方向へ戻らずに、その土地にどんどん踏み込んでいった。

すると、石で出来た小さな階段が現れ、近くに不気味な石造が置いてある所に来てしまった。
すると今まで全く聞こえなっかたのに、急ににぎやかな太鼓や笛の音が聞こえてきて、その音を頼りに進んでいくと、
現実的ではない感じの町があって、祭りがやっていた。町はにぎやかな笛の音が聞こえ、屋台もたくさんあったけどなぜか人が一人もいない。

不安もあったが、親を探さなくてはならなかったし、それなりに楽しい雰囲気だったのでしばらくその町を探索してみることにした。
しかしどこへ行っても親は見つからず、楽しいと思っていた町の雰囲気も何か不穏な感じになって、急に暗くなった。
急に怖くなった私は、思いっきり走ってその街を駆け抜けて、さっきの階段の所まで来た。
そこにはさっき気づかなかったが1つではなく無数の石造があることに気がついた。いやさっきまでは絶対1つしかなかったと確信していた。
その石造は、狛犬くらいの大きさで、不気味な目でこちらを見ている気がした。
そこで私はまた走りだして元きた門のところまでたどり着いた。
すると、なぜか両親が立っていた。まったく理解できなかったけど、父と母に会えて安心したのがなによりで、何故かさっき見てきた不思議な町のことや、両親が急にいなくなったことには触れなかった。
とにかく私は安心した。
そしてやっと帰ることが出来ると思って、3人で再び門をくぐって外に出た。
やってこれで安心できると思った。でも、乗ってきた車を見たら、妙に汚れてきて、車の中にも落ち葉や木のくずが入っていたり、蜘蛛の巣がはっていたりした。
ほんの2、3時間のことだったから自然にこうなったとは思えなかったし、いたずらにしても、こんな山道の中なので、おかしいと、子供心にそう思った。
エンジンは何とかかかったから、中のゴミを払い出して新しい家に着くことが出来たけど、あとで父と母にそのことについて聞いても
ほんのすこし入って見ていただけだったというし、私も一緒にいたという。
私が体験したことを言っても、全く信じてもらえなかった。
今もその時引越した家に住んでいるけど、あれ以来両親とその話は一切していない。
あれはいったい何だったんだろう?
本当に不思議な出来事でした。
このスレを見て昔のことを思い出したけど、よく考えたらあれ以来、あの道があった付近を何度も通っているけどあの時の道はもう無い気がする。

二階建ての銭湯

 

私もあります。不思議な体験。
小学生の頃、友人とよく一緒に銭湯に通ってたんですが
その日は噂でしか聞いた事のない二階建ての銭湯に行く事にしました。
ある道をまっすぐ行けば着くという噂を信じ、途中で何度か人に聞きながら
自転車で走ったんですが、皆そんな銭湯は知らないと言いました。
それでも諦めずその道をまっすぐ走っていたら、偶然知ってるという人に出会い
連れて行って貰えました。
その日は二階建ての銭湯で遊んだ後、無事に家に帰りました。

その後もう一度行きたくて同じ道をまっすぐ行ったのですが、
5分くらい走っただけで行き止まりになってしまい二度と行けませんでした。

先日友人にその時の話しをしたら、やはり銭湯の事を覚えてました。

 

子供専用の近道

 

家の近所の道に商店街への近道があって、
その道を子供の頃によく利用していました。
夕暮れ時特有の不思議な雰囲気に包まれた道で
子供心に「あの距離がこんな短いなんて不思議だなぁ…」とは
思っていたんですが、それでもいつも使っていました。
ある日、母と一緒に商店街へ行く事があり、その近道を通ろうとした所
いつもなら10メートル位で大通りへ出るのに、何故か大通りまでの距離が
50メートル以上あるんです。
近道だと思っていた道が、普通に行くよりも逆に遠い位でした。

あの日以来、その近道は二度と近道では無くなってしまいました。
今でもすごく不思議です。

 

ふと目が覚めて

 

幼稚園の頃、不思議な体験をしたことがあります。
その日は夜の9時過ぎに寝ました。ふと目が覚めて、布団の近くにあった時計を見たら8時過ぎ。
「起きなきゃ」と思いながらも、また眠ってしまいました。
次に気が付いたら朝で、時間は8時より前でした。
さっき起きたときは8時過ぎだったのにおかしいなと思いましたが、その後普通に幼稚園に行きました。
不思議だったのは、8時頃目が覚めたとき、私が寝ていた部屋のふすまが開いていて隣の部屋の明かりが差し込んでいたのに、父と母の声も、この時間にはいつもついているテレビの音も聞こえなかったこと。
人の気配もなかったし、物音ひとつしていませんでした。
そして、朝にしては妙に暗かったこと。(夜だったのかもしれません。どっちにしてもおかしいのですが)
友達や両親にこのことを話しましたが誰も信じてくれませんでした。
意識ははっきりしていたので夢ではなかったと思いますが、正直自分でもあまり信じられませんでした。
夢じゃなかったのかな…。

 

繰り返し

 

小学生ん時のある日曜日の夜にベッドに座りながら元気が出るTVを見てた。
んで、普通に見てて瞬きしたら朝になってた。
「朝?オレ座ったまま寝たの?なんかすげぇ!」なんて思いつつ
登校した。したら一日中眠くてたまらなかった。
なんとか耐えて帰宅して、すぐに寝た。目が覚めると、ベッドに座って
元テレ見てた。眠気は無くなってて、眠れずに次の日普通に登校。
んで、仲の良い奴に「今日も寝不足?」って言われて、なぜか急に
怖くなり大泣きした。
今もそいつとは仲が良くてたまに、あの二日間の話をする。
そいつ曰く「間違いなく同じ日を二日過ごした。オレ達以外気付いてないだけだ。」ってさ。
再放送でも、ビデオでもない元テレを二日連続で見た人居ない?

友達は普通に過ごしてて、っつぅか、学校から帰る→夜寝る→起きて学校行く→昨日と同じ光景→小さい黒板の時間割りが昨日と同じ。それで気付いたって言ってた。
で、オレだけ昨日と違う行動してたから子供なりに頭絞って「今日 も 寝不足?」
って聞いてみたんだとさ。
二人とも同じ日を繰り返したはず。月曜のみね。
日付の確認は出来ない。そこまで覚えてないから。
あ、元テレの内容一部だけ覚えてるから調べればなんとかなるのか?
その内容は、勝村が猪に追い掛けられて、焦って木に上ったら落ちて苦痛に顔を歪めてた。
オレそれで爆笑。

二度目は数年がたち、小学4年位の時。
この日、自分は間違えて、何故か一日先の授業の用意をしてしまった。
当時の忘れ物の罰として、漢字の書き取りがあったのだが、新しい漢字ノートを
いきなり罰で使用することになり正直凹んだ。
結局、1限目と2限目は次の日もあったので大丈夫だったが、
丸一日分の忘れ物と言う事で30ページの書き取りを1週間で宿題と言われた。
昼休みに友人に「今日って○曜じゃなかったか?」と聞くと「なに言ってんだお前?」
と笑われた。
次の日、今日こそはと思い、鞄の中は同じ内容のまま学校へ。
すると、何故か昨日と同じ内容の授業をやっている。
同じ事をやって、同じ奴が同じ間違いをして、同じ様に注意されてる。
疑問に思ったが、3限目になれば違う授業になるはず…と思っていると、
何故か3限目も昨日と同じ授業、昨日と同じ様に忘れ物で叱られ、
昨日と同じ様に30ページの書き取りを1週間でと言われた。
けど、新しく買ったばかりの漢字ノートには、昨日やった数ページ分の書き取りが
しっかりと残っていた。
休み時間に友人に「同じ事が昨日も無かったか?」と聞いてみたが
昨日と同じ様に「なに言ってんだお前?」と笑われ、
何をやっても昨日のリアクションを変えることが出来なかった。
子供心に「あぁ、昨日あったことを変えることは出来ないんだな」とか思った。
結局一週間で新しい漢字ノートは埋め尽くされたが、あの日が何だったのかは不明。
誰に言っても信じてもらえないが、あの漢字ノートは現実に残っていたので
デジャヴとかでは無いはず…

□ □ □

時空系ならおれも。

小さいときはよくあった。まったく同じ日を繰り返した。
はっきりした意識の中。
まるで同じ会話や行動、風景が二日つづくんだよ。

この後こんな会話したなって思うとその通りになる。

あと小さいころは同じ夢を何回も見た記憶がある。しかも意識的に見れた。空き地みたいなとこをいろんな角度からみてる夢。

階段を上がると・・

俺が幼稚園生だった頃の話。
家から幼稚園までの道の途中に結構大きな寺があった。
幼稚園に行くにはこの寺を抜けていくのが一番の近道で、
仲の良い近所の友達と、参道の前で待ち合わせして幼稚園に通ってた。
参道から境内を通って反対側に出て、百段くらいの階段を下ってしばらく行くと
幼稚園というルートだった。
で、その当時、グリコって遊びが俺らの中で流行ってた。
その遊びっていうのは、ジャンケンをしてグーで勝ったらグリコ、
パーで勝ったらパイナップル、チョキで勝ったらチョコレートって感じで、
勝ったヤツがその文字数分階段を登って上まで一番乗りした人が勝ち、
最終的にビリが決まるまでやるってやつね。
この遊びには、ちょうどこの寺の階段がうってつけだったので、
その日も例によってグリコをしながら友達3人と帰ったんだよね。
ま、100段くらいなんで、いつもならそう大差もなく、かなりの僅差で
決着が着くって感じだったんだけど、その日は何故か俺が圧倒的な
大差でビリだった。

「おーい、はやくこいよー」って呼ばれたので、「あーあ、罰ゲームかぁ・・」
って思いながら階段を上がっていった。皆上にいるはずだった。
大体30段くらいだったと思う。
で、一番上にたどり着いたら・・・・・誰も居ない。
辺りを見回しても隠れてる様子も無い。
さらに、なんだか景色もいつもと違う。音も全く聞こえない。
寺の隣は当時小学校があって、壁を隔てて運動場と校舎が見えるはずなのに、
なぜか鬱蒼と木が生い茂っていたり、本堂の屋根っていうのが銅張りで、いつもは
緑青が浮いて緑色のはずなのにまさに新品って感じに光ってた。
状況が全く把握できず「え?」って思って後ろを見たら、階段がなくてただの小道に
なってしまっていた。どうしたらいいか分からなくて、とりあえず、幼稚園に戻ろうって
思ってがむしゃらにその小道を下って行ったんだけど、いつまでたっても下につかない。
結構な時間歩いた気がするけど、その間泣きっ放しだったのでよく分からない。
で、やっぱお寺に戻ろうって思って、後ろを振り返ったらいつもの階段になってた。
一目散に階段を駆け上がったのを覚えてる。
で、上についたら家の親とか、近所のおばちゃんとか坊さんがいてすごく叱られた。
呼んでも全然上がってこないんで、友達が家にいって呼んできたらしかった。
最近も時々その時の話とか出るけど、3時間くらい行方不明だったらしい。
体験談は話たけど、未だに誰にも信じてもらえません。
あの景色は鮮明で忘れられません。いったい何だったんだろう。
あ、ちなみにその寺は天狗にまつわる伝説で有名なので、もしかしたら天狗の仕業かな。

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