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神社にまつわる不思議な話・怖い話【4】短編10話

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神社にまつわる不思議な話・怖い話【4】短編10話 - まとめ 不思議な話
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神社にまつわる不思議な話・洒落にならない怖い話【4】

 

 

縁の下の不審物

俺の実家が神社で、そこで神主やってる親父から聞いた話。
伝文体まみれなのもなんなので、さも自分が見たかのように書くよ。

本殿の掃除を、結構な規模でやったときがあった。
すると、本殿裏の縁の下の鉄柵が緩くなっていたらしく、誰かが入ったんだろう、その鉄柵の奥に黒い革の小さな鞄が置いてあった。

鞄はまだ普通に使える状態で、ゴミというよりは遺失物?
持ち主の情報を調べるために鞄を開けた。
すると、腐臭が。

鞄の中には口の縛られた白いビニール袋が入っていて、腐臭の元はどうもコレらしい。
既にぐちゃぐちゃで原型を留めていないが、まあコンビニのおにぎりか何かが腐ったんだろう、という事にした。

その袋の近くには証明写真と思しき物があるにはあったが、過去に濡れたのか、腐ったものが漏れたのか、顔の判別ができる状態ではなかった。
そして、それらを取り出すと黄味を帯びた白いつるんとした球体のようなものが現れた。
大きさは握りこぶしより一回り大きいぐらい。
取り出そうと掴んだ時に、モノの正体を悟ってゾッとした。

それは猫か犬の磨かれた頭蓋骨。

色艶からしてかなり年季の入った品であることは間違いない。

神社本殿の縁の下
鞄の中身は以下3点
正体不明の腐敗物
動物のものではあるが磨かれた頭蓋骨
判別不能の証明写真

誰が何のために…?

不審すぎるので一応警察に届けたらしいが、その後どうなったのかは俺の知るところではない。

 

 

祠の秘密

故郷の山の麓、割れ目から清水の湧き出る大岩がある。
表向き、信仰の対象はこの大岩で、太い注連縄がめぐらされており、直ぐ側の賽銭箱のある小さな祠は便宜上と思われている。

だが、その実は、祠に祀られた諸刃の劔がご神体らしい。
盗難防止のため、祠の劔はレプリカで、本物は管理をしている神社にあるとも、はたまた分祀なのだとも聞いているが、祠にあるものの方が本物との噂も、既に盗難にあったという噂もある。

手洗い場に引かれた清水で手と口を濯ぎ、大岩に柏手を打って詣でた。
祠へも賽銭を投じ、もう一度詣でる。
甘味の好きな神様といわれており、人里離れているというのに祠の前に菓子類の絶えた事は無い。

子供の頃を思い出して、供えてある物の中から飴を一つ貰った。
祠の下がりものを食べると一年間、風邪を引かないというご利益がある。
本当にあらたかであったと思う。子供の頃は風邪とは無縁だった。
そこはいつも風が強い。悪い風を追い払ってくれるのかもしれない。

後日、この祠の秘密の謂れを聞いて、何とも苦い思いをしたが、両面のある神様は珍しくない。感謝は忘れまいと思う。

遠く離れた京都で、とある有名な祭りが行われる期間。
この祠の劔に捧げ物をして祈れば、願いが聞き届けられる事があるという。
海の物、山の物、酒一升、米一俵、平絹一反。上等な甘味。
錦絵なども喜ばれるそうだ。
神意を確かめる為に、兎を一羽、籠に入れて一緒に納める。

聞き届けられれば、兎は籠の中で冷たくなっている。
聞き届けられなければ、兎は元気にしている。

願うのは、必ず報復でなければならない。
兎は全身の骨が砕かれ、だが恍惚とした表情を浮かべているそうだ。

実際はその正しい祝詞、しきたりは忘れ去られてしまっているという。
確かに人死にが出たなどは聞いた事がない。

「それでも、多少の仕返しなら、聞き届けてくれるよ。ほら、選挙の後に助役が耕耘機に挟まれて、足を折ったことがあったろう。あの時は、豪勢な菓子が上がっていたっけなあ。」

話の締めくくりに、爺様はあんまり言うなよと、言った。

 

 

メキョス

友人が山の上のお社で修行の後、帰ってきてからの不思議なお話。

寝る前にお経やら何やらを唱え、就寝。いつの間にか眠りについたところ、どこからともなく聞こえる、「シャア…ン…シャア…ン…シャララララ…」といういくつもの鈴の音。
あたかも神楽のごとき音色で、大変に心地よかったそうな。

しばらく聞き惚れていたところ、いきなり「メキョス」とばかりに腹を踏まれたそうな。
びっくりして起き上がれば起きる予定の朝の4時、朝の修行と修行したお社へのお礼を済ませた。
それから3日ほど、就寝→鈴の音→メキョス→起きる、というパターンが続いたらしい。

「あれはお社の神様のくれた、ご褒美だったんだろうなあ。」と彼は笑っていた。

 

神社の宝物

漁村の話です。

父から聞いた話です。
戦争中、紀元二千六百年記念行事の際に、漁村の神社を新しくするという事業が行われたそうです。
そのために、神社の宝物殿のものを他の場所に移す作業が必要になりました。

たくさんの人間がそれに関わるというのは、なにかと都合が悪い(盗まれたりする)というので、村の若者(当時は子沢山だった)のなかから三名の二十歳まえの男が選ばれたそうです。
そのうちの、一人から、父が聞いた話なのですが。

宝物を移動させるのですが、それほど多くなく、1つ、古い木箱(船の荷造りのために作るような箱)が特に重要だと神主が考えていたそうです。
その木箱は非常に重く、とても三人では持ち上げることも、移動させることもできない。
それで、その宝物殿から、丸太で簡単なレールを敷設し、その上を滑らせて、移動させたそうです。
三人しかいなかったので大変な作業だったと。

話をしてくれた人が言うには、その木箱は、常に「唸っていた」ということです。
箱から音がでていた、ということらしいのですが。
また、初夏というのに箱は非常に冷たかったそうです。
木材はふつうは温かい(断熱性があるということでしょうけど)のに、それが冷たいといのも変だったと。

その三名は、作業を終えたあと、どのようなものを移動させたかを口外することを禁じられたそうです。
その後、その三名のうち、二名は出征して戦死し、遺骨は帰ってこなかったとのこと。
残りの一名は病死したとのこと。
身体全体に斑点が浮き出てやせ細って死んだそうです。

天然痘ではないか?と最初に診察した近くの町の医者は、疑ったそうですが、その後、まったく噂にならなかったし、なんの対策もされなかったそうです。
その宝物は、今も村の神社にあるかもしれません。
私も、知人も、家族の者もそのようなものを見たことはないのですが。

 

 

山頂のお堂

山ってよく山頂とかに社とかお堂みたいなのがありますよね。
この前実家に帰ったときじいさんが話してくれた話。

じいさんが昔、山に登った時登るのにすごく時間がかかって山頂で一夜を明かすことになった。
山頂には結構大きいお堂があった。
なんかイヤな感じがしたんだけどその山は他に野宿できるような所がなかったし、月は雲で隠れていて山道は真っ暗なので今から下山することなんて不可能。
しかも雪も降り出した。
そんなわけでお堂の前にテント張って野宿しようとした。

しかしその時テントを忘れていることに気づく。
しかも寝袋も忘れていた。
「あれ?来る前確認したのにおかしいな・・・。どうやって寝よう・・・。」と思っていたらお堂の存在を思い出した。
「なんかバチがあたりそうだけど雪が降っている外で寝るよりマシか・・・。」
じいさんはお堂の扉を開けようとした。

が開かない。
中から押されているような感じがする。
むかついたので扉を蹴ると開いた。
開けた瞬間、中からムワッとした生暖かい空気が顔に当たった。
昼間の登山と扉を開けるのに体力を使ったので中に入ると扉を開けっ放しで眠ってしまった。

夜中妙な夢を見た。
なんか山伏みたいな人にすごく怒られたらしい。
朝起きて周りを見回すと腰が抜けそうになった。
天井や床にはびっしりと文字が書かれていた。
そして扉の内側には大量のお札が貼られていた。
その時すごく嫌な感じがして、じいさんは全速力で山道を駆け下りていった。

結局じいさんの身にはその後なにも起こらず、じいさんは二度とその山には行かなかったそうです。

 

 

古そうな神社

新婚の頃、暇を見つけては嫁とよく山道をドライブしていた。

その日もいつものコースをたどりあと少しで山のトンネルというところで、
道路脇にジュースの自販機を見つけ、何気なく休憩したくなった。
丁度車一台止めれるくらいのスペースがあり、
そこに車を止め缶コーヒーで一服。

すると、道路からは木々に遮られて見えなかったが、自販機の後ろが空き地になっており、そこに古そうな神社があった。
こんなところに神社があったのかと少し奇妙に思ったが、これも何かの縁と参拝だけして、そのままドライブを続けた。
それ以後も何度かそのコースを通ったが、神社のことは忘れてしまっていた。

何年かして、ある夜嫁の夢にその神社の神様が出てきたそうだ。
とても優しげで、いつも私たち夫婦を見守ってくれているとのこと。
翌朝それを聞いて嬉しく思い、二人でお礼参りに出かけることにした。

久しぶりの山道だったが、何度も通ったコースなので場所ははっきり覚えている。
しかし、神社があったと思しき場所は古い木々が立ち並ぶ山の斜面で、神社や空き地はおろか自販機も車を止めるスペースもない。
周辺を何度も往復して探したが何もない。

仕方ないので、心の中でお礼だけ言って、嫁と二人、首をひねりつつそこを後にした。

 

 

向かい合う神社

ハイキング中に見つけた奇妙な神社。
谷底の道の両脇に鳥居を構え、急斜面に石段を積み上げ、向き合っている神社。
まあ、急ぐ山行ではないので、まず右側の石段を登り始めたが、気まぐれを起こした自分を恨みたくなるほどきつい登りだった。

ようやく上までたどり着くと、小さなお堂があり、こんな場所にしては珍しく多くの絵馬がぶら下がっている。
絵馬というより、木簡に近い代物だが、そこに書かれているのは、何者かを深く怨み、不幸を願う気持ち。
木簡には、記入者の持ち物と思われる時計や、筆記用具などが縛り付けられている。

未記入の新しい木簡が、黒い木箱に入れられている。

嫌な気分で石段を降り、下まで行けば、そこには向き合って建つ神社の石段。

どうするべきかと考えたが、このまま立ち去るのは非常に心残りなので、先ほどの神社を背中に感じながら、目の前の石段を登りつめた。

小さなお堂に、ぶら下がった木簡。
向き合った斜面の、似たような光景の神社。

手にとって読んだ木簡に書かれていたのは、誰かの幸福や成功を願う言葉。
記入者本人に向けられた言葉もある。
そして、やはり身の回りの品が結び付けられている。

幸福を願う気持ちに触れても、なぜか心温まらない。

腑に落ちぬ思いを抱えて石段を降りていると、竹箒を持った老人が登ってくる。
老人は俺の顔をじっと見つめ
「奉納に来た顔じゃないな」
そのまま石段に腰を降ろしてしまった。
成り行き上、俺もそこに座らざるを得ない。

老人によれば、木簡を記入し、奉納するなら、両方の神社でそれをしなければならないという事だった。
怨むだけでは駄目。
幸福を願うだけでも駄目。

決まりを守らない場合、記入者本人を、とんでもない不幸が見舞うとの事だった。

「死ぬんですか?」
「寿命が伸び、ひたすら苦しんで生き続ける」
「幸福を願うだけでも?」
「そのようだ」

怨み、不幸を願う木簡は、幸福を願う木簡よりも圧倒的に多かった。

そして、もうひとつの決まり事を教えられた。
自らの不幸、幸福を願って奉納してはならない。

首都圏に、この山はある。

 

古い神社と猫

私の家の裏がすぐ山です。

トイレの窓からのぞくと、そこにある古い神社が見えました。
ある日、夜中に用をたしたあと窓が開いていたので何気なく外を見ました。
すると神社に灯りが点り、しばらくすると、でんでん太鼓(団扇のような薄い太鼓)を叩く音が聞こえてきました。

古い小さな神社なので、どう考えても、こんな時間に人がいて何か行事をすることなど考えられません。
怖かったのですが気になったので後日、昼間に友人を誘ってその神社に行きました。
すると神社の境内の前で一匹の猫が私たちに背を向けて座っていました。
まるで、拝むように…

しばらく気付かれないように様子を窺っていたのですが、いきなり二本足で立ち上がったのです。
そのまま一分間位、立ち続け再び座り込むと、私達の方を振り向き「ニャ~」と声をあげたのです。

前のこともあったんで、二人で直ぐに引き返しました。
猫を飼っている人に訊いたところ、二本足で立ち上がることはあるそうなんですが…

それ以来、神社へは行ってません。
もちろん、便所の窓も締め切ったままです。

 

 

二十二

死んだ爺さんが友人から聞いた話

大正時代のある年の夏、爺さんの友人が生まれたばかりの息子を連れて神社にお参りに行ったそうな。

荷物を神社の近くに置いてきたことに夜になって気付いた彼は、ひとりで取りに行ったらしい。

荷物を回収して、妻や息子の待つ旅館に戻ろうとした時、神社から旅館までの帰途にある古い階段に人影があった。
その夜は曇りだったが、ちょうど階段でその人物とすれ違うとき、月が雲から顔を出して、あたりが明るくなった。

その人物は、赤い帽子をかぶった少女だった。
着物を着ていたが、軍靴を履いていて、どこか不自然な服装だった。

ぎょっとして、彼は走り去ろうとした。
しかし、少女はもの凄い勢いでついてきて、帽子を投げつけてきた。
彼は目に帽子が当たって、痛みで立ち止まった。
そのとき、少女は嬉しそうに

「二十二、二十二、二十二、二十二じゃ。」

と叫び、笑った。

あまりの不気味さに気を失いそうになった彼だった
が次の瞬間、少女は消えていた。

あたりを見渡しても誰もおらず、帽子も跡形もなく、ただ月だけがあった。
なんとか旅館に帰った彼は、さっきのは疲れて幻を見たんだろうと思って、床についた。
目を瞑るとさっきの少女の「二十二」の声が聞こえて来て、全く眠れなかった。

彼は、無事に故郷に家族を連れて帰り、何事もなく日々を過ごした。
息子は大きくなり、二人目の子こそ生まれなかったが夫婦仲は円満、仕事も順調で、彼は幸せであった。
ただ、あの不気味な夜にあった少女の「二十二」とは何かを意味しているような気が無性にするのだった。

彼の最愛の一人息子は終戦の年の夏、戦死した。
戦死広報に書いてあった
「享年 二十二」
という文字を見た瞬間、彼はあの二十二年前の不思議な夜の少女の声を思い出し、震え上がったという。

 

 

誘う

小さいころこんなことがあった

自分は幼寺園という寺の中にある施設に通ってた
内気なせいか友達はいなくていつも一人ぼっちだったんだ
ある日寺に園児と先生で和尚さん(園長)のお経を聞きに行って自分たちはひたすらそれを聞いてた

自分は一番外側に座ってたんだが突然後ろから○○(俺の名前)を呼ぶ声が聞こえて 外を見てみたら若い姉ちゃんが立ってて何~?って聞いたらその姉ちゃんが 「暇そうだから一緒に遊ぼう」と言ってきた。

でも自分は「でも先生に怒られる」と言ったら 「誰も気づかないよ?ためしに外に出てごらん」と言うから立って外に出るんだが 先生はなにも言わないでお経を聞いてる。あれ?誰も気づかないのかと思った。

したらその姉ちゃんが「ね?だから遊ぼ?」と言ったので「いいよ」と言って姉ちゃんのとこに行った。

そしたら「じゃああっちいこう」といいながら自分の腕を引っ張ってくもんで黙ってついてったら 裏の墓地に行くもんで「そっちはお墓だよ?」と言うと「いいのよこっちで」というので
少し怖くなり「やっぱ戻る」と言って帰ろうとしたが強く腕を握られて帰れない

「離して」と言ったら、さっきまでの姉ちゃんの顔が突然穴が空いたみたいに真っ黒になり 低い男みたいな声で「いいからあっちにいこういいからあっちにいこう」と 言ってどんどん墓の向こう側に引っ張られるので 泣き叫んだが誰も来ず もうだめと思った瞬間気を失った。

気がつくと幼寺園の中で寝かされてて 先生が心配そうに見てた。
自分はさっきのことを思いだしまた泣いた

あとで聞かされたがどうやら自分がいつのまにか消えてて敷地内じゅう探したら墓のはずれの林の入り口付近で倒れてたらしい
で、そのときに見たことを話したが先生は少し深刻な顔をしながら
「つれてかれなくてよかったわね」
と言ったときほんとに恐怖を感じた

てか先生はなにか知ってるかんじだったがそいつのことを聞くのはよした
だってなんか怖いし…

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