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心霊ちょっといい話『菩薩のお言葉』など短編全5話

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心霊ちょっといい話『菩薩のお言葉』など短編全5話 不思議な話
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戻ってきた三毛猫

 

家の猫は野良の捨て猫でした。
小さい時に兄弟3匹捨てられてました。
それを家でご飯食べに来ているほかの野良さんが見つけて家につれてきて、一緒にご飯食べたり、寒い時は一緒に寝たりして育ててました。自分の子供じゃなかったけど。
兄弟は事故とか、カラスに襲われたりしていなくなりました。
寒くなった時に、家の猫は風邪を引いたみたいで、弱りこんで家の戸の前で死に掛けてました。
保護して、看病したら、すっかり良くなりそのまま家ね声と昇格!
保護していた猫の中でも一番仲良く親のように世話していた三毛猫がいて、その子も一緒に家猫にしようとしましたが、その子は居なくなってしまいました。

ところが先日その三毛猫が戻ってきたのですが、もうぼろぼろのいつ死んでもおかしくないような状態でした。
ご飯を出しても食べることができないようでした。
仲が良かったので、さすってあげるとうれしいらしく、ただそれだけのために戻って来たようでした。
もちろんうちの子は、遊んでもらうつもりで近寄ろうとすると、激しく追い返してました。

その三毛猫が昨日なくなりました。
仕事中親が電話してきて、それを伝えてきました。

遅くなって家に帰り着くと、家の猫が電話で聞いた三毛が死んだ場所に居ました。
しかし、見ているとまるでほかの猫と一緒に遊んでいるような感じです。
しばらく見ていたら、家の猫は俺に気がついたらしく、俺のところに来ました。
そうしてひとしきり鳴くと、空を見上げていました。
その時に、昔野良の三毛につけてあげた首輪についていた鈴の音を聞きました。
自分が選んでつけたから聞き違いではありません。

そのまま家の猫を抱いて部屋に入ったけど、その日のうちの猫は元気が無く、しきりに俺のそばから離れませんでした。

 

 

菩薩のお言葉

 

私の娘四歳になるのですが…超未熟児で産まれました。
妊娠半年に入る頃 体重670グラムで 手のひら程の大きさで誕生しました。
このまま生きていけるのかと 本当に心配でした。
三ヶ月の間保育機の中で娘は過ごしました。
二ヵ月経ったある日 主治医に呼ばれました。
主治医によると 右脳の小さな血管が切れてしまったとの事でした…。
左半身に麻痺が残るといわれ愕然としました。
100%戻る事はないけど 近いところまでは リハビリで戻せるとの事でした。
もともと医者には まともに産まれて育つ可能性は 10%もないと言われていたので 妻と私は生きてるだけでいいんだからと 胸を撫で下ろしました。
そしてもうすぐ退院とゆう時に医者から 娘が未熟児網膜症にかかってると言われ 手術をしなければ失明すると告げられました。
両目とも 網膜症になっていたので 計二回の手術を行う事となりました。
まずは 右目から…右目の手術は進行が激しく失敗してしまい 左目に全てを賭けました。
私達家族は 夢中で左目の手術が行われる その時まで神に祈りました。無我夢中で必死に 神にそして奇跡が起こる事を夢中で祈りました。

と、その時です。私は一瞬にして眠りに落ちました。
気がつくと フワフワとした雲の上にでもいるような 一面真っ白な場所に私は立っていました。
正面を向くと そこには堂々と神々しくそして眩しく 菩薩様が立っていました。
菩薩の高さは 顔まではっきり確認出来ないほど高く ましてマジマジ見る事が出来ないくらい光を放っていたんです。
なんていうのか 自分の中身 頭のなか 全てを見透かされてるような 恥ずかしく 自分の事がとても小さく思えたのです。
そして ソレは聞こえてきたのです。
耳で聞いたとゆうよりは 私の魂に問い掛けてきたっていうのが 正確だと思います。
菩薩は こう言いました…難しい言葉でしたが 意味は解りました。
私の娘の名を仮に アイナとさせて頂きます。
菩薩『アイナは一生懸命生きようとしている…それなのに 何故 眼が見えて欲しいだのと己の欲ばかり押しつける?
汝が願う事は アイナが願ってる事なのか?
イヤ 違う!!それは 汝の見栄や欲ではないのか!?
今 眼の手術が成功したところで 汝の願いは留まる事を知らぬ!!
全てを受けとめよ…全ては起こるべきして 起こった事なのだ…受けとめよ。
アイナは 生きようとしている 見守るのだ。…』
と言われ すべて 見透かされた私は 自分を恥じたよ。
娘が 眼が見えなくて障害を持つ事に激しく動揺し そして 周りの眼を考えてた私は 娘が必死に生きようとしてる事を見ていなかったのだと 激しく痛感した。ただ ただ自分の事を情けなく思えた。
深く反省しつつ菩薩の姿から 眼を下ろしました。

眼を何げに先に向けると 4、5歳ぐらいの女の子が鞠をついて遊んでいました。
しかし その子は 眼が見えないらしく 上手く鞠をつけず 何度も鞠を遠くに飛ばし一生懸命探してまた 鞠をつき始めるのです…その表情はとても楽しそうで 幸せそうでした。
そして 私は目が覚めたのです。
この間 ホンの2、3秒の話しです。
今娘は四歳で全盲です。
それでも 周りの子と変わらず 明るく歌が好きで笑顔の可愛いお転婆娘です!!
あの時見た 鞠をついていた女の子 今四歳の娘そのものです。

 

 

死に掛け

 

中学一年の頃、祖父が亡くなった。厳しいところもあったけど、優しいおじいちゃんで、おじいちゃんを思い出す時は笑顔がぱっと出てくる。孫の私たちを可愛がってくれてた。

その3ヵ月後、家族で海に行った。毎年のように行ってる海だったんだけど、その日は風が強く波も高くて、あまり遠くへ行ってはいけないと何度もアナウンスがあった。
でもテトラポットの向こうの沖は海岸からは凪いでいるように見えて、そんなに波は高くないんじゃと錯覚してた。
私はゴーグルをして、海面を漂ってた。ぼーっと海中を見るのが楽しくて、ついつい夢中になってた。海の中を魚が泳いでて、それを追って沖に向かってた。
そうしたら案の定というか、気がつけばテトラポットのすぐ近くまで流されてた。
海岸に戻ろうにも、いくら水を蹴っても戻れない。岸からはそう見えなかったけど、やはり相当波が高かった。もがいてもどうにもならずに、死というものが頭を駆け巡って恐ろしくなった。
やばいやばいと辺りを見渡すと、私と同じく流されたらしいカップルが浮き輪につかまって漂っていた。それに一緒につかまらせてもらって、皆で何とか戻ろうとしたんだけど、それでも全然戻れない、むしろ沖に向かって流されてる。
仕方ないのでテトラポットまでなんとか泳いで、波がおさまるまでそこにつかまっていようってことになった。意を決して泳いで、テトラポットに到着したら、すぐに高波が襲ってきた。
私達はテトラポットに打ち付けられながらも、なんとかつかまれそうな石を探して、固い石にしがみついてた。

どれくらい経ったか、ふと波が止んだ。本当に突然、今まで激しかった波が凪いだ。
ふわ、とやわらかいものを感じた。
皆今のうちに!とテトラポットから飛び降りて、岸に向かって必死に泳いだ。
何かに押されているような気をわずかに感じながら、私も必死に岸へ向かい、たどり着いた。
何かに守られてるような、そんな感じがして、海を見ると、穏やかだったのは本当に僅かな時間だけで、波がまたテトラポットを打ち付けていた。

海から何か温かいものを感じて、その時、ふっとおじいちゃんが頭の中に出てきて、そうだと直感した。というか確信した。
おじいちゃんが守ってくれたんだと。うっすらとしたやわらかい温かい気に、何故かとても安心した。

ちなみにあの日は別の海岸では亡くなった方もいたようで、本当に危ないところだったらしい。
多分、あの時助かった皆、思い思いの人を描いていたり、ラッキーだったと思っていたりしてたんだろうけど。
あの時のことは忘れられない。
心霊いい話っつったらそれしか出てこないw

おじいちゃん、不孝な孫を助けてくれて有難う。
また、お盆にお墓参り行くからね。

 

 

不思議な動物”ワンタ”

 

幼稚園に入るちょっと前ぐらいか?
子供の頃に毎日のように一緒に遊んでくれた不思議な動物がいた。
大きさは、自分よりも大きかったから、犬のゴールデンレトリバーぐらいだと思う。
がっしりとした体で足が太く、体は真っ白で毛が長く、目は濃い水色で透き通ってた。
今でもハッキリと覚えてるのは、尻尾が5本あった事と、両目の間から山吹色の短い角みたいなのが一本生えていた事。
俺はその動物を「ワンタ」と呼んでいた。
俺が好きだったグレープジュースを一緒に飲んだり、白い柔らかなせんべいみたいなお菓子を分け合って食べたりしてた。
よく俺がワンタと一緒に遊んでいると、おふくろは一度だけワンタを見た事があるからなのかな、ジュースを2つ用意してくれたのを覚えてる。
ただ、親父にはワンタは見えないらしく、勝手にワンタのジュースを片づけてしまったりして、よく俺が泣いていた。
ワンタは中学校に入るちょっと前ぐらいに
『もうお前と遊ぶことができなくなってしまうなぁ。でも、いつもここにいるからな』
みたいな事を言われて以来、ワンタと会えなくなった。
中学校1年の中頃まで、毎日のように庭に出たけど、あの日以来、ワンタの姿を見る事はできなかった。

どうして、突然、こんな事を書こうと思ったかと言うと、実は俺、ちょっと前まで膵炎で入院してたんだ。
痛いし、何も飲み食いできないしで、えらい苦しかったんだけど、ある夜、夢にワンタが出てきたんだ。
俺がベッドで横になっていると、俺の足下にワンタが座ってた。
「ああ、久しぶりだなぁ……」
と俺が言うと、ワンタは、心配そうな顔つきでじっと俺の顔を見つめると、突然ガウッと吠えて俺の胸に食らいついた。
痛みはなく、ワンタが何かをしてくれているという事を感じたので、しばらく胸元に食らいついている姿を見ていると、やがて顔をあげたワンタの口に何かがぶら下がっていた。
黒いゲジゲジのような虫のようで、それは空気に解けるようにして消えてしまった。
『もう大丈夫だな』
ワンタがそう言った所で目が覚めた。
翌日、目が覚めると体が軽く、その夢を見た日を境に俺の体調は、医者も驚くほどの早さで一気に好転していった。

子供の頃に毎日のように一緒に遊んでくれた不思議な動物がいた。
俺の子供の頃の記憶から飛び出したワンタは、俺を救ってくれた。
おそらく、何となくだけど、もう生きている間には二度とワンタと会えないような気がする。
庭に向かってお礼を言っても、それが伝わっているか、今の俺には分からない。
だから、このスレに書かせてほしいんだ。

ワンタ、助けてくれてありがとう。
たまに、庭にグレープジュースを置いておくから飲んでな。

 

 

可愛がってもらった爺さん

 

俺が高校生の頃の話なんだが、昼寝してたら逆さまになった状況で目が覚めたんだ。
しかも、金縛り付きでだ。夢だと思って部屋を見渡したら、俺の部屋に間違い無かった。
疲れてるなぁと思って目をつぶったら、首が少し動かせたので確認できなかった頭の方を見ようとした。
その瞬間、生きてる人間とは思えない爺さんと目が合った。覗き込む爺さんの肌はデスラー並に青かった。しかも、かなり無理な姿勢だった。
俺は恐くて目をつぶって、「俺には何もできない。助けられない。帰ってくれ。帰ってくれ。」と念じてたらねむっちまった。
再度、目を醒ましたら、やはり夢じゃないと確信できたよ。なんせ、夢(?)と同じ姿勢だったから。

そんな出来事を、ちょいと前に母にしたら、「○○の爺さんじゃないかね?」っていわれたよ。たしかに、危篤になった時期に一致してた。俺が帰ってくれと念じたから、体に帰ったのかなぁ…
二年前に、その爺さんは死んだけど、俺が用事で行くと小遣いくれたり可愛がってもらった。
もし、あの時爺さんと気付いて、「帰れ」と念じなかったから延命しなかったのだろうか。最近、そう思うのでした。

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