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心霊ちょっといい話『足元の男』など短編全5話

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心霊ちょっといい話『足元の男』など短編全5話 不思議な話
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足元の男

 

母方の祖父母は、私が生まれる前に亡くなりました。
ある日の明け方、目を空けると私の足元に男の人が座っていました。
私の祖父だと言います。
色々な話をして、最後に「おじいちゃん、いくつで亡くなったの?」と聞くと「35歳だよ」
と答えました。その後すぐに眠気が襲ってきて気がつくと朝。
次の日、母に聞いてみると確かに祖父は35歳で亡くなったのだそうです。
別の日には、祖母も出てきました。
祖母と話しながら、私は嬉しさで涙が止まりませんでした。

 

 

重なる偶然

 

仲良しの友達が病気になった。病名は癌。
一度は退院したものの、あっと言う間に転移して再入院。
もう生きては帰れない、との事だった。

入院している事を友人の中では私しか知らされていなくて当時、婚約中でそこそこ時間があったので、友人の所によく行っていた。彼女は時々不安になるらしく、私の前で声を出して泣き、私は何も出来ないので、ただ抱きしめて一緒に泣くだけだった。

そして彼女が亡くなった。不思議な事にそれが解っていた。
何で解っていたかはわからないけど、その前日、そのコと話をしていた時、あぁもうこれで会えないんだな、と思っていた。

葬儀が終わり、それとほぼ同時に私の結婚はダメになった。
偶然なのか何なのか、とにかく一気に大切な人が居なくなり不安と孤独に悩まされつづけた。

しばらくして、我家に犬がやってきた。
今も横で寝ているが、偶然にも彼女の命日に産まれた犬だった。
自宅に居る時はいつも私の横にいて、じーっと顔を見ている。
私が泣くと駆け寄ってきて泣き止むまでずっと横に居る。
友人もこんな人だったな・・・と思い出す毎日です。

こんな私にも新しく彼が出来、目出度く婚約しました。
この彼と出逢ったのは、亡くなった彼女の誕生日。
そして彼の誕生日は彼女の命日の次の日。

あまりの沢山の偶然に、これはもう偶然ではないのでは?
と、思ってしまう。

彼女が亡くなる前の日、幸せになってね、と私に言った。
おかげで今幸せに過ごしている。
時々彼女の声が聞こえる様な気がする。振り向くと犬しかいないんだけど・・・この犬って生まれ変わりなのかな?と思ってしまう。

妄想しまくりだろ、とか言われそうですけどね。

 

 

母のデジカメ

 

以前、母がデジカメを買って嬉しそうに色々撮ってたけど、そのうちメモリが
いっぱいになったらしくてメカ音痴な母は「ねえ、これ写らなくなっちゃっ
たんだけど…」と遠慮気味に相談してきたけど、漏れは面倒くさかったから
「なんだよ、そんなの説明書読めばわかるよ! 忙しいからくだらないこと
で話しかけるなよな!」と罵倒してしまった。
その母が先日亡くなった。
遺品を整理してたら件のデジカメを見つけたので、なんとはなしに撮ったもの
を見てみた。
漏れの寝顔が写っていた。
涙が出た。

 

 

光の玉

 

うちのじいちゃんの話。

ウン十年前の8月の夕方のこと。
私の父と母は、まだ赤ちゃんの私をふたりでお風呂に入れていました。
じいちゃんは、庭でコーラを飲みながら夕涼みをしていたそうです。
ちょうど日が暮れかける時刻、気持ちのよい風が吹いていました。
そんなとき、じいちゃんの胸のあたりからいきなり光の玉が飛び出したそうです。
とてもびっくりしたじいちゃんは大声を出してしまいました。
しかし、光の玉のあまりの美しさに、家族のみんなにもみせてやりたいと思って、じいちゃんは急いで風呂場に声をかけました。
「おーーーい、○夫!○子ちゃん!来てみぃー!」
しかし、父がおじいちゃんのそばに行ったときには、光の玉は空に飛んでいってしまった後でした。

その夜の食卓でじいちゃんはみんなに光の玉の話をしました。
それはすごくきれいに光っていて、空に上がっていったんだと。
しかし、家族の誰もそれを見ることが出来なかったため、とても残念そうでした。
父も母もちょっと見たかったので、残念に思ったそうです。

次の日じいちゃんは旅行に行きました。
そして、帰ってくるなり心筋梗塞で帰らぬ人になりました。
家のみんなは、悲しみにくれながらじいちゃんの昨日の話を思い出しました。
光の玉はじいちゃんの魂だったのだと。
そして、それがじいちゃん曰く「すごくきれいな光」だったことに、癒されるような思いがしたそうです。

 

 

娘を頼む

 

俺には幼馴染がいます。
すぐ近所に住んでて小さい頃からずーっと家族ぐるみの付き合いをしてました。
俺は今、高3で高2の時からその幼馴染と恋人と呼べる関係になったわけなんだけど、付き合ってすぐにそいつの親父さんが脳梗塞で危篤になったんです。
彼女の親父さんには遊びに行く度にお世話になって、よく俺と親父と彼女の親父さんで酒飲んだりもしてました。
だから俺も時間があれば病院に見舞いに行ってました。
んで親父さんが入院して一週間くらいたったある日、夢見たんです。
喫茶店みたいなトコで二人でコーヒー飲んでる夢でした。
色々、話して最後に親父さんが俺に言ったんです。
「これからしばらく旅に出ると思う。○○○(彼女)の事、幸せにしてくれな。」って・・
俺は喫茶店の出口まで親父さんを見送ったトコで目覚めました。
その日学校で授業受けてる時に彼女からメールが来て、親父さんが亡くなったと聞きました。
俺が病院に行った時にはベットの上に親父さんはいませんでした。
高校生だってのに情けないことに涙が止まらなくて;;
今でもたまーに親父さんの夢見ます。
親父さんが何もしゃべらないでニコニコ笑ってる夢を。
俺は絶対、彼女を幸せにします。

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