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時空にまつわる不思議な体験『たどり着けない』など短編全5話

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時空にまつわる不思議な体験『たどり着けない』など短編全5話 不思議な話
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とある物

 

この話は結構まわりのみんなにしちゃっているので、あんまり詳しくは話したくないのですが、まあ、ざっとこういうわけです。

幼稚園の時、園長先生に私だけ職員室に呼ばれ、園長先生のホンの気まぐれで、素敵な≪とある物≫を私にくれた。
(それは、けして高価な物などではないが、園長先生の手作りで、世界にたった一つだけの物であった。)
私は有頂天になったが、同時にものすごく不安になった。
というのも、当時、同級生で、とてもイジワルで、お金持ちのくせに、他の子の物(可愛いハンカチとか、レターセットとか)を気に入れば何でも欲しがる子がいたのだ。
それを自分にくれとしつこくとねだったり、また、難癖つけて、それは自分の物だからよこせとか言い張ったり…。
もし徴発できなければ、その子の私物をボロボロにしたり、先生にあることない事吹聴したり、男子を味方に付けては蹴ったり殴ったりする子がいたのだ。
「ヤバイ、見つかったら取り上げられる、どうしよう。」と悩み、私は、誰にも気付かれないようコッソリと、自分のロッカーに近寄り、クレヨンの箱の中の、透明なケースの下に、すかさずそれを隠した。

しかし、放課後、その隠した≪とある物≫を取りにロッカーへ行ったところ、クレヨンの箱の下敷きの下からは、その≪とある物≫は、煙のように消えていた。
とっさにそのイジワル少女が盗んだのかなとも思ったが、その可能性はない。
このことは、誰も知らない筈であったから。

 

その≪とある物≫は、その日の夜、全く関係の無い、ひょんな所から見つかった。
なんと、父親の背広の内ポッケからひょこっと出てきたのだ。
父親も、いつ、どうしてその≪とある物≫がポッケに入っていたのかさえわからないが、なにぶん「とても些細な、他愛もない物」である事から、大して気にも留めなかったらしい。
(ちなみに、父の会社と幼稚園は正反対の距離で、とても離れている。)
こういうのは子供のお土産にピッタリだと思ったのか、まるでマジシャンのようにそれをポッケから出して、私にくれた。

あれは、私の「見つかったら取り上げられる、どうしよう。」という念(?)が、その≪とある物≫を、世界一安全な場所=父の背広のポッケの中、にテレポートさせたのかな…と思っています。

 

 

消えたおやつ

 

記憶じゃなくて思い出だけど。

小2の時の遠足で市が保護してる里山にハイキングに行くことになった。
その前日に持っていくお菓子(500円までだった)を買って、忘れちゃ大変と一番にカバンにつめましたw
その後ティッシュだのハンカチだのしおりだのをつめ、後はお弁当と水筒をつめるだけ、という状態でワクワクしながら就寝。
遠足当日を迎えました

当日は無事に晴れ、ハイキングを楽しみました。
そしてメインイベントのお弁当&おやつタイム。
おやつ交換を楽しみにしてたんで急いでお弁当を食べ、カバンを漁っておやつを出そうとしました。
が、手がおやつに当たらない。
びっくりして一つ一つ荷物を取り出しいくと底の方で固い物が手に当たる。
こんなの入れたっけ?と取り出してみるとそれは花こう岩?でできた灰皿でした。
見覚えのない灰皿に驚き、また荷物はそれで最後でした。
おやつは結局なく優しい友人達に分けて貰いましたw

 

その後、家に帰るとおやつは昨日荷物を準備をしていたところに転がってました。
誰がこんなことを、と思いましたが、家族でそんな意地の悪いことをしそうな人間はいません。
家族にこのことを話すと「お前の入れ忘れだろ」と言われてしまいましたw
そして灰皿を見せると「うちにこんなのあったっけ?」と首を捻ります。
そもそもうちにタバコを吸う人はいません。

以上が子供の時にあった不思議な思い出です。
その灰皿はなんとなくとってあって見る度にこの時のことを思い出します。
(ちなみに灰皿が来た後海外旅行当てました。まあこれは関係ないだろうけど)

 

 

時空のおばさん

 

母が幼い頃、ある団地に住んでいた時の話。
1番上の姉(伯母)と母が外で遊ぼうと階段を降りていくと、一階の団地の入口に見知らぬオバサンがいた。
その団地には、郵便受けが並ぶ壁の向かい側に共用の手洗い場があり、オバサンはそこで水を流してなにやら作業をしていた。
しかしなんだか様子がおかしい。
そのオバサンが異様に小汚く、紺色のモンペを履いていたらしい(当時既にモンペを履く人などいない)
母が挨拶をしても返事もせず、母達を見ようともしない。

 

母達は不審に思いながらも、オバサンの後ろをすりぬけ外へ出ようとすると
「もどれ」
オバサンが無愛想に言ったらしい。
そこで母がもう一つの異変に気付いた。
その頃はまだどの家も、玄関のドアを開けっ放しにしていた時代。階段を降りてくる時も、開いたドアから物音や子供の声が聞こえていたのに、その時は何の物音も聞こえなかったらしい。
母達が立ちすくんでいると、
「もどれ!!!!」
凄い声で怒鳴ったそうだ。恐ろしくなった二人は手を繋いで4階の自宅まで駆け上がったが、やはりさっきまで開いていたドアがどこも閉まっていたらしい。

 

二人は無事に家に帰り、家にはなんの異変もなかったらしいが、あまりに不思議で恐ろしかったせいか、伯母と母は大人になるまで一度もその話を口にしなかったそうだ。

なんだか文章にするとたいした事ないけど、子供の頃にこの話を聞かされてとても恐かった。
母は、異次元(母はそう言う)に行ったらとにかく元にいた場所に帰りなさい、と幼い自分によく言っていた。

こわいよカーチャン(´;ω;`)

 

 

謝った方がイイ

 

いまから10年くらい前の話
よく彼女と二人で横浜から第一京浜で銀座・晴海経由でお台場まで行って最後に湾岸線で横浜というドライブをしていた。
ある時いつものようにお台場を一周して湾岸線に乗って帰ろうとしたんだけどつい会話に夢中で13号地の入り口を通りすぎてしまった。
バカだねなんてイイながらもう一周したんだけど今度はさっきはあったはずの入り口を見つけられずまたもう一周延々とそれを繰り返して結局お台場を10周くらいしたかな?
そしたら彼女が「何かおかしい。とりあえず謝れ」って言い出した。
自分も何となく謝った方がイイと思って何に対して謝ればいいのか分からないけどごめんなさいって声に出していったらなぜか有明コロシアムの前に出る橋の上に出た。

怖くはないけど不思議な体験だった

 

 

たどり着けない

 

昔、バイト先にたまたま車で来た人が、そのときにバイト先に残っていた数人を家まで送ってくれるということになった。
私は悪いのでバイト先の最寄り駅まででいい、って言ったんだけど、いいからいいからって家の近くまで送ってくれることになった。
バイト先から家まで歩いても30分くらい、車ならあっという間につく距離だったでもなぜかたどり着けなかった。
何回も同じ道を通ってしまい、家へ向かう曲がり角を何度も見逃した。
見逃すはずがないほど、何度も通ったことがあるのに。
他の同乗者もいたのに、全員道がわからなくなってしまった。

運転者が「ごめんなー、運転になれてなくて」なんていいながら結局バイト先の最寄り駅でおろしてもらうことになった。
でも他の人も不思議に思っていたと思う。
その最寄り駅で家に帰るため電車に乗ろうとしたら、当時付き合っている彼がいた(驚かせようとしたらしい)。
そのまま車に乗せてもらっていたらサプライズしようと思っていた彼は駅で待ちぼうけになるところだった(そのときは携帯を持っていなかったので)。
神様が待ちぼうけにならないようにしてくれたのかも。

 

□ □ □

 

私も似たような経験あります。
私の場合は車でなく歩きだったんですが、家から歩いて20分位のスーパーへ向かう途中、まだ歩いて5分位の地点で裏道に入ったんです。
とは言っても生まれてから20年間ずっと住んでる土地なので、周りは知っている道ばかりでした。
ただこの道を通のはかなり久しぶりだったと思います。
道の途中で普通の民家の家の前にチャブ台みたいなテーブルが足をたたんだ状態で、ドアの前にたてかかってました。
今時チャブ台なんて珍しいなーとか思いながらその前を通り過ぎ、しばらく歩いて行き、曲がり角をまがりました。
そして少し進むとチャブ台のある民家が見えてきました。それはさっき見た光景まったく同じ民家だったのです。
私は、確かにスーパーの方角へ向かい進んでいましたし、方向転換した記憶はありません。
久しぶりだったから道を間違えたかな?と思う事にし、先程よりも慎重に道を確かめつつ進んで行き、曲がり角をまがりました。
すると、またあのチャブ台のある民家が見えてきました。

最初から道なんか間違える筈も無い様な、自宅から歩いて5分そこらの所で三度も同じ所をグルグル回っているのです。
言い様のない気味悪さを覚え、その日は来た道を戻り家に帰りました。

その後、なんとなく嫌な感じがしてその道は通ってません。
スーパーに行くなと言う事だったのでしょうか?
それとも白昼夢でも見ていたのでしょうか?
何故あの様な経験をしたのか私自身まったくわかりません。

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