時空にまつわる不思議な体験『時間低速』など短編全5話

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時空にまつわる不思議な体験『時間低速』など短編全5話 不思議な話
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不幸の手紙

 

小6の時、「不幸の手紙」が流行っていたことがあって、私と、幼馴染のふたりで、父親のワープロを拝借し、商談半分で、作ってみた。

もちろん、誰に出すあても無かったので、完成した手紙はそのままゴミ箱へ・・・

しかし、翌朝、学校で先生に呼ばれた。

なんと、昨日ふざけて作った「不幸の手紙」が私の住所、氏名が書かれた、写真現像屋の伝票と共に、体育館のど真ん中に落ちていたという!!

もちろん私は持ち出していないし、
家から、学校までは、徒歩30分の距離なので、何かの拍子に・・とは考えにくい。

時空のゆがみとは関係ないかもしれないが、不思議な話です。

 

 

犬も警戒するトンネル

 

3年くらい前の話。父親と、車で犬の狂犬病の予防接種に連れて行った。
予防接種を無事に終えた後、せっかくいい天気だし遠くまで来たので、通り道の大きな公園で犬を遊ばせることになった。父親は公園のベンチで煙草吸ってて俺は犬と公園内をあちこち探索してた。犬は引き綱を引っ張って、俺は特に目的地とか無かったので犬が行きたい場所にふらふらついていった。そしたら人気の全然無い、山を登るための螺旋状の道みたいな場所に出た。
犬はひたすらそこを登りたがるし、俺も面白そうだと思って一緒に登っていった。
かなり高い場所まで登ったところで、道は真っ暗で異様な雰囲気のトンネルみたいな場所に続いていた。
犬がそのトンネルの前で急に立ち止まり、すごく警戒してる様子になったが、俺は好奇心でそのトンネルに入りたいと思い、今度は逆に犬を引っ張って無理矢理トンネルに入ろうとしたが、犬はすごい力で猛烈な勢いで引き返そうと引っ張ってくる。
なので、犬が大好きなジャーキーをトンネルの中に投げ込んでそれを取りに行かせようとしてみたが、そのときに限って犬はジャーキーに全く見向きもせず絶対中に入ろうとしない。
仕方ないので犬をその辺の適当な木に一時的につないでおいて俺一人で探索するかな、と思って引き綱を少し離した隙に犬がものすごい勢いで脱走、一目散に山を降りていってしまった。犬を放置していくわけにはいかず俺もしぶしぶ犬を追いかけて降りた。

 

ふもとまで下って平地に出たところで、神社の神主?のような着物を着たのおじいさんがいて、うちの犬に何か言い聞かせているのを発見。
犬は先ほどまで暴れていた様子とはうって変わって、きちんとおすわりしてそのおじいさんの顔をじっと見つめている。
そのおじいさんに、「すみませんうちの犬が急に暴れて逃げ出してしまって、何か迷惑なことしませんでしたか?」と謝ったら、おじいさんは、「いえいえ、お構いなく。この犬はとても賢そうですね。」みたいなことを言ってどこかに歩いて行ってしまった。
俺は多分、この近くに神社でもあるんだろうと思ってそのときは何も思わなかった。その後人が多い広場に引き返して、その日は父親と普通に帰った。
あのときのトンネルは妙に心魅かれるものがあり、絶対中に入ってみたかったので数日後ひとりでその公園に行った。
犬に誘導されて行ったはずの道を思い出してあの山に行こうとしたが、いくら探してもそういう場所はなく、ひたすら平地。
仕方ないのでまた戻って、公園にある自転車レンタル場のスタッフのおじさんに、この公園の近くに小高い山みたいな場所はないか聞いたがそんな場所は無いと言う。ついでに神社か寺はないか聞いてみたが、少なくとも普通に歩いて行けるような距離には無いと言われた。その後も何度か犬を連れて公園に行ったが、あれ以来二度とあのトンネルを見つけることは
できなかった。今でも気になってしょうがない。

 

 

未来人

 

今、2011年の時点で二十歳になった俺が、15歳位の時の体と世界でここに書き込んでます。
意味が解らないと思うけど、五年前にタイムスリップしたみたい。
俺にとっての「今」は2011年の八月で、この場所は俺にとって「五年前」なんだよね。
この携帯も五年前のwエロ画像がたくさん入ってるやww
取りあえずアクエリアスとフルーチェ買って食べてる。近い内に発売中止になるよ。

 

そういや松井骨折ってたっけ。今はマスコミが勝手に引退説をちらつかせてるよ。

2008年 北京オリンピックは開催される 意外にうまくいく。
2009年ごろ 電気自動車の普及が始まる 民間企業が飛び出る。藤木ナントカ株式会社?
取りあえずこれくらいはあってると言って良いかな。
上戸彩が妊娠したり
たしかポケモンがコバルトとかになってる。キャラはあまり増えてないけど曲がロックな感じがする。
税金高い…テレビ税キツい。

風説の流布でハウスとコカコーラから訴えられない事を祈る

 

 

時間低速

 

あんまり不思議じゃないかもだけど。時間が低速化した話。

体調を崩して点滴を受けに行った時、看護師さんは点滴を秒単位で落とす設定をしたはずなのに何故か落ちない。
それもカーテンを閉めきって私一人きりの状態の時だけ。
たまにカーテンを開けて様子を見にくると点滴が落ちる。
それかカーテンが揺れている時は落ちる。
どうやら看護師さん達がバタバタ移動してその風圧で揺れていたようだが。

だもので、点滴が落ちなかった時間があった分、長くかかったろうと思い、
後で「何時間かかりましたか?」と聞いたら(実感では3時間くらい。)
「一時間半」とのこと。
点滴の量(500ml?)&落とす速度から考えて、ずっと点滴が落ち続けてなくては一時間半で終らないはず。

因みに点滴始めて暫くはカーテンが揺れていなかったため、ほとんど点滴は落ちなかった。
後半はずっとカーテンが揺れていた為にきちんと落ちた。
(秒刻より早い感じはした)

そのせいで時間枠破る変な理論考えちゃったけど。

 

 

 

6年位前の話・・
俺は電車に乗って帰宅するところだった。
気がつくと下車駅の一つ手前の駅まで来てたから、もうすぐ着くと思ってた。
でも、いざ下車駅で降りてみたら、そこは1つ先の駅だった。

ボケっとしてたのかと思って何度も思い返したんだけど、アナウンスされた駅名は、下車駅のひとつ手前のものだったし、その時見えた風景も下車駅のものじゃなかった。
その線は通学で毎日使ってたから間違えようが無い。
でも、肝心の下車駅のところは何一つ覚えてない。
ちょうどアナウンス→停車→発車の部分がすっぽりと抜け落ちてる。

もちろん寝てたわけじゃないし、眠気すらなかった。
かといってほかの乗客や運転士(俺がいたのは先頭車両)に変化があったわけでもない。

結局逆の電車に乗って帰ったけど、今でも何が起こったのか。

 

□ □ □

 

高校の時さ、通学に秋葉原乗換えで山手線使ってたのね。
で、いつも通り総武線ホームから階段下りてすぐの乗車口で電車乗ったわけ。
その日は神田で人降りたんで座れてさ、ちょっとは休めるなーっと気抜けちゃったみたいで東京駅着く前に寝ちゃったんだ。

気付いたらアナウンスが鳴ってんだよね「次は秋葉原~ 次は秋葉原~」って。
やっべ1週熟睡かよ、くっそ遅刻かって呆れてさ、時計見たんだ。
そしたらさ、普段秋葉原で電車待ってる時間なんだよね。
え、なにこれ?って思ってたら本当に秋葉原に着いてやんの。
血の気が引いたよ

今でもあれ一体何だったんだろうってたまに思う

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