時空にまつわる不思議な体験『小さなムカデ』など短編全5話

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時空にまつわる不思議な体験『小さなムカデ』など短編全5話 不思議な話
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小さなムカデ

 

死んだ俺の爺さん。

太平洋戦争中ナントカって島に駐屯してた時の事らしい。なんか戦争中といってもノンビリしていられる日があったようで、名目上はパトロールとか何とか言いながら、森へ入って何となくブラブラしていたらしい。

で、森の中で、何か果物を探していると、小さなムカデを見つけた。
大して珍しいものでもなかったが色が黒くて動かない。死んでいるのかな、ずいぶん四角ばった奴だと手に取ると、どうも虫のようで虫でない。
きっと虫の化石だろうとポケットに入れて持って帰った。

以来ずっと宝物なんだよ虫の化石、というから見せてもらうことになった。
半世紀以上も前に爺さんが太平洋の島で拾った『虫の化石』がどんなものかと見せてもらうと、小型のモノながらどう見ても電気部品の『IC』にしか見えない。
爺さんもそう思っていたようで、「やっぱり機械の部品だよなぁ。
しかしおかしいね。
当時はこんなものアメリカも持ってなかったはずだよ。
でも俺は間違いなく当時、あの島で拾ったんだ」

 

 

理解不能な現象

 

私が二十歳になって初めての選挙のことだから9年位前の話です。

初めての選挙で投票に行ったんです。朝っぱらでした。
投票所が私の母校の小学校の体育館で、そこに入るの卒業以来だったので「こんなに狭かったけかな」とか思いながら天井眺めてました。
天井は鉄骨の骨組み、梁といえばいいのかな、が並んでいるんですがその鉄骨の1本からなんか紐がぶら下がってるんです。
みたとき「ハチマキかな」と思ったんですが私の順番がきたので用紙をもらい投票箱にいれて出口から出ようとしたときだれかが「あ」と声を上げたんです。
数人が天井を見ているので私も見るとさっきの「ハチマキ」がぶらさがっています。
そのハチマキがぶら下がってる鉄骨の向こうの鉄骨(舞台の近く)がなんか「球」なんです。
体育館の壁から壁へ渡してあるその鉄骨が途中でいきなり鉄球状になってるんです。
直径多分5mくらい。隣あった鉄骨もその鉄球に若干飲まれてつながってる?状態でした。

 

まわりもそれを見てざわざわし始めて私も何がなにやらわけがわからず、天井と他の人たちを交互に見てたら、ふとその場にいた人たちの立ち位置が入れ替わったんです。
私は出口の鉄の引き戸(2枚ある)の開いてないほうに確かに背を向けていたのですがなぜか選挙管理員?の座ってるテーブルに背を向けて立ってたんです。

その管理員さんも一瞬私を「え?なんでそんなとこ突っ立ってるの」という顔で見て、さらにビニールテープで仕切られた向こう側に突然現れた(というかもとからその体育館にいた人でしょうが)人が2人いたりして、なんか体育館にいたひと全員が同じ体育館内に瞬間移動したみたいになったんです。

私はなぜかそのときそんなとこに立ってる自分に恥ずかしくなって(いまから思うとこの感情は間違いだろうと思うんですが)出口に早足で歩きながらさっきの天井部分をみるとその球は消えていました。
見間違いとも思えなくてそのあと気になって出口付近でうろうろしてたんですが、他のひともそんな感じでしたがしばらくして動悸が治まらないまま家に帰りました。
神奈川のZ市のS小学校なんですが、あの場に20人はいたとおもうんですが心当たりのある人いましたらレスおねがいします。

 

 

人生やり直し

 

強烈に記憶に残っているものを一つ。
私は過去に戻って、人生をやり直した(?)と思われる経験があります。

ある日、まだ幼い頃の写真を部屋でずっと見ていました。
その写真に写っている光景は、私がテーブルにかじりついて母が食べている弁当の方を向いている というものです。
「あー・・あの時に戻りたいなぁ」なんて思いながら
その写真を凝視していました。

次の瞬間、気がついたら、その写真と同じ状況になっていました。
机かじりながら、「!!??夢じゃないよね?感触あるし」
と思っていたのをよく覚えています。
写真の自分の頃の自分に同化(?)した感覚でした。

ただ、やり直す前の記憶は殆ど消えてしまったようです。

 

前の記憶は殆どないんですよ。
写真見ていて、過去に戻った事しか覚えてないんです。
戻る前は10代後半だとは思いますけど。戻った先は3歳ごろです。
今は20になりました。

ちなみにこれまで同じ写真を見て、戻ろうと試みたけどできませんねぇ。

 

□ □ □

 

俺も煮たような体験ありますよ!
小学校のとき、クラスでパーティーみたいなのをした。
俺は準備をしてて教室まで長い台をはこんでいた。二人で持っていて、俺は後ろ向いて歩いいて階段降りるとき、足がすべって階段から落ちた。
頭を強打した気がするけど、きづいたら家で、ぅわ!パーティーだったのに、気絶して家に送られてきたのか、、、。とショックだった。
しかし、晩飯を食うとき、昨日と同じテレビ番組がやってることにきづいた。
日付を確認するとパーティーの日は明日になってて、俺は昨日にもどってた!
夢じゃないはず。テレビ番組の内容は確かに同じだったし、見覚えがあったから。
不思議だけど、そんなもんかなぁと納得してた体験、、、。

 

 

すれ違い

 

つい最近の話
友達と駅に近いけどあまり人がこない公園で待ち合わせをしてた。
だけど10時にって話だったのに10分になっても15分になってもこない。
遅刻するのかなと思って待ってたらそいつから電話がかかってきた。
これなくなった急な理由でもできたのかなと思って電話に出て、どうしたんだよって聞いたらそっちこそどうしたんだと言う。
何言ってんだ俺はもう公園にいるぞと言うと俺だって公園にいると言う。
その公園は小さいし遊具もシーソーくらいしかないから人がいたらすぐわかるはず。
だからまわりを見回したら人がいるかどうかすぐわかる。
それなのに回りを見回しても誰もいないからそいつがどっか別の場所と勘違いしてるんだと思った。
それで場所の確認のために普段は使ったこと無いんだけどムービー電話をやってみようってことになってやってみた。
そしたらそいつのとこに映ってるのがどうも俺がいる公園なんだよね。
なんか怖くなったから駅で会おうって話になってそのまま駅のほうへ向かった。
駅へ行く途中でそいつの後ろ姿が見えたから話しかけたらなんか物凄いビビってた。
俺としてはもう一回公園に行ってみたかったんだけど、そいつが今日はもう帰りたいって言いだしたから公園を通らずに帰った。
それから俺にもそいつにも特に変わったことは今のところ無い。

 

 

タイムラグ

 

高校時代寮にいた頃風呂に入りに行こうと思い、友達を誘った。

タ「おい。風呂行こうや!」
ゲームをしていた友達は、
友「後もうちょいでセーブポイントやから、先行っといて。」

仕方なく風呂に向かった。俺の部屋は寮の四階。風呂は寮の一階にある。俺が歩いて風呂に行き、中に入るとなんと先ほど部屋にいたはずの友達がいた。
タ「あれ?お前さっき部屋いたよな?」

友「タケオまだ風呂入ってなかったのかよ?遅えよ。」

タ「いやいや。俺たった今部屋から風呂来たばかりやし!」

友「何いってん!俺ゲームセーブしてからきよったから、んな訳ないし。」

おかしいと思い時計を見ると、確かに部屋を出てから10分はたっている。しかしどう考えても俺の部屋から風呂まで、どんな遅く歩いても2分くらいしかかからないのだ。

なんなんだこのタイムラグは?時が消し飛んだとでも言うのか?結局今だにあの時の事は謎のままだ。

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