時空にまつわる不思議な体験『裏山』など短編全5話

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時空にまつわる不思議な体験『裏山』など短編全5話 不思議な話
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綺麗な着地

 

小学校3年のとある放課後、何人かと学校の遊具で遊んでいた。
俺らは「築山(つきやま)」って呼んでいた遊具。
コンクリートでできた10メートル弱の高さの丘。
綱とかタイヤとか石の出っ張りを使って上に登ったり、下に掘られたトンネルにこもったりするやつね。

それに登っていて、頂上に達しようとした瞬間、手を滑らせて落っこちてしまった。
しかも、運の悪いことに一番傾斜のきついところを登っていたので途中で引っかかるようなところもない。
普通なら間違いなく頭をぶつけるような態勢で落ち始めた。
しかし「ヤバイ」と思った次の瞬間、俺はくるりと縦方向に一回転して両足で綺麗に着地していた。
偶然居合わせた上級生から一斉に拍手が出たほどきれいな着地だったw

運動神経は良い方だったが、あきらかに自分の身体を動かしてはいなかった。
かわりに頭からの垂直落下を始めた瞬間に腰のあたりを押された感覚があった。

何かに守られているという感じがしていたあのころ。

 

 

意識が時空を飛ぶ

 

次元の歪みが原因かはわからないけど俺の場合意識が時を越えることがある。
こっち側の声は聞こえるんだけど、意識だけがどっかに行ってしまう。
初め夢かなと思ってたんだけど違うみたい。

そんで、少し前にまた意識が飛んだんだ。
向こう側で変な女が突然ネックレスを俺にかけて
「もうすぐだね」って言ってた。
意識が戻って自分の首もとを見てみると首を囲むようにしてできたアザとポケットの中に謎のネックレスが…

だれかドッキリって書いた看板もってませんか?
っていうか助けてくれ。

 

 

裏山

 

兵庫県
幼稚園には、裏山があった。
秋には、紅葉が見れた。
でも、実際には無かった。
幼稚園の周りは住宅街で、裏山など入る隙も無い。
そして何故か、窓から見た覚えしかない。

 

 

埋められたマグネット

 

俺が小学校低学年ぐらいの話なんだけど。
当時駄菓子屋で売ってた20円のクジ制のドラゴンボールのマグネットを集めてた。
俺はそれを冷蔵庫にくっつけて集めてたんだけどある時一番気に入ってたキラのマグネットだけが無くなってた。親に捨てただろとブチギレもした(今考えると一枚だけ捨てるはずもないと。

数ヶ月後、俺が庭で土を掘って遊んでると深さ15cmぐらいのとこからボロボロになったそのお気に入りのキラマグネットが出てきた。

 

 

気がつくと・・・

 

以前アーチェリーの練習中に的の後からひょっこりとおっさんが現われた事があった。
普段は使われない出入り口を何故か使って的の後ろ側から入ってきただけだったけど、凄く恐かった。

んで本題
小学校低学年の時に小さめな川の堤防で遊んでたはずが、気が付けば2kmぐらい離れた所にいた。
遊んでた事とその2km離れた所から必死で帰った記憶はあるけど、その間の記憶がさっぱり無い。
何故か履いてた靴も無くなってた。

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