亡くなる前、死ぬ前の不思議な行動を目撃・体験した人の話を読みやすくまとめて一覧にしました。
全28話の短編集です。
人は知ってか知らずか自分の死を察知して、死の直前に、いつもと違う不思議で不可解な行動を取ることがあるようです。無意識でやっているかどうかはわかりませんが、今までほとんど連絡していなかった人に連絡してみたり、急に家族と旅行へ行ってみたり死を悟っているかのような行動をとることがあるそうです。
ここでは、この不思議な行動を体験した人たちの話を紹介していきます。
亡くなる前の謎の行動
会えてよかった
高校時代に、仲がそんなによいわけでもなく、悪いわけでもなかった友人がいて、久しぶりに、出張でそちらの家の近くへ行くので会えないかという。
昼休みに会ったが、何の出張だったのやら、仕事してないみたいだった。
高校時代に俺がそいつにしてやった親切話を思い出話のように語った。
話がそんなに盛り上がるわけでもなかったが、「会えてよかったよ。ありがとう」と言われて別れた。
それから20日後だった。そいつが自殺したという一報が届いたのは。
他の友人にも同じように会いに行っていたらしい。
部屋
友達が亡くなった時の話だけど。
妙に部屋を綺麗にするんだよね。
あれ?
なんか変だな。。
と思った2週間後に病死しました。
他の友達も言ってました。
急に部屋を綺麗にする奴は気をつけろって。
タバコ
父親が末期の肺がんで亡くなる数時間前に、
それまで頑張って禁煙してたタバコを「一本だけくれ。」と、
急に言ったから「?まさかね?」と思い吸わせてあげた。
吸い終わり昼寝したまま亡くなった。とても穏やかな顔だった。
わかってたと思う
家族に挨拶
少し前になるんだが、ペットが亡くなったんだ その時の話
そろそろ危ないかなとは思ってた
食事も取らないし、大好きなお菓子あげても食べない
水だけは少量飲む
全く動こうとしない
だがその日は違った
朝から父の座る場所まで行き撫でられてた
その後、俺の背後にいつの間にかいて撫でてやった
そして仕事に行ったんだが夕方頃に亡くなったと聞いた
後から聞いたら
妹の膝の上で昼寝もしてた
母から貰ったお菓子を数日ぶりに嬉しそうに食べてた
兄の周りをぐるぐる回り遊んだ
後から全部知ったんだが
亡くなる前に家族に挨拶してたのかと思って、泣いた
今でも最後に撫でたの時のことを思い出すよ
借りていたもの
親戚のひとりは死ぬ直前に借りていたものやお金を返していたらしいです。
病死ではなくて事故死だったんですけどね。
何か良からぬことが自分に降りかかる、ってのはなんとなく感じて気がワサワサするんだけど、それが具体的に何か?ってのはわかんないのよね。
その不安が、日ごろ気になっていてはいるのにできてないことを実施させる動機となるんだろう。
意識っては遍在してて、その中から何を取り出すかが個人の能力。
まあ、自分でも「これが最後だから・・」
なんていう意識はもちろんないだろうしね。
親戚で、旅行嫌いの人がいたんだが、
突然無理やり家族を連れ出すように3,4泊の旅行に出た。
帰ってきてしばらくして、がん告知→結構短い期間で死去・・・というのがあったな。
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