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【信じようと、信じまいと】『幾何学模様の焼き印』など全50話【34】ロア – 噂話集 – 嘘のような本当の話

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信じようと、信じまいと【34】全50話  ロア – 噂話

 

1958年、ウクライナの山中で身元不明の数名の男女が発見された。西側の諜報活動を疑った
当局により身柄は拘束されたが、全員、尋問中死亡し、国籍さえ分からずに終わった。
ただ、なぜか全員が腕に幾何学模様の焼き印を押されていたとされている。
ソ連崩壊後明らかになった資料には、その模様のパターンが、家畜の肉質等級と類似するとの言及がある。

 

□ □ □

 

仏領ギアナ沿岸に浮かぶ小島に、300年ほど前に立てられた小さな教会跡が残っている。
建てられてしばらくして、大時化の夜に神父が行方不明になって以来、そのまま寂れたと言う。
当時、元画家だったその神父の手になる、対岸の町を写生した膨大なスケッチが発見されたとあるが、
最後の晩の1週間前の絵から、塔ほどもある黒い人型の影が家々をのぞき込む様が、必ず描かれていたらしい。

 

□ □ □

 

1982年、長野県の山中で男性の首つり死体が発見された。
足下には遺書があり、仕事上の問題で悩んだ末の自殺と断定された。
不気味なことに、男性が首をつった木には、本人のもの以外に4つの輪になったロープがかかっており、
そばには持主不明の荷物が4人分置かれていたという。付近で男性以外に遺体は見つかっていない。

 

□ □ □

 

1989年、とあるアメリカの学者がタイムマシンを発明したと言う。
彼はその理論を発表する前日に何者かによって殺害されてしまった。
その後日、関係者が彼の研究所を訪れた所
タイムマシンと思われる装置は消えており、研究書類は全て無くなっていた。

 

□ □ □

 

ドイツの北西のとある病院に男が駆け込んで来た。男の話はこうだ。
自分と全く同じ顔で同じくらいの背丈で同じ服装の男がたった今近くの
ビルから飛び降りたという。その数分後ほぼ即死の遺体が運ばれてきた。
その容姿は男と瓜二つ、そして駆け込んで来た男はいつの間にか消えていたと言う。

 

□ □ □

 

2001年、アメリカのジョージア州の交番に1人の女性が保護を求めてきた。
その女性は自分は宇宙人に浚われ、気がついたらここに居たのだと言った。
不審に思った警官が同僚を呼びに行った間に女は消え、後に過去の失踪者を
調べて見た所、10年以上前の記録に先程と変わらぬ容姿の女が笑っていた。

 

□ □ □

 

タスマニアの自然学者ウィルが、入っていった森で行方不明になった
すう日後、モンタナのとある湖に浮いているのが発見された。
けうなことにその死亡原因は既に絶滅した筈のフクロアナグマに噛まれたことで
てや足、そして顔などに多数の噛み傷が発見された。

 

□ □ □

 

ルーアというイタリア学者が書斎で死んでいるのが発見された。
彼は数日前から書斎に篭り、一心不乱に何かを書き綴っていたと言う。
しかし、書斎から発見されたのは、幾多もの真っ白い紙だけだった。
彼は一体、何に、何を書いていたんだろう。

 

□ □ □

 

イギリスのウェールズ地方のとある教会で悪魔祓いが行われた。
悪魔憑きといわれた少年はその日急死し、悪魔祓いを行った
神父、ウェスティニアヌスは翌年、1789年懺悔の最中に変死したと言う。
懺悔の内容は悪魔についてだと伝えられているが本当の所は誰にも分からない。

 

□ □ □

 

ルイジアナ州のとある場所で1人の男が捕まった。男は数時間後、
精神病患者収容施設の職員に連れられていった。彼は最後まで自分は陰謀に巻き込まれた
助けてくれ、戦争が起こると叫び続けていたと言う。それから約二週間後
収容施設から逃亡を図った男の死が新聞の片隅に小さく載せられていた。

 

□ □ □

 

自分には空間移動能力があると言った男がとあるテレビ番組に出演することになった。
その番組の収録最中、ルイジアナから隣のテキサスへ移動してみせると豪語した男は
見事ルイジアナから姿を消してみせた。しかし、そのまま姿を現すことは無かったと。
問題の収録テープはお蔵入りとなり、彼が姿を消したその公園からは時折不気味な声が聞こえるという。

 

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1984年、1人の男から警察に通報があった。内容は隣から女性の悲鳴のようなものが
聞こえるというものだった。急いで駆けつけた警察が見たものは数年前から誰も
住んでないという空の部屋と、その隣の部屋で壁を凝視したまま死んでいる男の死体だった。
驚いた警察官が壁を見ると、無数の爪で引っかいたような後があったと言う。

 

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近年、アリゾナ州北部のとある病院に1人の青年が原因不明の病で運ばれてきた。
男は息を引き取る前に自分は不死に成り損ねたと医者に告げたと言う。
驚くべきことに医者と看護師の前で男はみるみる老けてゆき、その死因は老衰だと診断された。
訪れたCDCに引き取られた男の遺体の身元は未だ判明していない。

 

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今から約300年前、北米東岸に入植した百数十名のイギリス人が忽然と消えうせた。
先住インディアンの脅威から母国に救援を要請したが救援が到着したときは消えていた。
集落跡にただ「クロアタン」の文字が残されていた。それから約100年後400キロほど離れた
地域にどう見ても白人種と思われる住民が混ざる整備された村落を持つクロアタン・インディアン部落が
発見された。奴隷となっても必死でインディアンに溶け込み後生に消失の手がかりを残そうとしたのか。

 

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イギリスのとある町に絶対に失敗をしない男がいた。
何かしらの問題が起こるたびに彼は完璧な解決をしてのけ、周囲の人々は彼に絶対の信頼を置いていたほどだった。
ある日彼の妻が何故失敗をしないのかと尋ねると、「僕にとって今日は4回目の今日なんだ」と答えたという。
その後彼は人々に惜しまれながら若くして亡くなってしまう。享年24歳の彼の死因は老衰だった。

 

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イタリアの片田舎に、影を異様に怖がる富豪がいた。
その男は決して外出をせず、彼の自宅は床からも壁からも光を放っていた。
友人がなぜそこまで影を嫌がるのかと聞くと、彼は「連れていかれたくないんだ」とだけ言ったという。
その後富豪は雷による停電が起こった後、行方不明になってしまった。

 

□ □ □

 

とある学校の校舎には、厳重に鍵のかけられた非常口がある。
非常事態に使うことのできないこの扉をPTAは開放するように求めたのだが、
学校側の「鍵をはずすと毎晩ドアが爆発したように壊れる」という理由でそのままである。
この学校は大地震のときに、出口に人が殺到して圧死者が多く出たらしい。

 

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英作家キプリングは正装して大理石の広いホールにいた。何かの行事に出席しているらしく
式が終わって皆で出口へ移動を始めたとき一人の男が彼の胸をつかんで「一言話がある」
という夢を見た。 一月後、彼は公式行事に出席することになった。 その光景は夢とそっくりで
式が終わって出口へ動き出したそのとき見知らぬ男がキプリングの袖を掴まえて「お話がしたい」
といった。 ただそれだけの話だがあまりに夢で見たとおりに事が運ぶので気味が悪かったという。

 

□ □ □

 

ネット上のとあるサイトをゾロ目の時間帯に見ると特別な変化がある。
変化はどの時間帯のゾロ目でも同じで、見た人にはちょっとした幸福が訪れる。
しかしゾロ目が有り得ない6時~9時の間でゾロ目を出そうとしてはいけない。
それを見た人は有り得ない時間帯と同じく、人々の記憶からすっぱりと消えてしまうそうだ。

 

□ □ □

 

南米に、必ず当たる予知夢をみる男がいた。
夢の中では、この先起こるであろう現象を男が立って見ており、その現象に干渉はできないものの、男自身は自由に動けるとのことだ。
その男が、ある朝ベッドの上で舌を噛み千切って死んでいる状態で発見された。
死にたくなるほどの惨状を、男は夢で見たのであろうか。

 

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都内のとある大学では、4年に1回飛び降り自殺がある。
自殺者らは皆同じ建物から飛び降りている。
同じ壁に面した非常用のベランダから飛び降りるので、落下点もほぼ一致しているらしい。
現在のところ、過去3年間自殺者は出ていない。

 

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セアカゴケグモの子供が耳の中に入ったまま成長し、脳の中で増える───
そんな都市伝説が囁かれた時期もあったが、実は半分ほど真実なのである。
ガンジス川の下流には流れてきた遺体や動物の死体に耳から入り込み、頭の中で子供を産む蜘蛛が存在する。
この一帯へ観光客の立入が禁止されているのは、飛行機等にこの蜘蛛を持ち込ませないためであるという。

 

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地中の岩盤が地殻の圧力によって圧縮され、そのときに瞬間的に発電・発光する現象がある。
夜中にその現象が発生すると、地面が一瞬輝くそうだ。
1966年、ロシアのハースノフス地にある村でも同様の現象が観測された事がある。
地面が青白く輝き素晴らしく幻想的であったそうであるが、その数年後に原因不明の病が流行り廃村になっている。

 

□ □ □

 

春秋時代、杞の国に空が落ちてくる事を心配した人物がいた。
無用の心配事という意味の杞憂の語源になった。
だが、その者の後日に関しては余り語られていない。
彼はある日、空へ向かって落ちて行ったと言われている。

 

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母胎の中にいる赤ちゃんに音楽を聞かせたり、優しい語りかける出産前育児がある。
効果にやや疑問は残るが、少なくとも深層意識には影響を与えるらしい。
3年前にアメリカの心理学者が「教えられてもないのに、幼い頃に突然思い浮かんだ言葉」というアンケート結果を公表した。
それによると「愛してる」「神様のお恵みを」が全体の8割を占めたのだが、3番目に多かったのは「主人が帰ってくる」だったという。

 

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埼玉県に住む会社員のAさんは睡眠不足に悩まされ、日頃からボンヤリする事が多かったという。
その日も車で出勤したが、到着してすぐに財布を家に忘れてきた事に気が付いた。
「ボンヤリしているなぁ」と、多少の遅刻を覚悟で家に引き返そうとして、Aさんは我が目を疑った。
車にキーが刺さっていなかったのである。

 

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1977年の12月、エジプトのエッディウ・マウナルと呼ばれる地方に聖母マリアが現れた。
陶器を保管する建物の遺跡があるのだが、その上にボンヤリと光る女性の姿が浮かんだそうである。
特に何の変化も無く、2時間ほど浮かんで突然消えてしまった。
それから何事も起こらず今日に至るのだが、その遺跡からは何故か黄金の十字架が出土していたらしい。

 

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1489年、イギリスの貿易商にして探検家のボードウィンと8人部下が「爆死」した。
昔から噂される「新大陸」を探していると、地図にはない島を発見し、部下8人を連れて上陸。
調査のための拠点で焚き火をしていたら、島ごと大爆発を起こしたからである。
堆積した海藻や漂流物や泥が、海底からのメタンガスによって「島」の様に浮いていたと見られ、ガスに引火したらしい。

 

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山梨県の越ヶ松村にある祠には、小さな賽銭箱が奉られている。
昔から「死出(しで)の通り銭(とおりせん)」と呼ばれる現象が伝えられている。
周りに誰もいないのに、銭が入れられた音がする。しかし中には何も入っていない。
その音がした翌日に誰かが亡くなる為、死神が通りがけに清めの銭を投げ入れているのだろう、とされている。

 

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渋谷の某所を通る地下通路には「消してはいけない落書き」がある。
なんでも芸術家志望の若者が夢敗れて自殺する前に、カラースプレーで描いたポップアートらしい。
一見すると意味不明な英単語の羅列なのだが、深夜になると呪いの言葉に変化するのだそうだ。
ただ、他の若者によって落書きが描き加えられ続けたため、どれがそのポップアートなのか見分けが付かないという。

 

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山口県の県庁近くにある5階建てのビルには、階段に「階数」を示すものが無い。
これはエレベーターも同様で、ボタンには階数の代わりに、その階のテナント名が書かれてある。
さらに夜中になると階段の使用は禁じられる。その理由をビルのオーナーに問うと、きまってこう答える。
「たまに階数が増えるんですよ」

 

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1957年、南太平洋上に位置するある群島に程近い地点にて、米軍が地下核実験を行った。
件の群島は太平洋戦争中の1941年、スウェーデン軍人によって偶然発見された物であった。
一説には、米軍が行った地下核実験自体が、この群島を消滅させるべく行った可能性も示唆されている。
上記の説が正しいとするならば、この群島に何が存在し、なぜ米軍が消滅させるに到ったのだろうか?

 

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1957年、南太平洋で一人のスウェーデン軍人が群島を発見した。
同時にその群島において、14科189種の独特の進化を遂げた哺乳動物が発見された訳だが、
それを遡る事およそ50年、ドイツの詩人が謳った詩に、それらの生物の一つを詠んだと思われる詩が存在した。
件の詩人はどこでそれを知り得たのだろうか?

 

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アニメ版「忍者ハットリ君」には、地方によって放送されたりされなかったりする話があるそうだ。
第20話から25話の間に該当するエピソードで「赤い罠にご用心、の巻」というタイトルらしい。
関係者は「そんな話は存在しない」と言うのだが、具体的な内容を語る目撃者が一時期大量に現れた。
しかし、ドラえもんの「タレント」という都市伝説が出てきた時期を境に、この噂はパタリと消えてしまったのである。

 

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島根県益田市の某所には「白い車が通ってはならない踏切」がある。
自動車1台が何とか通れるほどの小さな踏切だが、そこで特に事故が起きた訳ではない。
どういう経緯で、このような噂が流れたのかもはっきりとしない。
ただ、白い車で踏切を超えると「車内に女のうめき声が聞こえる」ようになるという。

 

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イタリアの古い港町には「アハラ」と呼ばれる独特の儀式が伝わっている。
細部はかなり異なるのだが、儀式中の仕草や小道具などが神道の「御祓い」の儀式にそっくりなのだ。
「旅のサムライが漁師に教えた」とか「遭難して流れ着いた東洋人が伝えた」といった伝説があるが証拠はない。
ただ、この港町では100年前から海難事故が起きていない事だけは事実なのである。

 

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今から約十年前、ウェールズに時を止められる男が現れた。
ある日突然止められるようになったそうで、一瞬で数百メートル移動した等の目撃証言も寄せられた。
日に日に止められる秒数も増え、地元のテレビ局の取材も舞い込んだ頃、彼は何故か行方不明になった。
最後に会話した友人曰く「この頃リスタートがうまくいかない」と彼は話していたらしい。

 

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台北に生まれつき変わった能力を持った男がいて、彼はあらゆる物を受信することができた。
目をつむって集中するとテレビの映像や音声、他にラジオや電話、無線らしきものを聞き取ることができた。
そのようなものを拾い続けると受信精度や範囲も強化されていったが、彼は大学生になった頃に受信行為を絶った。
なんでも、「拾い続けたら気がおかしくなりそうな恐ろしいものも少なからず飛び交っているからだ」とだけ彼は震えながら語った。

 

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イギリスの港町ファーランクから東に4キロの地点に、いつの頃からか直径1メートルほどの穴が道の真ん中に開いていた。
緑色に濁った水がたまっておリ、正確な深さは分からないが相当な深さだったらしい。
危険なので上に鉄板を敷いていたのだが、近隣住民の要望で数年前に穴を潰し、道路を舗装してしまった。
夜になると時々、鉄板の下から「誰か、誰か」とノックする音が聞こえていたのだそうだ。

 

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エジソンは子供の頃に「空を飛べるようになる薬」を調合し、うっかり友人を殺しかけてしまった事がある。
似たような事を考える科学者が1972年に存在し、彼は「分子運動を制御して空を飛ぼう」と研究を重ねていた。
一応、研究そのものは成功したようだが…どうも応用が利かなかったようだ。
自身で開発したらしい機械に向かって高速で激突したらしい彼の死体が発見されたからである。

 

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2002年、ニューヨークの廃棄された地下鉄施設がどれほど老朽化しているか、という調査が行なわれた。
しかし予定されていた半分以下の規模のところで調査は中止された。
調査員によると、地下水によって線路部分が水没してしまっている区画を調査中、車輌が走行してきたらしい。
「送ってやろうか?」と車掌らしき男が声をかけてきたため、あわてて地上へと逃げ出したのだそうだ。

 

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ある晴れた夏の日、中部地方の某高校のグラウンドでは野球の練習試合が行われていた。
試合の中頃、一人のバッターが大きなフライを打ち上げたがその打球がさっぱり落ちてくる気配がない。
また、いくら探しても打球は見つからず、これ以降このグラウンドで急に球が消失する現象が月に数回の頻度で起こるようになった。
それから数年後、ノックの球が上空で消失したかと思った瞬間に空から大量のボールが降り注いだのだが、なぜか消失したボールよりも多くのボールが落ちてきたという。

 

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アフリカ中央部に位置するその国のサッカーW杯のメンバーはなんと占いによって選出されるという。
しかし、ある年の占いでは何度やっても知らないメンバーの名前ばかりが出てきて占い師も困り果ててしまった。
そんな折り、突如激しい内戦が勃発してしばらくW杯への出場が困難な状況が十数年も続いた。
ようやく国内の情勢も安定して、W杯への復帰が決定すると、当時の占いと全く同じ名前のメンバーが選ばれたという。

 

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主に70年代から80年代に日本のプロ野球で活躍した鈴木(仮名)という盗塁が非常にうまい名選手がいた。
インタビューで鈴木さんに盗塁のコツを聞いてみると、「調子のいい時は自分の残像のようなものが見えて、それをなぞるように走ると大体成功した」と述べた。
現役引退後、鈴木さんは趣味である夏山登山に出掛けたのだが、途中でひどい霧に包まれて前にも後ろにも進むのが困難になってしまった。
すると、自分の残像が少し前を歩き始めたので現役の頃のようにそれを追って歩いていくと無事に下山でき、残像はいつの間にか消えていたという。

 

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ある日、新潟市在住のFさんに着信があり「私メリーさん、今札幌駅の前にいるの」となぜかFさんとは全く関係のない場所を告げられた。
その日の着信はそれだけで、次の日からは初日と同じ時間に着信があり、地名から割り出すとメリーさんは一日に数十キロほど移動しているようだった。
メリーさんからFさんへの電話は一週間で途切れたが、バトンをタッチするように一週間間隔で知り合いから知り合いへと引き継がれるようになった。
そして、Fさんから数えて六人目のKさんが「次の移動場所を特定したっぽいので突撃してみる」と言ったのを最後にKさんは行方不明、着信のリレーも途絶えた。

 

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お盆の入りを迎えた鹿児島のとある村にここ数年で最も強い台風が接近したので、川の近くに住む山田さん一家は近所の集会所に自主的に避難した。
そこに見慣れない四人家族がいたのだが、時期が時期なので誰かの親戚が帰省しているのだろうとその時は気にも止めなかった。
ところが、台風通過後に自宅に戻って各地の台風中継を見ていると、なんと各地の避難所に間違いなく先程の家族が必ず映っているのであった。
それ以後山田さんは台風中継を見る度に同じ家族をよく発見するようになり、「もしや台風一家ってやつですかね」と山田さんは笑いながら言った。

 

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主に中国・四国地方の一部では、林道整備などの工事をする際に「してはならない事」が決められている。
『地面を掘削している時に「真っ黒な土」が出てきたら、それ以上掘ってはならない』というものだ。
よくないモノの通り道だから、可能な限り邪魔してはならないらしい。
噂では、数ヶ月前に山口県で起きた橋の事故の現場から、真っ黒い土が出ていたそうである。

 

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1973年、ミズーリ州に住むセレーナは空き巣に入られた上に家を放火されてしまった。
3日後、その犯人ジョシュは盗んだ金で麻薬を買おうとアパートを出た直後、路上強盗に会い射殺されてしまう。
金を奪った強盗犯ニックはその夜、恋人のエドガーに浮気を疑われた末に絞殺される。
我に返ったエドガーは金だけ持ち出し家を飛び出し、車にはねられ即死した。運転手は自棄になって飲酒していたセレーナだった。

 

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フランスのシャルネー地方にある古い教会の屋根には、変わったものが引っかかっている。
屋根に飾られた十字架に、船の錨が引っかかっているのだ。
なんでも200年ほど前の雨の日に、雲からロープで結ばれた錨が降りてきて十字架に引っかかったらしい。
そこへロープを伝って人が降りてきて錨を外そうとしたが失敗。結局、ナイフでロープを切って雲の上へと戻ったそうである。

 

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アレクサンドル・クトゥーゾフは、「穴熊」と呼ばれた凶暴なギャングだった。小柄な優男で、100人の女を陵辱したと豪語していた。
1971年7月、ある女性がクトゥーゾフに乱暴されたと兄に訴え、怒り狂った兄は仲間を引き連れてクトゥーゾフの自宅を襲撃した。
クトゥーゾフは通りに引きずり出され、撲殺された。死後、見せしめにその局部を切り取ろうとした男達は驚愕した。
彼には男性器がなく、代わりに女性器があり、スーツの股間には丸めたハンカチが詰められていたのである。

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