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『ケンムン』 – 妖怪の不思議な話・怖い話

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『ケンムン』 - 妖怪の不思議な話・怖い話 妖怪
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ケンムンとは

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ケンムン

 

ケンムンまたはケンモン(水蝹)とは、奄美群島に伝わる妖怪。土地ごとに相違があるものの、概ね河童や沖縄の精霊(妖怪)であるキジムナーと共通する外観や性質が伝えられている。

ガジュマルの木を住処としており、木の精霊ともいわれる。この木を切ると、ケンマンに祟られると恐れられる。

ケンマンに祟りの遭うと、目を病んでしまう(目を突かれてように腫れ上がってしまい、失明寸前になることもある)、または命を落とすこともある。

起源

ケンムンの由来伝説は多々あり、以下のようなものがあります。

  • 蛸にいじめられ樹上生活に
    月と太陽のあいだに生まれたケンムンは、庶子だったので天から追放され、はじめ岩礁に住まわされた。しかし蛸にいじめられたので、太陽に新しい住処を求めたところ、密林のなかで暮らせと諭され、ガジュマルの木(や同属のアコウの木)に住まいを求めるようになった。
  • 藁人形の化身
    ある女性が、この地の大工の神であるテンゴ(天狗)に求婚された。女性は結婚の条件として、60畳もの屋敷を1日で作ることを求めた。テンゴは二千体の藁人形に命を与え、屋敷を作り上げた。この藁人形たちが後に山や川に住み、ケンムンとなった。
  • 人間の化身(殺人者が罰せられた姿)
    ネブザワという名の猟師が仲間の猟師を殺し、その妻に求愛した。しかし真相を知った妻は、計略を立てて彼を山奥へ誘い込み、釘で木に打ちつけた。ネブザワは神に助けられたが、殺人の罰として半分人間・半分獣の姿に変えられた。全身に毛が生え、手足がやたら細長い奇妙な姿となった彼は、昼間は木や岩陰の暗がり隠れ、夜だけ出歩くようになった。これがケンムンの元祖だという。
  • 孤児の姉弟
    ノロ神の姪・甥が孤児が、山へススキ刈りに行かされ難儀していたところ、老人が通りかかり、海で貝を取って暮らせと勧めた。冬の海は寒く、山に舞い戻ってくると、こんどは老人が来て山・川・海に季節ごとに暮らせと指示し、姉弟をケンムンと名付けた。
  • 虐げられた嫁
    嫁いびりにあい五寸釘でガジュマルの木に打ち付けられた女性がなった。

ケンムンにまつわる話

 

1

奄美大島には、昔からカッパに似たけむくじゃらの妖怪・ケンムンがいると言い伝えられております。

子供のような小さな背丈で体はけむくじゃら、山羊の臭いをもち、頭にはさらがありよく山や海で人を化かすと伝えられています。

10年前、家族でめずらしく怪談話で盛り上がっていると、ふと思い出したように、次兄が興奮した口調で話しはじめました。

この前、夕方頃、友達に借りた双眼鏡で裏山をみてたんだ。それでなんとなく遠くの山を見てたら、木のてっぺんの枝に、真っ黒な人が座ってるのが見えた!あれ、絶対幽霊だぞ!なんか、体育座りしてたけど、膝が頭より高くて……

そこで私と母が同時にいいました。

「それ、霊じゃなくてケンムン!」

①ケンムンは山の木の上で休むことが多い
②ケンムンはよく体育座りをしている(だから昔は膝を抱えた座り方をケンムン座りといって嫌っていた)
③ケンムンは異様に足が長く、体育座りをしている時に膝が頭より高い

それを次兄に伝えると、「あれがケンムンなんだ、本当にいたんだ……」と青い顔をしていました。

肉眼ではまずめったに目撃されないケンムンですが、まさか双眼鏡で目撃できたとは、兄ちゃん、おそるべし!(笑)

すると、ウチの母が、長年きこりをしていた祖父から生前教えられたという話をしてくれました。

もしも山で迷ったりしてどうしても一晩を暗い山の中で過ごさなければならなくなったら、

木の枝か何かで自分の周りの地面に、自分を囲むようにして少し広めの円を書きなさい。

そして山の神様に声にだしてお祈りしなさい。

「山の神様。私はかくかくしかじかな事情から一晩こちらの山に泊まらせていただくことになりました。

どうか今夜一晩、私が何事もなくいられますよう、私にこの土地を一晩だけお貸しください。

この土地の中にいる間、私を一切の災いからお守りください。」

そうしたら、一晩、ケンムンや獣たちが円の周りをぐるぐる回るが、決して円の中には入ってこれない。

それが山の神様との約束だからだ。

だから、山にのぼる時と下る時は、山の神様への挨拶とお礼を忘れてはいけない。山の神様は、よく見てるからね。

ケンムンでも、山の神様には逆らえないということなのでしょうか。

 

2

今日は自分の母の妹の話です。

母の妹は普段はごくごく真面目な人間なんですが、お酒が入ると昔あった不思議な出来事を饒舌(じょうぜつ)に話始める癖がありました。

母の妹(M子としますね)は小さい頃、毎日毎日遊んでいた子がいたそうで、髪は長くていつも赤いワンピースを着た自分より小さい女の子と遊んでいたそうです。

その遊びってのが変わってて、女の子は何もしゃべらないので一方的にM子が喋り続けて、しばらくすると手を引いて何処かに連れて行ってくれていたそうです。
でも自分の母親は一度もそんな子と遊んでる姿を見たことが無かったそうです。

ちょっと気持ち悪い話だな・・・。
なんて思いながらも気になったので「んで、何処につれてかれてたん?」って聞くとM子は「知らない場所につれてってくれてたんだ」なんて言うんです。

自分の地元は島なんで子供が行ける場所なんて限られてるんですが、その子はいつもいつもM子が知らない場所に連れて行ってくれたそうです。

ある日いつものようにその子と遊んでいて、その子が手を引いて歩いていると、「いつも楽しいね、今日はお礼がしたいの」なんて言われたそうです。

子供なんて純粋なものでそんな事いわれたら「うん!」なんて二つ返事。
テクテク手を引いて歩いて行ったそうです。

その日は自分の家の裏にある山を登って行ったそうです。
そこまでは知っている道だったんですが、突然風景が変わって目の前に木でできた小屋があったそうです。

「ここだよ」なんて言って小屋に案内されるとそこにはお菓子やジュースが山のようにあったそうです。

嬉しくてパクパク食べてるM子を嬉しそうな顔で女の子は見ていたそうです。
お腹一杯お菓子を食べたM子は子供の性とでもいうか、寝てしまったそうです。

M子が気が付くと周りには親やら姉(自分の母ですね)やら近所の人もみんないてM子を心配そうに見てたそうです。

「目覚ましたぞ!先生呼べ先生!」

一日あの子と遊んで寝ただけなのに、M子はもう危険な位衰弱していて、病院のベッドで寝ていたそうです。

幸い回復も早く、3日もすると歩ける位に元気になって皆ホッとしていたそうです。

その日病院のベッドで母親から「あなたどうやってあんなところに行ったの・・・3日も突然いなくなってホントに心配したんだから・・・」と言われたそうです・・・。

M子が見つかったのは街から10キロほど離れた山のテッペンで見つかったそうです。
しかもM子のお腹には一杯の木の実と虫が詰まっていてそれは気持ち悪かったと皆言っていたそうです。

近所のオッサン達は口々に「ケンムンの仕業だ」と言って騒いでいました。

うちの島には「ケンムン」って名前の妖怪が昔からいると信じられていて、時々大人にも悪戯をするそうです。

自分の身内にそんな体験した人が、しかも身近にいるなんて、少しゾッとしました。
妖怪なんて鬼太郎レベルの話かと思っていましたが・・・今では少し妖怪を信じています。

 

3

奄美のケンムンを夜の断崖で目撃した者の話によれば、猫のような嘴のある顔で、
ギロギロした大きな目に瞼はなく、口から夜光虫のように光る涎を流していたとある
こちらの気配に気がつくとパッと光って消えた

ケンムンはキジムナーと同じように木の叉から生まれるという
同様の伝説は、ドイツやスイスに使わる侏儒(小人)伝承と似ており、
こちらも木の叉から生まれるという
侏儒は小さな体に足に踵がなく、最初は人間に好意的だったが、人間は意地が悪く、
散々騙して利用したので腹を立てて人間を嫌悪しだした
そのため住処を山奥にどんどん移して、とうとう消えてしまったそうだ

 

4

田舎で親戚のおばさんから聞いた話。
昔、近所のおじさんが山に薪を取りに行って行方不明になったらしい。
心配した村の人たちが2晩ぐらいかけて山狩りをしたが見つからず、ある朝、畑の穴に逆さまに突っ込まれた形でその人が見つかったらしい。

その人に、「どうしてあんな所で、あんな形でいたのか?」と聞いたら、
「山で薪を取っていて、暗くなって帰ろうとしたら火の玉に周りを囲まれて。座ったら消えるんだけど、立ち上がるとまた囲まれる・・・それをずっと繰り返して気がついたら、村の皆にかこまれていた。」という。
私の田舎は昔から「ケンムン」というお化けがいるとされ、村の人たちは
「ケンムンに化かされたんだな」という話で終わったらしい。

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