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『崖崩れに巻き込まれたのは』など短編5話|生霊・ドッペルゲンガー体験談【実話】

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『崖崩れに巻き込まれたのは』など短編5話|ドッペルゲンガー体験談【実話】 不思議な話
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同じ服装

 

私も友達にドッペル見られた事ある。
ベランダで洗濯干してたら、今どこにいる~?
とイタズラっぽく電話かかってきた。
洗濯干してるの見られたか恥ずかしいなと思いながら「家にいるけど」と答えたら、
「今、駅で見た」との事。
ずっと家にいたと言ってるのに信じてもらえず、服装の事を言われた。
そのとき着てた服と全く同じでゾッとした。

 

 

残業

 

会社で残業が続いていた頃のこと。
まだまだ仕事も残っているので、気は引けたものの、疲労が限界近くに達していたので、その日は久しぶりに定時少し過ぎに退社。
私のブース周りには誰もいなくて、離れたブースにいる同僚に声をかけようと思ったんだけど、なにやら取り込み中の様子。
会釈でも、と思ってしばらく見ていたんだけど一向に気づきそうにないので、そのままタイムカード押して帰った。
次の日。朝出社すると、同僚達が声をかけてきた。
「おはよう。昨日はまた遅くまでやってたの?」
「ううん、定時少し過ぎに帰っちゃった」と私。
すると、怪訝そうな顔をして、
「え、だって私達22時過ぎにあがったんだけど、○○ちゃんまだPCで何か打ち込んでたでしょ? 声をかけても反応しないから、テンパってるねぇ、大変だねぇって話してたんだけど」
タイムカードを打つには、私のブース脇を通ることになる。
そのときに彼女達はまだ仕事を続ける私を見て、声もかけたというのだ。

22時・・・爆睡真っ最中でした、私。

 

 

書類を仕上げたのは

 

数年前、当時勤務していた会社を辞めた発端がドッペルゲンガー?だった。
社の定休日。その日俺は、親や弟を乗せて車のハンドルを握っていた。
遠方の父方の祖父宅へ何年かぶりに遊びに行ったのだ。翌朝、出勤すると上司に声を掛けられた。
「昨日はご苦労さん。でも会社に気を遣っても仕方ないからタイムカードくらい押していけ」
俺は何のことかわからず「何のことですか?」「とぼけんなよ、昨日居たろ?」笑いかける上司。
話を聞くと、俺が休日出勤していてパソコンで何やら仕事をしていたという。
上司が忘れ物を取りに来たときに見かけたらしいが、急いでいたので声を掛けずに帰ったというのだ。
からかっているとしか思えない上司に適当に返事をし、俺は仕事を始めた。
自分用のパソコンの電源を入れ、いつものようにパスワードを打ち込み起動させた。
当時、社内はパソコン使えない人が殆どでパソコンがそこそこ使える人は、自分用のパソコンにパスをかけるのが通例だった。パソコン使えない上司が書類捨てたり設定いじったりするのを防ぐためだ。で、パスはそのパソコンを管理する人間が設定するので本人しか知らない。
仕事をしようと作りかけの書類を開いた俺は、言葉を失った。一昨日まで作りかけだった書類がほぼ完成していたのだ。書類の修正日欄は昨日の日付。誰かのイタズラかとも思ったがその書類の作り方には俺なりの書類作成の法則がきちんと盛り込まれていたし、俺しか知らない情報までも仔細に書き込まれていた。程なくして俺は体調を崩し、入院。それをきっかけに退社。

 

 

本を借りたのは

 

今日の事なんだけど、友達が私のドッペルゲンガー見たって言うんだ。
友達は私だと思って、その人に前々から約束してた本を貸したらしいんだけど、私は受け取ってないし、時間的にそこにいることは絶対にありえない。
友達がその「私の姿をした誰か」に本を渡したら、彼女は
「じゃあ、あっちで読んでくるね」って私の席に戻ってったとか。
結局、その貸した本はいつのまにか友達の机の中に戻ってた。
友達は担いだりする子じゃないし、見たのはその友達だけじゃないんだ。
自分のすぐ近くに現われたのかと思うと、なんか気持ち悪い。

 

 

崖崩れに巻き込まれたのは

 

梅雨の合間のある日、山林の見回りを終えて山道を下っていた。
前方から同じ村の知人が登ってくる。
こちらに気付くとなぜか不審そうな顔をするので、尋ねてみた。
「どうした?」
「お前、いつの間に戻って来たんだ?」
「なんだって?」
「さっき、下の橋のところですれ違ったじゃないか。挨拶も交わしたぞ」
そんな覚えは全くなかったが、知人が嘘を吐いているとも思えない。

互いに首を傾げていると、ふもとの方から大きな地鳴りが聞こえてきた。
ゴォォォォォ・・・・という低音が腹に響く。
慌てて下ってみると、橋を通り越したあたりで大量の土砂が道を塞いでいた。
長雨で地盤の緩んだ山肌が、道の方に崩れたらしい。

数名が慌ただしく土砂を掘り起こしていたが、こっちを見ると一様に驚いた顔を見せた。
「お前、無事だったのか?」「信じられん…」「いつのまに這い出したんだ?」
矢継ぎ早に問うてくるのを遮って、事情を聞いてみる。
どうやら、山道を下ってきた自分が崖崩れに巻き込まれるのを目撃したらしい。
急いで救出しようと土砂を掘り起こしていたところで、埋もれたはずの本人が何食わぬ顔で山を下って来た、と。

その後、重機によって慎重に土砂の除去作業が進められたが、結局、土砂の下に埋もれている人はいなかった。
すっかり土砂が取り除かれた道を眺めながら、知人がポツリと漏らした。
「あいつ、お前の身代わりになってくれたのかもなぁ…」
どちらからともなく、手を合わせて目を瞑った。

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