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『豪雪地帯の臨時収入』など短編5話|【狂気】人間の本当にあった怖い話

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『豪雪地帯の臨時収入』など短編5話|【狂気】人間の本当にあった怖い話 人間の怖い話
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痙攣しながら立ってる女

 

A子の家に行った時の話。
夜十時頃、ビールを飲みながら話をしていると、突然天井近くで

「カチッ!」

と大きな音が響いた。
びっくりしていると、今度は玄関のドアが、

「ガンガンガン!」

と鳴り出した。
A子が外の様子を見に行ったけど、すぐに戻って来て、なぜか風呂場に入っていって、そこでへたりこんで放心状態になっていた。
たぶん嫌な相手、昔の男でも押しかけて来たんだろうと思って、ドアの所に行って、のぞき穴から見てみた。
黒ずくめの白い顔をした女が、意味不明に痙攣しながら立っていた。

ナンジャコリャ!

と飛びのくと、背後にA子がいた。
彼女は、「ちょっと待っててね」と言うと、自転車の鍵を取って外に出ていった。
30分くらい待っていると、A子が一人で戻って来た。

…何だったのあれは?
とおそるおそる問いかけると、彼女は疲れたように言った。

「わたしのお母さん」

 

車に潜んでいた

 

「おたくわらし」というものを初めて見ました。
昨日、コミケに行ったんですが、撤収後、車二台に分乗して帰路についた私の車にとんでもないものが乗っていました。

今思えば、なんで気づかないんだ!!
という感じですが、後部座席の影、通常荷物を積む部分に男性が潜んでいました…。
後ろだけ鍵を閉め忘れていました…。

「おねぇさんたち~。おねぇさんたちのおうちまだ~?」

隠れているのに疲れたらしい男性が、急に出てきました。
突然現れた闖入者に、車内大パニック。
車を止めようにも、すでに高速道路の上。
助手席で恐慌状態の友人を無視して、男性(推定30代)は妄想語りを展開していました。
要約すると、

「お前(私)の家に泊めろ。オタ仲間じゃないか」
「一緒に寝てやってもいい。なんなら彼女にしてやる」
「帰りは送れ。俺は○○(かなりの遠隔地)在住だ」

泣き出さんばかりの友人をなだめて、なんとかPAで男性を叩き出し、脱兎のごとく逃げました…。
警察に届けた方がいいんだろうかこれは…。

 

 

貯水槽の水

 

昭和50年代、東京都大田区蒲田で起きた事件。
あるマンションの貯水槽から腐乱死体が発見された。
ホームレスがマンションの屋上に忍び込み、暑さのあまり上水道タンクの中に入ったらしい。
そして急性心不全死。

死体が発見されたのは半年後。
なぜ見つかったかというとそのマンションの住人が、

「水道水に色が着いている」
「水道水が変な臭いがする」
「ご飯を炊いたら黄色くなって、炊き込みご飯みたいになった」

と騒ぎ出したため。
半年間、マンションの住人たちは「死体漬け」の水を飲んでいた。

 

 

豪雪地帯の臨時収入

 

私の実家は日本有数の豪雪地帯です。
冬は農閑期なのですが昔から男衆は出稼ぎには行きませんでした。
臨時収入があるからです。

その村の裏手は冬山登山のメッカで男衆は案内役を買って出ます。
ガイド料としての収入もあるのですが実は更なる収入源があるのです。
ガイドはわざと難所に誘導し、連絡を事前に受けていた別の男衆達が、なんと人工なだれを起こすのです。

そして警察に連絡、山狩りが召集され、ガイド料の何倍の捜査協力手当てが舞い込むカラクリなのです。
全ての冬山登山観光地がそうであるとは言いませんが登山される方は

「死人に口無し」

と言う言葉を忘れないで下さい。

 

 

介護

 

おいら事故で怪我して、2週間ほど前まで某地方の病院に入院してたんだ。
同じ病室に寝たきりのじぃさんがいて、やさしそうなおばぁさんが看病してた。
甲斐甲斐しく介護していてえらいなぁって思ってた。

横に介護者用の粗末なベットがあって、日がな一日、夜中まで看病してたみたい。
したら夜中見たんだよ。
口移しですりおろしたりんごとかお湯とかをあげてるの!
話聞くだけなら美談なのかも知れんけど、

「じゅるじゅるぐちゃぐちょ…」

って感じの音が夜中の病室に響き渡って正直きつかったね。
で、退院する時に挨拶がてらおばぁさんから話を聞いたんだ。
おじぃさんは若いころから肺の病気になって、40歳くらいからずっと寝たきりになってるらしい事。
のどから直接呼吸器用の管を入れてるから口がつかえないこと。
流動食を別の管でのどから直接食道に流し込んで栄養摂取してる事。

そう、おいらが夜中聞いていたのは、おばぁさんが噛み砕いた食事をおじぃさんにあげてる音じゃなくて、食事を飲み込む事の出来ないおじぃさんが噛み砕いて味わった残りを、おばぁさんが口で吸い取って綺麗にしてる音だったんだ。

でももっとショックだったのは看護婦さんが言った言葉だね。

「苦労されてるからそうみえるのかもしれないけど、あの方は奥さんじゃなくて娘さんですよ。」

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