タクシーの怖い話『体がかゆい』など短編5話|人間の本当にあった怖い話

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タクシーの怖い話『体がかゆい』など短編5話|人間の本当にあった怖い話 人間の怖い話
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ここで待っとけ

 

怖い話というと、うちの先輩だが乗車した乗客があっちへいったり
こっちへ行ったり行き先がどうもおかしい
んで、町外れの住宅地で「ここで待っとけ」で待機
どうも不審に思った乗務員が不審通報して
探してみたら、乗客は近くの民家で住民に包丁つきつけていましたとさ

 

 

山の中をあっちこっち

 

秩父の山の中をあっちこっち当てもなく走り回って、なんか寂しそうな細い山道を見つけたと思ったら「運転手さんここでいいわ」って言って、降りてその道に入って行った。
道中の関越道でも

「運転手さん、行きてるうちに楽しいことはやっておいた方がいいわよ」

とか言ってたし。降りるときに財布の中にあったお金10万弱を全部俺に運賃&チップでくれたし・・・。

本人は自殺とは言わなかったが、俺はあれは自殺しにいったと思っている。

 

 

大きな忘れ物

 

職業柄、タクシーをよく利用するんですが、いつも通りタクシーを無線で呼んで乗りこんでほっと一息。

「あとは帰るだけだ!」なんてのんびりしてたんですが、タクシー無線で

「○○市○津区で大きな忘れ物がありました××・・・」

そんな感じだったんですが。
!!!!○津区って私が乗ったところじゃん!!
タクシー用語で言う大きな忘れ物ってタクシー強盗の事を指すみたいです。
真っ青になりましたね。

さっきから運ちゃん無口だし。心なしか証明書と顔が違うような。
いつも通る大通りとは全然違う山道走り出すし。
泣きそうになりました。。。
もしかして・・・この人タクシー強盗?
運ちゃん殺して、トランクに入ってたらどうしよう?なんて

 

 

体がかゆい

 

俺大阪でタクシー転がしてんねんけど。つい1ヶ月ぐらい前の話。
箕面(みのお)という所があって、結構山奥やねんけど、もうほとんど日も落ちた頃に男の人乗せてん。民家もない山道やのに・・・とか思う間もなく

「すいません病院行ってください!」

ってえらい剣幕で言いはんねん。
ほんでとにかくもう夜やし思って救急病院向かってんけど、その間ずーっと

「あーかいいーー!!かいいーー!!」って

言うて狂ったように体かいてんねん。
すっごいつらそうに。悶え苦しんでるって感じで。
病院ついてお金貰う時見たら、服にすごい血付いてた。

かきむしったにしては多すぎる量。すごい怖かった。シートにも少し付いてた。
なんか伝染するんちゃうかと思って、シーツ洗うの嫌やったー。

 

 

一緒に

 

もう何年も前友達と難波からタクシーに乗ってしばらく走ってたら「一緒に死んでくれ」って言われた。
どんどんスピードは上がるし、友達と二人で曲がり角でスピードがゆるんだ瞬間ドアこじ開けました。
二人ともかすり傷。
運転手は精神異常だったかな?
当時、新聞にぎわしました。

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