「犬鳴峠」福岡県
※ネットでの書き込み
殺人事件や死体遺棄が 多発する魔の峠
その名もどこかおどろおどろしい犬鳴峠は、福岡県宮若市と同県糟屋郡久山町との境を跨ぐ峠である。ここは西日本有数の心霊スポットとしても知られ、その筋のマニアの訪問が絶えないという。
峠周辺は交通の難所で、冬には積雪や路面凍結のため、交通事故も多く発生する。
また、旧道の一部は犬鳴ダム建設時に地盤が沈下し、ごみの不法投棄や暴走族の溜まり場となったりするなどの問題が発生したことから、旧道トンネルは閉鎖。
現在その入り口は厚いコンクリートブロックで覆われており、その外観は異様な雰囲気をたたえている。
閉鎖されている道路は道幅が極端に狭く、一部では崖崩れなどで通行が非常に危険であるため立入禁止。
無断で立ち入った場合、法律・条例等で処罰の対象となるが、その禁を犯して侵入する心霊マニアに地元住民、警察が頭を悩ませているという。
都市伝説によれば、トンネルの入り口付近に「白のセダンは迂回してください」という看板が立てられているというが、現在それは確認できない。
なんでもこの付近では、白いセダンでの事故が多発しているとのことである(また、ここを白い車が通るとなぜかシートがぐっしょりと濡れるという「怪談」も聞く)。
実際、旧道のあたりは急カーブが多く、ドライバーには注意を呼びかけてはいるが、白い車に限って事故が多発しているという事実はないというのが、地元の話である。
また、旧道トンネルの横に普通では絶対見落としてしまうような畦道があり、その畦道を上っていくと道は先細りで狭くなっていき、さらに上っていくと、そこには地図に載っていない村落があり、畦道の途中には「この先、日本国憲法はつうじません」といった内容の立て札もあるという。
また、その村落の広場にはボロボロになったセダンが祀られているという話もある。さらに奇妙なことにその周辺では、どこのメーカーの携帯電話も圏外になるという現象も報告されており、この場所からもっとも近いコンビニの公衆電話は110番が通じないとも言われている。
一説によると、この村(犬鳴村)は江戸時代以前にとても酷い差別を受けていており、そのためにいつからか外界との接触を一切断ち、その村だけで自給自足するようになったとのことである。
また女性の絶対数が少ないため代々近親相姦を繰り返し、村民は遺伝的に特異な体質(足が極端に速い。耳が尖っている。夜目が利く。
また言語に現在の日本語から喪失されてしてしまった母音がある)を有するようになったともいわれるが、むろん、古文書や寺の過去帳にも、そのような事実を証明する記述は一切見つかっていないという。
だが、なぜかこの地域で猟奇的な事件がよく発生するのは事実のようで、昭和63(1988)年12月、自動車を窃盗しようとしていた少年ら5人が、それを見咎めた車のオーナーでもある知り合いの工員(当時20歳)を拉致監禁、工員が逃亡を図ったため、リンチの末両手両足を縛り、旧犬鳴トンネルで全身にガソリンを浴びせ生きたまま焼殺するというむごたらしい事件が起こっている。
犯人グループはすぐに逮捕され、主犯は無期懲役判決を受けている。また平成12(2000)年には、この付近で死体遺棄事件が発生しているという。やはりここには不気味で怪異な磁力が存在するのであろうか。
「オソロシドコロ」長崎県対馬市
対馬固有の「天道信仰」の聖地であり、古来より禁足地とされています。
オソロシドコロ=恐ろし所との名のとおり、聖地・龍良山にある、立ち入ること禁じられた原生林で、その龍良山の中でも、神様が祀られているとされる場所は立ち入りが禁止される禁足地帯となっています。
天道法師を祀った石塔が『表八丁角』、その母親を祀るのが『裏八丁角』といわれています。
天道法師のお墓がある「八丁郭」には決してお尻を向けてはならず、参拝をした時には後ろ向きに歩いて帰るという決まりもあるのです。
オソロシドコロに入る前には、塩で身を清め、山中では物を落としても拾わない、大声を出さない、転んではいけないという決まり事があるそうです。
誤って森に入り、『表八丁角』『裏八丁角』の石塔を見てしまったら、履いていた草履を頭にのせ『いんのこ(犬の子)』と唱えながら後ずさりして戻らなければ、命を落とすとされています」。また、鳥居をくぐる時には自分の履物を頭にのせて、「いんのこ、いんのこ」と唱えながら通らないといけないとも言われています。
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