守護死神シリーズ – 『死神の守護』第1話(全8話)なんか笑える幽霊の話が急展開→怖い話に!

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守護死神シリーズ - 『死神の守護』第1話(全8話)なんか笑える幽霊の話が急展開→怖い話に! 怖い話
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守護死神シリーズ
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死神の守護 – 守護死神シリーズ 第1話

 

死神の守護

 

友人が霊感があるという人と会わせてくれた。
その人が開口一番にこういった。
「君の守護霊すごいね」
話を聞くと、青いローブを見にまとった骸骨で、
大きな鎌を持っているそうで…

…どう考えても死神じゃないかそれ?

その二人と映画を見て時間を潰してから、
廃墟へ肝試しにいく算段だった。
その廃墟でその人が突然笑いだした。

話を聞くと、悪霊が突然俺達の方に向かってきたらしい。
悪霊:死ねぇぇ!!
守護霊:お前がな!!
という漫画みたいな展開が起きていたそうで。
悪霊の外見はきも過ぎて教えないとのことだったが、
俺の守護霊に真っ二つにされたらしい。

そのあとどっかから持ち出してきた棺桶に
その悪霊を詰め込んで片付けていたそうな。

…やっぱ死神じゃね?

後日談 – 死神無双

 

あの時の友人とその知人、
それからその知人の知り合いの女の子で遊ぶことになった。
(面倒なんで以下A、B、Cで)
昼間っからいきなりカラオケいかね?とか呼び出しがかかり、
どうせ暇だしといったらそのカラオケが超ボロイ。
なんかでるんじゃねwwっていったら
「いるよ」とB。
え?となる俺とA。Cはさっきからうつむいてる。
「まあ結界はっとくからおk」
とかいって部屋の四隅と出入口にお札を張り付けた。
「おいおい、いいいのかよ」とAがいうも、Bは
「帰るときはがす」という。
そのまま始めたが、突然ビシッとラップ音。
「おいB、大丈夫なんだろうな」
「大丈夫だって、そうだ、俺ラップ歌お」
そう楽観視するB。gkbrする俺とA、いまいちテンションが上がらないC。
そしてマジにラップを歌い出すB、ぬーべーとか歌うA。
俺はなぜかBに強要されてCとデュエット歌わされた。
そしてなり続けるラップ音。
…これやばくね?

さらに時間がたつにつれ、両隣の部屋から壁を叩く音がする。
…もしかしてうるさいと思われてる?

となんやかんやで5時間歌い、会計をするときに、店番のおばちゃんが、
「あんた達ちょっと騒ぎ過ぎじゃない?
今日は他にお客いなかったからいいけど。」といいやがった。
「ああ、すみません」とこともなげに返すB。

その後近くのファミレスでBに話を聞いたところ、こいつのとんでもない計画が明らかになった。

実はCの家計が憑き物筋で、とても凶悪な奴が張り付いてた。
Bはなんとかしようと思ったものの、払うなんて無理。
とりあえず洒落怖スレとかで除霊が成功した話を探すと、強力な守護霊を持ってる人と悪霊に取り憑かれている人を一緒に置いて除霊するという話があり、それで俺を利用したとのこと。
あの結界は悪霊を閉じ込めておくためのもので、金網デスマッチならぬ結界デスマッチをやらかしてた。
もちろん俺の守護霊が負けてたら俺が取り憑かれていたとのこと。
…おいおい
さて結果はというと、俺の守護霊の勝ち。
Bいわく、
「死神無双っていうゲームがあったらあんな感じだろうな」
とのこと。
Cに取り憑いてた悪霊は鎧武者の外見で、最初のラップ音は鎌と刀が交わる音だったらしい。
だが次第に俺の守護霊の方が優勢になってきた。
隣の部屋からの音だと思っていたものは守護霊にぶっ飛ばされた悪霊が壁に叩きつけられていた音だったそうだ。
最終的に鎌でその悪霊を真っ二つにした守護霊は、それを棺桶にしまっていたそうで。
…ホントに死神じゃねぇのか?

ちなみにBは万が一失敗したとき、自分だけは助かるよう
胸元に護符を隠し持っていたが、俺の守護霊に真っ二つにされてしまっていた。
…ざまぁっていっていいよね?

 

守護死神シリーズ - 『死神の守護』第1話(全8話)なんか笑える幽霊の話が急展開→怖い話に!

お見舞い

 

前にも来ました死神っぽい守護霊を持ってた人ですん。
簡単に登場人物を紹介すると
A:俺の友人の一般人
B:Aの知人で見える人。俺をだしに使ったひどい人
C:悪霊に憑かれてたけど俺の守護霊に倒してもらった人
守護霊:死神にしか見えない俺の守護霊

本題。

Bが入院した。バイクで接触事故を起こしたらしい。
まあそこでお見舞いにいってみると、なにやらもめてる。
どうやら相手は接触した相手らしい。
俺が部屋に入った瞬間、そいつが俺を睨みつけてきた。
「おめーの友人の所為で愛車がお釈迦になったじゃねーか!
責任とれ!」
…いや、そこにいるBに請求してよ

Bはそいつに心底切れていた。
が、突然ニヤニヤ笑いだした。
気になったのでその人が帰ったあとにBに聞いてみると、そいつが俺に因縁つけてた時に俺の守護霊が、その人の守護霊を剥ぎとってしまったらしい。
おまけに頭に赤い針みたいなものも差し込んでいたんだと。
…がちで死神じゃねぇかこいつ

 

 

不幸の家

 

また来ました死神っぽい守護霊を持ってた人ですん。

この前Cから一緒に遊びませんかと連絡があって、意気揚揚といってみたらBが既にいてテンションだだ下がり。
…だってこいつ俺を利用するからね
Cに呼び出してもらえばまず来るだろうと思ったよとどや顔をするB。
とりあえず話を聞くとCのご近所さんで不幸が相次いでいる家があって、CがBに相談ー>Bがやばそうと判断ー>俺の守護霊に任せりゃよくね?という流れになったとか
…なんでそうなるの?
とにもかくにもその家の玄関まで渋々いったところで、Bが
「じゃあお邪魔しましょう」といって呼び鈴を押そうとしたところで停止、「よし、戻ろう」と踵を返した。
…なにがあったのん?
訳が分らない俺とCをほっぽってCの家にお邪魔しようなんていいだすB。
Cの部屋でなにがあったのか聞くと、さっき呼び鈴を押そうとしたとき、
「その必要はない」
とでもいいたげに俺の守護霊がすっと前に出て扉のあたりを鎌の柄で叩き、その途端嫌な気配がしていた家から何か黒い塊が飛び出してきたそうだ。
それを守護霊は無表情のままつかむと、例によってどこからか出してきた棺桶に詰めていたそうだ。
その後はそんな嫌な気配も止んだので、これ以上気にしない方針を固めたBは引き返したとのこと。
Bは、「あそこにいたのは中々やばそうな気配出してたけど、今はこっちを睨んでいるあんたの守護霊の方が怖い」
とのこと。
…一度くらい懲らしめてやってほしいのだが

 

 

関係

久方だけど死神っぽい守護霊を持ってた人です。

縁があって霊感があるっていうDと知り合いになった。
Bと違う霊能力者ということで、俺の守護霊のことを聞いた。
Dは首をひねって、
「守護霊…なのかなぁ?確かに守っている感じはするけど」
といった。
…え、違うの?
Dによると、俺の後ろにいる奴は確かに俺を守ってはいる。
だけどどうにも守護霊のテンプレとは合わないらしい。
「まず普通守護霊は武器はもってないよ。たまに刀とか持ってるのがいるけど、そんな棺桶とか赤い針みたいな呪術的な道具を持ってる霊なんてまずいない。
後、Bって人も君も気づいていないみたいだけど、そいつみたいに部下を率いている守護霊なんて聞いたこともない」
Dによると黒い和服で性別が分らない人が3~4人、まるで報告するかのように何処からか来て、また何処かへ去ってくそうで。
「憶測だけど多分そいつらは本体の手の届かないところをカバーするために見張りをしているんだと思う。多分そのBって人にも張り付いているはず」
…なにそれ怖い
後、Bみたいなのとは友達付き合いをやめた方がいいともいわれました。
…いや、分かってはいますよ

 

 

死神の手下

 

今回は手下の話です。

Aに夢見が悪いと相談された。
詳しくはわからないが不吉な夢らしい。
「Bに相談してもお前と一緒にいればOKとしかいってくれない」
といって泣きついてきた。
…あの野郎
流石に一緒に寝るとかは勘弁してほしかったので、他をあたるようにいった。

次の日、Aが奇妙な夢を見たと報告してきた。
内容は例の部下が現れて、
(俺は誰にも部下のことは話してないし、DとAは面識がない)
黒い靄のようなものを扇で叩いて追い払っていたというもの。
…つまり、こいつも見張られたってことね

余談だがラノベ大好きなAは、例の部下のことを、
「京極堂のコスプレをしたアクセラレータ」と表現した。
…なにそれこわい

 

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