【死神】日本と世界の『死を司る神』 一覧

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【死神】日本と世界の『師を司る神』 一覧 神・仏
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死神(しにがみ)は、人間を死に誘う、または人間に死ぬ気を起こさせるとされる神のことです。

生命の死を司るとされる神で、冥府においては魂の管理者とされ、世界各地に類似の伝説が存在し、様々な娯楽作品にも古くから死を司る存在として登場する。

ここでは、日本と世界の神話に登場する「死を司る神」を一覧で紹介します。

 

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日本の死神

冥界の王とされる閻魔や、その下にいる牛頭馬頭などの鬼が日本での死神の類とされることがあります。また、仏教においては死にまつわる魔として「死魔」がり、これに憑かれると衝動的に自殺したくなるなどといわれ、「死神」と説明されることがあります。

 

  • イザナミ
    日本神話では、イザナミが人間に死を与えたとされており、イザナミを死神と見なすことがあります。
    イザナミ
  • 閻魔
    地獄の主、冥界の主、冥界の王。死者の生前の罪を裁く神。日本の仏教においては地蔵菩薩の化身とみなされている。
  • 十三仏(じゅうさんぶつ)
    冥界の審理に関わる13の仏。
    [詳細] 十三仏の順番、真言、ご利益(御功徳)、冥王 一覧

世界の死の女神

 

  • ミクトランシワトル(Mictlantecihuatl)
    【アステカ神話】
    最下層の冥府ミクトランの女王にして、ミクトランテクートリの妻。死者の骨を使って当直するとされる。「死者祭宴の議長」、「死の夫人」などの異名を持つ。
  • ペルセポネー
    【ギリシャ神話】
    春の女神にして冥界の女王。
  • エレシュキガル
    【シュメール神話】
    地下にあると考えられていた冥界の女王
  • ヘル
    【北欧神話】
    冥界の支配者である女神。
  • スカアハ
    【ケルト神話】
    「影の国」の女王。

世界の死神

 

ギリシャ神話

  • ハーデス
    死を司る神で、冥府の支配者。
  • タナトス
    死そのものを神格化した神。「亡者の王」と呼ばれることもある。
  • タルタロス
    奈落の神であり、奈落そのものとされる。奈落は冥界のさらに下方に有り、天と地の間の距離と同じだけ、大地からさらに低いところにあるとされる。
  • エレボス
    地下の暗黒の神。原初の幽冥を神格化したもで、名前は「地下世界」を意味する。

 

エジプト神話

  • オシリス
    冥界の神聖な裁判官や王。
  • アヌビス
    エジプト神話に登場する冥界の神で、リコポリス(エジプトの都市)の守護神。ミイラづくりの神でもあり、「ミイラを布で包む者」(imiut)などの異名を持つ。
  • ウプウアウト
    後期エジプト神話における軍神。死者の魂を冥界へと導くための道を切り開く者とされる。
  • セケル
    ハヤブサの神。冥界の神であり、芸術の神。

北欧神話

  • オーディン
    北欧神話の主神にして戦争と死の神。詩文の神でもある。魔術に長け、知識に対し非常に貪欲で、自らの目や命を代償に差し出すこともあった。

ケルト神話

  • ケルヌンノス
    ケルト神話の狩猟の神にして冥府神。獣王・動物王であったとされるほか、多産と豊作の神と考えられている。

ローマ神話

  • オルクス
    ローマ神話に登場する死の神。本来はエトルリアの神で、墳墓の壁画では髭を生やした恐ろしげな巨人の姿で描かれる。
  • プルートー
    冥界を司る神。ギリシア神話のハーデースがローマ神話に取り入れられたもの

その他

  • アズラーイール
    ユダヤ教、キリスト教およびイスラム教において死をつかさどる天使で、片手には全ての生者の名を記した書物を持ち、人が死ねばそこから名前が消える。
  • イシュタム
    【マヤ神話】
    自殺を司る女神。死者を楽園に導く役割を担っていた。
  • アンクウ
    フランスのブルターニュ地方に伝わる死神。つば広帽子に黒い外套の姿で、外側に刃がある大鎌を持つ。
  • ネルガル
    【メソポタミア神話】
    戦争や死、疫病、冥界の神。別名ニルガル、エラ、メスラムタエア。
  • チェルノボグ
    【スラヴ神話】
    死神であり、その名は「黒い神」を意味する。その名から、夜や闇、破壊と死、冥府の神・悪神として捉えられる。
  • ミクトランテクートリ
    【アステカ神話】
    最下層の冥府ミクトランの王で死の神。
  • モート
    【ウガリット神話】
    死と乾季の神。その名はセム語で「死」を意味する。
  • ゲーデ
    ハイチのヴードゥー教における死神。
    古ぼけて擦り切れ、破れた黒い山高帽と燕尾服を着た男の姿をしており、死者がギネー(ギニア=神々の住処)に向かう途中にある「永遠の交差点」に立っているという。
  • 北斗星君(ほくとせいくん)
    中国において、北斗七星が道教思想によって神格化されたもで、「死」を司る。死んだ人間の生前の行いを調べて、地獄での行き先を決定する。日本でいう所の閻魔のような役目を持つ。

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