『舟魂』『白い制服』戦争にまつわる不思議な話・怖い話【1】短編 – 全5話

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『舟魂』『白い制服』戦争にまつわる不思議な話・怪談話【1】短編 - 全5話 不思議な話
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戦争にまつわる不思議な話・怖い話【1】

 

白い制服

日露戦争で当時、ロシア軍の機関銃手の体験。
二百三高地のトーチカで突撃を繰り返す日本軍に対し
機銃掃射をしていたが、黒い服の兵隊は撃つと倒れたが
白い服の兵隊はいくら撃っても倒れなかったとのこと。
当時、日本軍の軍服は黒い服で白い制服は無い。

 

一喝

前線を偵察していた日本軍の斥候5名が、
その帰り道に英軍兵士3名とバッタリ鉢合わせしてしまったそうな。
しかも相手は全員ステンMkⅡやブレン軽機を構え
引鉄に指を掛けた状態だったのに対し、
こちら日本軍の方は持っていたのは全員小銃のみ・・・
しかも肩に担いでいた為すぐには応戦できる状態ではなかったとか。
そんな状態にで暫く睨み合った後、日本側の隊長が
「ゴルァ!!」っと一喝した途端!有利な状態だったにもかかわらず
英軍兵は全員持っていた武器を捨て手を上げて降伏したんだとか。

怪物

未知動物学者ジャン・ジャック・バルロワの著作に曰く、
「泰緬鉄道建設中、俘虜を洞窟に寝泊まりさせていたところ、
一人・二人と人数が減ってゆく。
未知の出口から脱走していると見た日本軍が
洞窟を探索したところ「竜のような怪物」に遭遇、
これを仕留めたという。」

 

舟魂(ふなだま)

船には「舟魂(ふなだま)」という物が憑いていると信じられている。
その為、旧海軍では木をくりぬいて作った舟型の中に、
ふなだまをかたどった紙の人形と、
五穣をはじ め供物を詰めて密封し、船室に祀っていた。
このふなだまは、船が沈没する前日に船から離れていくと言われている。
トラック諸島で日本海軍が壊滅的打撃を受けた後、
「そういえば、ゆうべ白い着物を着た女が船から出て行くのを見た」
と証言する乗組員が、あちこちの船で続出した。
ちなみに、この慣わしは今も続いていて、
自衛隊の護衛艦にも神棚があり、なかにふなだまが
祀られている。見学などの際には、最新式の護衛艦の中に
神棚があるアンバランスな光景を見れるとか

瀬戸内海で爆発事故を起こした戦艦「陸奥」でも、
沈没の数日前から着物を着た女が
艦内で目撃されていたと言う話を聞いたことがある

太平洋戦争中、日本海軍の海防艦2隻が台湾海峡付近を航行していた。
ある晩、片方の海防艦の乗組員が
僚艦の甲板の上を松明を持った巫女さんが走り回っているのを目撃した。
しばらくすると、その巫女さんは海の中に飛び込むようにして姿を消した。
目撃した乗組員は「何かの見間違いだろう」ということで
僚艦へは連絡をしなかった。

夜が明けると、昨晩巫女さんが走り回っていた
海防艦の姿が見えなくなっていた。
無線で呼びかけても応答がなく、夜のうちに
何らかの原因で沈没したのだろうと言うことになった。

これも船魂なのだろうか

 

撃沈音

昭和20年の4月某日。
野良仕事の最中に何とも
すさまじい爆発音というか地響きというか空気の
振動というかそんな感じのものが聞こえたそうな。
周りを見渡しても煙とか火炎とかは
見えなかったので不思議なこともあるものだくらいに思っていつの間にか忘れてしまったそうな。

終戦後、件の物音の正体がわかった。
戦艦大和の撃沈時の爆発音だったそうな。

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