『ガキと母親』|【狂気】人間の本当にあった怖い話

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『ガキと母親』|【狂気】人間の本当にあった怖い話 人間の怖い話
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ガキと母親

 

4時すぎ頃コンビニの帰りに歩道橋の下を通りかかったとき
すぐ真横に水風船が落ちてきた。
上を見ると小学生らしき集団が逃げてゆく。
とっさに追いかけて茶髪のリーダーらしきガキを捕まえ
「なぜこんな事をするのか」
「車が事故ったらどうするのか」
と問いつめたが
「かんけーねーだろ」
「うるせーよ」
と全く話が通じない。
二度としないように言い含めて家に帰った。
家に帰り買ってきた雑誌を読んでいるとビシッと窓から音がした。
外に出ても誰もいない。
部屋に戻りしばらくするとまたビシッ。
今度はアパートのドアから聞こえたのでいってみると
ドアの前に投げつけられたらしい石が落ちていた。
今度は部屋に戻ったあとこっそり窓から出て表にまわり隠れていると
さっきの小学生がやってきて石を投げてきた。
信じられねぇ後つけてきたのか。
とりおさえてしめあげると仲間は一目散に逃げ去った。
いたずらにしてはたちが悪いので説教していると
いきなりポケットからカッターを持ち出して振り回し始めた。
腕押さえてナイフを取り上げたところで
さっき逃げた奴らがコイツの母親を連れてきた。
ずいぶんけばい母親も負けず劣らずバカで
俺がうちのまーくん(仮称)に暴力をふるってるだの
かつ上げしてるだのあることないことわめきまくり
全くこちらの話を聞こうとしない所は親子そっくり。
野次馬まで集まってくるしガキはにやにやしてるし
ばばあは訴えるとまでいってるし
近所のおじいさんが一部始終を見ていたと
証言してくれたが(ビバ近所づきあい)ばばあに
「あんたもグルね」
と一括されてしどろもどろ。
なんでもその小学生もばばあもこの辺では
有名らしい鼻つまみ者らしく
うざくて関わり合いになるのをさけているので
よけいつけあがっているそうだ。
そんな混乱の中調子づいたガキが墓穴を掘った。
俺にカッターを突きつけられ脅されたと衆人環視の中で証言したのだ。
所詮人生経験の足りない小学生、カッターに自分の名前が書いてあるのを忘れたか。
そこを追求するととたんにしどろもどろ、ばばあに至っては
「それがどうした」
と逆ギレ。
この辺から調子のいい野次馬がヤジまで飛ばし、母子共々逃げ帰った。
最近の小学生は怖いとしみじみ思う。
さっき新聞取りに行ったら
その辺の石とか砂が新聞受けにぎっしりつまっていた。
新聞はずたずただった。
ばばあもがきもすげえよ。
どんなに筋道立てた論理も説得も全部うるさいの一言で撃砕だ。
なんといっても根本から話が通じない。
あそこまで本物のバカなんてネタでしかいないと思ってた。
バイクハンドルのちょうど見えにくい所に折ったカッターの刃が接着剤かなんかでびっしりはりつけてあった。
幸い手は切らなかったがここまですると犯罪だ。
しかしガキにこんな知恵が働くか?
夕方チャイムが鳴ったので玄関へいったすきに反対側の窓に石を投げられてひびがはいった。
隣のお姉ちゃん(浪人)が逃げる小学生を目撃。
ガラスの片づけに今までかかった。
今日はなけなしのコネをはたいて母子の風評を調査した。
するとでるはでるは母子共々埃が山ほど。
ガキは授業中でもすぐカッターをひらめかす
徒党を組んで弱いモノいじめ、万引きなど。
母親は他人に厳しく身内に甘く詭弁と論理を振りかざし
うそと誠をすり替えて相手がウザがると勝ったと勘違いして助長する。
相当な嫌われ者との評判だ。
出るとこでてもまず勝てそうだ。
後は確固とした証拠だな。
デジカメ持ってるから明日張り込もうかな。
朝7時頃にとなりの姉ちゃんから
茶髪の小学生が車庫にはいるのを見たという情報を得て
カメラ片手にいってみると、確かにこないだのガキが
片手に釘持って俺の愛車に仕事中。
2,3枚撮ってからとっつかまえ
悶着のあげく家まで直談判にいった。
これが最後とばかりに説得してみたが
全く話がかみ合わなかったので警察を呼ぶことにした。
警察に通報中何気なく振り返ると
なんとばばあ、俺のデジカメを手にとって必死に画像を消そうと操作中。
なにやってんすかっ!?
と怒鳴って奪い返すと興味があったから触ってただけですっ!!と逆ギレ。
ついにイカレたか警察に事情をはなしてるときも
隣で叫ぶは殴るはガキがそれに同調するは
本気で怖くなってきたので警官が来てくれたときは俺が泣きそうでした。
結局示談ですますことになりこれで決着だと思うんですが
あの真顔で叫ぶばばあの顔を思い出すと今でもぞっとします。

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