『押入れに人』|【狂気】人間の本当にあった怖い話

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『押入れに人』|【狂気】人間の本当にあった怖い話 人間の怖い話
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押入れに人

 

夜中0:00頃。
TV見てたんですね。
そしたら突然ですよ。
突然。
隣の部屋(寝室)の押入れが
「ガラガラ~ッ!!」
って勢いよく開いて誰かが玄関に向かって猛ダッシュ。
靴やサンダルを蹴り散らして出て行った。
「俺やばいんじゃないか」って程の異常な心拍数。
扉の隙間から玄関に目線を移すだけの作業にも緊張が走る。
散乱した履物が引っ掛かって玄関が少し開いている。
硬直した体をゆっくり起こして立ち上がる。
そして一歩。
また一歩。
ゆっくりと玄関に近づく。
玄関から外を見渡すも人の気配はしない。
やがて緊張がとけると何故か一気にハイテンションになるのは何故でしょう?
「やべぇ…空き巣…か?気付けよ、俺。」
などと独り言を言いながら一服。
取りあえず貴重品の確認をする。
部屋の中に荒らされた気配はない。
(だから気付かなかった)
現金、カードは持ち歩いてる。
パソコンも大丈夫だ。
ふと、奴が入ってた押入れに手掛かりはないかと、目を移す。
そしたらとんでもないモノを見つけました。
奴を捕まえる重要な手掛かりです。
それは…
もう一人いました。(w
しかも外人。
「…うゎぁ…」
って感じ。
髭面ギョロ目を挙動不審に震わせながらこっちを見ている。
無意識に2、3歩下がって距離を測る俺。
そして手振りでジェスチャー。
「どうぞこちらへ」
と笑顔で玄関に誘導する俺。
アホらしい。
もう自分が何をやってるかさえ解らなかった。
けど伝わったらしい。
外人は
「ニカッ!」
と白い歯を覗かせると、すっくと立ち上がる。
(で、でかい…)
そして慌てずに玄関まで行くと、さっきの奴とは違い、優雅に歩いて消え去った。
後日警察に来て頂いて話を聞くと、同一犯の犯行が近辺で多発しているそうです。

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