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『ドアを蹴ってくる包丁男』|【狂気】人間の本当にあった怖い話

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『ドアを蹴ってくる包丁男』|【狂気】人間の本当にあった怖い話 人間の怖い話
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ドアを蹴ってくる包丁男

 

私が住むマンションは、1Kという事もあって単身者(特にお年寄り・障害者)の方が多く住んでいます。

ある日の深夜2時頃、ベッドに寝そべって本を読んでいました。
すると
「ドン!ドン!ドン!ガンガン!!」
と、もの凄い音と衝撃が玄関から聞こえました。

明らかにドアを蹴られてるような音。
一瞬苦情かと思ったけど、本を読み始めて2時間。TVも音楽もつけてません。

恐る恐るドアの覗き窓から見ると、50代位の小柄な男が部屋のドアを鬼の形相で蹴っていました。
見覚えは全くない。それに住人とのトラブルも今までありません。
話を聞こうと、チェーン(ステック状の)を掛けたままドアを開けると、その隙間から包丁が乱舞!
ドアノブの引っ張り合いになったけど、私より力は弱くドアは何とか閉まり、慌ててロックしました。
その間、包丁は突っ込んできたけど、こちらの顔は相手は見てません。
私は
「一体何なんですか!?」
と問いかけると、蹴るのを止め考え込むような時間の後、エレベーターで立ち去りました。
何かしらの喧嘩・苦情を言う部屋を間違えたのかと納得し(包丁沙汰は驚いたが)、その日は寝ました。

そして、その二日後の深夜三時半にまたあの包丁男がやって来ました。
寝ていた私は恐怖よりも怒りが強く、ダッシュで玄関まで行くと
「お前何時や思とんねん!人違いですまされんぞ、コラ!!」
と怒鳴り返しました。
すると意味不明な言葉を発し、向こうもいきり立っていきました。

怒り限界の私は、棚を作るのに置いていた角材を片手に殴ってやろうか、我慢して警察に通報するかしばし悩みました。
そして、やはり通報を選んだ私は人相を良くもう一度見ておこうと、覗き窓から相手の顔を見ました。
いつも蹴っている状態なので、ドアから少し離れて俯き加減だったので、この時がちゃんと正面から見た最初でした。

男は、覗き窓に顔をピッタリくっつけてました。
そして、その目は白目だったのです(白内障か?興奮しすぎて白目だったのかは謎)。
イカレテル…携帯を片手に警察に通報し、5~6人位の警察に来て貰いました。
もちろん、男はもういません。

ただ、その時期まだ寒く上着も着ないで包丁もそのまま持って来ていたので、このマンションの住人には間違いありません。
ただ、8階建ての大きなマンションなので出入りも激しく犯人を特定は出来ませんでした。
しかし、犯人も警察が来た物々しい雰囲気を感じたのか、もう二度と来る事はなくなりました。

しかし、一週間前にまたあの音が…
ドアを開けて確認しなかったけど、どうやら階下の住人の部屋に現れたようです。
私は、いつかこの男が本当の殺人をして終わるのではないかと不安に思っています。
心霊の話じゃないけど、人間の話も過去に出ていたので書かせて貰いました。

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