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『兄弟と神社』|神社にまつわる不思議な話・怖い話まとめ

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『兄弟と神社』|神社にまつわる不思議体験 - 怖い話・奇妙な話まとめ 不思議な話
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神社にまつわる不思議な話・洒落にならない怖い話

 

『兄弟と神社』

 

シーソーってあるじゃん。俺の友人を仮にA、そいつの弟をBとしよう。
俺はAとBと一緒にスーパーでおかし買って公園で食ってたんだよ。
そしたらAが200円くらいするおもちゃ付きのお菓子買ってて、なぜかシーソーの上にそのおもちゃを載せて自分は地べたに座って組み立ててたんだ。

ちなみにシーソーはAの方が下に下がってた。
まぁこの時点で大体わかるだろうけどまぁ期待して読み進めてくれ。
Aは絶対に期待を裏切らないから。

いきなりクライマックスだが、それまでなんかのお菓子をしゃぶりながらブランコに乗ってた弟Bが、いきなりブランコを飛び下りておもっくそジャンプしてシーソーの反対側に飛び乗ったのね。
飛び乗ったっていうか全体重のせて蹴った感じ。

反対側が跳ね上がるよね。
置いてあったおもちゃがシーソーごとAの顔面に叩きつけられるよね。
おもちゃは粉々、ご覧の有様だよ。

俺はその時横のなんか動物の形したバインバインッてなる奴にのってなんか食ってたんだけど、いきなりの出来事過ぎて呆然としてたんだよ。
そんではっと我に返って弟Bに「なんでこんなことするんじゃぁっ!!」て詰め寄ったらさ。
弟がやばいのよ。
「あばばばばばば」みたいな感じで発作みたいになってんの。

俺はその後黙って顔を抑えてるAに大丈夫か!?て駆け寄ったんだ。
そしたら

「  ◎~¥ぁ%サマノタタリジャァァァァーーーーーーっ!!!   」(ちなみに~様ってつけるようなものではない)

とか叫んでヒヤァァァァァァァとか言い出すの。
その時小学生だったから俺もうどうしていいかわからなくなってさ。

Aは弟おいて奇声発しながら自分ちの方に走っていくし、弟Bはなんかイカれてるし、Aのチャリはだれが持っていくんだろうとかもう考えがめちゃくちゃになっちゃって、俺もう全部ほっぽりだして家に帰っちゃったわけよ。

次の日下の前歯が一本なくなったAに会って、昨日弟を置いて帰ったことを詫びてなんでいきなり家に帰ったのか聞いたんだ。

ここからがホラーパート。
上は俺が見たことだから俺の実体験だけどここからはAの話してくれたことだから、本当かどうかの責任はとれない。
まぁ嘘つくような奴じゃないから本当だと思うけどね。

Aの家の近くにはいわくつきの神社があって、詳しくっていうかこういういわれがあるって書いたら確実に場所がばれるし、そのあたりでキチガイいますか?て聞いたら100%A兄弟が特定されるから書けない。

神社は賽銭箱もなく常に管理してる人もいない。
周りは用水路で水引いて水でぐるって囲まれてる。
でも囲まれるように山林があって常に暗い。
お参りしてる人もいないのになぜか補修工事とか何十年かに一回やってる。

AとBは事件のあった前日に神社の敷地内でたけのこ掘りつって竹を掘り返しまくったらしい。
ちなみにその頃はもう4,5月でたけのこなんてもうないよっていう状態。

ちなみにABは不良でもないしDQNでもないし、どっちかっていうといじめられっこだし動物にもやさしい。
おつむが弱いだけかと思いきや車関係の修理工場から中学卒業時にスカウトみたいなのが2件あって、高校行きながら働いててほとんど就職してるような状況だった。

俺はそれ聞いて「たけのこ掘って穴ぼこだらけにしたせいで弟B憑りつかれてるじゃねぇか!」て怒ったんだ。
そしたらAも反省したのかその日夜中に神社にお酒お供えに行ったらしい。
ありえねぇだろ?夜中だぜ?それがまた拍車をかけたのかすげぇことになるんだよ。

神社がガチでいわれがやばい(でも知ってる人はかなり少ないと思う。ただ祀ってるのの名前を聞いたらほぼ皆知ってるレベル)ていうのとAB兄弟の段違いのキチガイさが合わさって、この後も大変なことが続くんだ。

Aの現在の破損部:下の前歯

□ □ □

昨晩神社にごめんなさいのお酒を置いてAは安心したのか、夏にAの弟Bと俺を連れて例の神社に遊びに行ったんだ。
俺は最初その神社は気味悪いから神社の手前の道路で用水路に石を投げいれて遊んでた。

Aと弟Bはどっかからゴザ(藁みたいなのでできた分厚い布みたいなやつ)を持ってきて、神社の周りにある林でカラス瓜って呼ばれてる、拳より小さい食べられない実をちぎってゴザに集めてた。

林の木には蔓が巻きついていてその蔓からカラス瓜は生えてた。
食えないし何も価値はないんだけど道路から見てた俺は、実をちぎる2人が羨ましくてしょうがなかった。
小学生だったっていうのもあるけど生ってる実を見つけてちぎるっていうのがすげぇ羨ましかったんだ。

AB兄弟は木の下から瓜を探してたけど俺は離れた道路から見てる分、兄弟よりもまだ色んなところに実の取り残しがあるのが見えた。
そのうちいてもたってもいられなくてついに神社に入って一緒にからす瓜を取るようになった。

俺達3人は実をちぎった。
一心不乱にちぎりにちぎりまくった。

自分たちの手の届かない瓜を親の仇のように見上げて取れないならと、神社の掃除用の竹箒を持ってきて柄の部分を振り回して叩き落としたりした。
あまりにも高いところにある実に石を投げたりもした。
とにかく生っているもの全て根絶やしにしないと気が済まない状態だった。

実をあらかた取りつくした俺らは神社の湧水を飲みながらこれからどうするか考えた。
すると弟Bが「下の道路に行ってカラス瓜をコンクリートに叩きつけて遊ぼう」と言った。
妙案だと思った。

正直この食べられない実を集めてどうするかなんて考えてなかったし、冷静になって考えてみると、どうすんだこれ?てなってた。
そして俺たちは暇だった。遊びに餓えたトイザラスキッズだった。

神社の前にある道路はたまに車が通るから降ってほとんど車の通らない道で遊ぶことにした。

ただゴザにのった実をどうやって運ぶかが問題だった。
神社は山の腹の部分にあって階段でいうと3~40段分くらい降らないと下の道に行けない。
神社の前の道をぐるっと回ってからなら下に降りる大きな道路に合流するんだけどそこまで行くのも面倒くさかった。
だから俺達は神社の前の土手をそのまま降ることにした。

その時Aが

「俺はこのゴザにカラス瓜のせて土手を滑りながら降りるわ」

そういうとゴザに座り端をつかんで巾着みたいにした。

俺と弟Bはメロス並にぶち切れた。

『面白そうすぎる!そんなことお前ひとりやるのはずるい!』

みんなもやったことあるかもしれないけど土手を段ボールとかで滑り降りるあれをAはやるつもりだったんだ。

俺も弟Bもそのくらいの遊びは今までやってきたことあるから、それがどれだけ楽しいのか知っていた。
弟Bなんてもうカラス瓜なんてどうでもいいから全部用水路に流して、Aと二人乗りして滑りたいって羨ましすぎて泣きそうになりながら言った。

というか泣いていた。(Aと俺は小6、弟Bは小2か3だった。弟Bは自分の思い通りにならないことがあるとすぐに癇癪を起こして泣く癖があった)

AもAで兄ちゃんのくせに「お前が瓜を乗せたままこのゴザを制御するのは難しい」とかそんなようなことを言って譲らなかった。

弟Bはもう泣きわめいて地団駄を踏んだり、近くの木に頭をゴンゴンぶつけたりして『ホラッ!兄ちゃん俺はこんなにもそれがやりたいんだ。ここまでやってるんだから代わってくれ』アピールしてた。

俺もいつもなら代わってあげなよっていうんだけど、その時はいきなりAにタックルしてそのままゴザを奪って滑り降りちまえば降ったもの勝ちだ、という葛藤に苛まれていて弟Bどころじゃなかった。
それくらいやりたかった。

弟Bが道端の草を食っては吐き食っては吐きしだした頃、俺は神社に竹箒と塵取りが入った段ボールがあったのを思い出した。
俺は泣き喚いてついにカラス瓜を齧りだした(めっちゃ苦い)弟Bを段ボールがあるからと落ち着かせて口をゆすがせると神社に取りに行った。

一応ちゃんと後で返しますってお参りしてから段ボールを持ってきた。
そして俺と弟Bは段ボールを2つにちぎってAの右側に並んだ。
下を見下ろすと結構高い。
俺らが下ってすぐコンクリートの道路が土手に沿ってありその先はガードレールと川が流れていた。

俺達は一斉に滑り出した。
急斜面だったし結構なスピードが出たのを覚えてる。
俺と弟Bは真っ直ぐ下ったんだけどAだけ明らかにおかしい方向に滑って行った。

左斜めに軌道が逸れていって横目で見ても、あぁ、やばいなって思った。
なぜなら俺たちの正面の道路は2車線くらいの幅があるけど左に行くにつれて狭くなって、最終的に車一台分くらいしか通れなくなるからだ。(車の通りが少ないのはそのせい)

Aもやばいと思ったのか「ウギャアアアアアアアアア」て叫んでた。
俺らみたいなダンボールだったら足でブレーキかけられるんだけど、Aの場合瓜が落ちないようにゴザを巾着状に持ってそのまま滑ったから足も出なかった。
色んなことが重なってやばい状況になってた。

今思うとゴザには縫い目があるし目に沿って滑ればまっすぐ滑るだろうけど、多分Aは変な風にゴザの端をもって目が斜めになるように滑っちゃったんだと思う。
じゃなければ何か悪い物にでも引っ張られない限りあんな風に斜めに滑らないと思う。
というかそう思いたい。

滑りだしてから降りるまで実際は一瞬だったけどAのせいで俺には結構長く感じた。
Aはそのまま道幅の狭い左に流されて…今でも笑っちゃうんだけど、降ってそのままポーンって飛んでガードレールに顔から衝突した。
ゴザを握ってるからかしらないけど顔から行ってた。マンガみたいだった。

幸い川にまで落ちることはなかったんだけどぶつかった拍子に道路と川に瓜が落ちた。
Aは鼻を折って顔面血だらけになってた。

俺と弟BはAに駆け寄ったんだけど、弟Bが腹抱えて笑ってたせいで俺も堪らえきれなくて少し笑ってた。

瓜を道路に投げつけて遊ぼうとしてた俺らが、なぜかAだけ自分が道路に投げ出されて鼻が潰れた。
後から聞いた話だがAがのってたゴザは境内の裏にあった日除けか何かの物を勝手に持ち出していたらしい。
そのあとAをつれて帰りAはすぐ病院に連れて行かれた。

話自体はこれでおしまい。
別に怪奇現象的なこともなかったし良くある子供の悪ふざけで起きた事件なんだけど、一つだけ不思議なことがあった。

Aがガードレールに衝突して瓜が散らばったんだけど、散らばった瓜の中に熟してるものがあったんだ。
結論から言うと俺もAも弟Bも熟した瓜は取った覚えはない。
というか夏に熟した実は多分ないと思う。

からす瓜は熟すと赤くなって腐ったトマトみたいになるから、俺らも触りたくないしその時も俺はなんでこれ熟してるの?て思ったから今でもはっきり覚えてる。

不思議なことがあったとすればそれだけ。
熟してぐじゅぐじゅで真っ赤になった瓜が混ざってた。

Aの負傷箇所:下の前歯、鼻骨折

□ □ □

当時俺は小学6年でその頃大きな紙飛行機を作って飛距離を競うっていうのが流行ってたんだ。

俺らも休み時間に折り紙で紙飛行機作って飛ばしたりして練習してた。
ある日やるなって言われてるのに給食の配給中に紙飛行機作りだした奴がいて、そいつを見て皆折り紙で色々作り出した。

女子はパックンチョっていう表に数字の書いてあるくじみたいな物や鶴を作ってた。
男子はやっこさんとか紙飛行機、手裏剣を作ってた。

当番の人達が準備を進める中、俺は同じクラスのAがいないことに気付いて『トイレでも行ったのかな?』と思ってた。
前にも書いた通りAは歯は折れてるし鼻も折れちゃってたから、もしかしたら保健室で特別なメニュー食わされてるのかもしれないって自然に思ったんだ。

その内に完成した紙飛行機を飛ばしたりしだしてさ。
うちのクラスは先生は給食の準備が終わるころにくるから何人かの男子は座ってなきゃいけないのに紙飛行機や手裏剣を投げては取ってきて席に着きを繰り返してた。

そんな中で投げた紙飛行機が教室の入り口に向かって飛んで行ったんだ。
そしたら運の悪いことに汁物が入ったでかい缶を持った女子2人が、ちょうど入ってくるところで女子の顔の横にコツンって当たったのね。

汁物の缶ってでかいから2人同時に教室の入り口を通ることができない。
だからかたっぽの女子が後ろ歩きする形で教室に入ってくるんだけどさ。
顔は振り向く感じ、そして後ろ歩きで入ってきた女子は視界も悪いし、ちょうど見えないくらいの横方向から紙飛行機がぶつかってきたもんだから、でかい虫かなんかだと勘違いしたんだよ。

女子はめちゃくちゃ驚いて汁物の缶を掴んでいた手を放した。
そうするともうかたっぽを持ってる女子の方に缶が傾いて、驚いたもう片方の女子も手を放しちゃったんだ。当然だよな。

傾いたまま落ちた缶はめちゃくちゃ派手に中身をぶちまけた。
その時「ア”ッ!!」て言う叫び声も聞こえたんだ。

声の主はAだった。
Aは配給中は座ってなきゃいけないにもかかわらず、なぜか廊下に出て窓を開けて外を眺めてた。

俺は飛んでいく飛行機を目で追ってたから、女子にぶつかる直前にAが廊下にいることに気づいて缶からぶちまけられた汁物がAの下半身にかかるのも見えた。

汁物がぶちまけられてクラス中騒然となった。
給食でそういうことが起きると、係りの人が他のクラスに少しずつ分けてくれって言って回らなきゃいけないから面倒でさ。

何よりみんなが食べるものをダメにしちゃったってことで運んでた女子も泣き出してるし、他のクラスの奴らも廊下に顔出して「ウワッ!」「ヤベー!」とか騒いでた。
確かに俺も小中の9年間で全部こぼすっていうのは3回しか聞いたことがなかったし、かなり衝撃的な出来事だったんだ。

Aは倒れこんでて俺から見ても下半身にかなりの量の汁がかかってた。
多分豚汁とかそういう系だったと思う。
すぐに先生が駆け付けてAを保健室に運んで行き、少しして俺は先生に呼ばれて保健室に向かった。
なんで俺が呼ばれたかっていうと紙飛行機を飛ばしたのは俺だったからだ。

保健室ではAがベットに寝ててうんうん唸ってた。
当たり前だけどAは足にやけどを負ってしまっていて、先生が車を出して病院に連れて行くまでとりあえずここに寝かせておくらしかった。

俺は保健室の先生にめちゃくちゃ怒られて、先生のあまりの怒りように『火傷くらいでここまで怒ることないんじゃないか?』て思うくらいだった。
それくらい怒られた。

先生が車を回してくるまでの間俺はAに「大丈夫か?本当にごめんな」て話しかけた。
Aは聞こえてはいたんだろうけど苦しそうに唸るだけで返事はなかった。
後で知ったんだけど火傷って表面の皮膚の30%以上負うと相当やばいんだよな。

Aは短パンで素足に汁物がかかったんだけど見た感じ皮膚の10%以上は火傷してる感じだった。
もしかしたらもっとだったかもしれない。

俺はそんなこと知らなかったから『やっぱり怒ってるのかな?』とか思ってたんだけどAはその時返事したくてもできないくらい苦しかったらしい。

その後すぐ先生が車いすを持ってきて車に乗せられてAは病院に連れて行かれた。
Aは2週間くらい入院が必要になってその間にまず親とお見舞いに行った。
その時Aは寝てたからお見舞いの品物だけあっちの親に渡して謝罪をして帰った。

俺は今度は一人でお見舞いに行ってその時はもうAも落ち着いていて「よぉ!」とか言って俺を迎えてくれた。
俺はまずAに謝ったんだけど当の本人は全く気にしていないようで暇だから毎日遊びに来てくれよぉ!てせがまれた。

Aがいない間に学校であった事とかAの弟のBが病院を車いすで暴走して怒られたとか色んな世間話をしているうちに。ふいに俺は気になってたことを思い出してAに聞いた。

「お前さぁ、なんで給食時間に廊下に出てたの?」

給食時間はどのクラスの人間も当番以外は席についてるから先生に見つかるとすごい怒られる。
俺もAもバカなことはするけど不良でもないし、Aが給食時間にあんな場所に出て外を眺めていたのが俺は不思議でならなかったんだ。

Aはあっけらかんとした感じで俺に言った。

「呼ばれたんだよ」

俺は思わず「は?」て聞き返した。

「いやなんか呼ばれたんだよ。そんで俺誰が呼んでるんだと思って席立ったんだ」

前述した通り紙飛行機を投げたのは俺で、汁物がかかる直前に廊下で出て窓から外を眺めてるAを俺は見たんだ。
俺はその時「そっかぁ」としか返さなかったけど気づいてたんだ。

汁物がぶちまけられる直前窓から外を眺めてたAは左側、例の神社のある山の方を眺めてたんだ。

以上です。
実際に幽霊とかを見たわけではないので派手じゃないし、あまり怖くないと思いますが俺が実際に体験した話でした。

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