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『呪いのエノキ人形』|人間の本当にあった怖い話

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『呪いのエノキ人形』|人間の本当にあった怖い話 人間の怖い話
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マヌケだが、実話です。

数年前の事。元カノが、どっかの男に騙されたとかで相談(つか愚痴)に来た。
居酒屋で飲みつつ「ムカツク!」「コロス!」とか恨みつらみえお吐き出してた。
んでオカ板にハマってた俺は「お百度参りとかしてみたら?」とかなにげなく言ってしまった。

 

「お百度参り??」
「なんかよくあるアレやん。夜中に神社の木にワラ人形カーンカーンゆうてや、蝋燭はちまきして。アレ」
「あー呪いね!」
「そうそう」
「効くん?」
「さぁー効くんちゃう?」
「ほなまずヨシ(俺)で実験しよ」
「なんでやねん!」
「いや、効かんのにやっても損やし。」
「まぁええけど、死なん程度に頼むで」

実際俺もホントに効くのか興味あったし、その反面効くワケないとも思ってたので
酔いもまかせて俺の部屋で実験することになった。
つっても酔っぱらいなんで、ものすごく適当である。

 

まずワラが無いので、冷蔵庫のエノキと輪ゴムで人形制作。
中に俺の髪を入れる。
五寸釘とか蝋燭もないし、夜中の神社は怖いという事で、まな板の上に人形を置き、包丁を刺す事に….しかけたが怖いので、DAKARAのペットボトル(未開封)を乗せておいた。
つかぜんぜんお百度参りじゃないし。
まぁそんなカンジで寝た。

次の朝、突然めちゃくちゃ腹が痛くなって飛び起きた。
「うお!ハラいてーーー!!死ぬーー!!」
「トイレ行ったら?」
「そんなんちゃう!痛い痛い!!」
「もしかして呪い効いてるんちゃうの!?」
「呪いってエノキやぞーー!!?」
ところがエノキ人形を押さえつけてるペットボトルをのけると、次第に痛みは治まった。
「え?マジでこれのせい??」
「もっかい乗せよか」
「いや、もうええ、やめてくれ….」
とりあえずエノキ人形の中の髪の毛を注意深く一本も残さず出し、エノキは捨てるのも怖いので、炒めて朝食として食べた。美味かった。

 

数日たち、まぁ実際のトコ偶然だろなぁ~とか思ってた仕事中、あの痛みがまた来た。
その場で倒れ悶絶するも、1分ほどで治った。
その瞬間携帯が鳴る。あの女だ。
「もしもし」
「どう?お腹痛くなった?」
「はぁ??お前か!?またアレやったんか?もしかして」
「うん、昨日エノキ買ったからついでにやってみた」
「あほーーーー!!」
髪の毛じゃなく、昔撮ったプリの俺のトコだけ切り抜いて入れたらしいが効いた。

というわけでね、エノキは効きますよ。
例の騙した男ってのも一応やってみたらしい。プリで。しかも重しじゃなく、全身に釘刺しまくったと。
でもそっちはもう連絡もつかずドコに居るかもわかんないってことで、効果はわかんない。
全身に釘じゃぁ死んでるかもなぁ。めちゃくちゃ痛いもん。
俺らはその後なんとなくつき合う事になって、二年前結婚した。
アタマあがんねぇ~。尻にひかれてます。

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