『2度帰ってきた』など短編5話|生霊・ドッペルゲンガー体験談【実話】

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『2度帰ってきた』など短編5話|ドッペルゲンガー体験談【実話】 不思議な話
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声と外気

 

おとといの話。
連れ合いより先に帰宅した私は、夕飯の支度をしておりました。
しばらくして、玄関の開く気配と(ただいま~)と連れ合いの声。
それと少し冷たい外気が台所の方へ流れて来ました。
「おかえり~」と声をかける私。
でも、なかなか上がってこないので(なにやってんの?)と覗いてみたら誰もいない。 よくみると鍵もかかったまま。
それから一分程後に、本物が帰って来ました。

こんな程度のことは、度々ある私の住むマンション。
隣はお寺でお墓群は玄関と真向かいです。

 

 

2度帰ってきた母

 

実家に猫がいます。これは当時のバイト先で捕獲され、危うく保健所行きになるところを自分が引き取ってきたマコト(雄・当時生後半年ぐらい)の話。
マコトは人見知りの激しい子で、自分と母と自分の後輩にしか懐いてなかったので、来客があるとすぐ物陰に隠れるような子でした。当時の私は早朝~昼の仕事しかしておらず、遊び盛りのマコトの遊び相手はもっぱら私の役目でした。
(母は昼に一度帰ってきて、夜また仕事に行きます)
その日も私は居間でマコトと遊んでいました。ちらっと時計を見ると、じきに母の帰ってくる時間。
と、玄関から「ただいまー」という母の声が。猫の出入りのために少しだけ開けてある戸の間をすり抜けてマコトが出迎えに行きます。いつもなら、足元にマコトをまとわりつかせながら、母が居間に来るはずなんですが、入ってこない。
おかしいなー、と思って戸を開けると、マコトが涙目で足にすがりついてきました。
・・・・母の姿はありません。
え?!
びっくりしてマコトを抱き上げた私は、居間の真ん中で(((゚Д゚;)))ガクガクブルブル状態。
十五分ほどして、今度は本当に母が帰ってきました。

 

 

2度帰ってきた父 – 1

 

あたしの部屋は、階段を上がってすぐの左の部屋の隣にあります。廊下がないので部屋と部屋がつながってる感じです。普段は部屋と部屋の間のドア(引き戸)は開けてるんだけど、その日は暑くてクーラーを着けてたんで半分だけ引き戸を閉めておりました。

22時半、父親が帰ってきて階段を上がってきました。父親の部屋は階段を上がって右側。帰ってくると、顔だけこっちに出して「ただいまぁ~」って言います。
その日も、「ただいまぁ~」って。半分閉めてたから、声だけ。「おかえりぃ~」って言って、パソコンやってた。

少しして、トイレに行く為下に降りました。
リビングに父がいなかったから、トイレか・・・と思って、リビングで時間を潰してた。

でも、いつまでたっても出てこない。母親に「トイレ長くない?」って言ったら「誰が?」って。
「いや、お父さん」「まだ帰ってきてないよ」「え?」

死んだ・・・・お父さん、死んだ。最後に、あたしに会いに来てくれたんだ、、、

そう思った、30分後 父が帰ってきました。えぇ、何事のなかったかのよう
に。

あー恐かった あー良かった

 

 

2度帰ってきた父 – 2

 

玄関の開く音がして、父が「ただいま」と帰ってきた。
廊下にいた猫を名前を呼びながら少し撫でている気配がしたので、そろそろリビングにくるかなと思っていたが物音一つしない。
「あれっ?」と思い、リビングのドアを開けるが、猫がビックリしたような顔でいただけ。
「今帰ってきてたよね?」と妹に確認すると、妹も確かに父の声を聞いていた。ちゃんと同じ内容。
姉にも確認をするが、姉には全く聞こえていなかったらしい。妹と私がいきなり声を揃えて「おかえりー」と言ったのが不思議だったらしい。
30分後くらいに本物の父が帰ってきたが、あれはなんだったんだろう

 

 

2度帰ってきた友人

 

昔同居してた友人が2度帰ってきた事がある
「ただいま~」「あれ?さっき一度帰ってきたじゃん」
「え~?今まで友達と一緒に喫茶店に居たよ?」

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