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心霊ちょっといい話『布団をかけてくれた人』など短編全5話

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心霊ちょっといい話『布団をかけてくれた人』など短編全5話 不思議な話
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起こしてくれた子

 

ちょっと前に白蛇の話をした者なんだが、また霊に助けられるような体験をしたのでちょっと語らせてほしい。

先々月から、仕事の関係で広島のある田舎の住宅街に一人暮らしをすることになった。
で、件の白蛇の話の後、霊感が強くなった俺は広島にはいい思いがなく(背景を考えれば当然だけど)
原爆ドーム付近でリアルバイオハザード体験してる俺としてはあまり気が進まなかった。
まぁ生活の為だから仕方なく移り住んだんだけど。
で、御多分に漏れず、転居先にもそれは居た。おかっぱ頭の女の子。
よりによって初日にイキナリ風呂場に出た。夜中には笑い声上げるし。
気味悪かったけど割りと慣れてるうえに、危害も加えてこないし無視することにした。

で、先週風呂に入っていると、うとうとしてつい寝てしまった。
仕事が12時間労働なんで疲れが溜まってたので、迂闊だった。
実家でも風呂場で寝ることはしょっちゅうだった。
で、しばらくすると俺の体を揺さぶる気配。
目を開けるとあの女の子が目の前に。笑顔浮かべて。
でも、よくオカルト系の話で見るような邪悪な笑みではなく、安堵の笑みだった。
すぐにふっと消えて、気配を感じなくなると、とてつもなく体が冷えていることに気づいた。
次の日に気づいたことだが、そこのマンションはガスの使い過ぎ防止のストッパーがついていて、湯を出しっぱなしにしながら寝てしまった間にストッパーが働き、湯は止まって冷水に変わっていたのだった。
もしあの女の子が起こしてくれず、そのまま朝を迎えてしまったら?
考えるまでも無い。俺は二度と目を覚ますことは無かった。
大風邪引いたけどこの程度で済んだのなら御の字だ。、
何で助けてくれたのかわからんが、サンクス。

教訓 疲れてるときはすぐ寝ろ

 

 

別れの予感

 

もう20年も前の話です。
小学生の頃、一番仲の良かった友達が事故で亡くなりました。
お互いに帰る方向が同じで何時も一緒に帰っていました。
亡くなる前日、普段と同じように帰っていたけど、何時もはある地点で別れるのでえすが、その日だけ友達は遠回りになるのに私の家近くまで一緒に帰ってきました。

別れ際、「バイバイ。また明日な」と言う私に何故か彼女は笑って手を振っていただけで角を曲がる瞬間、振り向いた先に友達はまだ帰ろうとせず私を見送って居てくれました。
そして、翌朝、友達の近所の人から親に連絡があり亡くなったと言う事を知らされました。
今にして思うと、何故あの日だけ友達が遠回りをしてまで私と一緒に帰ってきたのか、普段なら「また明日」と言うのに言わなかったこと、最後まで私を見ていたこと。
友達は別れの予感があったのでしょうか。私も未だにあの日の友達の顔が鮮明に思い出されます。
写真すらもう残っていなく、その後、その友達の家族も引越し消息は不明です。

私自身も進学や就職で地元を離れ、親も仕事の都合で他県に住んでいます。
時折、親と「生きていたらもう結婚もして子供も居るやろうな」と話に出るのですが、不思議とその話をした夜は彼女と別れた日のことを夢に見てしまいます。
49日が済んだ後、彼女のお父さんが家に来て
「○○ちゃん(私)は、××(友達)のことをたまにでもええから、思い出してやってな。10年も生きてなかった子やから」
そう言われ今に至るのですが、それも一つの供養なのかと思います。

 

 

娘に除霊される

 

今朝の話です。
朝6時ごろ隣で寝ていた娘(2歳10ヶ月)がいきなりむくっと起き上がって
「だめ!だめ!」と大声で言いました。
「どうしたの?」と私が問いかけるとやおら私の背中をぽんぽんと2回叩き、
「もうだいじょうぶだよ、よかったね」とかわいらしい声で私に言い、にこっと微笑むのです。
私が釣られて「ありがとう。たすかったよ」と答えると満足そうに微笑み、またすやすや眠ってしまいました。

只単に寝ぼけていたのでしょうか。その一件で疲れたためか娘はいつもより1時間も遅く起きてきました。

なんだかよくわからなかったけど私は嬉しかったです。そしてなんだか少しからだが軽くなった気がしてます。

 

 

布団をかけてくれた人

 

置屋→造船所の寮→大学の寮→専門学校の委託寮という歴史(?)を持つ、古い建物に済んでいた頃の話。
ある夏の夜一人で寝ていたら、床の間から部屋の入り口に向かって枕元を女の人が歩いていった。
古い建物だから、そんなこともあるだろうなあと思った。
次の日の夜、掛け布団を被らずに寝ていたら、冷えたようでぼんやりと目が覚めた。
自分で体を起こして足元の布団を取るのも面倒で、誰か布団掛けてくれないかなあと思っていると、再び枕元に女の人が。ふわっと布団を掛けてくれた。
心の中で「ありがとう」と呟くと、そのまま消えてしまった。
次の日目が覚めて夢かと思ったけど、ちゃんと布団被っていた。
30代前後の、昔置屋さんで女郎として働いていたみたいです。

 

 

ばあちゃに見守られている

 

いつだったか、俺が寝ていると、まどろみの中で、亡くなったばあちゃんが言っていた。
「いつも、お前の幸せは届いているからね」
光り輝くような草原で、石に腰掛けていた、ばあちゃん。
空は透き通るように青くて、遠くに、ものすごく大きな山脈が続いてた。

ちょっと、ふっくらした顔立ちで、優しい笑顔だったばあちゃん。
いつも、俺の事を可愛がってくれて、だけど、俺からは何にも恩返しもできなかったばあちゃん。
俺は、あの頃はガキだったけど、今はとりあえず会社に行って、給料もらって、月に一度くらいは親父とお袋に飯をおごれるようになりました。
まどろみの中で見た、すごく綺麗な風景の中で、ばあちゃんは幸せそうに微笑んでいてくれた。
ばあちゃん、やっぱり、ばあちゃんは天国にいるんだね。

いつも、忘れてはいけない感謝の心。
でも、若造の俺は、どうしても、人を妬んだり憎んだりしてしまう。
今はしょうもない人間だけど、いつか、一人前の人間になって、ちゃんと天寿を全うして、天国で待っていてくれる愛する者達に胸を張って会いに行きたい。

って、書き込んでいると、すごく心が温かくなる。
俺たちは、きっと、沢山の人たちに守られているんだろうな。

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